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自転車の分解方法をご紹介します!カギはホイールとクランク

2018.3.15

ロードバイクなどのスポーツ自転車は、メンテナンスありきの乗りものです。

メンテナンスは、分解を伴うこともありますので、最初は戸惑うと思います。

ですが、必要なことなので、ぜひ今回覚えていただきたいです。

それでは、自転車の部分ごとに分解の方法を確認していきましょう。

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自転車の分解前に構造を知る

自転車を分解する前に、まずは自転車の構造を確認しておきます。

今回は、スポーツ自転車を前提に話を進めていきます。

自転車は、フレームと言われる本体に、ハンドルやサドルなどのパーツが付属して体を成しています。

フレームは、チューブが組み合わさってできていますが、分解はできません。

ただし、フレームセットのくくりに入るフロントフォークだけは、分解が可能です。

フレーム以外のパーツは、基本的に全て脱着可能ですので、分解してメンテナンスができます。

取り外せるものを、自転車の前側から、ざっと列記していきます。

まずハンドル周辺は、ハンドル・ステム・フロントフォーク・前ブレーキ・前輪です。

続いて、自転車中央部は、サドル・ペダル・クランク・BB・フロントディレイラーです。

そして、後ろ側は、後ろブレーキと後輪です。

これらを外すと、自転車はフレームだけになります。

分解ということで言うならば、後輪はギアであるスプロケットや変速機のリアディレイラーも脱着可能ですし、中央のハブも分解して、清掃するのが定番です。

また、ペダルとクランクは一体化していると思われていますが、クランクからペダルを外すことができます。

さらには、タイヤもホイールと一体化しているものではありません。

とにかく、自転車は細かく分解することができるので、各部分の分解方法をご紹介していきます。

スポーツ自転車のホイールの脱着方法

スポーツ自転車が、分解ありきで製造されているのが分かるのは、ホイールです。

スポーツ自転車のホイールは、「クイックリリース」という機構で、フレームに支持されています。

ホイールのハブに、クイックリリースのレバーを取り付けて、ワンタッチで脱着できるようになっています。

部品を外すという行為を思い浮かべると、何かしらの工具が必要と考えるわけですが、ホイールは素手で外せてしまいます。

スポーツ自転車には、自転車を袋に入れて持ち運ぶ「輪行」という考え方があります。

そのために、コンパクト化する目的で、ホイールが簡単に外せる仕組みになっています。

ホイールが簡単に外せるので、ハブを分解して清掃したり、タイヤのパンク修理もスムーズに行えるわけです。

特に、ハブはホイールの要ですので、後ほど分解方法を詳しくお話します。

自転車の分解方法を輪行から学ぶ

前項で触れた「輪行」ですが、自転車を広範囲に渡って分解するという意味では、これほどのものもないので、方法を確認してみましょう。

先述した通り、ホイールから外しますが、ホイールを外すときは、ブレーキを開放すると外しやすくなります。

そのため、ブレーキのクイックリリースレバーも、一緒に開放してください。

また、車体をひっくり返して、安定させてから外すのもポイントです。

ホイールを外したら、クイックリリースレバーのシャフト(軸)も抜き取ります。

次にハンドルですが、ステムの固定を緩めて、フレームの内側に入れ込みます。

ハンドルには、シフターやブレーキのケーブルが多く配線されています。

ハンドルを外して輪行袋に入れてしまうと、ケーブルが変に曲がったり切れたりする恐れがあるので、避けたいところです。

ハンドルを交換するとき以外は、メンテナンスでも、ハンドルはステムから抜かないのが基本です。

ここで、輪行袋が小さい場合は、ペダルを外します。

近年の輪行袋は、大きめが主流ですので、そのまま入るものが多いです。

あとは、チェーンが暴れないようにストラップで固定して、フレームが歪まないように、リアエンドに金具を噛ませれば輪行用の分解は完了です。

ホイールハブの分解方法①~スプロケットを外す

ここから、自転車の中で特に分解が必要になる部分のお話をしていきます。

まずは、ホイールです。

ホイールは外周の「リム」、リムを支える「スポーク」。

スポークをリムに支持する「ニップル」、そしてすべてのスポークの受けになる「ハブ」で構成されています。

また、後輪には駆動の要となる、カセットスプロケットとリアディレイラーが装着されており、そこにチェーンが掛かっています。

変な言い方ですが、分解マニアがいるとすれば、これほどまでに、おいしい素材はないというくらい重要なパーツです。

手組みでホイールを組む人もいるので、全てを分解することもありますが、今回はハブの分解方法をご紹介します。

ハブはホイールの回転の要で、軸とベアリングが内蔵されています。

このベアリングのメンテナンスが、ホイールの回転を左右します。

では、分解方法をご紹介しますが、今回は後輪のみといたします。

ハブを分解するには、まず、スプロケットを外す必要があります。

スプロケットは、専用工具を使って外します。

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この製品は、2つの工具がセットになっているのでお得です。

円形の筒の中に、ピンが付属している工具を、スプロケットの先端にこじ入れます。

先に、チェーンのついた包丁のような工具を、真ん中より少しロー側のギアに絡めて、空転しないように押さえます。

この状態から、ピン付き工具は左方向、チェーン付き工具は右方向に回すようにすると、スプロケットが外れます。

ホイールハブの分解方法②【ハブ本体の分解】

引き続き、後輪ハブの分解方法をご紹介します。

スプロケットが外れたら、そこに現れるのが、ハブの「フリーボディ」です。

フリーボディにもベアリングが内蔵されていますが、ノーメンテが基本の「シールドベアリング」なので、フリーの分解は推奨しません。

フリーと反対側の先端を、見てみましょう。

そこに、ナットが2枚重なるようにして装着されていると、それは「カップ&コーン」というハブです。

分解は2本のスパナを使いますが、奥のナットは薄型のスパナしか入らないので、「ハブスパナ」で検索すると良いです。

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こういった複数サイズのセットを持っておくと、自転車の他の箇所にも使えて重宝します。

ナットを外して、コーンと呼ばれるフタを外すと、中にボールベアリングが見えます。

「リテーナー」というリングでボールが繋いである場合もありますが、恐らくボールは1個1個バラバラですので、なくさないよう注意が必要です。

あとは、軸を抜き、フリー側のナットを外し、ボールを取り出せばハブの分解は完了です。

自転車のクランク周りの分解方法

ハブの分解方法を見ていただくと分かると思いますが、連動性があると、分解が大掛かりになります。

大掛かりな分解になるのは、ホイールの他に、ハンドル周りとクランク周りです。

ハンドル周りは、輪行の項で少し触れましたので、ここではクランクの分解方法をご紹介します。

分解はペダルをクランクから外し、クランクをBB(ボトムブラケット)から外し、BBをフレームから外すという流れです。

まず、ペダルですが、先ほどご紹介したハブレンチを使います。

ペダルのレンチを掛けるところは、ほぼ全て15mmになります。

このレンチを使って、クランクとの固定を外しますが、右側のペダル(右足で踏む側)は正ネジですので、左回りで緩みます。

左側のペダルは逆ネジなので、右回りでナットが緩みます。

次にクランクとBBですが、種類が多すぎるので、注意事項を説明しておきます。

クランクは、古いタイプの自転車であれば「コッタレスクランク」ですので、分解には専用工具が必要です。

「コッタレスクランク抜き」で検索すれば、多数ヒットしますので、準備してください。

その他のクランクであれば、六角レンチで外れます。

BBは、もっと厄介で種類が多い上に、全て専用工具が必要です。

・カップ&コーンは「引掛けスパナ」
・カードリッジ式のBBには「BBツール」
・シマノのホロ―テックⅡには「ホロ―テックBBユニットツール」

また、これも左右で外すために、ナットやボルトを緩める方向が違います。

BBは左側が正ネジ、右側が逆ネジです。

ペダルとは真逆ですので、注意しましょう。

自転車は分解して良いのです

今回は、自転車の分解方法をご紹介しました。

主にスポーツ自転車を対象としましたが、分解に対して尻込みしないで、いただきたいと思います。

「スポーツ自転車は分解するものだ」くらいの気構えで大丈夫ですので、積極的に行ってください。

また、自転車を本格的な趣味とするのであれば、ある程度の工具は揃えておきましょう。

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