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メリダのロードバイクはコスパ良し?真相を価格から追究する

2018.10.3

メリダのロードバイクは、完成車状態でのコストパフォーマンスが高いことで知られています。

しかし、実際に同クラスの価格帯の他社のロードバイクと比較した場合に、メリダのロードバイクは本当にコストパフォーマンスに優れるのでしょうか。

そこで、大手ロードバイクメーカー5社とメリダのロードバイクを、クラスごとに比較し本当にコストパフォーマンスに優れるのかを検証します。

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メリダのロードバイクはコストパフォーマンスに優れるのか?

この記事では、コストパフォーマンスが高いとされる、メリダのロードバイクの価格を、トレック、ビアンキ、スペシャライズド、アンカー、ジャイアントの5社と比較します。

価格の比較は、エントリークラス、ミドルクラス、ハイエンドクラス、以上3つのクラスから代表を1台選び出し、それぞれを比較します。

選出基準は、エントリークラスは最も価格が低いもの、ミドルクラスは25万円前後のもの、ハイエンドクラスは100万円前後のものとします。

基本は、リムブレーキモデルかつ、ハイエンドクラスではオールランド系のものとします。

以下より箇条書きにて、基準となるメリダのロードバイクの詳細です。

上から、エントリークラス、ミドルクラス、ハイエンドクラスの順です。

左から、モデル名、価格、使用されているコンポーネントの順で記しています。

この表記方法は次章からも継続します。

・RIDE 80 ¥85,900 クラリス

・SCULTURA 5000 ¥239,000円 アルテグラ

・SCULTURA TEAM-E ¥1,100,000 デュラエースDI2

以上を基準に、他社のロードバイクと比較をします。

上位クラスではメリダより価格で優れるトレックのロードバイク

トレックは、ロードバイクメーカーの中でもトップクラスの規模のメーカーです。

以下よりトレックのロードバイクの詳細です。

・Emonda AL2 ¥79,000 クラリス

・Domane SL5 ¥241,000 105

・Émonda SLR 9 Disc eTap ¥1,071,000 スラムレッドeTap(ディスクブレーキ)

エントリークラスから比較します。

コンポーネントは「RIDE 80」と同様にクラリスです。

しかし、価格は「Émonda AL2」の方が安価です。

これはブレーキやクランク等のパーツでコストカットしているためです。

しかし、それによる性能の差は少ないと考えられます。

続いて、ミドルクラスを比較します。

メリダの「SCULTURA 5000」と比較した場合、価格は同様でもコンポーネントに差があります。

この差は、「Domane SL5」がIsoSpeedという振動減衰システムを内蔵しており、それによるコスト増加が原因と考えられます。

ハイエンドクラスの比較に移ります。

メリダの「SCULTURA TEAM-E」より3万円近く安価で、油圧ディスクブレーキや無線変速を採用しています。

なおかつ重量も6.21kgと軽量で、コストパフォーマンスは高いと言えます。

価格面ではメリダに一歩およばなかったビアンキのロードバイク

ビアンキは世界最古の自転車メーカーとも呼ばれる、イタリアの老舗です。

以下よりビアンキのロードバイクの詳細です。

・Via Nirone 7 ¥110,000 クラリス

・Fenice ¥268,000 105

・Oltre XR4 ¥1,180,000 デュラエース

エントリークラスから比較します。

「RIDE 80」のクランクがFSA製であるのに対して、「Via Nirone 7」はグループセット純正のものを使用しています。

しかし、両者のクランクの差による影響は小さいでしょう。

続いて、ミドルクラスを比較します。

「Fenice」はアルミフレームですが、「SCULTURA 5000」はカーボンフレームです。

コンポーネントや価格差から考えても、メリダの「SCULTURA 5000」が優位と言えます。

ハイエンドクラスの比較に移ります。

フレームにおいては、「Oltre XR4」には振動減衰のカウンターヴェイルを使用しており高性能ですが、付属するホイールはフルクラムレーシングゼロです。

対する「SCULTURA TEAM-E」には、フルクラムスピード40cが付属します。

そのため、価格では「SCULTURA TEAM-E」に一歩劣る印象を受けます。

価格面ではメリダと同程度のスペシャライズドのロードバイク

スペシャライズドはアメリカのロードバイクメーカーで、その性能の高さによりトップレーサーから支持されています。

以下よりスペシャライズドのロードバイクの詳細です。

・Allez Sport ¥108,000 ソラ

・Tarmac Disc Sport ¥270,000 105(ディスクブレーキ)

・S-WORKS TARMAC ¥1,080,000 デュラエースDI2

エントリークラスから比較します。

「Allez Sport」は「RIDE 80」と比較して価格差が約2万円です。

これは、「Allez Sport」がコンポーネントを一段上のレベルのものを採用しているためです。

ソラグレードになると、リア変速数が9段です。

2万円の費用対効果を考慮すると、「Allez Sport」と「RIDE 80」は同レベルのコストパフォーマンスでしょう。

続いて、ミドルクラスを比較します。

「Tarmac Disc Sport」より低価格ながらアルテグラを採用している点では、メリダの「SCULTURA 5000」が優位です。

しかし、「Tarmac Disc Sport」はディスクブレーキかつ高品質なDT SWISSのホイールを使用しており、足回りのレベルは「Tarmac Disc Sport」に分があります。

ハイエンドクラスの比較に移ります。

パーツ構成の差はほぼありませんが、「S-WORKS TARMAC」には、自社のカーボンクランクを採用しており、それでいて「SCULTURA TEAM-E」よりも2万円ほど低価格です。

その他、細かい部分まで考慮すると、「SCULTURA TEAM-E」より「S-WORKS TARMAC」が、若干ながらコストパフォーマンスに優れると言えます。

ハイエンドクラスの価格に優れるアンカー

アンカーは日本の自転車メーカー、ブリヂストンのスポーツサイクルブランドです。

以下よりアンカーのロードバイクの詳細です。

・RL3 DROP EX ¥105,000 ソラ

・RS8 EQUIPE ¥255,000 105

・RS9 ¥780,000 デュラエース

エントリークラスから比較します。

価格や使用されているコンポーネント等の理由から、「RL3 DROP EX」も「RIDE 80」は同レベルのコストパフォーマンスと言えます。

続いて、ミドルクラスを比較します。

「RS8 EQUIPE」は、他社にはない豊富なカラーが選べるという長所があります。

しかし、標準で付属するパーツからメリダの「SCULTURA 5000」と比較すると、コンポーネントで差が出ます。

ハイエンドクラスの比較に移ります。

「RS9」はアップチャージにより、ホイールとコンポーネントを変更できます。

アップチャージにより、「SCULTURA TEAM-E」と同等の部品(ホイールはデュラエースC40、コンポーネントはデュラエースDI2)に変更した場合には、価格は974,000円です。

完成車で同等の性能のものを買うと考えた場合には、「SCULTURA TEAM-E」より「RS9」がコストパフォーマンスに優れるでしょう。

価格面の強さが際立つジャイアントのロードバイク

最後に、メリダと同様台湾のメーカーであり、世界最大の自転車メーカーであるジャイアントのロードバイクと比較します。

以下よりジャイアントのロードバイクの詳細です。

・CONTEND 2 ¥80,000 クラリス

・TCR ADVANCED 1 KOM ¥245,000 アルテグラ

・TCR ADVANCED SL 0 ¥1,100,000 デュラエースDI2

エントリークラスから比較します。

「CONTEND 2」は、テクトロ製ブレーキキャリパーを使用することにより、コストカットを図っていますが、性能面での差は少ないでしょう。

「RIDE 80」と「CONTEND 2」の価格差は6千円ほどですが、両者は性能面でイーブンであると言えます。

続いて、ミドルクラスを比較します。

「SCULTURA 5000」は、クランクとブレーキにはシマノ製のノーグレード品を採用していますが、「TCR ADVANCED 1 KOM」は全てアルテグラです。

両者の価格差は6千円ですが、費用対効果を考慮すると、「TCR ADVANCED 1 KOM」の方が魅力的に映ります。

ハイエンドクラスの比較に移ります。

価格は両者とも横並びですが、「TCR ADVANCED SL 0」にはパワー計付きデュラエースクランクが標準で搭載されるという相違点があります。

また、「TCR ADVANCED SL 0」は、インテグラルシートポストであるため、シートチューブ周りが最適化されています。

性能と価格から考えて、「TCR ADVANCED SL 0」に分がありそうです。

ミドルクラスの価格面では断然優位なメリダ

メリダのロードバイクを他社のロードバイクと比較しましたが、本当にメリダのロードバイクはコストパフォーマンスに優れるのでしょうか。

結論として、今回調べた限りでは、ミドルクラスの「SCULTURA 5000」は圧倒的にコストパフォーマンスに優れると言えます。

その他の、エントリークラスは他社と同程度、ハイエンドクラスでは若干劣るとのではないか、と筆者の見解です。

また、今回の比較基準が全てではないので、違う目線で見るとまた違う見解になることもあるでしょう。

あくまでコンポーネントなどを基準とした比較です。

少しでも、ロードバイク選びのご参考になれば幸いです。

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