ロードバイクは、きちんとスタンドに収納していますか?
せっかく買ったロードバイクが、転倒して傷が出来てしまったらショックですよね。
また、ロードバイクは盗難のリスクが高く、室内保管が最適といわれています。
室内に保管したいけどスペースがないという方に、室内でも置ける転倒防止におすすめなスタンドをご紹介していきます。
ロードバイクはなるべく転倒させない!
ロードバイクはフレームがアルミ製でも、フロントフォークにカーボンを使っていることがよくあるので、取り扱いに気を付けないといけません。
エントリークラスのアルミロードでも、カーボンフォークがよく使われています。
カーボン素材は横からの衝撃に弱いので、立てかけておいたロードバイクが倒れてしまって、もし突起物にぶつかれば大きなダメージを受けます。
このように破損して、フレームやフォークの交換をしないといけなくなっては大変です。
フレームやフォークが、走行しているときに破断したら、とても危ないので傷が入った状態のカーボンロードバイクは使用しないようにした方が良いでしょう。
また、ロードバイクの盗難は、とても気になりますよね。
今のロードバイク業界では、盗難が一番問題になっていると思います。
実際、被害に合った人もいます。
そのため、ロードバイクを室内や屋内駐車場に保管する人はたくさんいます。
しかし、ロードバイクはスタンドを標準装備していないので、転倒防止のことを考えると、壁に立てかけるのは少し気が引けます。
そこで室内保管が簡単にできて、さらにスタイリッシュに見せることが可能なスタンドをおすすめします。
ロードバイクの転倒防止に!おすすめスタンド①
ロードバイクのおすすめスタンドをご紹介していきます。
・IBERA ディスプレースタンドIB-ST2
屋内で簡単にロードバイクを立てることができるし、値段も安いです。
フレームを傷つけないように保護したステーが使われているため、慣れれば楽にロードバイクをセットできます。
リアタイヤがなくても使用可能なため、転倒防止だけでなくメンテナンスにも使えます。
ただし、ステーの幅を変更できないため、使えない種類もあるので注意が必要です。
ネットのレビューなどを見たら、フィッティングについてもわかるでしょう。
20~27インチに対応しています。
・MINOURA ディスプレイスタンドDS-30BLT
折りたたみ式で軽いです。
BMXや折りたたみ自転車でも使用できるよう高さ調整が2段階でできます。
・upstand Commuter 26インチ700C用携帯用カーボンサイドスタンド
持ち運ぶのにとても便利です。
後輪のクイックシャフトにアタッチメントを着けて、それに差し込んで使います。
走っている間は、取り外して半分にして運べます。
アメリカ発のスタンドですが、日本でも少しづつ使用者が増えています。
重さは40gという超軽量です。
長さの種類がいくつかあり、ミニベロ用も売られています。
ロードバイクの転倒防止に!おすすめスタンド②
・TOPEAK フラッシュスタンド スリム
クランクに差し込んで使うスタンドです。
無理なくロードバイクを立たせることができるので、クランクタイプは人気があり、特にトピークは人気があります。
また、転倒防止の安定性があり、持ち運びに便利、というメリットもあります。
サイドスタンドがどうしても嫌なら、このクランクを使用するのをおすすめします。
・MINOURA PHS-1 Bike Rest
シートチューブのボトルゲージにアタッチメントを付けるスタンドです。
車体の中心で支えるので、安定性も良く、リアキャリアに荷物を載せても大丈夫です。
走っている間は、フレームに巻きつけて固定できます。
・MINOURA ディスプレイスタンド
シートステーとチェーンステーに引っ掛けるだけでとても安定するスタンドです。
気楽にセットができ、メンテナンスにも適しているため、室内やガレージなどでおすすめです。
重さも1kgくらいで、軽いです。
室内保管のスタンドは縦置きタイプがおすすめ!
自転車スタンドには何種類かあるのですが、代表的なのが横置きです。
・MINOURA ディスプレイスタンド グラビティスタンド2
壁もたれ式上下二段型です。
横置きのスペースがある住居には二台重ねることができるのでとても良いです。
自転車を何台か持っていたら、二台重ねてディスプレイできるので、自転車屋のような雰囲気のでる保管方法でもあります。
しかし、横置きするスペースがない住居だと縦置きタイプの自転車スタンドのほうが場所を取らないので良いです。
保管スペースが小さい住居には、縦置きタイプのロードバイクのスタンドを購入することをおすすめします。
・サイクルロッカー
クランク部分で自転車を支えるので、とてもシンプルな作りです。
そのため、これでロードバイクの転倒防止が可能なのか不安になる方もいると思いますが、しっかりと自転車を固定することができます。
縦置きタイプは、省スペースにできるのがメリットです。
横置きタイプより高さがあるので、少し圧迫感があるのですが、部屋の隅に置けば大丈夫でしょう。
また、玄関などに置けるのも、縦置きのメリットです。
外出先でのロードバイク転倒防止対策は!?
室内保管をするときは、スタンドを使用して保管することが転倒防止になるので良いのですが、外出先では必ずしも室内保管ができるとは限りません。
そのため、外出先でのロードバイクの転倒防止策をご紹介します。
駐輪場で転倒防止をするのにベストなのは、駐輪場の柵の真横に止めることです。
道具がいらないし、お金も手間もかかりません。
この方法は、駐輪所が混雑する前に利用する人には、駐輪場の柵の真横が空いているのでやりやすいでしょう。
さらに転倒防止をしたければ、柵のポールと自転車をカギでとめると良いです。
自転車の中心のサドル辺りにカギを巻き付けるのがポイントです。
他には、柵や門にロープをかけて輪を作って、ハンドルをその輪の中に通して固定する方法があります。
ロープがあれば良いので、お金がほとんどかかりません。
家の塀や門の外には街灯があるので、駐輪禁止区域でなければ便利です。
雨風にさらされるような駐輪場では、他の自転車の巻き添えになることもありますが、この方法なら単独で止めることができます。
また、この方法は大人の自転車でも子どもの自転車でも使える方法で、盗難を防ぐこともできます。
ロードバイクを室外保管するのは危険!?
ロードバイクを駐輪場に置くと、盗難にあってしまうことがあります。
人の目につく所に高価なクロスバイクやロードバイクを置いておくと泥棒の目に入ってしまうからです。
泥棒は、ネット売買で盗んだ自転車を売ることがあります。
クロスバイクやロードバイクの部品には価値があるからです。
また、クランクとかディレイラーなどをバラバラにして売ることもできます。
目立つボディーの場合は、売ったらばれてしまうことがあるため、色を塗り替えたり、売らないで捨てたりすることがあります。
ということから、クロスバイクやロードバイクは駐輪場では目立たないように置かないといけません。
盗難を防ぐために長時間置かないようにしたり、自転車用カバーなどで隠したりしましょう。
また、屋根のある駐輪場であっても、屋外で保管する場合は、腐食は避けることができません。
カーボン素材のボディーだとしても、ワイヤーやチェーンは錆びてしまいます。
まめにメンテナンスをして注油をすれば、少しはましですが、とても手間がかかります。
自転車のためには、室内保管をして転倒防止のためにスタンドを使う、というのがベストでしょう。
大切な愛車を守るために
今回は、ロードバイクに欠かせないスタンドをご紹介しました。
室内に置きたいけどスペースがなくて困っている人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
また、ロードバイクは、盗難されるリスクや車体のためにも、ぜひ室内での保管をおすすめします。