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マヴィックのホイールはメンテナンス性が高い!その特徴は?

2017.9.6

マヴィックのホイールは、ホイール履き替えの定番とされるほど、人気のあるホイールです。

そんなマヴィックですが、ホイールのハブに特徴があります。

メンテナンス性が高いといわれるマヴィックですが、実際どんな特徴があるのかご紹介していきましょう。

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マヴィックホイールの特徴って?

マヴィックの完組ホイールのほとんどのハブ部分には、接触式シールベアリングが使用されています。

一方、シマノのハブなどで多く見られるのは、カップ&コーンタイプのボールと球押しを使用したものです。

マヴィックホイールのハブに採用されている接触式シールベアリングは、雨や砂などがベアリング内に侵入するのを防ぐ役割を果たしています。

しかし、ベアリングにシールを接触させるマヴィックのハブは、少なからず回転に抵抗が生まれてしまいます。
このことから、「マヴィックのハブは性能が悪い」なんてことを耳にすることもあります。

しかし、この接触式シールベアリングは、決して性能が悪いわけではなく、泥や砂などの進入を防ぐためにわざとこのような構造になっているのです。

また、マヴィックの場合、フリーボディ内にある凹みに、小さなスプリングが付いている爪が引っ掛かる構造になっています。

この小さなスプリングによって、爪が縮小するため、ラチェット音が大きいこともマヴィックの特徴です。

しかし、接触式シールベアリングの抵抗やラチェット音が気になるというだけで、マヴィックのホイールを選択肢から外すのは非常にもったいない気がします。

マヴィックは、性能も申し分ない、素晴らしいホイールです。

しかも、メンテナンス性が高いというメリットもあります。

では、次になぜマヴィックのホイールがメンテナンス性が高いのか、ご紹介していきます。

マヴィックのホイールがメンテナンス性が高い理由とその注意点

マヴィックのホイールはメンテナンスしやすいというのは、有名な話ですよね。

シマノ製などのハブは、カップ&コーンといって、玉だし調整など、ハブメンテナンスは非常に細かい調整もあり、難しいものとされています。

その点、マヴィックのハブは、先ほどもお話したように、接触式シールベアリングを採用していて、構造が簡略化されています。

また、ハブメンテナンスの工程も少ないため、比較的時間もかからずメンテナンスを行うことができるでしょう。

しかし、ここで注意点があります。

マヴィックのホイールはメンテナンスしやすいのですが、その分メンテナンスを定期的に行う必要があるのです。

マヴィックによると、およそ2000kmに1回はハブメンテナンスを必要としています。
中には、走行後毎回メンテナンスを行う方もいるようです。

マヴィックのホイールは、定期的なハブメンテナンスを行うことで、本来の性能を発揮することができるのです。

マヴィックホイールのハブメンテナンスはなぜ、純正オイルなの?

シマノなどのカップ&コーンのハブメンテナンスを行う際は、粘度高めのグリスを使用するのが一般的ですよね。

しかし、マヴィックのホイールのハブは、このような粘度の高いグリスではなく、さらさらとしたオイルを使用します。

なぜ、グリスではなく、オイルを使用するのでしょうか。

それは、マヴィックに採用されている接触式シールベアリングは、グリスなどの粘度が高いものを使用するとラチェット部分が空回りしたり、破損する可能性があり、また、防塵性が損なわれたりするそうです。

このように危険ですから、グリスの使用はしないでくださいね。

マヴィックの純正オイルの他に、他のオイルを代用品として使用される方もいるようですが、無難に純正品が一番確実で安心だと思います。

なぜなら、マヴィックの純正オイルは、ゴムへの攻撃性がないミネラルオイルになっています。

オイルでも、ゴムへの攻撃性があるものを使用してしまったら、せっかくのホイールの性能を失うことになってしまいます。

ですので、メンテナンスする時は、純正オイルが無難といえるでしょう。

では早速、マヴィック純正オイルを使って、ホイールのハブメンテナンスを行う手順をご紹介していきましょう。

マヴィックホイールのハブメンテナンス!①

早速、マヴィックホイールのハブメンテナンスに取り掛かっていきます。

まず、ロックリング回し工具とスプロケット外し工具を使用し、スプロケットを外していきましょう。

力を入れる方向は、両方ともに地面に向かって入れていきます。
少々硬いと思いますが、グッと力を入れるとロックリングが外れます。

ロックリングが外せたら、スプロケットを外していきます。
その際、スプロケットをバラバラにせず、まとめておいて置くと取り付けのとき楽に取り付けられます。

次に、フリーとその反対側の軸受けを手で外していきましょう。

軸受けを外したら、モンキーレンチと5mmのアーレンキーで、フリーを固定しているナットを外します。
ナットが外せたら、いよいよフリーボディ本体を抜き取っていきます。

その際、注意する点は、勢いよくフリーを抜き取らないようにしてください。

なぜなら、ラチェットと呼ばれる爪とスプリングが飛び出してしまうことがあり、これが飛んでいってしまうのです。

スプリングはとても小さく、飛んでいってしまった場合、見つからない可能性もあります。

ですので、フリーを抜き取るときは、丁寧かつゆっくりと行いましょう。

マヴィックホイールのハブメンテナンス!②

マヴィックホイールのハブが無事分解できたら、続いて行うメンテナンスは、パーツの洗浄です。

特に、フリーボディ内部はオイルで黒く汚れていることが多いですから、綺麗にふき取ってあげましょう。

パーツ全てを綺麗に仕上げたら、ここからは組み立てとオイルアップ作業となります。

まず、ラチェットにスプリングを取り付け、フリーの軸のほうに取り付けます。

スプリングが収まる穴が確認できるかと思うので、そこに入れていきましょう。

ハブの側と、反対側に計2個のスプリングがはまります。
その際、外れないようにきちんと取り付けてください。

取り付けができたら、オイルアップを行っていきます。
オイルアップをする場所は、まず、ラチェットの爪部分です。

次に、フリーボディ内のギザギザとした部分と、接触シールの上の白いゴムの部分にもオイルを付けていきます。

前にもお話した通り、マヴィックホイールは、このゴムの接触で回転性能が落ちてしまうわけですが、ここのゴム部分にオイルを与えることで、回転を軽くする効果があります。

逆に、ここにオイルを与えないと、驚くほど回転性能が落ちてしまうことになります。

マヴィックのハブ、オイルアップの注意点とその効果!

しかし、オイルアップをする際にも少しの注意点があります。

マヴィックの純正オイルですが、チェーンオイルなどに比べると少々粘度が高いオイルになります。

そのため、ゴム部分にオイルを付けすぎると、返って回転抵抗となってしまう可能性があります。

オイルを付けすぎたことで、チェーン落ちのトラブルなどの事例もありますので、マヴィックの純正オイルを付けるときは、薄く付けるのが正解です。

オイルアップを行ったあとは、フリーをもとの位置に戻し、レンチで締め上げて完成となります。

○オイルアップの効果は?

実際、ラチェット音が大きいことでも有名なマヴィックのホイールですが、オイルアップを行うことで、このラチェット音を抑えるには非常に効果があります。

マヴィックのメンテナンスで、オイルアップだけでしたら、慣れれば10分もかからない簡単な作業です。

もし、ラチェット音が気になりだしたら、メンテナンス時期の目安のひとつとして考えてみるのいいかもしれませんね。

マヴィックホイールのハブは定期的にメンテナンスを行おう

マヴィックに採用されているベアリングは、接触式シールベアリングですね。

この接触式シールベアリングは、メンテナンス性が高いことでも有名です。

メンテナンス性が高いということは利点ですが、その分メンテナンスを定期的に行う必要があるので気を付けてください。

今回ご紹介した手順や注意点を参考にして、ぜひメンテナンスに挑戦してみてください。

 - ホイール, ロードバイク, 自転車のパーツ