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空力と快適性の両立に成功!メリダの「リアクト チームE」!

2018.11.13

メリダの「リアクト チームE」は、優れた空力性能を誇る、メリダのフラッグシップエアロロードバイクです。

「リアクト チームE」は、エアロロードバイクでありながら、快適性や乗り味を損なわないような工夫がなされています。

この記事では、その「リアクト チームE」を、フレームの特徴や完成車に付属するパーツの観点からご紹介します。

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メリダのフラッグシップエアロロードバイク!「リアクト チームE」!

メリダの「リアクト チームE」は、プロサイクリングチームが使用する、メリダのフラッグシップエアロロードバイクです。

フレームは、シートステーの接合位置がトップチューブとシートチューブの接合部よりも下げられており、トップチューブはホリゾンタルに近いデザインをしています。

フレームのカーボン素材は、カーボンの接着剤である樹脂に、ナノテクノロジー素材を配合することにより、従来のカーボン素材よりも40%強度が増加しています。

シートポストには、メリダが独自開発したリアクト専用設計品を使用し、空力性能と快適性を向上させています。

フレームのサイズは、47cmから56cmまでの5サイズが用意され、適応身長160cmから190cmまでカバーします。

完成車のコンポーネントは、シマノのデュラエースDI2で、ホイールは、フルクラムのRacingSpeed 55Cがアッセンブルされます。

価格は、完成車で1,300,000円、フレームセットでは339,000円です。

内部処理まで美しく!メリダの「リアクト チームE」のフレーム

まずは、メリダの「リアクト チームE」のフレームに着目します。

フレームのチューブは、流線型の後端部を切り落とした、「フラットバック」形状により、優れた空力性を実現しています。

フレームのカーボン素材には、先の章で述べたように樹脂にナノテクノロジー素材を配合し、強度を向上させた「NANO MATRIX」カーボンを使用しています。

フレームの内部は、安価なカーボンフレームと異なり、しわやバリが存在しません。

これは、フレームの成型時に、カーボンチューブの型となるバルーンの素材を、より高い圧力に耐えられるシリコンに変更したためです。

しわやバリのない内部処理に成功したことにより、剛性や耐久性、信頼性が向上しました。

ヘッドチューブ周りは、VISION METRONコクピットに最適化されています。

そのため、高い空力性を誇るほか、外見もスマートです。

シートポストには、メリダが独自開発したリアクト製用品が使用されています。

このシートポストには、衝撃吸収のためのエラストマーが内蔵されており、エアロロードバイクではしばしば犠牲になる快適性が、このロードバイクでは損なわれていません。

メリダの「リアクト チームE」のハンドリングはニュートラル

続いて、メリダの「リアクト チームE」のフレームをさらに詳しく知るために、ジオメトリーを分析します。

基準となるフレームは、身長170cmの方に最適なサイズのものとします。

トップチューブ長は535mm、ヘッドチューブ長は127mmと、他メーカーのエアロロードバイクと比較すると平均的な数値です。

そのため、ロードバイクに乗り慣れていない方には、ハンドルが遠く感じる可能性がありますが、一般的な体型の経験者のライダーであれば、適性値の長さのステムが使用可能で、設計どおりのハンドリングが得られます。

また、ハンドリングに影響する、ヘッドアングルやホイールベースの数値も、ヘッドアングルが72.5度、ホイールベースが981.3mmと、ロードバイクとして一般的な数値です。

これらから、「リアクト チームE」のハンドリングは、ニュートラルで素直であると想定できます。

それにより、エアロロードバイクでありながらも、ストレスフリーで自然な走りを実現しています。

この特性は、ロードレースの長距離の逃げや、ダウンヒル等の場面で活きるでしょう。

メリダの「リアクト チームE」には軽量エアロホイールが付属する!

メリダの「リアクト チームE」の完成車のホイールには、フルクラムのRacingSpeed 55Cがアッセンブルされています。

このRacingSpeed 55Cは、フルクラムのハイエンドクラスのエアロホイールです。

ホイールのリムハイトは55mmのエアロリムであり、リム幅は24.2mmでエアロ効果と転がり抵抗の削減を期待できる太めのタイヤに対応しています。

また、リムのブレーキ面には、AC3(オール・コンディション・カーボン・コントロール)テクノロジーを採用しています。

これにより、従来のカーボンホイールの欠点であった、ウェットコンディションでの制動力の低下を克服し、ウェットコンディションでも、ドライコンディションと同等の制動力を発揮します。

ホイールの重量は、前後ペアで1,470gと、リムハイトが高く、なおかつワイドリムのホイールでありながらも、軽量ホイールとして通用するレベルに仕上がっています。

しかし、「リアクト チームE」に付属するこのホイールは、クリンチャータイヤ仕様であるため、レースでの使用を考えた際にはやや不満が残ります。

「リアクト8000-E」と「リアクト チームE」は何が違うの?

メリダの完成車のラインナップには、「リアクト8000-E」というモデルが存在しますが、このモデルには、「リアクト チームE」と同じフレームが採用されているため、混乱が生じるかと思われます。

では、「リアクト チームE」と「リアクト8000-E」は何が異なるのでしょうか。

「リアクト8000-E」と「リアクト チームE」の相違点は、コンポーネントとホイールにあります。

「リアクト8000-E」のコンポーネントは、アルテグラDI2です。

アルテグラDI2は、変速性能や耐久性の面ではデュラエースDI2に引けを取りませんが、重量面で一歩劣ります。

いっぽう、ホイールはヴィジョンのSC55とありますが、このホイールは完成車のみに付属するモデルで、性能的にはヴィジョンのメトロン55SLと同等のホイールであると思われます。

メトロン55SLを参考に、「リアクト チームE」のフルクラムのRacingSpeed 55Cと比較すると、同じ55mmのリムハイトながら、「リアクト8000-E」に付属するホイールは70g重量が増加しています。

また、フレームのカラーリングが異なり、「リアクト チームE」がバーレーンメリダ仕様であるのに対し、「リアクト8000-E」はブラック基調のカラーリングです。

ブレーキ性能を強化!「リアクト ディスク チームE」!

メリダの「リアクト チームE」には、実際にプロチームがレースで使用しているキャリパーブレーキモデルのほかにも、ディスクブレーキモデルの「リアクト ディスク チームE」がラインナップされています。

ロードバイクにディスクブレーキを採用する利点としては、荒れたコンディションでも制動力が低下しない点や、フレームとハブの接合部の剛性向上、ホイールのリムの軽量化と寿命の延長が挙げられます。

ディスクブレーキの搭載により、重量の増加が懸念されますが、それは500gの重量増加に留まり、また、搭載位置の関係からその影響は小さいと考えられます。

ディスクブレーキのシステムがエアフローを阻害し、空力面でキャリパーブレーキモデルに劣ると思われるかもしれません。

しかし、「リアクト ディスク チームE」では、ディスクブレーキによる発生するドラッグを、わずか1Wに留めました。

また、ディスクブレーキにおいて問題となりうる、制動によって発生する熱に対し、フレームに、ディスクキャリパーを冷却するディスククーラーを設けることで対策をしています。

エントリーモデルからフラッグシップモデルへの乗り換えも可能!

メリダの「リアクト チームE」は、シートポストやジオメトリーの工夫により、エアロロードバイクでありながら、快適性や乗り味が損なわれていません。

完成車の価格は非常に高価ですが、フレームセットの価格は339,000円と、コストパフォーマンスに優れます。

エントリーモデルからの乗り換えで、高性能なレースバイクを求めている方は、メリダの「リアクト チームE」のフレームセットの購入をおすすめします。

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