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ロードバイクのサドル選びに欠かせないメーカー10選!

2018.7.1

ロードバイクのサドル選びは「沼」という表現をされる程、奥が深く難しいものです。

メーカーによっても違いますし、種類も多岐に渡っています。

そこで今回は、なるべく多くのロードバイク用サドルを扱うメーカーを取り上げますので、サドル選びの参考にして頂ければ幸いです。

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有名サドルメーカーがイタリアに多いわけ

自転車のサドルの原型は乗馬の「鞍」で、鞍は人間が馬に乗るために馬上に掛けられる、座る部分のことです。

乗馬は元々貴族のたしなみだったわけで、その発祥はヨーロッパということになります。

乗馬の鞍から派生したサドルは本革製で手作りが基本でしたので、よい革と腕の立つ職人さんが必須でした。

そうなると、地域はおのずと限定され、特にイタリアは昔から有名な靴屋が多いように、「革製品と言えばイタリア」と言われるほどの産地です。

その名残りもあり、今でも有名なサドルメーカーはイタリアに集中しています。

また、イタリアには「コルナゴ」「デローザ」「ピナレロ」「ビアンキ」など、ロードバイクを中心に世界のレースシーンで活躍している自転車メーカーも多いです。

その関係もあり、世界のロードバイク用サドルメーカーの中心は、今でも間違いなくイタリアです。

そのため、まず次項からは、イタリアのサドルメーカーをご紹介していきます。

ロードバイク用サドルメーカー①イタリアの二大老舗メーカー

それではイタリアのサドルメーカーからご紹介していきます。

【SELLE ITALIA(セライタリア)】

SELLE=鞍、いわゆるイタリアの鞍という意味なので、イタリアを代表するサドルメーカーになるのが決まっていたかのような名前ですね。

100年以上の歴史を持つメーカーで、今では定番ですが、ロードバイク用にゲルやクッションを入れ、穴あきサドルを開発したメーカーでもあります。

老舗ということで品揃えも多いですが、「IDマッチ」というシステムがあり、身体の柔軟性などのデータを入れるとすぐに適応するサドルを検索してくれます。

軽量サドルの定番である「SLR」が看板製品となります。

【SELLE SANMARCO(セラサンマルコ)】

セライタリアと人気を二分する、イタリア二大メーカーのもう一方です。

80年以上の歴史を持つこちらも老舗サドルメーカーであり、多くの完成車に付属してもきますので、知名度もかなり高いです。

デザインが独創的で個性が強く、クラシカルなイメージもあるので、他メーカーとは一線を画すラインナップです。

こちらにも「DiMA」というサポートシステムがありますので、特に個性的なサンマルコの製品は、フィッテイングが重要かと思います。

ロードバイク用サドルメーカー②レースモデルの人気が高いイタリアンメーカー

前項に引き続きイタリアのサドルメーカーをご紹介します。

【fi’zi:k(フィジーク)】

厳密に言うとフィジークはメーカーではなく、「セラロイヤル」というメーカーの中の、1つのブランド名です。

トッププロ選手にも愛用者が多く、筆者の主観ですが、知名度の面では世界ナンバーワンのブランドでしょう。

身体の柔軟度に合わせて最適なサドルを提供する「スパインコンセプト・EVO」により、3タイプから選べます。

身体の柔らかい方から、スネーク、ブル、カメレオンという動物になぞらえて分類され、それぞれの代表的なロードバイク用サドルは以下の通りです。

スネーク:ARIONE(アリオネ)…オールマイティタイプ

ブル:ALIANTE(アリアンテ)…コンフォートモデル

カメレオン:ANTARES(アンタレス)…レーシーモデル

【SELLE SMP(セラエスエムピー)】

座面が大きくカーブしており、とても肉厚に作られていることで有名なメーカーです。

あとは、サドルの先端まで穴が開いているので、前傾姿勢が深いシーンでも股間を圧迫しない作りになっています。

体を面で支えるというコンセプトに基づき、そけい部にマッチするような形ですが、これをよしとしないと、同じような形状ばかりなので、乗る人を選ぶメーカーではあります。

ロードバイク用サドルメーカー③イタリアの新興勢力

ここまでご紹介してきたイタリアのサドルメーカーは歴史のあるところばかりですが、ここでは新興勢力と呼べるメーカーをご紹介します。

【ASTUTE(アスチュート)】

2013年創業の新しいブランドで、ロードバイクのサドルらしい細身でスタイリッシュなデザインが特徴的です。

極端に座面が水平なので、取り付け角度に他とは違うコツがいります。

普通のサドルは地面と水平に取り付けるのが基本ですが、それですとノーズの部分にお尻が落っこちていってしまうので、2°から3°程度上向きに取り付けます。

そのことで、走行中に骨盤がしっかりと安定して、お尻が適正なポジションに収まってくれます。

これによって陰部への圧迫も防げるので、前傾姿勢でもペダリングに支障は出ません。

【PROLOGO(プロロゴ)】

デザインから色使いまで、ビジュアルの斬新さでは群を抜くメーカーで、陽気なイタリアン気質がサドルに表現されている、といった感じです。

コンセプトがタッチ感、フィット感ということで、F1ドライバーのシートやグローブにも使用されている素材を採用したり、全体的にクッション性が高めに設定されています。

ラインナップが非常に多いですが、独自のフィッティングシステムがありますので、購入店で試すことができます。

ロードバイク用サドルメーカー④イタリア以外のメーカー

ここまで、ロードバイク用のサドルを扱うメーカーの中でも、イタリアに籍を置くメーカーをご紹介しました。

ここからは、別の国のメーカーをご紹介していきます。

【FABRIC(ファブリック)】

イギリスのメーカーで、近年注目度が上がっているブランドの1つで、シンプルなデザインが特徴の「技術や機能で勝負するタイプ」のブランドです。

中でも「Scoop(スクープ)」は筆者も展示会で試乗したことがありますが、柔らかい素材なのに弾力があって、沈み込み過ぎない適度な剛性が好印象でした。

また、触った感触では表面がツルツルしているのですが、座ると滑らずにしっかりとお尻を固定してくれるフィット感も抜群でした。

奇をてらわない見た目からも、万人受けする、よいサドルという印象を持ちました。

【TIOGA(タイオガ)】

日本ではタイヤのチューブや輪行袋でも有名な、総合パーツブランドです。

サドルでは網目状の「スパイダー」や、座面後方が先割れしている「ツインテール」など、独創的な製品で人気を博しています。

特に主力の「スパイダーツインテール」はその人気ゆえに偽物が多く、ネットでの購入を推奨しない記事やインプレが多く見られるほどです。

ロードバイク用サドルメーカー⑤自転車メーカーのサドルも高レベル!

最後にご紹介するサドルは完成車を扱う、自転車メーカーのものです。

【BONTRAGER(ボントレガー)】

世界最高峰の自転車メーカー「TREK(トレック)」のパーツブランドです。

サドルに限らず、トレックの完成車のほとんどのパーツはボントレガー製です。

ロードバイク用サドルでは様々なモデルの完成車に合わせるため、深い前傾姿勢向きから、アップライドな姿勢にまで対応しています。

形状やクッション性も比較的スタンダードで、よほどのレース仕様でなければ多くの方にフィットします。

もちろん、他メーカーの完成車に装着しても全く問題ありません。

【SPECIALIZED(スペシャライズド)】

2017年のツール・ド・フランスで、ステージ最多勝メーカーとなったのがスペシャライズドです。

サドルにおいても「人間工学」に基づく快適性やフィット感を重視しており、人それぞれに坐骨幅が違うという観点から、多くの座面幅のサイズを用意しています。

それも、専門店では坐骨幅の測定から最適な座面幅のアドバイスをくれますので、自分に合ったサドルを見付けやすいです。

また、他メーカーのスポーツバイクユーザーからの支持も高いので、サドル専業メーカー並みの人気があります。

ロードバイクのサドルは奥が深いので視野を広く!

今回は、ロードバイク用のサドルを扱うメーカーをご紹介しました。

さすがに本場だけあり、イタリアメーカーは伝統を感じさせるところから、独創的な新興メーカーまで、正に「揃っている」という印象でした。

もちろん、イタリア以外にも多くのメーカーがありますが、中では完成車を扱うフレームビルダーのサドルが、近年人気が高くなっています。

したがって、メーカーの垣根を超えた組み合わせなども考えられますので、視野を広く持ってみましょう。

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