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ロードバイクホイールに振れは付きもの!定期的に振れ取りを

2018.1.28

ロードバイクに乗っていて、ブレーキの辺りから、何かが擦れたような音がすることはありませんか?

また、ペダルを漕いだときに、ホイールが左右にぶれるような感覚があったりしませんか?

こんな場合は、ホイールの「振れ」が考えられます。

振れは自然発生的なことなので、避けられない宿命のようなものです。

そこで今回は、そんなホイールの振れについてお話します。

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ロードバイクのホイールには大きな負荷が掛かる

ロードバイクに限りませんが、自転車のホイールは、いくつかのパーツが組み合わさって、ひとつの体を成しています。

そのパーツは、外周のタイヤをはめる部分である「リム」、骨組みである「スポーク」。
リムにスポークを支持する留め具「ニップル」、真ん中でスポークの受けになる「ハブ」になります。

ホイールは自転車の中でも、最も強い負荷が掛かる場所です。
特に、後輪はチェーンが掛かっている駆動輪です。

ロードバイクなどのスポーツ自転車はギア比が高いので、ペダルを1回転させると、車輪が何回転もします。

それだけ強い負荷が掛かるということなので、さすがに色々な場所に不具合が出ます。

ハブは回転を司る場所ですが、中のベアリングが劣化すると、回転が渋くなります。

また、ホイールはスポークが張った状態で、その形を保っていますが、支持しているニップルが走行しているうちに緩んできます。

そうなると、スポークのテンション不良によって、リムが歪んだ状態になり、このことを「振れ」と言います。

ロードバイクのホイールの「振れ」は避けらない

ホイールの振れは、普通に走っていても多かれ少なかれ起きるので、付き合っていかなければいけないことです。

高性能と言われる軽量ホイールは、耐久性を犠牲にしているようなものもあるので、かえって振れやすいとも言えます。

振れは、ペダルを回しても「何かしっかり力が伝わってないな」くらいの違和感のときに、確認したほうが良いです。

ブレーキから擦れるような音がしたら、相当な状態ですから、早めに確認することが大切です。
振れを修正することを「振れ取り」と言いますが、ホイールと長く付き合っていくためには、定期的に、この作業が必要になります。

しかし、振れ取りは自分で行うか、それともお店に頼むか悩みます。

振れ取りの工賃はお店にもよりますが、前後セットで1000~1500円といったところです。

ロードバイクごと持ち込むとホイールを外す工賃まで取られるので、自分で外して持って行っての金額です。

プロに任せて安心を買うと思えば、個人的には高くないと思いますが、そこは価値観の違いもありますので、何とも言えません。

ロードバイクのホイールの振れ取りに欠かせないもの

ロードバイクのホイールの振れ取りを自力で行う際には、専用の「振れ取り台」があったほうが正確に行うことができます。

ただ、この振れ取り台は少々値が張りまして、1~1.5万円ほどします。
お店に依頼する工賃の約10回分ですね。

「自転車が趣味です」と胸を張って言うには、振れ取りはできたほうが良いとは思います。
また、振れ取り台は一般的な振れである「横振れ」と共に、「縦振れ」の確認もできます。

横振れが出ているときは、ホイールを空転させて、前方から見たときに波を打った状態に見えます。
縦振れは、真横からリムを見たときに歪んでいれば、兆候があるということです。

さらに、ホイールはフレームに対して中央に収まっていなくてはなりませんが、その確認も振れ取り台で行うことができます。

こうして考えてみると、ロードバイクに慣れて知識も付いてくると、振れ取りの重要性が分かり、自力で行う必要を感じるのかもしれません。

ホイールの振れ取りのメカニズム

ここから、ホイールの振れ取りの作業についてお話していきますが、まずは、振れ取りのメカニズムを先に説明します。

振れは、スポークを支持する「ニップル」が緩むことで発生します。

スポークは、左右でリムを引っ張り合いながらバランスを取っていますが、どこかのニップルが緩むことで、バランスが崩れます。

左右どちらかにリムが寄ってしまっている状態が「振れ」なので、それをセンターに戻していく作業が「振れ取り」ということです。

ニップルはロードバイクの走行時には緩む方向にしか回らず、自然には締まってくれませんので、締める作業が必要です。

ニップルは素手では締まりませんので、専用の「ニップルレンチ」を用意してください。
右のスポークも左のスポークも、右に回転させることでニップルが締まります。

例えば、右側に触れているときは、ハブの左のフランジから来ているスポークが緩んでいることになるので、これを締めてリムを左に寄せます。

この仕組みが分かっていれば、振れ取りは自力で行えるようになります。

ロードバイクのホイールの振れ取り方法

ロードバイクのホイールの振れ取り作業のお話をしていますが、今回は「振れ取り台」の使用ありきで説明していきます。

では、手順をご紹介します。

まず、タイヤを外し、ホイールをフレームから外します。

ホイールを振れ取り台にセットしたら、下部にある突起物にリムを合わせて、ホイールを空転させます。

ホイールを空転させた状態で正面から見て、突起物とリムの間隔が変化している場所が、振れていることになります。

例えば、右に振れが出ている場合は、その場所の左のニップルが緩んでいることになりますので、締めていきます。

ニップルは少し回しただけで、スポークテンションがかなり変わるので、1/4回転程度ずつ、ゆっくりと回していきます。

次に、回したニップルの左右のスポークも、テンションを調節する必要があるので、ニップルを締めます。

回りのスポークは、1/8回転程度の微妙な締め具合で調節します。

これを繰り返し、振れ取り台で空転させたときに、ホイールの回転が一本の真っ直ぐな棒のように見えれば、振れがなくなった証拠です。

なお、縦振れに関しては諸説ありますが、1.5mm程度までなら、気にする必要はありません。

どうしても気になる場合は、ホイールを横から見たときに、外側に膨らんでいる箇所の左右のスポークを締めれば改善できます。

おすすめの振れ取り台

ロードバイクのホイールの振れ取り作業を説明しましたが、いかがだったでしょうか。

根気がいるのは確かですが、作業自体は、それほど難しくありません。
また、やはり振れ取り台があったほうが、正確に確実に振れが修正できます。

そこで最後に、評価の高い振れ取り台をご紹介します。

【MINOURA(ミノウラ):振取台 FT-1 COMBO】参考価格:¥14,000

ローラー台やサイクルキャリアでも有名なパーツメーカー「ミノウラ」の振れ取り台です。

横振れ、縦振れ、センターが同時に計測できます。
単独のセンターゲージも付属していますので、センター出しにも便利です。

また、先端の突起物の金属部分をひっくり返して、樹脂部分をリムに当てることができるので、カーボンリムが傷付かない仕様になっているのも親切です。

さらに、数サイズのニップルに対応している、レンチも付属しています。

振れ取りは定期的に

今回は、ホイールの振れについて話をしました。

振れは走行していれば発生するのは致し方ないことなので、ホイールと長く付き合っていくためには、振れ取りが必須になります。

作業はそこまで難しくはありませんし、振れ取り台は少々高価ですが、長い目で見れば自力で行うほうが、コスパは良いですね。

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