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feltのf75はアルミの逸品!しかしホイール交換はしたい

2017.11.19

「felt(フェルト)」のアルミロード【f】シリーズは、創始者のジム・フェルトが長年かけて、理想を追求してきたフレームです。

しかし、エントリーグレードであるため、パーツにコストカットの跡が見られます。
ハイエンドモデルのf75でも、ホイールは自社製です。

そこで今回は、f75のホイール交換について、色々と可能性を探っていきます。

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feltの創始者ジム・フェルトのここが凄い!

ドイツの新進気鋭メーカー「felt(フェルト)」は、「フレームの魔術師」と言われる創始者のジム・フェルトなしには語れません。

最初はオートバイの設計に携わっていたジムは、自分用のトライアスロンバイクで、自転車のデザインを始めます。

このデザインの素晴らしさに驚いたプロライダー達が、ジムに設計を依頼し始めます。

やがて、ジムの名前はアメリカのチューブメーカー「イーストン」の目に留まり、自転車部門立ち上げの立役者になります。

ジムの設計したチューブはトレック・スペシャライズド・GTなど、名だたるアメリカメーカーに採用されます。

その後、別会社での設計に携わり、満を持して2001年自社ブランド「felt」を創設します。

2007年にワールドツアーに参戦するチームに機材を提供し始め、2013年にはツール・ド・フランスのステージで4勝を上げるなど、着実に名声を高めています。

今回取り上げる「f75」は、ジムがずっとこだわってきたアルミフレームです。

それだけに、ホイール交換などをしてグレードアップさせなければ、もったいない逸品です。

felt・f75はコスパが高い

feltのロードバイクは、シリーズ名の横に付いている数字で、フレームの素材が分かるようになっています。

数字が一桁ならカーボン、二桁ならアルミです。

「f」シリーズは、アルミフレームなので二桁です。

日本では、リア9速のf95、10速のf85、11速のf75の3種類が販売されています。

言い遅れましたが、日本でのfeltの販売は「ライトウェイプロダクツ」が代理店になっています。

余談ですが、本国ではfシリーズはカーボンフレームのみの扱いなので、アルミフレームはありません。

日本でのfシリーズは、ジオメトリから見るとレース仕様です。
そのため、レース初心者が参戦を目指す上で使用するバイクと言えるでしょう。

エントリーグレードになりますので、価格を抑える必要があり、企業努力ではあるのですが、残念なスペックも見受けられます。

しかしf75は、後ほど詳しく確認しますが、ホイール交換の必要だけで、あとはしっかりとしたパーツが並んでいます。

それでいて15万円を切っていますので、非常にコスパの高い1台です。

felt・f75のスペック~ホイール交換を行えば文句なし

では、feltのf75のスペックを確認しましょう。

コンポはシマノ・105のフルコンポです。

コンパクトクランクの50-34Tに、スプロケは11-28Tなので、標準的なギア比の構成です。
カーボンブレードのフォークに、シートポストもカーボン製です。

ヘッドセットに評価の高いfsa製、タイヤにVittoriaの中位グレードなど、コスパの高さをうかがわせます。

唯一、自社製なので精度が分からないので、ホイール交換が必要かもしれません。

fシリーズのフレームの凄いところは、サイズごとにパイプの厚みや、どこにバテッドを施すかを変えている点です。

理由は「サイズごとに乗る人の身長体重が違うから」という、当たり前すぎることです。

しかし、エントリーモデルから、そこにこだわるのが、feltの凄さと言って良いと思います。
さすが、フレームの魔術師と言われるだけのことはありますね。

また、fシリーズはレーシーな仕様でありながら、ただ単に、剛性が強くて硬いフレームではありません。

そこに、快適性をプラスするための衝撃吸収性も、求めて作られています。

それが、サイズによってバテッドの位置を変える、「カスタムバテッドチューブ」です。

これによって、ペダルを踏み込む力を受け止める剛性と、路面からの振動を和らげる快適性が両立できています。

f75のホイールは鉄下駄だった!ホイール交換を視野に…

f75のスペックを確認しましたが、やはりコスパの高さは疑いようがありません。

重量8.8kgも、このクラスとしては軽量で、ヒルクライムを目指しても良いくらいです。

となると、やはり気になるのはホイールです。

felt純正ですが、インプレを見ていると、どうやら2kg以上のいわゆる「鉄下駄」のようです。

f75は、レースを目指している人におすすめの1台ですから、これはホイール交換を視野に入れたいですね。

軽量なホイールが良いことに越したことはないので、そうなるとカーボンリムが優位です。
もちろん否定はしませんし、高級なカーボンホイールとの釣り合いが取れないなどと言うつもりもありません。

それくらいの価値が、f75のフレームにはあります。
しかし、カーボンリムのホイールは、下位グレードでも、f75の完成車1台分の価格です。

これはさすがに、度が過ぎている感じなので、やはりここは、ホイールもコスパ重視で選ぶのが、賢明だと思います。

f75のホイール交換のおすすめは?①

では、feltのf75のホイール交換を考えていきましょう。

まず定番中の定番ですが、鉄下駄からの履き替えには、カンパニョーロの「ゾンダ」です。
クラス最軽量級ではありませんが、レースを目指す上では、最適なホイールです。

最初は、ちょっと硬さが気になるかもしれません。

しかし慣れてくれば、その硬さがちょうど良い心地になってくると言いますし、カンパのハブの性能で、良く回ってくれるホイールです。

実売価格は前後セットで約6万円といったところですが、これ以上の価値を見いだせるホイールです。

そして、ゾンダの話になると、必ずと言って良いほど比較対象に上がるのが、フルクラムの「レーシング3」です。

フルクラムはカンパの子会社ですので、基本的には同じようなスペックなのですが、2017年モデルで、両者に大きな違いが表れました。

ゾンダが太いタイヤに対応するために、リムの幅を広げるワイドリム化を図りました。

これにより、ゾンダはレーシング3に比べて、46g重くなりました。
この46gという数字は、決して小さいものではなく、特に坂の上りなどでは、はっきりと分かる差です。

また、スポークの組み方によって、レーシング3はねじれを抑えて、さらに剛性を高めています。

これにより、力の伝達効率が良くなり、一瞬での加速力はゾンダを上回ります。

そのため、リムの軽さも加味して、同じレースでもヒルクライムには「レーシング3」。

高速巡航性が大切なロードレースなら、オールラウンダー寄りの「ゾンダ」をおすすめしたいと思います。

f75のホイール交換のおすすめは?②

feltのf75のホイール交換を考えていますが、レース仕様はどうしても硬いので、乗り心地が両立しません。

レースには興味がないので、もう少し乗り心地を良くしたいという人もいると思います。

そういった要望な、らシマノですね。

スポーク本数が少ないのと、少し剛性を抑えた作りになっているので、柔らかめの乗り心地になります。

中でも、ゾンダやレーシング3と同グレードと言えるのが、「WH-RS81」です。
公表重量が1502gなので、一見、ヒルクライムにも良さそうです。

しかも、カーボンラミネートリムなので、走りの軽さも大きく違ってきます。

しかし、激坂などでダンシング(立ち漕ぎ)になってくると、剛性不足でたわみが気になりますし、パワーのロスが大きくなります。

そのため、レース向きとは言えないので、やはりツーリングなどの、趣味向きのホイールだと思います。

f75のポテンシャルを引き出すホイールを選ぶ

今回、確認して強く感じたことは、f75の持つ潜在能力を引き出すパーツの組み方をしたいということです。

その手始めがホイール交換であり、おすすめしたホイールは、それに十分応えられるものです。

ホイールは性能の違いが如実に出る部分なので、ぜひ自分に合ったものを選択してもらいたいところです。

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