スコットは、ロードバイクのレースに必ず登場するブランドのひとつです。
常に上位での好成績を収め、日本でも幅広いファンのいる人気ブランドです。
通勤時間帯の道路や、サイクリングコースなどでスコットはよく見かけます。
そんなスコットのロードバイクの魅力の秘密をブログから調べてみました。
スコットはどんなバイクメーカーなのか?
ロードバイクのメーカーの創業者には、自転車競技選手の出身者が多くいます。
ピナレロ、コルナゴ、ルイガノなどは元自転車レーサーが創業し、個性的なロードバイクを開発しています。
しかし、スコットの創業者エド・スコット氏はスキーのレーサー出身という異色の経歴を持っています。
スコット氏のスキー競技者としての経験を活かし、スコットはスキー用のストックメーカーとして1958年に創業しました。
創業と同時に、世界で初めてアルミ製のスキーストックを発明し、それまでの常識である竹と鋼を覆す革命を起こしています。
現在でもスコットの主力はスキー用品であり、スキー用品のメーカーとして世界一の実績を誇っています。
ブログでも、ウインタースポーツ好きの人にとって、スコットと言えばスキー用品のメーカーのイメージが強いようです。
スコットが競技自転車の世界に進出したのは1986年からで、1989年には世界で初めてロードバイク用のエアロバーを開発しました。
その後も、マウンテンバイクのフルサスペンション、1kg以下のロードバイクフレームなど、「世界初」を生み出し続けています。
スコットのロードバイクのラインナップ
スコットは20年以上にわたってロードバイクの軽量化にこだわって開発を続けています。
今や「軽量」と言えばスコットの代名詞となるなど、軽量バイクの火付け役としてロードバイクの世界を牽引していると言えます。
ロードバイクの現行のラインナップは、FOIL、ADDICT、SOLACE、CR1、SPEEDSTER、CONTESSAの6種類。
その中でもロードレースで活躍しているのは「FOIL」で、開発ではモータースポーツのF1チームと組んで、徹底した風洞実験の結果、生まれました。
ハンドルからフロントフォークまで一体感ある構造が、トッププロからの高い支持を得ています。
スコットのロードバイクは軽いだけではなく、デザインについても定評があります。
すべてのモデルでケーブルがフレーム内部を通されており、ブログではすっきりとしたデザインが好評です。
引き続き、ブログで多くのライダーが確認できるSOLACE、CR1、SPEEDSTERについて見ていきます。
スコットのロードバイク「SOLACE」のブログでの評判
メジャーロードレースで勝利を重ねるスコットですが、追求するのはエアロダイナミクスだけではありません。
コンフォートバイクとして開発されたロードバイクが、SOLACEのシリーズです。
スコットの技術者は、SOLACEの剛性と柔らかさという2つの異なる特性を持つフレームを開発しました。
フレームの各部位を「パワーゾーン」と「コンフォートゾーン」に分け、それぞれの役割に応じた設計をしました。
コンフォートゾーンでは、シートチューブから伸びるシートステーの細さに注目です。
細い部分の直径が1cm程度のチューブは、振動を吸収して柔軟な動きを見せてくれます。
さらに、フロントフォークにも衝撃吸収性を向上させるための工夫が見られます。
フォークエンドの部分を後方にオフセットさせて、スペンションの役割を果たすことで快適性を高めています。
パワーゾーンについては、ヘッドチューブのテーパード形状やBB86のボリュームを増して横方向へのたわみを抑えています。
これらはトップモデルのFOILのテクノロジーを受け継いでおり、力強い走りを約束してくれます。
スコットのSOLACEは、長時間の走行による疲れを軽減するとともに快適な走行を実現した、まさにエンデューロ向きのバイクです。
ブログでも異次元の乗り心地と絶賛されています。
スコットのロードバイク「CR1」のブログでの評判
2004年にスコットのロードバイク「CR1」がデビューした当時は、超軽量カーボンバイクとして世界に衝撃を与えました。
フレームの重量がわずか880gと、当時としては圧倒的な軽さを実現して、プロのレースで勝利を量産したのは記憶に新しいことです。
現在のスコットのCR1は、優れた運動性能や軽さといったDNAを残しつつ、フレーム形状を改良して振動吸収性を向上しました。
レースにおけるパフォーマンスとコンフォートの絶妙なバランスを持つ一台に生まれ変わりました。
CR1でロングライドを楽しんで、ブログに遠方の景色の写真を載せることを趣味にしている人もいます。
多少の距離なら快適に走れて疲れを感じさせないので、行動範囲を非常に広げてくれます。
また、車体が十分に軽いので、ヒルクライムを好む人も満足しています。
ロングライドからヒルクライムまでこなす走行性能は、まさにCR1の真骨頂と言えます。
発表から10年以上に渡って幅広く愛され続けているCR1は、名車の仲間入りをするのにふさわしい存在です。
スコットのロードバイク「SPEEDSTER」のブログでの評判
スコットの超軽量のアルミロードバイクのSPEEDSTERは、ロードバイクビギナーに向けた位置づけです。
ブログでも初めてのロードバイクでスコットのSPEEDSTERを選んでいる人が多く見られます。
ビギナー向けと言っても、SPEEDSTERは空気抵抗を抑えたエアロフォルムが特徴です。
一般的な円形チューブではなく、翼断面の後方を切り落とした形状の「F01エアロテクノロジー」を採用しています。
その効果は軽量化を図りながら、低スピードでの走行でも空気抵抗を抑えることができ、高い剛性をも合わせ持ちます。
上位モデルでも10数万円程度で購入でき、それもコンポはシマノ105を搭載しています。
そのため、初心者でもシフトチェンジを味わえ、ロードバイクで走る楽しみを知ることができます。
また、ジャパンリミテッドのモデルもあり、日本限定のカラーが販売されています。
目立つカラーリングは、これからロードバイクを始めたいという人にも愛着が湧くおすすめの一台です。
女性からも評価が高いスコットのロードバイク
スコットのロードバイクには、女性向けモデルとしてCONTESSAが用意されています。
このCONTESSAは、女性用のロードバイクに求められる、車体の軽さと扱いやすさを備えたモデルです。
リーチが短く手も小さい女性のために、トップチューブは短く、ヘッドチューブは長く設計しています。
前傾姿勢を無理なくとることができ、走行時のバイクを扱いやすいようにも配慮しています。
サドルはやや幅広なタイプが取り付けられているので、長時間の走行でも安定して疲れません。
フレームサイズもXXS(46サイズ)から用意されているので、小柄な女性でも安心です。
フレームには、男性用モデルと同様エアロ技術を投入しているので、走行性能も折り紙つきです。
積極的にレースに出場して、ブログに結果報告をしている女性などからも高い評価を得ています。
街乗りからレースまで幅広くロードバイクを楽しめ、女性の行動範囲を広げてくれる一台です。
常にブームを作り続けるスコットのロードバイク
スコットが生み出すロードバイクは、業界のトレンドに大きく影響を与えてきました。
今では当たり前に使用している、超軽量フレーム、DHバーなどはスコットが世界で初めて送り出し、他のブランドが追随しています。
そんな最先端を行くブランドの人気は、ブログでも確認できました。
今後も新しいブームを作り出していくスコットからは、目が離せません。