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「メリダ サイレックス200」は路面を選ばない万能性が魅力

2018.10.26

近年、ロードバイクのようなルックスでありながら、太めのタイヤを装着した「グラベルロードバイク」というジャンルの人気が高まっています。

タイヤを太くすることで、オンロードだけでなく未舗装路も難なく走ることができる自転車です。

そんなグラベルロードバイクのひとつ、「メリダ サイレックス200」を詳しくご紹介します。

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シクロクロスバイクよりツーリング向きのサイレックス

メリダの2019年モデルラインナップには、ドロップハンドルを採用して、かつロードバイクよりも太めのタイヤが装着できるシリーズが2種類用意されています。

ひとつは「MISSION CX(ミッションCX)」で、もうひとつが「SILEX(サイレックス)」です。

ミッションCXは、オフロードで競う「シクロクロス」というレースのための自転車で、ある程度の万能性は確保されていますが、基本的にはレースで使うものです。

ミッションCXの乗車姿勢は前傾姿勢がやや強めとなっているのも、レースで使われることを意図しているからです。

一方のサイレックスは、オンロードもオフロードも走ることができ、ロングライドにも適応するものであり、今どきの言葉で言えば「ツーリング志向のグラベルロードバイク」です。

サイレックスの乗車姿勢は、ミッションCXとは異なり、上体が起きて楽なものとしています。

オンロードはロードバイクと同じように速く走ることができ、途中で舗装が途切れた道に出会っても気にせず走破できるのが、このジャンルの魅力です。

荷物を積むことにも適しており、日帰りのロングライドだけでなく、泊まりのツーリングにもぴったりです。

続いて、サイレックスシリーズの中で、もっとも価格が安い「メリダ サイレックス200」について詳しく見ていきましょう。

入門用には十分なスペックの「メリダ サイレックス200」

「メリダ サイレックス200」は、アルミフレームを採用したサイレックスシリーズのエントリーモデルです。

エントリーモデルとは言っても、メリダのアルミフレームは軽さや品質に定評があり、しかもサイレックスのフレームは振動吸収性に優れた設計となっているので、ロングライドも十分にこなせます。

サイレックス200のフレームには、ボトルケージ台座がダウンチューブの上側とシートチューブに加え、ダウンチューブの下側やフロントフォークの左右にも備わっており、ボトルやツールケースなどをたくさん装着できます。

また、メインコンポーネントは、リア9速のシマノ・ソラ、そしてブレーキはPromaxの「Decode R」という機械式ディスクブレーキを備えています。

標準で装備されているタイヤは700×35C(約35mm幅)と、一般的なロードバイクよりも太めとなっています。

このようなスペックで、価格は139,000円(税別)と、低く抑えられているのも魅力です。

「メリダ サイレックス200」は普段使いにもぴったり

「メリダ サイレックス200」は、上体が起きた乗車姿勢や太めの700×35Cタイヤを装備しており、ドロップハンドルでありながら、クロスバイクのような感覚でサイクリングを楽しめる自転車です。

ロードバイクですと、サイクリングの途中で舗装されていないところに出てしまったら、迂回路を探すことになるでしょう。

しかし、サイレックス200であれば、よほどのでこぼこ道でもない限り、舗装されていないところでも走破できます。

日常生活の中でも、川沿いのサイクリングロードが「こっちの岸は未舗装で、橋を渡ったあっちは舗装されている」なんて場合もあるでしょう。

ロードバイクなら舗装されているところを選んで走る必要がありますが、サイレックス200であれば、まっすぐ進むことができます。

そして、機械式ディスクブレーキを備えていますから、例えば通勤や通学の際、行きは晴れていたのに帰りは雨が降ってきてしまった場合でも、リムブレーキ(キャリパーブレーキ)のロードバイクよりは安心です。

サイレックス200は、ロングライドやツーリングだけでなく、通勤や通学などの普段使いでも、その個性をいかんなく発揮してくれるのです。

「メリダ サイレックス200」の弱点はブレーキ性能

リーズナブルで万能性に優れる「メリダ サイレックス200」ですが、弱点もあります。

それは、サイレックス200に採用されているPromax製の機械式ディスクブレーキです。

先ほど機械式ディスクブレーキをサイレックス200のメリットとして挙げましたが、一方で弱点でもあるのです。

その理由のひとつは、サイレックス200に採用されているPromax製の機械式ディスクブレーキ「Decode R」は廉価モデルであり、天候に左右されないというディスクブレーキのメリットは享受できるものの、ブレーキ性能はそれほど高くありません。

とくにディスクブレーキは購入当初は効きが弱く、いわゆる「慣らし」が必要なので、とくに気をつける必要があります。

ある程度乗っているとブレーキの性能がしっかり発揮できるようになりますが、「どれくらいブレーキが効くのか」よく把握した上で、安全運転を心がけましょう。

もうひとつ弱点を挙げますと、機械式ディスクブレーキは、ワイヤーを引く際に重たく感じてしまうことがあります。

そのため、握力の弱い人がロングライドで使用すると、手が疲れてしまうのです。

予算があれば「メリダ サイレックス400」がよりおすすめ

前項にて取り上げた「メリダ サイレックス200」の弱点を解決してくれるのが、ひとつ上のグレードである「サイレックス400」です。

サイレックス400は、サイレックス200と同じアルミフレームを使っていますが、メインコンポーネントはリア11速のシマノ・105となっており、変速段数が増えています。

そして、サイレックス400はブレーキもシマノ・105の油圧ディスクとなっているのが大きな特徴です。

油圧ディスクブレーキは少ない力で操作できるので、握力が弱い人でも安心して操作できます。

操作が軽くてジョントロールしやすい油圧ディスクブレーキのメリットは、ロングライドや、冷たい雨が降っている時、真冬の寒い日など、あらゆる場面で感じることができるでしょう。

サイレックス400の価格は、209,000円(税別)と、サイレックス200と比較するとだいぶ高くはなりますが、それだけの価値があるので、予算があればぜひサイレックス400も検討しましょう。

メリダのサイレックスシリーズはカーボンモデルも魅力的

「メリダ サイレックス200」は、サイレックスシリーズの中でもっとも安価なエントリーモデルですが、サイレックスシリーズにはカーボンフレームを採用した上位モデルも用意されています。

カーボンフレームはアルミフレームのサイレックスよりさらに快適ですし、ボトルケージやアクセサリーの台座はアルミモデルと同じく豊富に備わっています。

最上位グレードの「サイレックス9000」は、軽量なカーボンフレームに、SRAM製のフロントシングルコンポーネントや油圧ディスクブレーキを搭載し、極上の快適性でロングライドやグラベルライドを楽しむことができます。

サイレックス9000の価格は、479,000円(税別)です。

そして、同じカーボンフレームにシマノ・アルテグラを搭載したセカンドグレードが「サイレックス7000」です。

ブレーキもシマノ・アルテグラの油圧ディスクを搭載しています。

サイレックス7000の価格は359,000円(税別)で、こちらもたいへん魅力的です。

何でもこなせるサイレックスでサイクリングを楽しもう!

軽くて丈夫なアルミフレームと機械式のディスクブレーキ、そして太めのタイヤで万能性を発揮する「メリダ サイレックス200」。

サイレックスは、シクロクロス車とは異なりリラックスして乗ることができるので、初めてのスポーツ自転車としてもおすすめできます。

通勤・通学はもちろん、休日のロングライドや泊まりのツーリングまで、リーズナブルだけど夢が広がる自転車ですね。

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