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激戦区!ロードバイクメーカーの人気エアロモデル比較対決!

2018.9.26

以前までは、一部のハイエンドクラスのみにラインナップされていた「エアロロードバイク」でしたが、現在はミドルクラスやエントリークラスまで、エアロロードバイクがラインナップされるようになりました。

しかし、選択肢が増した分、何を選べばよいのか迷ってしまいます。

そこでこの記事では、各メーカーのエアロロードバイクを比較し、それぞれの優れた点をご紹介します。

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人気のエアロロードバイク!比較する5社のメーカー

エアロロードバイクとは、空気の抵抗を少なくするような工夫がされたロードバイクを言います。

エアロロードバイクは、フレームやハンドルや、シートポストの形を、空気力学(エアロダイナミクス)に優れた形にすることで、空気の抵抗を少なくしています。

そのようなロードバイクは、風に強いだけではなく、そのスピードを感じさせる見た目もあり、現在人気が高まっています。

以前は、エアロロードバイクと言えば、メーカーのハイエンドモデルといった立場にあり、価格がとても高価で、なかなか手が届かない存在でした。

しかし、近年ではミドルクラスからエントリークラスにもエアロロードバイクが登場するようになり、より身近になりました。

そこで、この記事では、そのエアロロードバイクをメーカーごとに比較して、その特色を明らかにします。

今回、比較対象となるロードバイクメーカーは、「トレック」「スコット」「ジャイアント」「ウィリエール」「メリダ」の5社です。

以上の5社のエアロロードバイクを、「価格」「サイズ」「パーツ構成」「ハンドリング」の面から比較します。

では、さっそく次章では「価格」から比較します。

「価格」比較!予想通り、あのロードバイクメーカーが優位

ロードバイクを比較するとなれば、まず「価格」からでしょう。

今回は、ハイエンドクラス、ミドルクラス、エントリークラスの価格をそれぞれ比較し、もっとも安価なモデルを取り上げます。

では、まずハイエンドクラスから比較します。

メーカーのハイエンドクラスのエアロロードバイクのうち、もっとも手が出しやすいと言えるのは、ウィリエールの「Cento10 Air」で、価格は585,000円です。

これは、ハイエンドクラスながら、コンポーネントにアルテグラを選べるためです。

続いて、ミドルクラスの比較をします。

ミドルクラスでは、メリダの「REACTO 4000」が249,000円と、もっとも低価格です。

低価格ながら、フレームは上位機種と同じものを使用しており、価格を越えた高性能なフレームのロードバイクが、より安価に手に入ります。

最後に、エントリークラスの比較です。

エントリークラスでも、メリダのロードバイク「REACTO 400」が、もっとも低価格です。

完成車の価格が159,900円と、入門用として手を出しやすい価格で、なおかつ、使用するコンポーネントは105と高品質です。

「サイズ」比較!多様性の国アメリカのメーカーならではのサイズ展開

ロードバイク選びで、「サイズ」は最重要と言っても過言ではありません。

この章では、それぞれのメーカーのエアロロードバイクの、最小サイズと最大サイズを抜き出し、その差を比較し、メーカーごとの適合身長の広さを検討します。

以下より箇条書きで、メーカーごとの最小サイズと最大サイズを記します。

なお()内には、それぞれのサイズでカバーできる身長の、最小サイズなら最小値を、最大サイズならば最大値を記してあります。

・トレック 最小50(157cm) 最大62(196cm) 7サイズ

・ジャイアント 最小46.5(155cm) 最大54.5(190cm) 4サイズ

・ウィリエール 最小45(記載なし) 最大54(記載なし) 5サイズ

・メリダ 最小44(155cm) 最大56(190cm) 6サイズ

・スコット 最小47(155cm) 最大56(185cm) 5サイズ

上記から、トレックのロードバイクは、幅広い身長をカバーし、なおかつ細かなサイズ展開により、多くの人がフィットするものを選べるということが分かります。

しかし、対応できる身長の最小値が157cmですので、身長が150cm前後の小柄な方がトレックのエアロロードバイクを選ぶには厳しいかもしれません。

「パーツ」比較!エアロロードバイクのパーツは専用設計がトレンド

この章では、完成車に取り付けられた「パーツ」に着目します。

今回も、各メーカーのハイエンドクラスからエントリークラスまで、それぞれ比較します。

ハイエンドクラスで目を引くのは、トレックのバイクに採用されている「IsoSpeed」です。

これにより、路面からの振動を削減し、なおかつ、その振動吸収量を好みに合わせて変更ができます。

また、ウィリエールを除く4社は、ハンドルからヘッドチューブ周りが、専用設計のパーツを用いることにより最適化されています。

ミドルクラスでは、ジャイアントの「PROPEL ADVANCED 1」が、260,000円と低価格ながら、コンポーネントがブレーキ以外はすべてアルテグラになっており、高いコストパフォーマンスを実現しています。

エントリークラスでは、この価格帯ではめずらしく、105コンポーネントを使用する、メリダの「REACTO 400」が目を引きます。

また、スコットの「FOIL 30」は、エントリークラスのエアロロードバイクでも、上位モデルと同じく専用設計のパーツを用いた最適化がなされており、力の入れようを感じさせます。

「ハンドリング」比較!性格が真逆のウィリエールとスコット!

この章では、各メーカーのロードバイクの「ハンドリング」を比較します。

「ハンドリングは乗らなければ分からないだろう」と思われるかもしれません。

確かに、乗って知ることが一番ですが、メーカーが公表しているロードバイクのジオメトリーを参照すれば予想ができます。

そのハンドリングに関係するジオメトリーの数値は、ホイールベースとヘッド角です。

簡単にご説明しますと、ホイールベースが長いほど直進性に優れ、ヘッド角が大きいほど曲がりやすくなります。

本来は、フォークオフセットや、ヘッド角とフォークオフセットの兼ね合いによって決定するトレイル長が関わってきますが、今回は単純にヘッド角に着目します。

なお、ジオメトリーを参照するにあたっては、身長165cm前後を基準にします。

各メーカーのジオメトリー表を参照すると、ウィリエールのエアロロードバイクは、ハイエンドクラスからエントリークラスまで、ヘッド角が74.5°と、他のメーカーより大きい角度になっていることが分かります。

ウィリエールのジオメトリー表には、ホイールベースの表記がないため正確には分かりませんが、フレームのサイズから考えても、ウィリエールのロードバイクは、かなりクイックな挙動であると推測できます。

反対に、スコットのエアロロードバイクは、ヘッド角71°、ホイールベース978mmと、ヘッド角も小さくホイールベースも他社より長めになっています。

つまり、スコットのエアロロードバイクは、直進安定性にとても優れたエアロロードバイクであると言えます。

それぞれの比較項目まとめ!各メーカーの強みは?

最後に、今まで比較した「価格」「サイズ」「パーツ」「ハンドリング」の項目を、それぞれまとめていきます。

「価格」の面において、一番低価格でエアロロードバイクを入手できるのは、メリダの「REACTO 400」でした。

ハイエンドクラスでは、アルテグラのコンポーネントを選択できる、ウィリエールのエアロロードバイクが、もっとも手が届きやすい価格でしょう。

続いて「サイズ」では、今回比較したメーカーのうちでは、トレックがトップでした。

しかし、豊富で幅広いサイズ展開している反面、身長が150cm前後の小柄な方には、トレックのエアロロードバイクを選ぶのは難しいことが分かりました。

「パーツ」の構成では、トレックが、振動吸収テクノロジーをフレームに内蔵することで、他社との差別化を図っていました。

また、ジャイアントのミドルクラスのエアロロードバイクが、低価格ながらアルテグラが付属するなど、コストパフォーマンスの面で優位です。

最後の「ハンドリング」では、特徴あるジオメトリーの、ウィリエールとスコットを取り上げました。

ジオメトリーを参考にすると、クイックな挙動を求めるなら、ウィリエールのエアロロードバイクが向いており、その反対に、新幹線のような直進性を求めるならば、スコットのエアロロードバイクが適していると分かります。

たとえ時代が移り変わっても変わらない「ロードバイク選びの指標」

エアロロードバイクのカテゴリーは現在、メーカー各社が力を注ぎ、しのぎを削る激戦区です。

そのため、今後も新しいエアロロードバイクが、各メーカーからたくさん登場しては、すぐに移り変わっていくことが予想できます。

しかし、たとえ今回ご紹介した情報が古びても、この記事で比較に用いた「価格」「サイズ」「パーツ」「ハンドリング」といったものは、ロードバイク選びの指標として変わらずに通用していくことでしょう。

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