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ピナレロの2019モデルが発表された!気になるトピックスは?

2018.10.31

2018年9月時点の情報で、各スポーツバイクメーカーの2019年モデルが明らかとなり、ホームページの製品紹介も2019モデルに切り替わってきています。

ピナレロも既に2019モデルが出揃ったようですが、お伝えすべき大きな変更点がいくつかあります。

そこで今回は、前年度からの変更点を中心に、ピナレロの2019年モデルを確認していきます。

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ピナレロ2019モデルのトピックス

今回はピナレロの2019年モデルをご紹介していきますが、まずざっと2018年からの変更点を一覧で記します。

★フラッグシップモデル「DOGMA(ドグマ)」が「F10」に一本化

圧倒的な性能を持って2018モデルでセンセーショナルなデビューをしたF10を、名実ともにトップに据えました。

★「PRINCE(プリンス)」が5度目のモデルチェンジ!

2019モデルの最大のトピックスで、一部のマスコミではプリンスの「復活」という表現を使って歓迎しています。

★カーボンバック消滅?

ピナレロが初めて世に送り出したと言われる、シートステイのみカーボンチューブを使用するアルミフレーム車「カーボンバック」が、2019モデルには見られません。

★シマノ・新105搭載

2018年にR7000系へのモデルチェンジを行った、シマノのコンポ「105」のニューモデルが採用されています。

今回はこれらを中心にお話ししていきます。

ピナレロの2019モデルでドグマは「F10」に一本化

それでは前項で挙げたトピックスに沿って、ピナレロの2019モデルをご紹介していきます。

まずドグマですが、2018年にはデビューした「F10」と前作「F8」が共存していましたが、2019はF10に一本化します。

ラインナップは前年から引き続き、ノーマルの「F10」、軽量フレームの「Xlight」、ディスクブレーキモデルの「DISK」となります。

2018年からの大きな変更点はありません。

そして、F10をベースにグランツールの一つである、「ジロ・デ・イタリア」の第101回大会を表す「F101」のロゴと、特別なカラーリングを施した「DOGMA F101 Giro d’Italia Edition」が加わります。

さらに、2018年のクリス・フルーム(ピナレロが機材を提供するチーム・スカイ所属)のジロ・デ・イタリア個人総合優勝(マリア・ローザ)を記念した、「DOGMA F10 Giro d’Italia Maglia Rosa Edition」も加わるとされています。

こちらはベースを、F10かXlightから選べます。

ピナレロ「プリンス」の歴史

今回は、ピナレロの2019年モデルのロードバイクを、冒頭でお伝えしたトピックスに沿ってご紹介しています。

続いては、「プリンス」のモデルチェンジについてお話しします。

プリンスはここ20年ほどのピナレロの歴史では、間違いなく中心的存在のバイクです。

デビューは1997年、ピナレロが世界で初めて開発したと言われている、シートステイのみにカーボンチューブを使用する「カーボンバック」のアルミフレーム車でした。

2代目は、今もほとんどの機種に採用されている波打つフロントフォーク「ONDA(オンダ)」を、ピナレロ史上初めて採用したモデルでした。

そして、3代目は2008年にフルカーボンとしてモデルチェンジ、2年連続でバイシクルマガジン誌の「レースバイクオブザイヤー」に輝きます。

ここまでは、順風満帆に常に主役として君臨してきたわけですが、現在のフラッグシップである「ドグマ」の登場で、ラインナップから数年外れる冬の時代もありました。

2015年にようやく4代目として復活したものの、ツール・ド・フランスを制した「ドグマ65.1」と同じ金型を使用しながら、素材の質を変えるというコストダウンモデルでした。

以前のプリンスを知るファンの方からは落胆の声も多く、厳しい評価もあったと記憶しています。

そのプリンスが、完全復活とも言える5度目のモデルチェンジを2019年モデルで果たします。

ピナレロ新プリンスは完全独立モデル

2019年にフルモデルチェンジとなるピナレロのプリンスは、上位グレードの「プリンスFX」と、セカンドグレードの「プリンス」で、セカンドグレードにはディスクブレーキモデルも用意されています。

ハイエンドモデル「ドグマF10」の技術を受け継ぎながら、プリンスにしかない技術も導入されており、4代目に見られたコピーモデルではなく、独立したニューモデルになります。

ダウンチューブのボトル取り付け部分を凹ませた「Concaveダウンチューブ」や、フロントフォーク先端に整流効果のあるフィンが取りつけられた「フォークフラップ」などは、ドグマからの技術です。

一方、ダウンチューブの前側を前輪に沿わせ、気流の乱れを制御する形状や、リムブレーキを風から隠すデザインはプリンスならではになります。

また、ドグマF10使用のカーボンとの性質の違いに考慮して、ダウンチューブをワイド化し、剛性や強度を高めています。

プリンスFXは、コンポにシマノ・デュラエースの電動式変速「R9150」、ホイールにフルクラムの「QUATTRO CARBON」がセットされたプロ仕様モデルです。

そして、アルテグラの機械式で価格が抑えられたモデルの2種の完成車に、フレームセットの3パッケージが用意されています。

セカンドグレードのプリンスは、フレームセットの他に、コンポごとにシマノ・アルテグラ、105、そしてカンパニョーロのPOTENZAの3タイプの完成車が用意され、価格も40万円前後に抑えられています。

ディスクブレーキモデルは、アルテグラの電動変速「R8050」に、油圧式ディスクブレーキの完成車とフレームセットの2パッケージになります。

2019年ついにピナレロから「カーボンバック」が消える!

続いてのピナレロ2019モデルのご紹介は、アルミフレームになります。

初代プリンスがカーボンバックであったことは先述通りですが、それ以来長きに渡りラインナップされてきたカーボンバッグがどうやら無くなってしまうようです。

フルカーボンフレームにも手のどきやすい価格の物が増え、アルミ車もカーボン製のフロントフォークが当たり前の時代になったので、意義が薄れてしまったのは致し方ありません。

また、フロントフォークがカーボン製になって以来、正直カーボンバックはコスト面で厳しかったことも事実で、高額すぎるという評価もありました。

そして、近年はアルミの成形技術も向上し、シートステイをカーボンにしなくても、衝撃吸収性を高めることができています。

このような要素が重なり、伝統のカーボンバックが役目を終えたのかもしれません。

なお、ノーマルなアルミフレーム車「PRIMA(プリマ)」は、2019年も継続されます。

2019モデルはシマノ・105搭載車にも注目

シマノのロードバイク用コンポ「105」ですが、2018年にモデルチェンジをされ「R7000」に生まれ変わりました。

市販は2018年の6月末に始まっており、完成車においては2019モデルへの搭載が続々と発表されています。

ピナレロでは前出したプリンスを始め、「GAN(ガン)」、「RAZHA(ラザ)」、「ANGLIRU(アングリル)」に搭載されます。(ラザ、アングリルはクランクのみ別グレード品になります)

昨今の空力性能に特化したロードバイクの性格にも合わせ、全体的にスリムなデザインになりましたので、レースモデルが多いピナレロとの相性は抜群でしょう。

また、STIレバーは操作性が良くなり、クランクはアームが太くなったことでパワーロスを改善、フロントディレイラーにはワイヤーテンションを調整するアジャスターが内蔵されました。

このように機能面でもアップグレードした新105が搭載された完成車は、2019年ピナレロのみならず全世界で注目されることになるでしょう。

ピナレロは2019年も話題に事欠かない!

今回は、ピナレロの2019年モデルをご紹介しました。

ドグマF10への一本化、プリンスの復活、カーボンバックの終わり、新105搭載車、という4つの観点からお伝えしてきました。

2019年も変わらず話題を提供してくれることになりそうですので、ぜひ動向に注目していてください。

 - PINARELLO, メーカー, ロードバイク