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ロードバイクのホイールに赤スポークをまとったものがある!

2018.3.9

ロードバイクは見た目もひとつの重要な要素です。

フレームの形状や色は当然なのですが、その面積の大きさからイメージをガラッと変えるのがホイールです。

リムの色やメーカーのロゴなどで印象が変わりますが、スポークもそのひとつです。

確か以前に「赤スポーク」のモデルがあったと記憶していますが、今でもあるのか確認してみましょう。

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赤スポークモデルは「フルクラム」のホイールだった

今回の記事を書くにあたり下調べをしたところ、フルクラムでは2013年にも「赤スポーク」のホイールを販売していました。

ですから、2016年モデルは、2度目の赤スポーク仕様のホイールということになります。

紹介が遅れましたが「フルクラム」は、世界的な自転車パーツメーカーであるイタリアの「カンパニョーロ」の子会社です。

カンパニョーロと言えば、ロードバイク用コンポでは日本の「シマノ」と覇権を争う関係です。

今でもそうですが、以前あまりにもシマノのコンポのシェアが高くなってしまい、カンパニョーロのホイールにまで影響が出てしまった時期があります。

現在はカンパニョーロのホイールも、シマノ仕様のフリーボディを装着したものがありますが、当時はありませんでした。

「シマノユーザーにも自社のホイールを使って欲しい、でも自社名義で出すのはプライドが許さない!」

そんな経緯で生まれたのが、ホイール専業メーカーの「フルクラム」です。

創業当時はシマノ用のフリーボディしかなく、完全にシマノユーザーのみをターゲットにした製品展開でした。

子会社ですから当然ですが、カンパニョーロの技術を踏襲した同じようなホイールばかりの時期もあったようです。

しかし、今は独自色を打ち出し、「親を超えた」という評価すら受けるような世界的ホイールメーカーになりました。

赤スポーク仕様のロードバイク用ホイール「レーシングゼロ」

赤スポークモデルの話に戻りますが、このモデルはフルクラムのアルミクリンチャーホイールの最高峰である「レーシングゼロ」がベースです。

レーシングゼロは、アルミクリンチャー最強・最速とまで評されるホイールで、正にフルクラムを代表するロードバイク用ホイールです。

フルクラムは製品名の冠に「レーシング」を付けているように、硬めで反応が鋭いモデルが多いです。

そこに付けて、レーシングゼロはアルミスポークなので、ますます剛性が高くなり、かなりガチガチのレーシングホイールになっています。

脚力に自信のない人や経験の浅い人は、硬すぎて踏み抜けないホイールかもしれませんが、とにかく速く走りたいという人は視野に入れたいですね。

そのレーシングゼロの赤スポークバージョンである、【FULCRUM RACING ZERO “RED SPOKE”】が、2013と2016年シーズンにありました。

全てのスポークが赤色になっている点以外はノーマルモデルと同じなので、あくまでも見た目だけの変化です。

赤スポークホイールのインプレ

赤スポークモデルの「レーシングゼロ」が発売された、2016年当時の反応を振り返ってみると、「待ってました!」という意見が多いのに驚きました。

先述通り、2013年モデルにもラインナップされていたことで、それを覚えていたファンが多かったということでしょう。

レーシングゼロはアルミリムとはいえ、前後セットで定価15万円のホイールです。

そのため、赤スポークになったからといって簡単に交換できるわけでもないですから、待望ということになったのでしょう。

見た目がかなり派手になりますので、賛否両論、好き嫌いははっきりする傾向にあったようです。

黒が基調であるロードバイクには映えるという印象です。

反対に赤が基調だと少しくどい印象になりますし、寒い系の色やパステルカラーのフレームだと浮いてしまうかもしれません。

ロードバイクのトレンドが満載のホイール

2016年のレーシングゼロの赤スポークモデルに続き、2017年には前後共に1本だけ赤スポークのモデルが登場しました。

【Racing Zero Competizione(コンペティツィオーネ)C17 CLUT 2Way-Fit】

こちらは製品名の中に、今のロードバイクホイールのトレンドが満載なので、ご説明させていただきます。

まず基本事項ですが、ベースはノーマルのレーシングゼロです。

「コンペティツィオーネ」はイタリア語で「競技」の意味ですので、レース本番にも使ってくれという、フルクラムの意思表示とも受け取れます。

製品名の中の「C17」は、タイヤがはまる部分「リム」の内幅17ミリを表しています。

現在ロードバイクのタイヤは太めにシフトしてきており、それに合わせるためにホイール側もリムの内幅を広げています。

「ワイドリム化」と言われ、従来より2ミリ広くなっています。

そのことで重量が嵩むのですが、それよりもリム幅を広げタイヤの変形率を抑えた方が速く走れるという「プロ目線」でトレンドになっています。

「レーシングゼロ・コンペティツィオーネ」の凄さ!

フルクラムのロードバイク用ホイール「レーシングゼロ・コンペティツィオーネ」は、先述通り前後1本ずつだけですが、赤スポーク仕様です。

これは2018年モデルも継続になりましたので、もう少し説明を続けます。

「CULT(カルト)」という言葉も製品名に入っていましたが、これもあまり聞き慣れないのではないでしょうか。

これはトレンドとまでは言えませんが、カンパニョーロやフルクラムの上位モデルに採用されています。

簡単に言いますと、グリスがいらないハブのベアリングのことです。

ベアリングに対するグリスは、回転の抵抗になる存在なのですが、なければ耐久性はガタ落ちです。

ですから回転が渋くなると分かっていても、グリスを注入する必要があります。

しかし、CULTベアリングはハブ内部の特殊な加工により、グリスがなくても耐久性に問題のない仕様になっています。

この技術はノーマルのレーシングゼロには採用されておらず、その分の価格がコンペティツィオーネには約4万円乗っています。

また、コンペティツィオーネはクリンチャータイヤの他にチューブレスタイヤに対応しており、それが「2Way-Fit」の意味です。

ロードバイクのオシャレはさりげなく

フルクラムの「レーシングゼロ・コンペティツィオーネ」は、スペシャリティーの詰まったホイールだからこそ、1本の赤スポークで差別化を図っているのでしょう。

私の知る限りは「マビック」にも黄色ですが、カラースポーク仕様のホイールがあります。

確かにアルミリムホイールは少し無機質な感じを受けますので、挿し色をするのは悪くないと思います。

ただし、あまりやり過ぎてしまうとくどくなって、せっかくの美しいフォルムのロードバイクの美観を損ねてしまいます。

個人の価値観の違いなのであまり強くは言いませんが、何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」やり過ぎはいけませんね。

ホイールへの挿し色なら、カラーのバルブキャップなどは、さりげなくて良いかもしれません。

また、夜間の視認性の向上という意味も含めて、反射材の一種「スポークリフレクター」などもおすすめです。

ロードバイクでオシャレしたって良いんです!

今回はフルクラム「レーシングゼロ」の、赤スポークモデルを紹介しました。

特に、コンペティツィオーネの1本だけ赤というのは、さりげなくてカッコいいと感じます。

性能には無関係ですが、嗜好品としての趣もあるロードバイクは、オシャレもカスタマイズのひとつですから楽しんでみるのも良いですよ。

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