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ロードバイクの新品ホイールに「慣らし」走行は必用なのか?

2018.7.30

ロードバイクにおいて、新品タイヤの慣らし走行は良く聞きますが、ホイールはどうなんでしょうか?

私などもそうですが、最近はネット通販などで購入する事が多いいので、組み付けを自分で行う人も増えています。

そうなると、なおさら初期不良などの怖さもあり、慣らし走行の必要がある様に感じます。

そこで今回は、新品ホイールの慣らし走行について考えてみます。

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ロードバイクホイールの慣らしは言葉通りの意味

今回は新品のホイールの慣らし走行について考えてみますが、特に堅苦しく考える事はありません。

ロードバイクには何かと専門用語が多く、私なども最初は戸惑う事も多かったです。

何でも専門用語と思いがちですが、「慣らし走行」は文字通りの意味で特に専門性はありません。

例えば、200㎞のツーリングに出掛けるのに、いきなり新品のホイールって怖いと思いませんか?

普通は、その前に何キロか乗ってホイールの特徴や癖を把握したり、不具合を確認してからロングライドに挑みたいと思うのではないでしょうか。

その調整運転のような事が「慣らし走行」です。

また、どこで購入したホイールかにもよりますが、新品だからといって万全の状態であるとは限りません。

後述しますが、ホイールメーカーには昔から、販売店がメンテナンスをしてからお客さんに販売する、という考え方があります。

その為、甘めの組み付けや、スポークに振れがあったとしてもそのまま出荷するのが慣例になっている様です。

もし、それがそのまま私たちの手に渡るとすれば、初期からいきなり不具合があっても不思議では無いという事です。

ロードバイクの新品ホイールは必ずしも最良の状態とは限らない

今回は、ロードバイクのホイールを新品にした際の「慣らし走行」について考えています。

メーカーから完璧な状態で出荷されていない話を続けますが、これはむしろ当然の事とも言えます。

メーカーが工場から出荷して販売店に届くまでの道中において、衝撃でスポークのテンションが崩れ「振れ」が出る事などは想定できます。

また、メーカーによっては販売店でのメンテを見越して、あらかじめ潤滑油である「グリス」の量を少なくして出荷しています。

昔は暗黙の了解で販売店もメンテナンスを行っていたのですが、現在はネット通販なども有るので必ずしもメンテをしてから販売するとは限りません。

それはこの通販全盛時代には仕方のない事であり、それをこちらも見越して購入するしかありません。

そこで重要になってくるのが「慣らし走行」という事です。

レース本番や長い距離のツーリングに出掛ける前に、初期不良や整備不足をあぶり出すのが慣らし走行です。

ロードバイクホイールからの音を把握するのも「慣らし」の一種

例えば、ロードバイクのホイールを空転させる時に出る音を、「ラチェット音」と言います。

これは、「カンパニョーロ」や「フルクラム」の様に大きめであると理解していても、最初は「何事か?」と驚きます。

単純な話ですが、この音に慣れることも一種の慣らし走行です。

なぜかと言うと、このラチェット音に慣れないと他の原因で音がしているのに気が付かないことがあるからです。

これも一つの例ですが、ハブのベアリングが最初からグリスの少ない状態だったりするとすぐに抜けてしまいます。

すると途端に「ペキペキ」「カチカチ」と音がしますが、知識の少ないうちはラチェット音かなと思ってしまうこともあります。

先述通り、ハブのグリスは最初から少ない可能性がありますので、早い段階で抜けてしまっても不思議はありません。

ですから、慣らし走行でそういったことが分かれば、グリスアップする必要があることに早めに気付けるわけです。

「シマノ」のマニュアルに学ぶ「慣らし」の重要性

ここからは、今回ロードバイクのホイールの慣らしについて独自で調べてみたことや、詳しい知人に聞いた情報をまとめておきます。

まず、カーボンリムのホイールについてですが、リムがブレーキシューによって摩耗して、当たりが出るまでを「慣らし」と呼んでいるそうです。

そして、このことは「シマノ」の販売店向けの整備説明書、「ディーラーズマニュアル」にも記載がありました。

いわゆるシマノは、ブレーキが初期より段々に制動力が強くなっていくことを、ユーザーさんに伝えておいて下さいと言っているわけです。

確かにこういったことがあるのであれば、特にレースなどに参戦する人は慣らし走行が不可欠になりますね。

また、同じくシマノのマニュアルには、「スポークテンション」についても記載があります。

「振れ」についての話ですが、マニュアルでは1000㎞走行したところで振れの確認を推奨しています。

これは、組み立て時のネジの緩みなどが走行中に解消された段階で、スポークのテンションを見直すとよりしっかりしたホイールになるという意味と聞きました。

慣らしに1000㎞とは少し長いですが、目安として覚えておきたいですね。

慣らしが必要な「セラミックベアリング」

次にお伝えしたいのは、「セラミックベアリング」の慣らしについてです。

これは以前に私がホイールを購入した際にショップの店員さんに言われたことです。

詳しい説明は聞かなかったので理由は不明なのですが、特にセラミック製の場合100㎞程度の慣らしが必要だそうです。

セラミックベアリングの売りはハブの「回転力」ですから、新品なのに渋い回転だと後悔するし、文句の一つも言いたくなりますよね。

ですから、100㎞程度慣らし走行をしてベアリングをハブに馴染ませるという感覚で、最初は様子を見てみるということになります。

そこから先で真価を発揮してくれるとのことなので、やはりこれもロードバイクにおいて、慣らし走行の必要性を感じる話です。

新品のホイールでもすぐに「玉当たり調整」が必要な場合もある

ロードバイクの新品ホイールの慣らし走行の必要性について考えてきましたが、ハブの「玉当たり調整」をする必要もあります。

メーカーが販売店のメンテナンスを見越しているという話をしましたが、ハブの玉当たり調整も販売店の仕事なのかもしれません。

これも私の経験則ですが、私の場合は購入時に目の前でハブの調整を店員さんが行ってくれました。

しかし、ネット通販で買えばもちろんそれは無いですし、ショップで買っても自分で取り付けるなら調整してあるかどうか分かりません。

ですから、慣らし走行で回転の渋さや、ホイールのガタ付きを感じる場合は、新品であっても玉当たりの調整を行う必要があるでしょう。

例えば、「マビック」のホイールは全製品シールドベアリングですから、玉当たり調整の必要が無いと思われているかもしれません。

しかし、マビックのホイールにはハブの調整工具が付属してきますから、調整できるのです。(しなくてはならない)

慣らし走行は本番前の軽いウォーミングアップ的な感覚

今回は、新品のロードバイクのホイールに慣らしが必要なのか?を考えてみました。

新品であっても必ずしも良好の状態では無い、また走っているうちに馴染んで性能が上がる事もあります。

そういった経緯を踏まえれば、レース本番や長距離走の前に慣らしをしておくことが必要になります。

平坦、坂道、多少のオフロードなども交えながら、100~200㎞走ってみるのが良さそうです。

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