ラレーのcrnを改造してお気に入りのロードバイクを造ろう

ラレーは、イギリスの老舗メーカーで、国内の新屋工業がライセンス契約を交わして、企画設計、販売をしているロードバイクです。

この中でも、ラレーのcrnは、初心者にも適したバイクとして有名です。

10万円代で購入できるので、いろいろな部分を改造し、自分好みにカスタマイズする人も多いです。

細身デザイン、ホワイトロードバイク、というファッション性の高いラレーのcrnを、詳しく解説していきます。

ラレーのcrnを改造する前に知っておきたいこと

ラレーのcrnは、もともとは、イギリスの老舗メーカーで造られたロードバイクです。
それを日本企業の新屋工業がライセンス契約を交わして、企画販売するようになりました。

crnは、10万円代の価格で手に入れることができますが、デュアルコントロールレバーはシマノ105(5700系)で、リア10の20 Speed、その他のパーツもTIAGRAと、初心者には十分過ぎるスペックと言えます。

重量も9,5kgとだいぶ軽いですね。

気になるサイズですが、2015年モデルは、490も追加されて、420、490、520、590と、自分の身長に合ったサイズを選べるようになりました。

そして、本体のホワイトに合わせ、タイヤやワイヤー、ブラケットカバーまでホワイトに改造する人も多いのです。

ブラケットカバーにも様々な色があり、本来の黒のブラケットカバーと同じシマノ製の白を選ぶと、完全なホワイトバイクが完成です。

カラーは、ホワイトの他に、アガトブルー、クラブパープル、ブライドカッパーの4色ですが、どれもおしゃれです。

あとは、ペダルをカスタマイズして、完成です。

ラレーのcrnが持つ最大の特徴

ラレーのcrnは、クロモリという素材のフレームを使用しています。
カーボンバイクが主流とされている今、それでも、クロモリロードバイクの支持者はかなり多いのです。

ラレーのcrnの改造が増えている中で、クロモリロードバイクが何故、人気なのかを検証してみましょう。

クロモリとは、「クロームモリプテン鋼」の略称で、炭素鋼にクロムとモリプテンを配合した合金のことです。

通常の鉄よりも錆びにくく、弾力性があり、加工しやすいので、自転車の素材として、注目されてきました。
そのクロモリロードバイクの特徴は、乗り心地のしなやかさです。

さらに、フレームのしなやかさと剛性、加速度のバランスがとても良いことも特徴です。

扱いやすく、バランスをコントロールしやすいクロモリロードバイクは、ライダーに人気なのも当然と言えるでしょう。

そして、ロングライドをしていると、カーボンバイクの方が圧倒的にスピードは速いのに、最終的にはクロモリバイクの方が先に到着する、という実例も多いです。

これは、クロモリのその乗り心地の良さが関係しているのではないのでしょうか。

また、クロモリの細身の車体は、ロードバイクとしての自転車の美しさを引き立たせています。

ラレーのcrnを改造する人たちは、こんなクロモリロードバイクに魅了されているのです。

ラレーのcrnを乗ってみた感想は?

実際にラレーのcrnを、乗ってみた人の感想を見てみましょう。

ラレーのcrnを選ぶ人の中には、ロードバイク初心者という人も多く、最初は前傾姿勢に慣れず、腕や手のひらに疲労感が残る人も多いです。

また、サドルの位置も最初は違和感があり、お尻が痛いと感じる人もいるでしょう。
これは、体がこの形に慣れていくことが大切になってきます。

しかし、その慣れるまでが待ちきれないのであれば、サドルを改造する必要が出てきます。

サドルを固いものからクッション性の高いものに改造することで、最初から、乗りやすい自転車へと変えることができます。

改造することで、最初からの「乗り心地の良さ」を手に入れることが可能です。

元々の性能での乗り心地の良さは、とても素晴らしいものがあると言われています。

柔らかすぎず、路面のインフォメーションを伝えつつ、ダンパーが効いているような、ホッとする乗り心地だと言う人が多いです。

このラレーのcrnですが、ロードバイクとしては、低中速域での直進性が優れており、走り始めのふらつきがなく、脚に無理な負担がかからないため、初心者に良いと評価される理由も分かります。

騒動系はシマノ、特にティアグラ系でまとめられているので、不安はないですね。

デュアルコントロールレバーは、シマノ105が採用されているので、少ないストロークで変速できるのがとても良いです。

クランクもハブもティアグラで好印象です。
このコンポーネントでも低価格なことが、何よりも魅力です。

ラレーのcrnを改造をするメリットは?

ラレーのcrnを購入し、改造することには、どんなメリットがあるのでしょうか?

ラレーのcrnは、ツーリングバイクとして改造してみると、意外に適していることがわかります。

ツーリングバイクは、スピードを出すことよりも、長時間走ることを目的としています。

先ほどもお伝えしたとおり、ラレーのcrnはクロモリロードバイクのため、しなやかで乗りやすいです。
このことから、元々ロングライドには適しています。

しかし、ツーリングするならできるだけ加速性なども良いほうが疲れづらいです。

つまり、加速性がある方が良いのですが、ラレーのcrnは、他素材のロードバイクよりも、加速は鈍い印象があるため、加速性を上げるための改造をするのが良いでしょう。

ラレーのcrnは、加速のレスポンスに、わずかながらタイムラグが生じるためで、一瞬、ためがあってから加速していく感じですね。

基本的には、登坂もきちんと進んでいけるほど、ロスが大きいわけではないです。

そこで、ホイールやタイヤをカスタマイズすることで、軽量化し、剛性の高いものを装着することで、加速して、より快適にツーリングを楽しむことができるようになります。

当然元々の特性のため、加速するのに一瞬のためを感じるには変わりありませんが、そこのデメリットを少しでも解消して、快適に乗れるようにできるのが、ラレーのcrnの改造のメリットでしょう。

ラレーのcrnを改造して購入する時の注意点

ラレーのcrnを改造して、購入する際には、いくつか注意点があります。

まず、ラレーのcrnは、コンポーネントが、シマノ「105」の下のランクのシマノ「ティアグラ」がメインで組み込まれています。

さらに、フォークが「メッキフォーク」のために、多少、重量感があります。

また、前傾姿勢に慣れていない人にとっては、最初は少し腕や手のひらなどに疲労を感じることがあるかもしれません。

前傾姿勢はある程度、調整したりと改造はできますが、ハンドルの位置を上げると、見栄えが悪くなるので、なるべく深い前傾ポジションに慣れる努力をした方が良いですね。

なかには、サドルの高さに違和感を感じ、お尻が痛む人もいます。
マッドガードが実質、純正品以外は選びにくいのも、注意するべきポイントです。

実際に、互換性があるかないか、迷う場面も多いです。

ラレーのcrnでは、レイノルズ631チューブは使用されていませんが、レースに出る予定のない人にとっては、特に問題はないでしょう。

ただし、一番の問題は、ラレーのcrnの本体は、クロモリフレームなので、どうしても錆びやすいのが特徴です。

常に、メンテナンスが必要なので、注意しましょう。

改造車にラレーのcrnを選択して成功した感想

初めて、ロードバイクを購入したいと考えた人にとって、自転車の性能や特徴、価格はとても重要です。
しかし、初めから数十万という金額を出すのは、なかなか勇気がいりますよね。

ほとんどの人が、ロードバイクを持っている人に相談したり、ネットで情報を集めたりして、購入するものを決めるのではないでしょうか?

その多くの人々が、初めてのロードバイクにラレーのcrnを選んでいます。
何と言っても価格が12万円ほどで購入できる手軽さでしょう。

しかも、その価格の割に、クロモリフレームを使っていること、シマノティアグラをメインで採用していることも大きな魅力です。

アルミフレームの低価格自転車は多数あるものの、ある程度走りを意識したロードバイクを探しているのであれば、レース用にも選択されることのあるラレーのcrnは、申し分ない自転車と言えます。

ラレーのcrnを改造して、自分なりのロードバイクにカスタマイズしてみると、その後、様々な改造を施す楽しみを知ることができるでしょう。

サドル位置や、ハンドルの高さなども、いろいろと模索していくうちに、自分が最も乗りやすいロードバイクを造ることができるはずです。

ラレーのcrnの改造車を通して知るロードバイクの世界

クロスバイクしか乗ったことがないあなたが、ロードバイクに乗りたいと思ったら、ぜひ、ラレーのcrnの改造車を視野に入れてみましょう。

12万円ほどと、手軽な価格で手に入るラレーのcrnは、自分好みのペダルを付けたり、カラーをカスタマイズしたりしても、十分に楽しめるロードバイクです。

そして、その走りにも大きな興味を抱くはずです。

あなたもラレーのcrnに注目してみませんか?