trekがクロスバイクの通販をしない理由を探る!

今回はtrekがクロスバイクを始めとするスポーツバイクにおいて、通販をしない理由を考えていきます。

現在は通販の全盛期と言っても過言ではない状況ですから、スポーツバイクが例外というのは少し意外な気もします。

しかし、そこには深い意味もあるようですから、探ってみましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

コルナゴのクロモリロードの魅力!ビンテージ感がたまらない

クロモリロードバイクの価値は分かる人には分かるもので、今でもビンテージロードを愛する人などに、根強い...

クロスバイク10速化はカスタマイズの中ではハードルは高い?

お持ちのクロスバイクを10速化したい理由はなんでしょうか。やはり、一番は走行性能アップに期待...

ピナレロのイメージを一新?RAZHAをインプレ情報から探る

ピナレロは近年今までに無かった新しい形状のロードバイクを中心に据えているので、インプレ情報などで...

メリダ・スクルトゥーラがチーム・バーレーンメリダを支える

メリダの「スクルトゥーラ」は、UCIワールドチーム「バーレーンメリダ」のエースバイクとして世界中...

世界を席巻!ピナレロのロードバイクの評判が気になる!

ロードバイクを購入する際は、自分が購入を予定している物やメーカーの評判が気になるかと思います。...

メリダスクルトゥーラ700の高評価に迫る!改めて検証

ロードバイクのフレームの素材ですが、ロードレースにおいてカーボンが主流になり、市場でも同じ傾向に...

ピナレロは山でも勝つが本当にヒルクライム向きと言えるか?

皆さんは「ヒルクライム」という自転車競技をご存知でしょうか?ロードバイクを使用し、山地な...

シマノ製のハブはカップ&コーン!ベアリングの種類について

普段お使いのロードバイクのハブベアリングは、どのメーカーの物をお使いでしょうか。始めたばかり...

グリップの交換は定期的に!クロスバイク用おすすめグリップ

クロスバイクに限らず、自転車のグリップは劣化しやすく、ベトつくことは避けられません。ベトベトした...

meridaのreacto4000の2017モデルはどうなのか?

merida(メリダ)は、自転車大国台湾においてジャイアントに次ぐ、第2の自転車メーカーです。...

カンパニョーロのコンポ「ヴェローチェ」の魅力に迫る

イタリアのコンポーネントメーカー「カンパニョーロ」が送り出す製品は、日本のシマノと比較すると、美し...

コラテックのクロスバイクやロードバイク、その評判は?

コラテックという自転車メーカーをご存知でしょうか。コラテックは、ドイツの自転車メーカーです。...

ビアンキのロードバイクの重量が分からない!知る方法は?

ビアンキのロードバイクですが、2018年モデルはホームページでの車体重量の公表がありません。...

シマノsoraのst-3500って何?新型soraの評価も知りたい

シマノのロード用コンポーネントのsoraはエントリーグレードですが、上位グレードと同様にstiレ...

街乗りとして活躍する!メリダ・クロスウェイ200MDの評価は

メリダのクロスバイクには、ロードバイクに近い特徴を持つ「GRAN SPEED(グランスピード)」...

スポンサーリンク

なぜtrekはクロスバイクを通販しないのか?

タイトル通り、通販でtrekのクロスバイクを購入することはできませんが、厳密に言えば中古品は手に入りますので、新品は購入できないということになります。

この通販全盛時になぜ購入できないのかという話になりますが、これには色々と理由がありますので一つづつ考えていきましょう。

まずは、メーカーと販売店の関係性の維持の問題があります。

自転車メーカーは慣例として、完全に組み上がった状態ではなく、販売店が最後の何%かを組むと仮定して出荷をします。

それを販売店が購入者のサイズやニーズに合わせ、組み上げて販売するという形を取っています。

これは実店舗があるからこそ成り立つ話であり、通販では不可能です。

自転車の中でも特にクロスバイクなどのスポーツバイクは販売店が限られていますので、もし通販を解禁にしてしまえば多くの人が通販を利用することになるはずです。

そうなれば、必然的に実店舗は減り、最後の仕上げを販売店に任せることができなくなりますので、安全面でも不安が出ることになります。

後述しますが、trekは最初のユーザーさんに限り、フレームに生涯保証を付けています。

この制度にも販売店が密接に関係してきますので、実店舗での販売が徹底されていると推測できます。

trekはクロスバイクを通販しない代わりのメリットを用意している

前項で触れましたtrekの生涯保証制度は、「正規販売店での購入」という条件も付いています。

ですから、この時点で現状では通販で購入したクロスバイクなどのあらゆるtrek製品は、対象外と言っているのと同じです。

trekが販売代理店と認め、ホームページやカタログに情報として載せている店舗での購入に限られるということです。

また、この制度は「不適正な組み立て」「不適正な購入後メンテナンス」を行ったものを、対象外とすることも明記されています。

これが前項でお話した、実店舗が存在する大きな理由です。

「不適正な組み立て」とは、最後の仕上げの段階を正規販売店以外の者が行うことを意味しています。

また、「不適正な購入後メンテナンス」も、定期的に正規販売店でメンテナンスを受けていないという意味です。

とにかくこの保証制度は、通販などで安く販売しない代わりに、正規販売店に任せてくれていれば、故障や破損に対しての保証はしますということなのです。

なお、実際の保証に関しては見解の相違が発生することもあり、双方が納得する形にならないこともあります。

trekは通販によってブランドイメージが下がることを避けたい

今回はtrekがクロスバイクを始めとする、スポーツバイクの通販を行っていない理由を考えています。

スポーツバイクは生活必需品ではありませんので、自社製品を選んでもらう明確な理由を付ける必要があります。

バイクの性能やデザインもその一つですが、それはそのメーカーを検討相手として選んでくれた後の話ですから、まずはブランドイメージが非常に大切です。

通販で安売りをされてしまったり、正規販売店以外のいい加減な組立や整備が原因でトラブルが起きた場合は、著しくブランドイメージが落ちます。

trekは正規販売店でも値引き販売を制限していますし、先述通り生涯保証制度を設けることで、正規販売店にいい意味でプレッシャーを掛けています。

ブランドイメージの失墜が大きなダメージになることは、ある事故を教訓にしてスポーツバイク業界全体が痛感していることです。

trekはその対応が非常に早かった方で、この保証制度にならったメーカーも数多く見られます。

クロスバイクで通販を解禁すると並行輸入品が入ってくる可能性がある

通販というのは色々な出品者の方がいますので、メーカーが伺い知れないところで取引が行われる可能性があります。

その一つの取引形態に「並行輸入」があります。

並行輸入は、メーカーとは全く関係のない第三者が、独自のルートで仕入れた海外向けの商品を日本に持ち込んで販売することです。

これを容認してしまうと海外で安く手に入れたものが日本に流れてくることになり、国内の正規販売店の売り上げに大きな影響を及ぼします。

さらに、海外向けの製品の点検・整備を日本の販売代理店に任せるようなことにもなりかませんので、メーカー側もリスクが大きいです。

クロスバイクのタイヤなどのパーツ類は、通販サイトに並行輸入品が多く存在します。

しかし、trekは傘下のパーツメーカー「ボントレガー」の製品も通販をしていませんので、周知徹底が図られているのでしょう。

ネット注文可能なメーカーもあるが通販ではない

通販を利用する理由は、「実店舗より価格が安い」「お店に行かなくても商品が自宅に届く」これが主だったことになるでしょう。

これをクロスバイクなどのスポーツバイクに求めるとしたら、trekのみならずほとんどのメーカー品は無理と言わざるを得ません。

あるメーカーでは、ネットでの注文までは可能ですが、商品はそのまま自宅に送るのではなく正規販売代理店に納車されます。

そこで、ユーザーさんに合わせて最終調整を行いますので実質は対面販売で、しかもネット注文でも全品定価です。

したがって、言葉は悪いですがいわゆる「丸投げ」状態での販売はどのメーカーも行っておらず、とにかくスポーツバイクは正規販売店での対面販売が基本になります。

それを考えると、やはりメンテナンスやサイズ合わせを事前に行い、とにかく購入後のトラブルを起こさない体制で販売するという、メーカーの強い意志が反映されているということになりますね。

trekのクロスバイクは中古品なら通販されている

trekのクロスバイクは通販をしておらず、販売店での対面販売になることはお分かり頂けたかと思います。

ただし、冒頭でも触れましたがこれは新品の話であり、中古品は購入することができます。

trekの生涯保証制度については先に触れましたが、中古品はユーザーが変わりますのでその時点で「最初のユーザーに限り」という条件から外れ、保証は受けられません。

また、正規販売店での購入でもありませんので、アフターケアは自己責任になる可能性が高いです。

さらに、価格も自転車の通販は送料が掛かりますので、商品の割引率が帳消しになることもあります。

しかし、これらのデメリットを全て飲みこむ覚悟があるのなら、中古品も魅力的に映ってきます。

と言うのも、trekは2017年主力の「FX」・「DS」シリーズの大幅リニューアルを行っています。

その関係で、以前のモデルがかなり中古市場に出回っており、状態のよいものが目立つのです。

サイズや色なども限られますのでいばらの道かもしれませんが、良品で割引率が大きいのであれば悪い選択ではないと考えられます。

trekが通販をしないのは信頼関係を築くためと考えたい!

今回はtrekのクロスバイクの通販について考えてみました。

スポーツバイクはほとんどのメーカーが対面販売を基本としており、メーカーと販売店、そして我々ユーザーの信頼関係の上で成り立っているということです。

中古品の提案もしましたが、あくまでも最終手段と考えて頂き、まずは店舗に足を運んでスタッフと話をするところから始めてみましょう。