ヘルメットを被ろう!頭のサイズが平均よりも大きい人は?

みなさん、自転車に乗る時にしっかりとヘルメットを被っていますか?

ヘルメットを選ぶ時にひとつの目安となるのが、頭のサイズです。

平均よりも大きい・小さいと悩んでいる人もいるかもしれませんね。

今回は、頭のサイズの測り方だけでなく、そんな人たちの悩みを解消できるかもしれない商品と、その他に重要となるヘルメットの選びのポイントをご紹介します!

まずは、頭のサイズを測ってみよう!

自転車のヘルメットを選ぶ時、頭のサイズが平均より大きいから入るものがないかも…と悩んでいる人も中にはいるかもしれませんね。

まずは、実際にどのくらいの大きさなのかを測ってみましょう。

頭のサイズを測るには、裁縫用のメジャーを用意します。

この時、医療用のテープ、水泳用の帽子、一人で測る際は鏡があると便利です。

これらを用意出来ない場合は、なくても大丈夫なので無理に用意しなくていいです。
メジャーがあれば、測ることは可能です。

最初に、水泳用の帽子がある人は被りましょう。

髪の毛がかさばっていると正しい測定が出来ないので、水泳用の帽子がない場合は、なるべくボリュームが出ないよう、頭にピタッとさせてください。

準備が出来たら、おでこの一番端にメジャーの0センチの位置を医療用のテープで固定します。
テープがない場合は、手でしっかりと押さえておきましょう。

しっかりと固定出来たら、メジャーを頭に一周させます。
0センチの位置と重なった数値が、あなたの頭のサイズです。

頭の平均サイズってどれくらい?

実際に、自分の頭のサイズを測ってみたところで気になるのが、平均的なサイズですよね。
では、次は性別・世代別の平均的な頭のサイズをご紹介します。

まず、男性青年層だと57.59センチ前後、高齢層になると、57.16センチが平均サイズです。

女性の青年層は、55.11センチ、高齢層は54.6センチとなります。

男性は、青年層がわずかに大きいですが、女性は青年層がわずかに小さいという結果です。
そして、子どもの場合は体だけでなく、頭囲も目まぐるしく成長します。

子どもの場合、頭のサイズは

0~3か月…………40~42センチ
3~6か月…………42~46センチ
6か月~1歳半……46~48センチ
1歳半~2歳………48~50センチ
2歳~4歳…………50~52センチ
4歳~5歳…………52~54センチ
5歳~6歳…………54~56センチ
6歳~10歳まで… 56センチ

が平均といわれています。

見てわかる通り、数か月や数年で大きく頭囲が成長しますね。

なので、子どもの場合は、親の自転車に同乗したり、子ども自身が自転車に乗る時に着用させているヘルメットのこまめなサイズチェックが必要です。

頭のサイズが平均より大きい!被れるヘルメットはある?

頭のサイズを測ってみたら、平均よりも大きくて、被れるサイズのヘルメットがあるのか心配という人もいるでしょう。

サイズの小さいヘルメットを選んでしまうと、苦しいだけでなく、頭痛などの体調不良が出てしまうこともあるので、無理のないサイズ選びが必要です。

なので、そんな人のために、頭のサイズが大きめな人でも、かっこよく快適に被れるヘルメットのご紹介をします。

●Zerorh+(ゼロrh+)EHX6055 ZY

あまり耳にしたことがない人が多いかもしれませんが、サイクルウエアやアクセサリで有名なブランドです。

上位グレードのものと合わせると、10種類と豊富なカラーがあり、好みのものを選ぶことが出来ます。
また、サイズだけでなく機能性も優れており、フィット感も抜群です。

アジャスターにつながっている部分に弾力のある素材が使用されているので、締め付けで痛いということもありません。

頭のサイズが大きくて、なかなかいいヘルメットが見つからないという人は、一度試着してみてください。

子どもの頭のサイズが平均よりも小さい!被れるヘルメットはある?

子どもの頭のサイズを測ってみたけど、平均より小さくてサイズが合うヘルメットがない…という人もいるでしょう。

しかし、「サイズがないから着用させなくていいや」ではだめです。

そんな場合におすすめするのが、OGK KABUTOの「MELON KIDS-S」です。

ほとんどのメーカーが対象年齢2歳というのに対し、OGK KABUTOの「MELON KIDS-S」は、1歳を対象としたサイズが用意されています。

これなら、2歳で平均よりも頭のサイズが小さいという子の場合でも、適用サイズを見つけることが出来るでしょう。

また、ソフトシェル設計で軽量なので、首に負担が掛かりません。

あごひものバックルにはカバーが付いていて、子供の肌を挟んで痛い思いをさせてしまう心配もありません。

また、キャラクターのデザインが施された商品もあるので、好きなキャラクターが描かれたカラフルなヘルメットを選んであげれば、子どもも喜んで着用してくれること間違いなしでしょう。

サイズが合っていても、フィット感を確認しよう!

先ほどは、平均的なサイズよりも頭が大きい人でも被れるヘルメットや、頭のサイズの小さい子どもでも被れるヘルメットをご紹介しました。

サイズはヘルメットを決める上で重要な目安ですが、それだけでなく、実際のフィット感も重要なポイントです。

ですので、サイズが合っているからと、試着もしないで購入というのは避けましょう。

特にネットショップなどは、店頭と比べて比較的安く購入することが出来るので、頼っている人も多いかもしれませんね。

もしネットショップで購入するといった場合は、同じ商品を一度店頭で試着してみてから購入することをおすすめします。

また、海外のメーカーは大きめのサイズを扱っているブランドも多いです。

しかし、楕円形の頭の形が一般的な欧米人向けに製造されており、円形の日本人の頭の形にフィットする商品は少ない傾向にあるので、注意が必要です。

自分の頭にフィットしないものを選んでしまって、後々被るのが苦痛になってしまったなんてことがないように、しっかりと吟味しましょう。

安心できるヘルメットで頭を守ろう!

平均サイズより頭が大きい自分でもピッタリ被れるヘルメットが見つかると嬉しいですよね。

試着してフィット感も抜群だと「これで決まり!」と購入したくなりますが、少し待ってください。
価格が安すぎるということはないでしょうか。

安いものといえば、やはり中古品などですね。
最近では、ネットオークションなどがあり、中古でヘルメットを購入出来る機会が多くあります。

価格は安くても、使用を重ねたヘルメットは素材の劣化が進み、強度が低下していることがあります。
大きな衝撃を一度受けただけでも、耐久性が落ちてしまうといわれているので注意が必要です。

また、ほぼ未使用・美品として販売されていても、購入から3年以上過ぎているものはあまりおすすめは出来ません。

見た目の変化がない場合でも、内部の衝撃吸収素材の劣化が進んでいることが多いからです。

長く、安心して使用出来るものを選ぶなら、新品のものを購入するべきでしょう。

そして、ロードバイクなどでレースへの参加を検討している人は、必ず「JCF公認」のシールが付いている商品を購入しましょう。

その他のものである場合、レースへの参加が不可になるということも覚えておいてください。

自転車に乗る時は、ヘルメットを被ろう!

今回は、ヘルメットを選ぶ際の頭のサイズの測り方から、選ぶ際の注意点までご紹介しましたが、役に立つ情報はありましたか?

ヘルメットは、命を守る大切なものです。

間違った選び方をしないよう、しっかりと自分に合った商品を見極めましょう。