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650Cのロードバイクは希少!取扱いメーカーを知っておこう

2018.8.29

皆さんは、ロードバイクにおいて650Cサイズを検討したことがありますか?

それ以前に650Cの存在を知っていますか?

650Cというのはホイールのサイズのことで、現在のロードバイクはほとんどが700Cになります。

しかし、650Cを扱っているメーカーもあり、需要が皆無ではありません。

そこで今回は、650Cサイズのロードバイクについてお話ししていきます。

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ロードバイクの「650C」とは何?

ロードバイクに限らず、自転車はホイールにタイヤがはまって車輪としての体を成します。

そのため、ホイールのサイズはタイヤがはまった際の外径を示しています。

700Cはタイヤ外径が700㎜(70㎝)になるということで、650Cは650㎜(65㎝)ということです。

「C」という記号はホイールのタイヤがはまる部分の「リム」の規格で、ロードバイクは現在ほぼC規格しかありません。

タイヤの外径は言い換えればタイヤの高さなので、650Cにすると700Cよりも5㎝車高が低くなります。

そのため、650Cは今では女性用であったり、子供用のバイクに多く見られる規格です。

また、タイヤの外径は、クランクを1回転させた時に進む距離にも関係します。

当然ながら外径が大きい方が遠くまで進みますので、物理的には700Cの方がスピードが出ることになります。

レースの機材という前提があるロードバイクではスピードが最優先なので、650Cという選択は難しく、ほぼ700C一択状態になっています。

それでも、650Cの扱いをしているメーカーもありますので、特にレースに関係のない用途であれば検討するのもありかと思います。

ロードバイクメーカーは欧米人向きに大きいサイズを作りがち

日本人の平均身長は、欧米諸国に比べると5㎝以上は低くなります。

ロードバイクの本場はヨーロッパであり、メーカーもヨーロッパに多いですし、他の地域のメーカーも需要が高い欧米向けに生産をします。

となると、日本人には元々サイズが大きいということになります。

今は小さいサイズを作っているメーカーもありますが、それにしてもタイヤ外径が700㎜あれば小柄な方に不利なことは変わりません。

筆者は以前身長155㎝くらいの、ロードバイク好きの女性に話を聞いたことがあります。

その女性は自分の身体に合うロードバイクがなく、いつもギリギリの状態であると言っていました。

ステムの突き出しが短くなるので、ハンドリングがいつもピーキーで扱いにくいとのことです。

また、サドルを高く出来ずシートポストがチューブから少ししか出ないので、サドルバッグが極小のものしか付けられないことも気になるところとのことでした。

そして、小さいサイズはハンドルとクランクの軸までの距離が短いので、ハンドルを切るとつま先にタイヤが接触してしまうことが度々起こるとも言っていました。

その女性はレースに参戦したい方でしたので、サドルを高くハンドルを低くするエアロポジションが取れないのも不満に思っていました。

しかし、あるメーカーが650B(650Cより少し大きめ)規格のロードバイクを出したことにより、上記のことが大幅に改善されたそうです。

この女性と同じような悩みを抱えている方も多いかと思いますので、650㎜のタイヤ外径のロードバイクも視野に入れてみて頂きたいですね。

カーボンフレームで650Cサイズを扱うメーカー!

それではここから、2018年7月の情報にて取扱いのある、650Cのロードバイクメーカーの製品をご紹介します。

【BOMA(ボーマ):FENT(フェント)】

ボーマは「ASK TRADING(エーエスケートレーディング)」という、カーボン繊維を扱う商社が誕生させた、日本のスポーツバイクブランドです。

フェントはトップモデルである「DE’FIRA(デフィーラ)」のジオメトリを元に、ホイールサイズ650Cに最適化したカーボンフレームのレースモデルです。

650Cらしく、ヘッドチューブの角度が大きめに取られていますので、小回りの効いたハンドリングが可能になります。

それでいながら、そこそこ長めにホイールベースが取られていますので、直進安定性に欠くようなことはありません。

なお、こちらはフレームセット(フレーム+フォーク)のみですから、パーツを自分で選ぶ必要があります。

まず肝心のホイールですが、これはボーマからオプション品として用意されていますので、そちらをおすすめします。

あとはギアですが、650Cのホイールは先述したようにひと漕ぎの距離にハンデがあるので、それを補うために少し重めのギアが装備される傾向にあります。

特にフロントは、アウター(大きい方の歯車)が重めの方がよいでしょう。

ツール・ド・フランス常連メーカーにも650C規格のロードバイクがある

引き続き650Cのホイールサイズのロードバイクを紹介します。

【スペシャライズド:Allez Junior(アレー・ジュニア) 650c】

今や世界有数のレースバイク製造メーカーとなった、「スペシャライズド」のアルミロード「アレー」の650Cモデルです。

製品名にジュニアとあるように、メーカー側は子供用という位置付けにしてはいます。

しかし、ジオメトリを見ると前項でご紹介したボーマとほぼ変わらず、むしろこちらの方がワンサイズ大きいくらいですから、年齢を問うことはないでしょう。

子供用という位置付けのためもあり、10万円以下でスペシャライズドのロードバイクが購入できるのも大きなメリットです。

組み合わされているパーツは価格相応のものになりますが、スペシャライズドが誇る高品質のアルミ素材「A1 Premium Aluminum」が採用されているフレームは一級品です。

また、トレイル長が650Cとしては長く取られていますので、ハンドル操作がクイックになり過ぎず、扱いやすいのも強調材料です。

650Cのクロモリロードバイクならこれ!

ここでも引き続き、650C規格のホイールを採用したロードバイクをご紹介します。

【TESTACH(テスタッチ):PILLADELLE (ピラデール) 】

テスタッチは、自転車卸売業の東京サンエスと、スポーツバイクメーカー「東洋フレーム」が共同で立ち上げたブランドです。

クロモリフレームで高評価を受けるブランドであり、ピラデールもクロモリのロードバイクです。

650Cのロードにしては攻めのジオメトリになっていますので、前傾姿勢を好む方におすすめしたいですね。

フレームセットのみもありますが、完成車に組み合わせているパーツがよいので完成車をおすすめしたいですね。

シマノ・105をメインコンポに、イタリアの老舗「アンブロッシオ」の高性能リムで組んだホイールなど、30万円前後のクロモリの完成車としては中々のコスパです。

なお、在庫がかなり少なくなっているようですので、興味のある方は早めに確認した方がよいかと思います。

650Bというホイールサイズを扱うメーカーもある

先ほど筆者の知り合いの女性のお話をした際に、650Bという規格が登場していました。

これは650Cよりもホイールのリム径が少し大きい規格で、現在MTBでは主流となっているサイズです。

650Cに比べて少し太めのタイヤを履くことが可能なので、MTBに使用されているわけですが、近年この規格をロードバイクに採用したメーカーがあります。

そのメーカーとは、UCIワールドツアーの強豪「モヴィスターチーム」にロードバイクを提供しているドイツのキャニオンです。

【CANYON(キャニオン):WMNシリーズ】

WMNは女性モデルの総称で、カーボンフレームに11サイズ22モデル、アルミフレームに2モデル4サイズの650Bホイール採用車があります。

3XS、2XSという小さいサイズに650Bを採用しており、フレームだけでなくホイールも含めて身体に合わせていくという姿勢が見て取れます。

これだけの種類がありますので、女性の方は必見です。

650Cのロードバイクは健在!

今回は、650C規格のホイールを採用しているロードバイクをご紹介しました。

以前は多くのメーカーがこのサイズのホイールを採用していたのですが、現在は残念ながら希少と言わざるを得ません。

しかし、今回ご紹介したように無くなってしまったわけではありませんので、根気よく探してみてください。

 - ロードバイク, ロードバイクの特徴・種類