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自転車のハンドルから異音がする場合の原因と解決法

2018.2.26

自転車のハンドルから「ギシギシ」「ミシミシ」という異音がしたことはありませんか?

このハンドルの異音がするのは、一般的なママチャリなどの自転車よりも、スポーツ自転車であるロードバイクなどのほうが多いでしょう。

ここでは、ハンドルの異音の原因や解決法をご紹介しましょう!

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普通の自転車とは違う!ロードバイクについて

ハンドルから異音がするのは、ママチャリよりもロードバイクの方が多いです。
その理由をご説明するため、まずはママチャリとロードバイクの違いについて、少しだけお話ししましょう。

ロードバイクは、レース用に作られたスポーツ自転車です。
ママチャリなどのシティサイクルとは、全く別とも言える自転車なのです。

レース用ですので、速く走ることを前提に作られています。

タイヤは空気抵抗を抑えるためにとても細く、ママチャリ自転車と大きく違うのは、無駄なパーツは外され、軽さを求めたフレームなどによって実現した車体の軽さです。

その車体の軽さは、重力に逆らって走るヒルクライムなどのレースで、勝敗を分けると言っても過言ではないほど大切なものです。

また、車体の軽さだけでなく、あらゆるパーツが、ロードバイク本来の性能を引き出すために考えられて作られています。

ロングライドやヒルクライムなどが前提で作られた自転車ですから、もちろん、日頃からメンテナンスが必要にもなります。

メンテナンスが低頻度で済むママチャリとは違い、ロードバイクは、高頻度でメンテナンスが必要になる、手をかけなければならない自転車とも言えるでしょう。

そして、メンテナンスがしっかりとされていないと、ハンドルからギシギシやミシミシといった異音がすることもあります。

次では、その原因について見ていきましょう。

自転車ハンドルから異音がする原因

ロードバイクなどのスポーツ自転車は、高頻度でのメンテナンスが必要とお話ししました。
メンテナンスがされていないと、ハンドルから異音がするといった不具合も起こってしまいます。

ロードバイクのハンドルから、ギシギシやミシミシといった異音がする場合、原因として考えられるのが下記の通りです。

・ヘッドパーツのベアリングのグリス切れ
・ヘッドパーツ周りのグリス切れ
・ステムネジ部のグリス切れ、アッセンブルルブ切れ
・適正トルク外のネジ部締め付け

グリス切れも異音の原因になるという事が分かりましたが、このグリスにはどのような役割があるのがをご説明しましょう。

グリスは、摩擦を低減してくれたり、部品の腐食を防いでくれたりする役割があります。

金属にグリスを塗らないで、そのままの状態で空気や雨などの水に触れていると、酸化還元反応で錆びついてしまうのです。

錆びてしまうと、自転車本来の性能が発揮できなくなってしまいます。
そうさせないためにも、グリスを塗って油の膜を張り、錆から守ってあげることが必要なのです。

また、グリスには、金属同士の固着を防いでくれるといった特徴もあります。

自転車ハンドルの異音を解決①~グリスアップの方法~

ロードバイクなどのスポーツ自転車のハンドルから、異音がする原因は分かりました。
次は、その解決法について見ていきましょう。

ハンドルから、ギシギシやミシミシなどの異音がする場合、グリスが切れている部分のグリスアップや、アセンブルグリスをネジ部に添付した後、適正トルクで締め付けなどを行いましょう。

ここでは、グリスアップの方法をご紹介していきます。

まずは、古いグリスを綺麗に落としましょう。

古いグリスが硬くなっている場合は落ちにくいので、楽に落とすためにも、溶剤(ディグリーザーなど)を使って、綺麗に落としましょう。

その後、ハンドルバーにたっぷりとグリスを塗れば、異音を解消・予防することができるでしょう。

次では、異音を解消するもう一つの方法、適正トルクの締め付けについてご説明していきます。

自転車ハンドルの異音を解決②~適正トルクで締め付け~

ロードバイクなどの自転車ハンドルからきしみなどの異音がする場合、その解決法として挙げられる、もう一つの方法が適正トルクで締め付けることです。

まずは、なぜ適正トルクで締め付ける方法が良いのかをお話しします。

ステムからハンドルを外すと分かるのですが、この二つの接触面は、白くなっていたり細かいこすれ傷ができていたりします。

その理由は、ボトムでしっかり固定されていることで起こる摩擦です。
ハンドルは、力をかけるだけでもわずかに歪み、ステムとの接触面では、摩擦が起こります。

そのため、摩擦によって削れた材料が細かい粉となり、さらに、摩擦を促し、パーツが少しずつ削れてていき、パーツ同士の間に隙間ができて、きしみなどの異音が発生するのです。

ですので、異音を解決するためにも、パーツを外して、摩擦を促している原因となっている細かい粉を綺麗に取りましょう。

そして、削れてできた隙間をなくすためにも、改めて、適正トルク(トルクレンチにて)で締め付けます。
そうすることで、きしみなどの異音が解消されるはずです。

自転車の摩擦について

先ほどは、摩擦によって、自転車ハンドルからきしみなどの異音が発生することをお話ししました。
その摩擦について、もう少し詳しくご説明していきましょう。

大きく分けると、自転車の摩擦には、3つの種類があります。

パーツの表面は平らに見えるのですが、拡大すると凹凸がたくさんあるのが分かります。
そのため、接触している面が変形し、凝着しちぎれて削れてしまうのです。

この凝着摩耗で削れた部分は粉となって残ります。

柔らかい素材と硬い素材が摩耗する場合、硬い方のパーツにある凹凸が、柔らかい方のパーツをひっかくような感じで削ります。

この摩耗が二元アブレシブ摩耗と呼ばれます。

パーツの接触面に、削れてできた残り粉があると、さらに摩耗を促進させます。
この摩耗が三元アブレシブ摩耗と呼ばれます。

このことが分かれば、摩擦で削れたパーツの粉を、定期的に除去してあげる大切さが分かるはずです。

自転車から異音がしたら!

ロードバイクやクロスバイクなどの自転車で、転倒した場合、車体には大きな衝撃が加わります。
そのことが原因で、ハンドルやフレームの内部などの見えないところに亀裂が生じていることが考えられます。

また、亀裂同士がこすれ合ったり、亀裂か広がったりする場合には、ギシギシやミシミシといった異音が発生してしまいます。

しかし、フレームの場合、内部に亀裂ができたとしても、そこが原因だと特定するのがとても難しいです。

そのため、自転車から異音がした場合、下記のエリアに分けて、「どんな音がどこから音が発生しているのか」を判別しましょう。

①ハンドル周り
②前ブレーキ・前輪周り
③クランク・ペダル・前変速機周り
④サドル・後ブレーキ周り
⑤後輪・後変速機周り

自分で異音の原因が分かり、解決できるのであればいいのですが、自信がないという人は、専門の自転車屋さんに持っていき、見てもらった方が安心ですね。

定期的なメンテナンスで自転車の異音対策を!

ロードバイクなどの自転車は、「日頃のメンテナンス+定期的なメンテナンス」が必要です。

きちんとしたメンテナンスをしっかりと行っていれば、異音について悩むこともありません。

少しずつロードバイクの知識をつけていき、できるものは自分でメンテナンスできるようにしましょう。

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