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メリダの「ライド」は消滅の危機か?インプレ情報から探る!

2018.10.3

メリダのロードバイクには複数のカテゴリーがありますが、今回は中でもエンデュランスモデルのライドについてお話ししていきます。

近年のメリダの中では激動しているモデルなので、その経緯なども確認していきます。

また、個別の機種に関しても、インプレ情報などを参考にご紹介します。

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メリダ「ライド」はエンデュランスモデル

メリダのライドはエンデュランスモデルですが、その性格上初心者向けやツーリング車として受け取られることの多い機種です。

しかし、エンデュランスモデルも他の機種と同様に、レースへの参戦を想定して開発されています。

舗装路をメインコースとして戦うレースと違い、未舗装路に敷き詰められた石畳の上を走るレース用がエンデュランスモデルです。

地面からの強烈な突き上げをいなしたり、衝撃を吸収することが重視されます。

また、石畳を超えるには車体の安定が必要になるので重心が低く、視野を広く確保する必要もあるので、上体が起き気味になる姿勢が取れるようになっています。

衝撃吸収性が高いということは、乗り心地がよいということになりますので、長時間走行しても疲れが溜まらず快適ということです。

また、ロードバイク特有の前傾姿勢が浅めなので、経験が浅い方でも扱いやすいです。

そして、インプレ情報でもこのような要素を強調されることが多いので、エンデュランスはレースモデルという認識が薄くなります。

メリダ・ライドに消滅の危機を伝えるインプレが!

近年ライドは、ラインナップに大きな変化があったモデルで、メリダの中で立ち位置が変わったという表現が適しているかと思います。

ピークであった2016年は11機種が展開されており、メリダのロードバイクの中で最も大きな勢力でした。

しかも、メリダがスポンサーを務めていた「ランプレ・メリダ」にも採用され、プロレースの世界でも活躍していました。

しかし、2017年にスポンサーを務めるチームが変わり、ライドは2017年シーズンからチームへの採用が見送られてしまいます。

そして、2018年モデルでは2年前から7機種も減り、わずか4機種の展開になりました。

オールラウンドの「スクルトゥーラ」やエアロロードの「リアクト」が順調にシェアを伸ばす中での激変でしたので、あと数年で消えてしまうモデルとのインプレも後を絶たない状況です。

と言うのも、メリダが機材を提供する「バーレーン・メリダ」は、石畳コースのレースにスクルトゥーラやリアクトで臨んでおり、チームにはライドの必要性がなくなってしまっているのです。

メリダのように世界トップクラスのチームのスポンサーを務めるメーカ―はレースの結果が評価に直結しますので、走る機会さえ与えられないライドは厳しい状況にあると言わざるを得ません。

メリダ・ライドの特徴

それではここから、メリダ・ライドのデザインや性能について詳しく見ていきます。

全体的な印象は「安価」、これひと言に尽きてしまうのが、レースモデルから外れた機種ということを如実に表しています。

しかし、ライドはジオメトリ(フレーム形状)の数値を見る限りは、レース仕様車の面影を残しており、完全なホビー用モデルとするインプレもありますが、それは少しかわいそうな気がします。

エンデュランスモデルは、サドルより後ろの部分の面積を大きくして衝撃吸収性を高めます。

しかし、そうなるとペダルから車輪までの距離が長くなり力が伝わりづらくなりますので、全体的なスピードや加速力に影響が出ます。

こういった一長一短がエンデュランスモデルの特徴なのですが、ライドは後ろ側の面積をコンパクトにしつつ、衝撃吸収性も高める仕様になっています。

コンパクトなのは見た目にも明らかで、他のレースモデルよりも僅かに大きめなだけです。

そして、ライド特有の薄く平たい偏平形のシートステイが抜群のしなりを生み、衝撃を上手く吸収しています。

ライドがプロのレースで使用されなくなった経緯は分かりませんが、上記のことからも、レースを捨てたモデルではないことだけは確かです。

衝撃吸収性の高さがインプレで絶賛されている!「メリダ・ライド3000」

それでは、メリダ・ライドの2018年モデルをご紹介していきます。

【RIDE(ライド)3000】

参考価格:¥225,720(税込)

2018年のハイエンドモデルにして、シリーズ唯一のカーボンフレーム車になります。

レースモデルにも使用されていえる「CF2」フレームは、レース仕様の「CF4」から少し剛性を控え、乗りやすさにも配慮したバランスのよいフレームです。

前項でお話しした偏平形のシートステイに加え、シートポストにカーボンの数倍の衝撃吸収性があるとされている「エラストマー樹脂」が内蔵されています。

それにより、お尻への負担は本当に軽減されており、筆者も試乗した際にとても快適だったと記憶しています。

そして、多くの試乗インプレがこの部分を高く評価しており、乗り心地のよさを優先させたい方は、最有力候補となるでしょう。

この価格にしてコンポがリア10速のシマノ・ティアグラである点で、完成車としてのコスパに疑問が残りますが、フレームのレベルはとても高いと判断できます。

「メリダ・ライド400」にはどんなインプレが多い?

前項に引き続きメリダ・ライドの個別機種をご紹介しますが、ここからはアルミフレーム車になります。

【RIDE 400】

参考価格:¥172,692

アルミフレームなので衝撃吸収性ではカーボンに劣りますが、ライドという名前がついている以上、乗り心地や扱いやすさを重視しているのは変わりません。

特にメリダはアルミの成形技術が高く、カーボン並みの自由な形状のチューブが製造できるこから、カーボンモデルと同じ偏平形のシートステイを採用しています。

これにより衝撃吸収性は確保されていますし、カーボン製のフロントフォークなので、手に突き上げてくる衝撃も吸収してくれます。

それでいて先述通りレースの魂を捨てたジオメトリではないので、アルミらしい直線的な反応も加味され、思った以上に進みのよい、走るフレームです。

多くの方がインプレでもこの部分を指摘しており、気持ちよく進んでくれるので長い距離を走りたくなると報告しています。

なお、小柄の方向けに専用設計された「RIDE 410」もあります。(同価格)

街乗り車としても活躍できる!メリダ・ライド80

最後にご紹介するのは、メリダ・ライドの最廉価モデルです。

【RIDE 80】

参考価格:¥92,772

メリダのロードバイクの中で、税込み価格が唯一10万円を切るモデルです。

ライドシリーズのカギである偏平形のシートステイやカーボンフォークなど、肝になる部分はしっかりと押さえられています。

この価格なので、パーツに関してはインプレでも厳しい評価が並びますが、フレームは他メーカーの同グレード品に劣るものではありません。

また、この価格であると街乗り車としてクロスバイクを考えている方にも検討して頂きたいですね。

ここまでお話ししているように、上体が起き気味な姿勢で乗れて、多少の荒れた道くらいでは衝撃を感じないくらいのレベルですから、街乗りには向いています。

さらに、エンデュランスモデルは耐久性も重視されておりフレームが頑丈なので、普段使いで乗り込んでもへこたれない強さがありますので、通勤などで毎日乗る方にもおすすめです。

相反する部分を両立させている面白さ!

今回は、メリダのエンデュランスロードバイク「ライド」についてお話ししました。

レースでの採用が見送られ縮小傾向にありますが、今回お伝えしたように、存在感はまだ失っていないはずです。

乗りやすさがある中で、レースの魂を捨てていないという面白さは他にはないので、ぜひ一度試乗してみて頂きたいですね。

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