ロードバイクに乗る上で、一番乗り心地を左右するアイテムがサドル。
ロードバイクを買ってみたけど、サドルが硬くてしんどい!形が合わず痛い!という初心者の方も多いかと思います。
そんな時は自分にあったサドルを探してみましょう。
今回、筆者が見た人気のメーカー×モデルを10選、おすすめのランキング形式でご紹介させて頂きます。
快適なサイクリングを楽しむ為に、サドル探しの旅に出かけましょう!
ロードバイク用サドルならコレ!ALIANTE R3
◯ランキング1位
商品名: Fizik ALIANTE R3
Fizikといえば、世界のトッププロ選手も愛用する程、絶大な人気を誇るブランドで有名ですね。
このFizikは、イタリアの代表的なSelle Royalというメーカーが、職人の手作業により生産しています。
サドルでは、アリオネや、アンタレスなどの活躍が目立ちますが、今回ご紹介のアリアンテは、まさに日本人に抜群のサドルと言えるでしょう。
Fizikは、身体の硬さによってサドルを選んでね!という設定をしています。
このアリアンテは柔軟性の低いライダー、すなわち身体の硬い人向けのサドルです。
身体が硬い人にとってサドル選びはかなり悩む物であり、合わずに何度も交換するというサドル沼にハマる人も多いかと思います。
そんな方におすすめのサドルです。
レールにはkiumというシリコンとクロムを含む新しい合金で、チタン合金に近い剛性を持ちつつも軽い!という大変優れた素材のレールを使用しています。
また、耐腐食性も非常に高く、軽くて強いレールとして一目置かれています。
アリアンテはパッドの量が少なめで、最初は硬い!という印象を受けるかもしれませんがベストなセッティングを見つけ出した後は、快適そのものです。
先端もしっかり細く、身体の動きを良く理解した造りになっているので、ペダリングの邪魔もしません。
クッション性の高いサドルは力が逃げてしまい、お尻は痛くなりませんが、アリアンテの様なクッションに頼らずシェル全体で荷重を受け止めるサドルは、しっかり力を受け止めてくれます。
巡航など、一定の力を使いロードバイクで走る時などに大きく貢献してくれます。
サドルをワンランクアップさせたい方にも大変おすすめです!
ロードバイク選手仕様のサドルなら!ARIONE R3
◯ランキング2位
商品名: Fizik ARIONE R3
先ほどご紹介した、イタリアの有名メーカーが手掛けたFizikのサドルですが、アリオネの名前が一番に上ってくるのではないでしょうか。
絶大なる人気と指示を獲得した数少ないサドルの一つです。
人気の秘密の一つに『グラスファイバー・サーモプラスチックコンポジットシェル』を採用したシェルがあります。
このシェルは剛性、耐久性、そして軽量化に優れ、かつサドルそのものをしなやかにする役割をします。
アリオネは、そもそもパッド量が少なく硬いサドルの印象ですが、このシェルのおかげで快適なサドルになっているわけです。
また、アリオネの『ウィング・フレックス』も定評があります。
ペダリング時に太ももが当たる箇所を柔軟にしならせる機構で、邪魔をせず、滑らかなペダリングが可能となりました。
また、このR3ではkiumレールを採用しているので、コストパフォーマンスに優れ、プロのロードバイク選手が使用するサドルを、比較的安値で体感できるのも魅力の一つです。
ただ、初めてのサドル交換には少し硬すぎるかもしれませんので、販売店に貸し出しのあるテストサドル等で、自分に合うかチェックをしてからの購入をおすすめします。
人気メーカーが手掛けたロードバイク用サドル
◯ランキング3位
商品名:Selle italia SLR kit carbonio
Selle: italia SLR kit carbonio
セライタリアと言えば、ロードバイク乗りで知らない人は居ないであろう最も有名なメーカーですね。
意外と知られていないSLRの意味ですが、スーパーライトレーシングという意味らしいです。
恐らく、凄い軽く走れるよ!って言いたいのだと思いますが、このSLR キットカルボニオは、その名の通り、物凄く軽いです。
わずか125gです。
軽いだけでは、明らかに耐久性や剛性などに不安が出てきますが、このSLRに採用されたカーボンケラミックレールではセラミックコーティングを施し、重量100kgまで耐える設計になっております。
また、SLR キットカルボニオでは穴あきと穴の無いタイプの2種類を用意しているので、好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
筆者も穴あきを使用した事がありますが、スッとお尻に馴染むので、違和感や痛みなども無く、快適にロングライドを楽しめました。
各方面から、良い評価が飛び交っていて人気を集めているサドルですので、万人受けするのでは、と思います。
何個試しても良いサドルに出会えない方は、一度試してみてはいかがですか?
プロ選手から絶大な人気を誇るメーカーのサドル
◯ランキング4位
商品名: Sanmarco concor racing
イタリアの老舗サドルメーカーである、Sanmarcoのコンコールといえば、vintageバイクなどにも使用される名品中の名品です。
そのコンコールのレーシングモデルです。
歴代のロードバイクのトップ選手から現代のトップ選手まで、数多くの選手に愛されてきた人気のモデルです。
もちろんアマチュアライダーからも高い指示を集めており、どんなサイクリストにも適応します。
このサドルの特徴として、カーブ形状であり、フラット形状とは異なった座り心地を体感できるという物にあります。
また、ノーズには幅を持たせ、フラットにすることで、パワフルなペダリングをサポートします。
同形状のカーボンレールモデル、concor Carbon FXもラインナップされており、通常モデルが190gに対し、160gと30gの軽量化と、更なる快適性を手に入れる事に成功しています。
バリバリのレース志向の方から、週末ライダーの方まで、幅広く快適性をサポートしてくれるのでおすすめのサドルです。
デザインもシンプル且つ大胆なので、車体を選びません。
この快適性は癖になりますよ!
余分な物がない!おすすめのシンプルなサドル
◯ランキング5位
商品名: Fabric scoop flat pro
近年、最も注目されている人気ブランドの一つです。
このFabricは、イギリスのブランドで最も革新的なサドルやパーツを提供することをモットーに取り組んでいる会社です。
ケージレスのボトルを開発したり、白色、赤色両用ライトを開発したりと、ワクワクする小物がラインナップされています。
サドルも革新的で、カバー、ベース、レールの3つのパーツで構成し、鋲など余分な物を排除しております。
また、優れたマイクロファイバーを使用する事で、クリーニングをより簡単にし、グリップ、耐久性も向上しております。
その性能から、ロードバイクだけでなく、シクロクロスや、MTBの方面からも高い指示を得ています。
ペダリングロスも少なくダイレクトな伝達が可能なのにも関わらず、座り心地はソフトでロングライドにも負担の少ないサドルと言えます。
また、FLAT proではカーボンレールを採用しているので、176gと軽量かつ快適な使用になっています。
同じシリーズでもラインナップが豊富で、FLAT、SHALLOW、RADIUSと3種類の形状から選ぶ事が可能なので、自分に合った形状をチョイスする事ができます。
メーカーやブランドに悩んでいるなら、個人的におすすめしたいのが、このFabricのサドルです。
ロードバイク乗りに人気のメーカー!astvteのサドル
◯ランキング6位
商品名: astvte SKYLINE VT
定番のサドルメーカー、アスチュートです。
長距離を走る人に適したサドルとして一躍有名となりました。
アスチュートではカーボンは軽量と剛性に優れていますが、振動と衝撃をモロに伝えてしまいます。
そして、その振動と衝撃を身体で吸収してしまう為、ロングライドではマイナス要素があると考え、全てを一から徹底的に造り直したのが、SKYLINE VTです。
カーボンのテンション、座面のテンションから全てを徹底追求した結果、ロングライダーから絶大なる支持を得ているのです。
座った感触としては、ちょっと固めという印象ですが、座れば座るほど馴染んできます。
200kmも乗り込めば、完全に馴染んでかなりの快適さを得られます。
ずっと乗っていても辛くないでしょう。
また、ノーズ部分に専用パッドを設ける事で尿道の圧迫を軽減し、より長時間のライドにも適します。
このスカイラインはレールに中空チタン合金を使用しており、耐久性、耐腐食性にも優れており、まさにロングライド専用と言えるでしょう。
しかし、その快適さからロードバイクのレースで使う事も可能です。
今シーズンから、UCIプロコンチネンタルチームのColombiaにも供給し、更なる人気が期待できるおすすめのブランドです。
人気メーカーastvte!ロングライドにおすすめのサドル
◯ランキング7位
商品名: astvte STAR LINE VT
定番メーカー、astvteですが、先にご紹介したスカイラインとは、少し形の違うスターラインのgpをご紹介します。
簡単にご説明しますと、フラットがSKYシリーズで、ラウンドがSTARシリーズです。
大きな特徴としては、腰をしっかり立たせて安定した走りをすることができるラウンドシェイプですが、そのサドルの中に色々と小技が仕込まれています。
まず、厚みを抑えながらもパッドを多めに使用し、ノーズ部分にも専用のパッドを設ける事で前乗りの快適性も備えています。
そのパッドも異なる2種類を後部と先端で分けていて、局部を圧迫してしまう、先端部には柔軟性のある素材を、後部はより安定したペダリングを可能にする為、硬めの素材を使用しています。
また、形状記憶システムにより、長時間の使用でも快適に使用することができます。
そのため、ロードバイクで走る、アスチュート得意のロングライド向けと言えるでしょう。
さらに、背面のベースにもナイロンカーボンを使用し耐久性にも優れ、レールには中空チタン合金を使用する事で、軽量かつ耐腐食性にも優れています。
表皮には、マイクロファイバーを使用しお手入れもカンタン。
そして、カラーバリエーションが豊富なので、自分の愛車にった色をチョイスできるのも大きな魅力でしょう。
ガラッと見た目も乗り味も変わるスターラインはおすすめです!
このSTAR LINE VTも、これから更なる人気が期待できるサドルと言えるでしょう。
デザイン性も高い!女性や初心者におすすめのサドル
◯ランキング8位
商品名: Prologo scratch2 space Tiroxレール
Prologo:scratch2 space Tiroxレール
プロロゴは”TOUCH”をキーワードにパーツを展開しています。
触れるという観点から作られたサドルやバーテープは、もはや逸品です。
バリバリのレーサーにも愛されるほどの人気があるブランドです。
そのプロロゴから初心者でもお求め易く快適なサドルがラインナップされています。
それが今回ご紹介のスクラッチ2スペースです。
ロングライドにおすすめのモデルですが、センターのくぼみで局部の圧迫を和らげ、座面は広めです。
そのため、女性でも快適に使用可能です。
また、名前のスペースの通り、スペースシャトルの様なデザインがカッコイイのです。
メーカーやブランドについてよく分からない、といった初心者におすすめできるサドルです。
レースなどバリバリ参加する方にはあまりおすすめできませんが、ロングライドやグルメライドを楽しんでいる方には強くおすすめできます。
ロードバイクの初めてのカスタムでも、大きく見た目を変えられるので、満足のいく商品です!
ロードバイクの上級者向けなSMPのサドル
◯ランキング9位
商品名: Selle SMP FORMA
特殊な形状がかなり目を引くサドルメーカー、SMPは意外にも人気の高いメーカーです。
誰もが一度は使ってみたい!けどあの形状はちょっと・・・と思うサドルではないでしょうか?
今回ご紹介のフォーマは、パッドが無く、ベースに直接革張りしたモデルです。
硬いと言うよりも、硬すぎるのです。
しかし、硬いからといって辛いわけではなく、この独特な形状がフィットするのです。
SMPサドルは全シリーズ、セッティングが肝になるのですが、このセッティングが合わなかったら、永遠に快適さを得ることができません。
ベストな位置に持っていけた時は、他のサドルでは得られない程の快適さを実現できます。
前乗り、後ろ乗り、何処に座っても快適になるセッティングが必ずあります。
根気よく探せば一番のサドルとなるでしょう。
しかし、このフォーマは、ロードバイクを初めたばかりの方には、おすすめできません。
そもそも硬いので、しっかり踏んでしっかり推進力にしたい方におすすめします。
これでロングライドも勿論できますが、お尻を鍛える必要があるでしょう。
このSMPシリーズは、かなりのラインナップが用意されているので、自分のスタイルに合ったサドル選びが可能です。
被りたくないサドル選びにおすすめ!
◯ランキング10位
商品名: TIOGA SPYDER ツインテール
自転車のパーツメーカー、TIOGAから超特殊な形のサドル、スパイダーのご紹介です。
見た目から超絶インパクトです。
まさに蜘蛛の巣の様なアミアミデザインで、涼しそうで、軽そうで、そして、硬そうな見た目です。
しかし、その見た目とは裏腹に実は、なかなか高性能なのです。
まず、座り心地ですが、思っているよりソフトに感じると思います。
ロードバイクに乗っているとお尻が痛い!と感じてしまう方におすすめはできませんが、十分に常用可能な範囲です。
しっかりとしなりが効くので、フルカーボンサドルやパッドの薄いサドルよりはソフトに感じると思います。
そして、通気性も見た目のまんまスースーします。
夏場など、お尻のあたりに汗をかいてしますので、快適になりそうです。
重量も140gと軽量そのもので、愛車の印象もガラリと変えることのできるサドルです。
偽物も多数出回っているのが、人気の証と言えるでしょう。
しかし、偽物は更にソフトで、乗り続けると割れるという粗悪品が多いので、キチンと正規品を購入しましょう。
ロングライドでも、不快感などは少ないサドルですので、一度試されてはいかがでしょうか?
サドル選びは快適なロードバイクライフに重要
以上、筆者おすすめのサドルを10個ご紹介させて頂きました!
如何でしょうか?
サドル選びの難点として実際、購入して実際に装着するまで乗り心地が分からない点があります。
高価な商品も多い為、気軽にホイホイ買い換える訳にもいきません。
そんな時はサドルの在庫ラインナップが豊富な実店舗に出向き、手にとってみましょう。
親切なショップだと、レンタル用のサドルを用意しているところもございます。
特に、フィジークからは、レンタル用のサドルを店頭向けに展開しているので、一度レンタルし、初心者の方は自分のお尻・骨盤にあった形状のサドルかどうかを確認するのがおすすめですね。
また、ドレスアップの役割を果たす一面もあるので、購入する際は、豊富なカラーリングの中からフレームのデザインにマッチする物を選ぶとより楽しいでしょう。
サドルを変更するだけで、より快適にロードバイクに乗れるようになる事は、初心者にとってとても重要な事だと思います。
ある程度のレベルに達したら、次はカーボンレール採用のサドルを購入し、ロードバイクの軽量化を計画するのもおすすめです!
他にもある!ガチでおすすめするパーツランキング ↓
①ホイール ~【ロードバイクホイール】おすすめコスパ最強ランキング!~
②タイヤ ~ロードバイク乗り必見!タイヤ探しに超おすすめTOP10!~
③ハンドル ~ロードバイクハンドルを交換するならこれ!店員おすすめ10選~
④バーテープ ~ロードバイク『バーテープ』のおすすめランキングTOP10!~
⑤ローラー台 ~【必見】ロードバイクの『ローラー台』おすすめ10選はこれ!~
⑥ヘルメット ~【快適・安全】ロードバイク用ヘルメット超おすすめBEST10~
⑦ライト ~ロードバイクのライト選びで外せない!ガチでおすすめTOP10~
⑧ケミカル用品~ロードバイクのメンテナンス!ケミカル用品のおすすめ10選!~
サドルを選んだらカスタムパーツとして、サドルバックも考えてみてください↓