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ロードバイクの主流!シマノ製BBへの交換!注意すべきは?

2019.1.15

ロードバイクでペダルを漕いでいる際に、ゴリゴリしてスムーズにクランクが回転しないことや、クランク周りから音がするなどの経験はありませんか?

このような場合はクランク本体ではなく、その奥にある「BB(ボトムブラケット)」に問題がある可能性が高いです。

BBは規格も様々で交換となると一筋縄ではいかない部分もありますので、トップシェアを誇るシマノ製を例に挙げながらお話ししていきます。

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現在のロードバイクのBBとクランクの主流はシマノが流れを作った

BB(ボトムブラケット)はクランクとフレームを繋ぐ役割があり、ロードバイクではコンポの中の1パーツとして扱われています。

フレームの下端部に切ってあるBBシェルという穴に取り付けられ、クランクを受けることから、「ボトム(底・下)ブラケット(支え)」という名前が付けられています。

フレームとクランクの橋渡し役ということで、お互いとの互換性が必要になることから様々な規格があり、現在も乱立状態が続いています。

現在の多くのロードバイクでは、回転軸がクランクの方に付属しているので、BBは軸受けとしての役割になっています。

BBに右側のクランクの軸を通し、左側のクランクで固定する、クランクを形成するのが左右2つのパーツになることから「2ピース」クランクと呼ばれています。

2ピースクランクはメーカーが商品名を付けており、シマノの「ホローテックⅡ」、カンパニョーロの「ウルトラトルク」が代表的です。

これに対して以前はロードバイクでも主流だったのが、BBに回転軸が付属しており、その先にクランクを嵌合する「3ピースクランク」です。

現在でも安価なスポーツバイクには使用されており、シマノも取扱いは継続しています。

この2つの方式だけでも取り付け方法が違いますので、BBやクランクの交換時には専用工具や特別な方法が必要になります。

BBとフレームの互換性

前項ではBBの概要とクランクとの取り付け方法を確認しましたが、ここではBBとフレームの関係についてお話しします。

BBの規格が乱立する以前は、BBシェルにネジ山を切り、BBをねじ込む形で装着するのが一般的でした。(スレッド式)

しかし、アメリカのある大手有名フレームメーカーが、「シェルに直接圧入すればネジ山を切る経費が削減できる」という理論から、「プレスフィット」という方式を開発します。

しかも、それまでシマノの24mm一択だった回転軸の太さ(径)を30mmにしたことで、さらに規格が乱立することになりました。

これはパーツメーカー側よりも、ネジ切りをするかしないかのフレームメーカー側に主導権があり、シマノも現在はスレッド、プレスフィット両方のBBを用意し対応に当たっています。

また、BBシェルの幅にもフレームメーカーによって規格の違いがあり、日本のJIS規格やイギリスのBSAは68mm、イタリアン規格(ITA)は70mmとなっており、BBの交換時にはこの規格にも合わせなくてはなりません。

BBの交換時に注意すべきBBの仕様

BBには軸の回転をスムーズにさせるための軸受けである「ベアリング」が付属しており、このベアリングが摩耗したり錆びついたりしてしまうと、回転がゴリゴリと渋くなったり、異音がしたりします。

そうなるとメンテナンスや交換を考えるわけですが、この際に冒頭でもお話ししたBBの規格が問題になります。

BBは大まかに分けて「カップ&コーン」「カードリッジ式」「外部BB」の3つになります。

カップ&コーンは回転軸に内輪となるコーンと、外輪になるカップでベアリングを挟み込む形で装着し、外側からロックリングで固定をします。

ベアリングやカップ、コーンを取り出すことができるので、メンテナンスが可能です。

カードリッジ式はカップ&コーンのようなベアリングの機構と回転軸を外殻で包み、先端にフレームとの固定ネジが取り付けられているBBです。

ただし、内部はカップ&コーンとは限らず、ベアリングをシールで密閉した「シールドベアリング」の場合もあります。

この場合、シマノを始めメーカーはシールをはがすことを推奨していないので、基本的にはメンテナンス要らずであり、不具合があった場合はBBごとの交換になります。

シマノ・ホローテックⅡは「外部BB」

外部BBはシマノのホローテックⅡに代表される、回転軸が付属しているクランク用のBBです。

BBシェルの外側にシールドベアリングが付属する形になり、BB本体自体は空洞になっています。

シマノのBBは耐久性に優れているので、すぐに不具合が出るようなことは少ないですが、シールドベアリングなのでトラブル時は交換が基本です。

ロードバイクは軸一体型のクランクが主流となっており、それに合わせこの外部BBが多くなっています。

前項でお伝えしたBBシェル内包型に比べ、左右のベアリングの距離が離れることで、回転力の向上と、剛性の強化が見込めます。

ただし、シマノのホローテックⅡのBBは耐久性重視のため、シールできつく密閉されており、その分で少し回転が渋めという評価もあります。

そのため、別メーカーからホローテックのクランクに対応したBBが販売されており、セラミック製のベアリングなどを使用し、シールを甘めにして回転力を高めています。

したがって、BB交換時に耐久性を取るか、回転力を取るかの判断で選ぶ製品も変わってきます。

BBの交換にはクランクを外すことが先決

それではここからBBの交換についてお話ししていきますが、今回はシマノのホローテックⅡに交換する方法をお伝えします。

BBはクランクを取り外さなければ交換できませんので、まずはその取り外しからご説明します。

クランクには冒頭でもお話しした2ピースと3ピースがありますが、それぞれ取り付け方法が違いますので、外し方ももちろん違います。

2ピースクランクは軸に嵌合しているクランクを押し出すようにして外しますが、がっちりと固定されており、素手ではびくともしません。

そのため、専用の「コッタレス抜き」という工具が必要になります。

一方3ピースクランクは、固定してある左側のクランクを外しますが、メーカーによって使用する工具が異なります。

シマノは脱着兼用の「キャップ締め付け工具」、カンパニョーロは「クランクセット工具」になります。

通販サイトなどで販売していますが、メーカーの専用工具なので、購入はホームページなどで確認をしてからが賢明です。

シマノ・ホローテックⅡBBへの交換

クランクが外せましたら、いよいよシマノのホローテックⅡのBBに交換をします。

しかし、ここまでお伝えしてきたように、BBにも様々な仕様がありますので、取り外し方法や必要な工具が違います。

まずクランクを外した際に、外側にロックリングで固定してあるカップ&コーンだった場合は、「ロックリングスパナ」が必要です。

また、カードリッジ式のBBはネジ切りから本体を外すための、「ボトムブラケット工具」が必要になります。

工具を選択する際は、「ホローテック」という言葉が付いていないことを確認してください。

そして、BBがホローテックⅡだった場合は、専用工具が必要になります。

前項でご紹介したクランクの締め付け工具とセットになっていることが多く、ほとんどの製品名にホローテックⅡという言葉が使われているので、間違いはないかと思います。

あとは取り付けですが、BBシェルにネジ山があるかどうかを確認し、シェル幅を測ってから、スレッド式かプレスフィット式を選択してください。

また、シマノのホローテックⅡのBBにはグレードがありますが、おすすめはデュラエースかアルテグラ・105相当になります。

不安があるようならショップに任せる手もある

今回はBBの交換についてお話ししました。

規格が様々あり迷うところですが、フレームとクランクの互換性を考えると選択すべきBBが見えてきます。

また、どうしても分からない場合は無理にいじってしまうよりも、ショップに任せてしまうのも一つの方法です。

一概には言えませんが、専用工具の価格並みの費用で交換をしてくれる店舗もあります。

 - SHIMANO, メーカー, ロードバイク