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自力?お店?ロードバイクのホイールをメンテナンスしよう!

2018.2.17

ロードバイクは、メンテナンスありきで乗るものです。

その中でもホイールは、特にメンテナンスを必要とする部分が多いです。

また、自力で行うのかお店に頼むかで、判断が難しい場合もあります。

そこで今回は、ロードバイクのメンテナンスについて考えていきます。

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ロードバイクのホイール。メンテナンス最優先は「ハブ」

まず、ロードバイクのホイールのメンテナンスで、考えていただきたいのは「ハブ」です。

ホイールの回転を司るハブには、ベアリングと回転軸が内蔵されています。

また、後輪の「フリーボディ」には、ペダルを正方向に漕いだときにのみ動力が伝わる「ラチェット機構」が組みこまれています。

さらに、フリーの外側には、リアギアのカセットスプロケットが装着されています。

このように、ハブには、自転車を前に進めるための様々な機能が備わっています。
したがって、メンテナンスにおいても、当然ながら最重要部分です。

ハブのメンテナンスには、専用の工具がいくつか必要になります。

そのため、工具を揃える費用や作業の手間をてんびんに掛けて、お店に依頼するのかどうかを決めると良いと思います。

しかし、ハブのメンテナンスは、後述する「振れ取り」などと比較すれば、簡単な作業です。

工具もそんなに高価ではないので、個人的には、自力で行うことをおすすめします。

ロードバイクのホイールに採用されているべアリング

ロードバイクのホイールのメンテナンスは、まず、ハブから始めていきましょう。

中でも、ベアリングのメンテナンスが主になりますが、ハブのベアリングには種類があります。
ベアリングの種類によって、ハブのメンテナンス方法も変わってきますので、ご紹介します。

自転車に使われているベアリングは「ボールベアリング」という、小さな球状のものです。

これを、ハブに装着する方法が種類によって異なります。

ボールベアリングをリング状の受けに入れ、上から樹脂や金属のシールを被せます。

その受けを、直接ハブの中に圧入するのが、「シールドベアリング」です。
ベアリングがシールで覆われていて劣化しないので、基本的にはノーメンテナンスです。

しかし、圧入してしまうので、不具合が出た場合に修理や調整が効かないので、交換になります。

一方、金属のカップをハブに入れて、その淵にボールベアリングを並べ、上から玉押しで蓋をするのが「カップ&コーンベアリング」です。

ベアリングがむき出しなので、メンテナンスが必要ですが、このメンテナンスによって機能を甦らせることが可能です。

どちらが優れているかについては、意見が分かれるところですが、メンテナンス嫌いの人はシールド、機械いじりが好きな人はカップ&コーンといったところです。

ホイールハブのメンテナンスができるベアリングは?

ハブのベアリングですが、スペックがはっきりしているホイールであれば、事前に検索すれば、どのベアリングかが分かります。

しかし、ロードバイクの完成車に付属しているホイールは、素性がはっきりしないものも少なくないので、調べても分からない場合が多々あります。

いずれにしても、ハブのメンテナンスはスプロケットを外さないことにはできませんので、外してみてから確認しましょう。

スプロケットは、専用の工具で外しますが、1,000円~1,500円くらいです。

スプロケットを外した際に、ナットが2枚付いていれば「カップ&コーン」です。

この場合は、メンテナンスを行います。
方法は後述します。

また、ハブのメンテナンスでの注意点は、フリーボディの分解です。

フリーの中にもベアリングが内蔵されていますが、シールドベアリングなので、ノーメンテナンスです。
そのため、フリーの分解は各メーカーとも推奨していませんので、清掃に留めておいてください。

その際に、油脂分を分解してしまうパーツクリーナーを使用すると、シールドベアリング内のグリスが流れてしまうので使わないでください。

カップ&コーンベアリングのメンテナンス

では、ロードバイクのホイールの、カップ&コーンベアリングのメンテナンス方法をご紹介します。

まず、ハブスパナか薄型のスパナで、ロックナットと玉押しを外します。

ここでシャフト(軸)を抜くと、中に見える小さな球が「ボールベアリング」です。

ボールをひとつずつ取り外したら、シャフト・玉押しなどと共に、パーツクリーナーで洗浄します。

ハブの本体もパーツクリーナーで洗浄しますが、直接吹きかけると、先述したようにフリーの中に浸透してしまうので、布を使って拭き取るようにしてください。

洗浄したらベアリングを戻しますが、このときに、カップの淵にグリスを盛り付けます。

ある程度、粘度のあるものであれば、こだわる必要はありませんが、シマノの「デュラグリス」なら間違いないところです。(1,000円前後)

グリスを塗ったカップにボールを並べ、シャフトにもグリスを塗って戻します。

あとは、フリーボディと反対側の2枚のナットを使って、べアリングの当たりを調整します。

ナットを締めたら上下にゆすって、ガタがないかどうか確認して、シャフトを手で回して、ゴリゴリしてないかどうかを調べます。

これが決まれば、カップ&コーンベアリングのメンテナンスは完了です。

費用ですが、工具とグリスを全て揃えるとすれば、2,500円~3,000円といったところです。
複数の情報を確認したところ、お店にハブのオーバーホールをお願いしても、このくらいの費用が掛かります。

ロードバイクのホイールには「振れ」が付きもの

ロードバイクのホイールは、使っているうちに「振れ」という現象が起こります。

リムがゆがみ、スポークを支持しているニップルという留め具が、緩んでしまうことで振れが起きます。

これは、ホイールのグレードや使い方に関係なく、どんなホイールでも出てしまうものなので、定期的にメンテナンスが必要です。

ホイールを空転させてみて、リムとブレーキシューの間隔がずれていたり、干渉したりする場合は振れ(横振れ)の可能性があります。

この振れに対するメンテナンスを「振れ取り」と言いますが、先述通り、振れはロードバイクと長く付き合うことになれば、避けて通れない道です。

ちなみに、ホイールを自転車から外してお店に持ち込めば、振れ取りの工賃は1,000円~1,500円といったところです。

どのくらいの頻度で振れが発生するかは、ホイールによって違いますが、自力で行うには「振れ取り台」があったほうが上手くいきます。

この振れ取り台は、1万~1.5万円前後します。

さらには、さほど高価ではないですが、ニップルレンチが必要になります。

いずれにしても、初期投資として1万円以上出して、振れ取り台を用意するかどうかの判断になります。

ホイールの振れ取り方法

先述した通り、振れはロードバイクのどんなホイールでも起こり得ます。
そのため、自分でメンテナンスできるようになっておくのに、越したことはありません。

ここでは、振れ取りの手順をご紹介します。

まず、振れ取り台にホイールを固定します。
振れ取り台の下の方にある尖った部分に、リムを合わせて空転させます。

尖った部分とリムの隙間が変化した部分が、振れていることになりますが、酷いときには先端が当たってしまうこともあります。

仮に、右側にリムがゆがんでいたとすると、その部分から左側に向かって伸びているスポークが、緩んでいることになります。

そのため、その部分をニップルレンチで、反時計回りで締めていきます。

ニップルは、ほんの少し回しただけでも、スポークテンションが一気に変化するので、最初は4分の1回転くらいから行います。

締めた箇所の1個左のニップルも締めますが、ほんのわずかで良いので、振れ取り台で間隔を見ながら、そっと回してください。

この作業を振れが出ている部分ごとに繰り返し、空転させて正面から見たときに、回転が1本の線になれば、振れは取れたことになります。

最後に、おすすめの振れ取り台をご紹介します。

【MINOURA(ミノウラ):FT-1コンボ リム振れ取り台セット】参考価格:¥14,000

ニップルレンチとセットになっていますのでお得です。
自力で行う振れ取りには、必要十分な製品です。

ホイールのメンテナンスは自力がおすすめ

今回は、ロードバイクのホイールのメンテナンスについてお話しました。

ハブのベアリングと振れ取りは、比較的頻度の高いメンテナンスです。

初期投資を考えると、最初はお店に依頼しても、そう費用は変わりませんが、次回からは自力で行うほうが安く済みます。

自転車が趣味と言えるレベルになると、自力で行いたくなってくるものなので、最初から工具を揃えてしまっても良いかもしれません。

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