「デュラエースって何?」シマノのコンポのグレードを解説

ロードバイクのコンポにはグレードがあり、それぞれ重量や性能が異なります。

しかし、初心者の方にはどういったコンポがどのような位置づけであるのか、混乱が生じるかと思われます。

そこで、この記事ではロードバイク用コンポとして広く普及しているシマノ製のコンポを、グレードごとに詳しくご紹介します。

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シマノのコンポには6つのグレードが存在する!

シマノのコンポに限らず、ロードバイクのコンポにはグレードがあります。

シマノのロードバイク用コンポの場合は6段階のグレードが存在します。

そのグレードにはそれぞれ名称がつけられています。

グレードの名称は上位グレードから順に「デュラエース」「アルテグラ」「105」「ティアグラ」「ソラ」「クラリス」です。

コンポのグレードによって、コンポの重量や変速性能、採用されるテクノロジーに差が出ます。

そして、当然ながらコンポのグレードによって価格も大きく変わります。

このコンポについて、ロードバイクの知識を持つ方なら「デュラエース」等の名称を聞けばコンポのレベル等の知識がすぐに引き出せるでしょう。

しかし、初心者の方にはどのコンポがどのような立ち位置にあり、そもそもコンポのグレードによって何が違うのかについても分からない場合も多いと思われます。

そういった初心者の方に向けて、次章よりシマノのコンポを「デュラエース」から「クラリス」までのグレードごとに詳しくご紹介します。

シマノの最上級グレードのコンポ!「デュラエース」

シマノのコンポの最上級グレードが、「デュラエース」です。

シマノの「デュラエース」は、シマノが販売するロードバイク用コンポの顔として、メーカーの威信をかけて開発されました。

このデュラエースはプロサイクリングのレースを念頭において設計されています。

そのため、基本的には下位グレードのコンポと性能を比較して全ての面で優れているといっても過言ではありません。

一般にレース用のパーツと聞くと、レースの勝利という至上目標のために耐久性が犠牲になっているといったイメージがあります。

しかし「デュラエース」は、年間数万キロメートル以上を走り、雨や泥や衝撃に常にさらされるといったプロサイクリングの過酷な状況下での使用に耐えうるように設計されています。

そのため、耐久性に関しても最高のレベルにあります。

それは、「デュラエース」の名称にも表れており、「デュラエース」の「デュラ」には素材のジュラルミンと、英語の「Durability(耐久性)」といった意味があります。

また、シマノのコンポのモデルチェンジはこの「デュラエース」から始まるため、最新の技術が最初に採用されるのがこの「デュラエース」であるといえます。

「デュラエース」に匹敵する実力をもつコンポ!「アルテグラ」

シマノのセカンドグレードを担うコンポが「アルテグラ」です。

「アルテグラ」は、最上級グレードの「デュラエース」に重量面ではわずかに劣ります。

しかし、そのほかの性能面では「デュラエース」に劣らない性能であり、変速性能に関してはデュラエースと同等であるといっても差し支えないでしょう。

さらに、シマノ自慢の正確無比な電動変速「DI2」を採用したモデルも、「アルテグラ」にはラインナップされています。

また、「アルテグラ」は「デュラエース」と同等の変速性能でありながら、グループセットの販売価格は「デュラエース」の半分ほどです。

そのため、プロサイクリング選手でも、練習用のロードバイクには「アルテグラ」を使用するケースが多く見受けられます。

これらから、「アルテグラ」は性能のコストパフォーマンスに非常に秀でたコンポであるといえるでしょう。

最近では、「アルテグラ」のリアディレイラーにチェーンスタビライザー機能が付加された「アルテグラRX」というモデルが発売され、さらに注目度が増しています。

サードグレードながらシマノにとって重要なコンポ「105」

シマノのサードグレードのコンポーネントであり、販売戦略的にも非常に重要な意味をもつのが「105」です。

「105」は、「デュラエース」「アルテグラ」に続く3番目のレーシングコンポとして位置づけられています。

変速段数は、この「105」グレードまで上位モデルと同じくリア11段です。

また、「105」までは上位モデルのテクノロジーを強く受けついでいます。

この「105」のコンポは多くの場合、20万円前後のレース向けロードバイクの完成車に付属します。

そのため、本格的なロードバイクを求める方が最初に触れるコンポがこの「105」であり、最も普及しているコンポーネントが「105」であるといえるでしょう。

つまり、シマノとしては、幅広いレベルの数多くの人々が触れるこの「105」こそがロードバイク用コンポの販売戦略的に大きな意味を持っていると考えられます。

さらには、「105」の完成度がシマノのロードバイク用コンポ全体のイメージを左右しているといえます。

それゆえに「105」はそれに見合った非常に優秀な性能をもちあわせており、レースの場面から普段使いまで、全てのユーザーにとって最適なコンポであるといえます。

上位モデルに劣らない実力のコンポ「ティアグラ」

シマノの「ティアグラ」グレードは、フィットネスから本格的なサイクリングまで幅広い用途に対応するコンポとして位置づけられています。

このコンポーネントは、15万円前後のロードバイク完成車に付属します。

「ティアグラ」は、上位モデルの「105」とはリアの変速段数が異なり、「ティアグラ」はリア10段です。

リアのギア段数は1段減っていますが、「ティアグラ」のクランクには上位モデルにはないフロントトリプルギアのモデルがラインナップされています。

フロントトリプルギアの場合、非常に小さなギア比が実現できるため、初心者の方や脚力に自信のない方にとって「ティアグラ」のフロントトリプルギアがもたらす恩恵は大きいでしょう。

また、リアの変速段数が減っているため、リアディレイラーの調整が簡単であるといったメリットも存在します。

「ティアグラ」の上位モデルと大きく異なる点は、変速段数以外にはクランクの構造が挙げられます。

「105」以上のクランクでは、「ホローテック2」という中空構造が採用されており、重量やクランクの剛性に差が生じます。

しかし、実際の走行時にクランクの構造による走行感の差は、ほぼ体感できません。

そのため、「ティアグラ」のクランクが付属しているからといって不満に感じることはないでしょう。

低価格ながら完成度の高さは他社を圧倒!「ソラ」「クラリス」

最後の章では、シマノのエントリーグレードのコンポである「ソラ」と「クラリス」をご紹介します。

「ソラ」は頑丈で初心者の方にも扱いやすいコンポです。

リアの変速段数は9段ですが、ティアグラと同じくフロントトリプルギアもラインナップされているため、ギア比に不足はないでしょう。

「クラリス」はカジュアルなタウンユースや、フィットネスを想定して開発されたコンポです。

リアの変速段数は「ソラ」から1段減って8段です。

リア8段変速と聞くと、上位モデルの11段変速と比較してしまうと、どうしても見劣りします。

しかし、この価格帯のコンポの耐久性や完成度の点については、他社の追随を許さないほどに優秀です。

この「ソラ」および「クラリス」のデュアルコントロールレバーのデザインは、細かい部分では違いがあるものの、上位モデルのものとほぼ同一であるといえます。

そのため、シフトの操作性やブラケットの握りやすさに関しては、上位モデルのデュアルコントロールレバーにも劣りません。

ロードバイク選びの目安としてコンポにも注目しよう!

この記事では、シマノ製のコンポについて、グレードごとにそれぞれのコンポの特徴についてお話ししました。

ロードバイクの完成車にはそのフレームに見合ったクラスのコンポーネントが付属するため、コンポを参考にそのロードバイクがどの程度のものであるかが分かります。

ロードバイク選びに迷っている初心者の方は、ぜひコンポにも注目してみてください。