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タイヤとホイールの傷は自分で直そう!~修理の基礎知識~

2017.9.29

自転車で悪路を走行している際に、タイヤやホイールに傷がついてしまうことが多々あります。

傷がつくと、異常なブレーキ音になるので、その場合はすぐにタイヤとホイールを確認しましょう。

タイヤやホイールの傷は、事故につながる場合もあるので、常にメンテナンスが必要です。

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タイヤとホイールが傷つく原因は?

砂利の多い悪路や、雨天に走行を重ねていると、ブレーキシューとリムの間に異物が入り込むことが多くなり、リムが傷ついてしまいます。

リムの表面が傷ついたままで走り続けていると、異物をかみこんでしまい、ブレーキシューの摩擦が異常になります。

そうなると、ブレーキのコントロール性が悪化し、リムの摩耗が早くなり、タイヤもホイールもメンテナンスが必要となります。

さらに、リムの傷をそのまま放置しておくと、削れてしまい、アルミのささくれも多くなります。

タイヤやホイールは、激しい走行を繰り返すことで、傷がつきやすく、事故につながる危険性もあるので、常に状態を把握しておかなければなりません。

このリムは、ブレーキシューが接触する部分なので、摩擦で削れてしまいます。
ブレーキをかける時には、かなりの力と熱が加わりますので、回数を重ねていくうちに消耗していくのです。

例えば、シマノであれば、ブレーキシューには溝が入っているので、その溝がなくなってきたら交換する時期と考えましょう。

また、ホイールは高額なので、交換する出費は痛いですが、放置すると割れてしまうこともあり、大変危険です。

事故を引き起こさないためにも、タイヤとホイールのメンテナンスは常に行いましょう。

タイヤとホイールの傷の対処方法

実際に、走行している時に、ブレーキが異常な音をたてた経験はないでしょうか?

その際は、自転車を降りて、リムの状態を確認する必要があります。
小石や他の異物で、タイヤやホイールが傷ついているのが分かるはずです。

自転車のホイールのリムに傷がついていたら、リムを削りましょう。
削ることで、応急処置としての修正は可能です。

リムを削る時には、ケンマロンなどのスポンジ状の研磨剤があると便利ですね。

<リムを削る方法>

①ブレーキのクイックリリースを緩めて、ブレーキシューとリムの間に研磨剤を挟みます。

②ブレーキアーチをリム方向に押し付けると、隙間ができるので、ブレーキシューのロックスクリュー側に挟み、クイックリリースを閉じた状態で、ブレーキをかけながら走行するとリムを削ることができます。

※状態を見ながら、少しずつ削りましょう。

ある程度までは削って修正することはできますが、その分リムは薄くなっていくので、それが限界となると、リムは廃棄して交換するしかありません。

リムの繋ぎ辺りには、摩耗限度インジケーターがあり、このインジケーターが見えなくなれば、交換する時期とされています。

タイヤやホイールの傷をパテで埋める!

タイヤのホイールのリムが傷ついてしまった時、その傷が浅いものであれば、削ることが一番良いとされています。

しかし、その傷が深い場合は、パテで埋めるという方法もあります。

パテは本来、自動車の修理などに使われるものですが、自転車のリムにも使用できます。
自動車用の補修用のアルミパテがおすすめです。

このパテの成分は、「エポキシ樹脂」と呼ばれており、耐熱温度が100℃まで可能なため、ブレーキ操作で高熱になっても、パテが溶けることはありません。

<パテで埋める方法>

①リムのホイールの部分以外は、マスキングテープなどでパテがつかないように保護します。

②細かい部分をパテで埋めるので、付属のヘラではなく、綿棒などを使う方がやりやすいでしょう。
細かいところまで丁寧に傷を埋めていき、固まるまで待ちます。

③パテが固まったら、研磨して、均一にならします。

この方法なら簡単に補修できるので、覚えておくと良いですね。

また、気をつけなければいけないのは、パテを研磨する時に、削りすぎないことです。

リムは、ホイールの種類によっては、かなり柔らかいものもあるので、削りすぎてしまうと、バランスが悪くなります。

そして、リムを補修すると同時に、ブレーキシューに異物が入り込んでいないかどうかも確認しておくと良いですね。

タイヤの規格が重要!ホイールに傷がついて交換する場合

自転車のホイールに傷がついてしまい、ホイールを交換しなければならない場合、タイヤとの互換性を考えなければなりません。

タイヤとホイールは、同規格でないと使えないので、交換する際にはしっかりと確認することが大切です。
ここでは、タイヤの規格について知っていきましょう。

タイヤには、3つの規格があり、走行用途によって選ばれます。

<クリンチャー>

最も一般的で、種類の豊富な規格です。
チューブも小さくて軽量なため、パンク時のチューブ交換も手軽に行えます。

<チューブラー>

クリンチャーよりも高速走行が可能な規格です。
特徴は、タイヤがチューブを包み込み、一体化していることです。

リム打ちパンクなどはしにくく、乗り心地も良いのですが、パンク修理は困難になります。

<チューブレス>

その名の通り、チューブが入っていないので、パンク耐性が極めて高く、専用のチューブレス対応ホイールを使用することになります。

タイヤの規格を知っておくことで、ホイールも正しい互換性のあるものを選び、長持ちする自転車にグレードアップできるでしょう。

自分の走行目的を考え、それに合ったタイヤとホイールを選ぶことで、むやみにホイールに傷をつくことを防げるとも言えますね。

ホイールを長持ちさせる秘訣!

自転車に長年乗っていると、タイヤやホイールに傷がついたり、パンクなどのトラブルに遭遇することは多くなります。

走行距離などに応じて、タイヤやホイールの傷はどうしてもついてしまいますが、問題はどの段階で新しいものと交換しなければならないか、ですね。

走行距離が2万キロになったら交換時期だという説もありますが、メーカーや乗っている頻度、乗り方などによっても違うので、その判断基準は難しいところです。

ホイールの寿命について考えれば、リムとブレーキシューが常に当たっている部分と、当たっていない部分の段差が「手で触れて分かるくらい」になったら、交換時期だと言われています。

また、ブレーキシューは、ブレーキシューについている溝がなくなったら、ブレーキの効きが悪くなるので交換した方が良いです。

自転車のホイールのリムに傷がついたくらいなら、自分で直すことはできますが、削りすぎるとリムが薄くなるので、最終的には自転車店に相談することをおすすめします。

また、ホイールを長持ちさせるには、ブレーキシューを定期的に交換することがベストです。
リムにダメージを与えないことが一番ですので、まめに交換し、メンテナンスを強化することが秘訣でしょう。
バイクレーサーの中には、レース用と練習用と、ホイールを分けて使っている人もいるくらいなのです。

常に自分の自転車の状態を把握し、メンテナンスをすることで、長くサイクルライフを楽しむことができるはずです。

タイヤやホイールを傷つけないために気をつけること

自転車で走行していれば、タイヤもホイールも、ある程度は傷ついてしまうことも覚悟しなければなりませんが、最低限、予防できることを考えてみましょう。

ロードバイクのように、リムとタイヤの幅がほぼ同じである場合は、特にホイールが傷つきやすいという現状があります。

小石や木など、道路に落ちているものを自転車のタイヤが踏んだ時に起こるもので、その時の走行スピードを考える必要があります。

石など異物の大きさにもよりますが、ホイールの破損につながる場合もあるので、要注意です。

自転車で走行している以上、避けられない場合が多いのですが、明らかに砂利が多い道や、雨天などの走行には、スピードを緩めて走ることも大事ですね。

また、タイヤを選ぶ時によく聞くのが、「タイヤの耐久性を考えて選ぶ」ということです。

長距離走行をするライダーや、通勤・通学などで日常的に自転車を使う人は、軽量化されたタイヤを選ぶことは避けましょう。

ヒルクライム(登坂競技)に適したタイヤは、重量が180gくらいと、とても軽いのですが、タイヤを軽くするために素材にこだわりを持つなど、様々な工夫がされています。

そのため、ヒルクライム向けの軽量化されたタイヤを日常的に使っていたら、当然のごとく傷がついたり、パンクしたりというトラブルが起きます。

自転車は、走行目的に合わせて、パーツを選ぶことが大切なのです。

タイヤとホイールの傷は予防とメンテナンスで対処!

長距離走行や日常的に使用している自転車は、タイヤやホイールに傷をつけやすいものです。

特に、雨の日の走行をしなければならないことが続いたら、必ず走行後に傷の確認をし、できる限りのメンテナンスをしましょう。

ホイールの寿命や、ブレーキシューの寿命を少しでも長く伸ばすために、的確な対処法を知っておきたいものです。

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