初心者の方が、ロードバイクの購入を考えている時に、どのメーカーの物が良いのか困ってしまう時もあると思います。
ロードバイクとは言っても、メーカーの数はとても多く、その中から1つを選ぶのはとても難しいですよね。
そこで今回は、初心者にオススメするメーカーと、メーカーごとのオススメロードバイクをご紹介します。
初心者にオススメするロードバイクの条件
初心者の方が、ロードバイクを選ぶ際には、どのような事が気になるのでしょうか。
やはり、値段や見た目、性能などが思いつくのではないでしょうか?
今回、ご紹介していくにあたって、値段はなるべく安価で長く乗り続けられて、性能も悪くない上に、見た目も良い事を前提として選んでいきます。
ロードバイクとは言っても、上を見上げれば高い物は100万を超える物もありますし、安い物であれば10万円以下で購入する事ができます。
「いきなり高い物を選ぶのも良い」という方もいますが、初めは比較的安い物から始めるのがオススメです。
慣れるまでの間は安価な物を選び、慣れてきた頃に、新しいロードバイクにする方が良いでしょう。
安すぎず高すぎない事は、ロードバイクが初めての方には重要な点になってくると思います。
まずは、趣味程度に始められるように、性能面や値段にも気を使いながら選んでいきましょう。
それでは、メーカーのご紹介に移っていきます。
初心者にオススメロードバイクメーカー!「FELT(フェルト)」
まず始めにオススメしたいのが、「FELT(フェルト)」です。
フェルトは性能面もさることながら、コストパフォーマンスが非常に良いロードバイクメーカーです。
日本では、少し評判に欠けるメーカーですが、海外ではとても評価が高く、ロードバイクだけではなく、街乗り用の自転車や電動付き自転車まで、幅広く展開しています。
スポーツバイク専門というよりは、自転車全般を扱っているメーカーと捉えた方が良いでしょう。
しかし、大きく展開しているだけあって開発力も高く、数多くのロードバイクを世に送り出しています。
中でも、初心者の方にオススメするのが、「F95」です。
パーツの構成の良さ、品質の高いフレーム素材を使用し、コンポーネントは全て「SORA(ソラ)」で統一しています。
25mmタイヤにカーボンフォークを使用する事により、地面からの衝撃を和らげてくれます。
フレームに使用している素材は、通常の6000系ではなく、高剛性アルミの7000系を使用し、スプリットなどの激しい走りにも耐えられる強靭性を持っています。
また、値段も99,800円(税抜)と、とてもお手頃になっています。
初心者にオススメロードバイクメーカー!「GIANT(ジャイアント)」
次にオススメするのが「GIANT(ジャイアント)」です。
ジャイアントをオススメする理由は、台湾のメーカーだからです。
どういうことかというと、台湾は「世界一の自転車大国」と言われ、ヨーロッパ、北米のメーカーのほとんどが製造を台湾で行なっています。
台湾産を邪険にする方もいるようですが、自国や他国からの生産で培った技術や、データなどを活かして作られた自転車は性能も良く、コストパフォーマンスもとても素晴らしいです。
そんなジャイアントからオススメするのが、「CONTEND(コンテンド)1」です。
ジャイアントを代表するレーシングバイク(TCR)と、ロングライドモデル(DEFY)の2つのシリーズを融合させたコンテンドは、様々な場面で快適な走りを体感させてくれます。
コンポーネントにはSORA(ソラ)を搭載し、ホイールがアルミという点は気になるところですが、太めの25mmタイヤにしていることで、振動もあまり気になる事はないでしょう。
街乗り、長距離、レースに至っても素晴らしい性能を発揮してくれる事と思います。
値段も95,000円(税抜)と、とても安く、初心者には手の伸ばしやすいロードバイクとなっています。
初心者にオススメロードバイクメーカー!「TREK(トレック)」
次に、ご紹介するメーカーは「TREK(トレック)」です。
トレックのロードバイクをオススメする理由は、頑丈で長持ちする事です。
初心者の方にとって、頑丈というのはとても大きなメリットと言えるでしょう。
また、見た目の印象は「男らしい」の一言で、そのがっしりとした見た目に魅了されるファンは多いです。
それに加え、トレックは大手のため、アフターサービスもとても充実していて安心感もあります。
そんなトレックからオススメするのが「TREK(トレック)1.1」です。
今回、ご紹介するロードバイクの中でも最安値の、86,112円(税抜)です。
レースに使うには、やや力不足な面もありますが、コンポーネントはクラリスで、フレームも性能的に何の問題もありません。
もしも、パワー面で不安があるのであれば、カスタムする事でいくらでも対応できる事でしょう。
長持ちし、かつ安価で手に入り、性能面にも問題がない上、アフターサービスが充実しているという、初心者の方にはもってこいの1台です。
初心者にオススメロードバイクメーカー!「ANCHOR(アンカー)」
次にご紹介するのが、日本産のメーカー「ANCHOR(アンカー)」です。
アンカーは、あの有名なブリヂストンが開発、製造をしている自転車メーカーになります。
また、アンカーはビギナー向けのロードバイク開発を行っています。
今回、ご紹介するロードバイク「RFA3EX」は、ビギナーズ向けのコンセプトを掲げており、初心者には嬉しい仕様となっています。
軽量アルミ素材を使ったフレーム、そして総重量は10.4キロと、とても軽いものになっています。
カーボン素材のフォークと、25mmの少し太めのタイヤのおかげで、快適な乗り心地を実感できる事でしょう。
コンポーネントには「SORA(ソラ)」を採用し、サイズのラインナップも140から180センチ後半まで揃えています。
値段は105,000円(税抜)となっており、トレックの値段を見た後だと高く見えるかもしれませんが、ロードバイクの中では充分安い価格になります。
ぜひ、購入の際に候補に入れて欲しい1台です。
初心者にオススメロードバイクメーカー!「BIANCHI(ビアンキ)」
最後にご紹介するのは、「BIANCHI(ビアンキ)」です。
ビアンキはイタリアのメーカーで、何と言っても「オシャレ!」の一言です。
チェレステカラーと言われる緑に近い青色のフレームは、一説によると、職人が毎年ミラノの空の色を見ながらカラーを決め、調合しているという事です。
この事から、毎年微妙に違う色を楽しめるというメリットもあるメーカーです。
もちろん性能面でも申し分なく、数々の優秀な実績を収める自転車ブランドになります。
そんなビアンキから今回ご紹介するのが、「VIA NIRONE(ヴィアニローネ)7」です。
ご紹介する理由として、ヴィアニローネは安全性に配慮された設計や構成になっているロードバイクのため、初心者の方でも安心して乗る事のできる1台となっています。
また、最大のメリットは、コンポーネントが全て同グレードの物で用意されている事です。
大体の場合、目立つパーツ以外は安い廉価版のパーツを使用される事が多いですが、ヴィアニローネに至ってはその心配はなく、安心できる1台となっています。
こちらも初心者の方に是非、乗って欲しい1台です。
初めてのロードバイクはじっくり悩もう!
今回は、初心者の方にオススメするロードバイクメーカーや、ロードバイクについてご紹介しました。
どのメーカーも優劣つけがたく、自信を持ってオススメできます。
目移りしてしまうかもしれませんが、性能や値段、見た目も考慮しながらゆっくり考えていきましょう。
もしも、困ってしまった時は、自転車専門店で店員さんに相談したり、試乗したりすることもオススメです。
後悔のないようにじっくりと悩んで、自分だけのロードバイクを手に入れましょう。