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ツールで躍動するメリダスクルトゥーラ!アルミの400は?

2018.9.10

メリダの主力ロードバイクの一つである「スクルトゥーラ(SCULTURA)」は、現在ワールドツアーに参加しているプロチーム「バーレーン・メリダ」のメインバイクです。

平地も山もこなすオールラウンダーで、市場モデルにはアルミフレームのシリーズもあります。

今回はそのアルミフレームの中から、ミドルグレードの「400」をご紹介していきます。

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メリダはロードバイク部門の成長が目覚ましい

メリダは自転車大国台湾の中で、ジャイアントに次ぐ規模のメーカーです。

スポーツバイク全般を扱いますが、ロードバイクでは欧米メーカーの受注生産(OEM)で培った技術を元に着実に進化を遂げています。

今ではワールドツアーのチームに機材を提供するメーカーにまで成長しており、世界から注目を集める存在でもあります。

世界の舞台で戦うライダーからのフィードバックがあるメーカーは、市場に投入されるバイクにも当然ながらそれが反映されます。

その意味では、メインバイクとなっている「スクルトゥーラ」の今後の進化も楽しみなところです。

また、機材を提供している「バーレーン・メリダ」には、2017年シーズンより日本人ライダーの新城選手が所属しています。

ワールドツアーに参戦している日本人ライダーは少ないので、新城選手からのフィードバックも我々日本人にとっては貴重な情報かと思います。

今回は、そんなメリダのアルミロードバイク「スクルトゥーラ400」に注目してみましょう。

メリダのスクルトゥーラとは?

メリダのスクルトゥーラは、カーボンフレームとアルミフレームが用意されています。

カーボンは製品名の後に4ケタの数字、アルミは3ケタの数字が入りますので、今回の主役「400」はアルミフレーム車ということになります。

バーレーン・メリダに供給されているハイエンドモデルから、10万円を切るエントリーグレードまで、日本では14種類が購入可能です。

カーボンとアルミの造形の違い、またフレームの世代による多少の違いはありますが、深めの前傾姿勢を基本としたレースモデルのジオメトリです。

しかし、エアロロードの「リアクト」に比べれば、安定感や乗り心地にも配慮はされていますので、前置き通りのオールラウンダーモデルと考えてよいでしょう。

そして、今回は400をおすすめしていくわけですが、メリダは技術力の高さが売りであり、その技術力を格安で味わえるのがアルミフレームです。

しかも、400は後述しますが組み合わされているパーツを見ても、他メーカーの同価格帯の製品に比べてコスパが高いです。

メリダ・スクルトゥーラ400のフレーム

それではメリダのロードバイク、「スクルトゥーラ400」を詳しく見ていきましょう。

400に採用されている「Scultura liteアルミフレーム」ですが、トリプルバテッド・ハイドロフォーミング製法で作られています。

アルミフレームは長年の研究により、チューブごとに必要な剛性の高さが違うことが分かっています。

そのため、強い圧力が掛かる部分は厚く、そうでもない部分を薄くして全体的な剛性のバランスを取りながら軽量化を図っています。

トリプルバテッドというのは、フレームの厚みの違いが3か所あるという意味です。

そして、それを可能にするのがハイドロフォーミングで、3次元的な加工が可能になっています。

スクルトゥーラ400もそのハイドロフォーミング製法のおかげで、8.9㎏(50サイズ)という軽量化に成功しています。

また、ハイドロフォーミングは溶接の技術も向上させますので、従来のアルミフレームの弱点であった溶接痕が全く目立たない美しい見た目になっています。

こういった技術を10万円台の価格帯で実現させているのが、メリダのコスパの高さを物語っています。

メリダ・スクルトゥーラ400に組み合わされているパーツ

メリダのスクルトゥーラ400のフレームは前項でお伝えした通り、10万円台の完成車としてはどこに出しても戦える優秀なものです。

そこに合わせられているパーツですが、メインコンポはシマノ・105で、ブレーキとクランクがシマノの中でもノーグレード品になります。

ノーグレード品というのはフルコンポにしてしまうと価格が上がってしまうので、少しだけ素材や技術のグレードを落として価格を抑えているものです。

とは言え、このレベルであれば性能が著しく落ちることはありませんので、気になるレベルではないです。

この価格帯で105をメインにしていることを考えれば、フレーム同様に十分コスパが高いと言ってよいでしょう。

その他のパーツについてはメリダのオリジナルが多くグレードなどは不明ですが、ユーザーさんのインプレを見る限りでは特に目立った不満の声は聞かれません。

メリダ・スクルトゥーラ400のホイールは交換をしたい

メリダのスクルトゥーラ400を確認していますが、唯一の弱点と言えばホイールになるでしょう。

ホイールは限度がありできるだけ軽量の方が走りには有利ですが、スクルトゥーラ400のホイールは「重い」と言える部類に入ってしまうものです。

ただし、ホイールの重量に関してはこの価格帯のロードバイクに共通する弱点であり、スクルトゥーラに限ったことではありません。

ホイールは軽量になるほどコストが上がり、例えば1400~1500g(前後計)くらいのホイールを軽量とすると、市場価格で約7万~10万円はします。

となると、スクルトゥーラ400のような15万円前後の完成車への使用は難しく、コストを抑えると2000g前後の重量になってしまうのが現状です。

そのため、この価格帯の完成車ではホイールの交換を前提と考えた方がよいです。

これは多くのライダーの経験則ですが、ロードバイクに慣れてくると走りのレベルを上げたくなり、ホイールの交換を検討するようになります。

ですから、最初から安い価格のものにしておいて、浮いた予算で後のホイール交換を考えるというのも一つの手です。

スクルトゥーラ400には小柄な方に適合するモデルもある

メリダのスクルトゥーラ400のフレームサイズは47~56までの5サイズ、適応身長は160㎝~190㎝となっています。

日本人男性の平均身長が171㎝ですので、そこはクリアしているかもしれませんが、小柄な方や女性には合うサイズがない可能性もあります。

そこで用意されているのが「410」という型番で、38と41サイズがあります。

ジオメトリも専用設計で、ハンドルからクランクの軸までが短かく、フロントフォークのオフセットが大きい分、小柄な方でも極端な乗車姿勢にならずに済みます。

また、組み合わせれているパーツもコンパクトサイズのものになっており、特にハンドル周りとクランクのサイズが400とは明確に違いますので、扱いやすさという点での配慮が嬉しいところです。

適応身長が145㎝からになっていますので、女性にもおすすめかと思いますし、中学生でのロードバイクデビューにも対応するサイズです。

なお、コンポなどの基本仕様は400と変わらず、価格も同じです。

スクルトゥーラ400は同価格帯の中ではフレームの完成度がピカイチ!

今回は、メリダのロードバイク「スクルトゥーラ400」をご紹介しました。

非常に高いアルミ成形の技術が用いられているフレームは、どこに出しても恥ずかしくない完成度の高さです。

ホイールに弱点はありますが、その他のパーツに関してはコスパの高さは十分ですので、他のメーカーの同グレードよりも低予算で購入できると考え、その分をホイール交換の予算に充てると考えてください。

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