giantのクロスバイクに乗っていて、「カゴがあれば便利だな」と思うことがあるかもしれません。
通勤に使用している方や、買い物などに使用している方だと、よりそう思われるでしょう。
ただ、クロスバイクにカゴをつけられるのか、という疑問が思い浮かびますよね?
実際のところ、giantのクロスバイクでも、その他のクロスバイクでも、ほとんどの場合取り付けが可能です。
そこで今回は、クロスバイクには、「どのようなカゴが取り付け出来るのか」、「取り付けが出来ないカゴはあるのか」、などをご紹介します。
何故クロスバイクにカゴをつけないのか?
giantのみならず、ほとんどのクロスバイクにはカゴを取り付けが可能でありながら、何故あまり普及していないのでしょうか?
もしかしたら、カゴを取り付けると走行に支障が出るのか、と思う方もいるかもしれません。
しかし、そのようなことは全くありません。
ただ、個人の感覚によるものなので一概には言えませんが、基本的にスポーツタイプの自転車は、カゴなしで乗るものだという風潮はあります。
そもそも、スポーツタイプの自転車などは、ヨーロッパで発展したもので、競技用だったという側面があります。
そのため、カゴが似合わないと感じる人が多いのですね。
しかし、先ほどお話ししたように、取り付け自体は何も問題はないので、カゴが必要という方は挑戦してみましょう。
ただ、取り付けが可能なカゴにも種類があり、単純にどんなカゴでもつけてよいという訳ではありません。
次は、取り付け可能なカゴや、取り付けが出来ないカゴをご紹介していきます。
giantのクロスバイクに取り付け可能なカゴの特徴
giantなどのクロスバイクに取り付けが可能なカゴには、いくつかの特徴があります。
まず、一般的なママチャリ等に使用するカゴや折り畳みのカゴは使用できません。
これは、見た目の問題ではなく、一般的なカゴの作りに原因があるのです。
一般的なカゴや、折り畳みのカゴをクロスバイクに取り付けると、ブレーキレバーに当たったり、ブレーキワイヤーを挟んでしまい、自転車を運転出来ません。
そのため、普通のカゴというのは取り付けが不可能なのです。
基本的に、クロスバイクに取り付けが可能なカゴは、カゴ足がブレーキの部分で止められている物です。
クロスバイク等の自転車に使用するカゴは、ブレーキをフレームと止めているボルトの部分と、泥除けとフレームを止めているボルトに、カゴ足を挟むことができます。
こうすると、カゴがブレーキレバーやブレーキワイヤーの邪魔になることもなく、普通に使用できます。
ただ、あまり大きなカゴは使用できないことがほとんどです。
ですので、クロスバイクに使用されるカゴは、普通のカゴより少し小さいサイズになります。
もし、大きいサイズを希望する場合は、横広のカゴがオススメです。
giantのクロスバイクの後ろにカゴをつける
「前にカゴを取り付けるのは見た目的に少し抵抗がある」という場合は、後ろに取り付ける方法もあります。
後ろにキャリア(荷台)をつけ、そこにカゴをつけるのです。
この場合は、比較的大きなカゴを使用することもできますので、ご安心ください。
ただ、後ろカゴも見た目が気になるという方は、最終的にはサイドバックを後ろに取り付ける方法もあります。
色々と種類があって、オシャレな物も多いので、見た目を気にされるという方にはオススメです。
また、キャリアとバックが一体化しているアイデア商品などもありますので、バックにしたい場合は、色々と探してみましょう。
しかし、バックなので、カゴほど色々なものが入れられる訳ではありません。
オシャレなものがいいという場合は、カゴは諦めるべき?と思うかもしれませんが、諦める必要はありません。
実は、giantなどのクロスバイクに似合うカゴというのが存在します。
次は、そのカゴなどをご紹介します。
クロスバイクに似合うオススメのカゴは?
クロスバイクなどは、ヨーロッパなどで普及していますが、カゴを取り付ける文化は、あまり普及していません。
しかし、最近ではヨーロッパの方でも、カゴを必要としている方も増えてきているようです。
そのようなことから、ヨーロッパでクロスバイクに似合うカゴを作っているメーカーなどもあります。
例えば、リクセンカウル製の“KLICKfix”シリーズがオススメです。
ハンドルにアタッチメントを取り付け、そのアタッチメントにカゴの脱着が可能です。
脱着もとても簡単なので、本格的にスポーツバイクに乗っているという方も、ちょっとお弁当を持って行きたいといった時にだけ取り付けるのもいいかもしれませんね。
そして、一般的なカゴの耐重量が5キロ程に対し、この商品は7キロの重さまで耐えることが出来ます。
シンプルな見た目は、giantなどのクロスバイクにピッタリで、性能もピカイチです。
購入する際には、取り付け可能なアタッチメントが車種によって違うので、しっかりと適合するかを確認しましょう。
また、リクセンカウルは、カゴだけでなく前に取り付けが可能なバッグや、女性向けでオシャレな商品も取り扱っているので、是非チェックしてみてください。
クロスバイクにカゴをつけることの注意点
giantなどのクロスバイクにカゴをつけた場合、いくつかの注意点があります。
まず、基本的にクロスバイクはカゴなしで乗っている人がほとんどなので、初めはバランスが取りにくくなるということです。
バランスがとりにくい為、違和感を覚えてそのまま事故に繋がる可能性もあります。
これは非常に気をつけて欲しいことの一つです。
また、そのカゴにあまり重いにものを入れると、さらにバランスがとりづらくなります。
特に、前がカゴですと、乗り始めにグラグラとくることが多いので、ご注意ください。
また、カゴに重い荷物を載せるということは、タイヤには余計に負荷がかかっているということを、ご理解ください。
子供を乗せる自転車や、電動自転車があれだけ硬いタイヤなのは、重い物を載せるからです。
それなりの強度がいるのです。
もちろん、クロスバイクのタイヤの強度が弱い訳ではないですが、消耗は少しだけ早くなるということは、知っておいた方がいいでしょう。
giantはカゴが付いているクロスバイクもある?
ここまで、クロスバイクに後からカゴを取り付けすることを前提にお話しをしてきました。
しかし、まだ自転車を購入しておらず、カゴが付いているものを検討中という方もいるかもしれませんね。
カゴのついている自転車はママチャリだけだと思っている方が多いと思いますが、少し見た目が気に入らないということも多いでしょう。
そんな方におすすめなのが、giantの「SUITTO W」です。
SUITTO Wは、「スイット・ウーマン」と言い、女性向けのクロスバイクになります。
藤風のオシャレなカゴが付いているクロスバイクです。
カゴが付いているだけでなく、大きく跨ぐことなくシートに座ることが出来るので、スカートを履いている場合でも恥ずかしい思いをすることを避けられます。
そして、泥除けも付いているので、泥はねの危険性も低いでしょう。
しかし、やはり女性向けのモデルなので、ガタイの良い男性にはおすすめ出来ません。
クロスバイクにつけるカゴは決まっています
今回は、「クロスバイクへのカゴの取り付け」についてお話ししました。
クロスバイクにカゴを取り付けている方はあまり見かけませんが、実際に取り付けてみると、とても便利なものです。
もし、カゴを付けたいけど、見た目の面で躊躇しているという方は、今回ご紹介した商品をチェックしてみてはいかがでしょうか?