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エンド幅135mmとはどんな意味?ロード用のホイールは合う?

2018.2.8

皆さんは車輪の中央に付いているハブの幅が、自転車によって違うのをご存知でしょうか。

ハブの幅がエンド幅になり、フレームに適合するかどうかで、使用できるホイールの種類が決まってきます。

特に135mmのエンド幅であるMTBやクロスバイクのフレームに、ロードバイク用のホイールを取り付ける話は、よく聞きます。

今回は、そんなエンド幅について、色々と確認してみます。

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エンド幅135mmはMTBやクロスバイクの規格

エンド幅は、シートステイのエンド部分の内幅です。

この幅とホイールの中央に付いているハブの幅が同じサイズであれば、そのホイールをフレームに取り付けられることになります。

一般的にはロードバイクは130mm(ディスクブレーキモデルは135mm)、MTBやクロスバイクは135mmです。

その他にもいくつか規格がありますが、今回は130mmと135mmの話とさせていただきます。

このエンド幅をめぐって議論が戦わせられるのは、異なるエンド幅のホイールをフレームに適合させる方法です。

現在は、スポーツ自転車の用途が多角化していますので、MTBやクロスバイクをロードバイク化したい要望も多いです。

その中で問題になってくるのが、ロード用のホイールを使用することです。

MTB用のホイールは頑丈が最優先なので、耐久性には優れていますが、基本的に重いです。

また、クロスバイク用のホイールはそもそも需用がないので、ほとんど市場には出回っていません。

そういった理由もあり、軽量で種類も豊富なロード用のホイールが好まれるわけです。

エンド幅は130mmでも135mmでも走りに大きな影響はない

そもそも、130mmや135mmのエンド幅は、性能的な差は全くないと言われています。

エンド幅の変遷を見れば110mm、120mm時代もありました。

そこから、ギアの変速段数が上がり、スプロケットの枚数が増えました。

そのため、ハブの幅を長くする必要があったために、エンド幅も広がってきたわけです。

また最近では、ディスクブレーキが台頭してきましたし、ワイドリム化が進んで、タイヤも幅が広いものが主流になってきました。

さらにロードバイクでは、12速化の噂も出ているくらいですから、エンド幅がまた広がってもおかしくありません。

そのため、エンド幅はただの規格と考えておいて大丈夫です。

もっとも、ロードバイクやMTBでは全車に共通する規格のため、ジオメトリ表にもエンド幅の記載はありません。

クロスバイクは130mmのものもあれば、135mmのものもあります。

ただこれも、ジオメトリ表に記載はありません。

もし気になるようでしたら、ショップで確認するなり、同じものに乗っている人のインプレなどから探ってください。

基本的には135mmのエンド幅にロード用ホイールは取り付け不可

ここからは、135mmのエンド幅のフレームに、130mmのハブ幅のホイールを取り付けることを考えてみます。

クロスバイクは、最初からロードバイク用のホイールが取り付けられている場合も、少なくありません。

まず、車輪を外して、エンド幅を測ってみましょう。

2本あるシートステイの先端がフック状になっており、この部分の幅がエンド幅です。

もし130mmであれば、クロスバイクでもロード用のホイールが使用できます。

一方、135mmであればハブ幅130mmのホイールは、わずか5mmと言えども、そのままではブカブカですから入りません。

この5mm差を埋める作業が、必要になってきます。

ただこの作業は、自転車屋さんに話すと嫌な顔をされたり、依頼を受け付けてくれなかった例もあり、自分で行わなくてはなりません。

後ほど詳しく説明しますが、専門的な知識も必要なので、それなりの準備が必要です。

5mmのエンド幅を埋める方法

話が前後しますが、フロントはどんな自転車でもエンド幅は100mmで同じなので、今回はリアのみの話とします。

では、エンド幅5mmを埋めていく作業をご紹介します。
今回は主に、2種類の方法をご紹介します。

ひとつは、ロード用のハブに5mmのスペーサーを噛ませる方法です。

自分の好みのロード用ホイールを購入したら、ハブの中に入っているシャフト(軸)を、135mmのものに交換します。

これはネット通販でも販売しており、例えば、シマノの純正であれば、5~600円程度で購入できます。
5mmのスペーサーは2~300円で、これもネットで販売していますので、同時に購入してください。

135mmのハブシャフトに交換したら、フリーボディと反対側にスペーサーを取り付けます。

フリーボディ側に付けてしまうと、スプロケットが5mm内側にズレるので、変速がおかしくなってしまいます。

これで、フレームに取り付ける準備はできましたので、ホイールをはめてみます。

ホイールのセンター出しが必要

135mmのエンド幅にホイールをはめてみると分かりますが、位置がズレることによって、ブレーキシューとリムが干渉してしまっているはずです。

このままでは、ブレーキがしっかりと効かなくなるので、ホイールのセンター出しという作業が必要になります。

スポークをリムに固定しているニップルという止め具を回して、スポークのテンションを調整するということになります。

ただこれは、センターゲージやニップル回しなどの専用工具が必要ですし、専門知識も要ります。

そのため、センター出しを行ってくれるショップを探して依頼するのが賢明ですが、工賃はホイールのオーバーホールになってしまうと高くつきます。

今回は、新品のホイールを加工する前提で話を進めていますので、オーバーホールはもったいないです。

そのため、センター出しだけにしたいのですが、行ってもらうえるかどうかは応相談ですね。

センター出しだけをやってもらった人もいますが、少々古い話なので、今やってくれるかどうか定かではありません。

ロード用リムで135mm幅のホイールを組む

エンド幅135mmのフレームに、ロードバイク用のホイールを適合させる、もうひとつの方法は、オリジナルのホイールを作ることです。

ロード用のリムと135mm幅のハブ、スポークとニップルで、新しいホイールを組むということです。
これは、スポーツ自転車の完成車において、メーカーもよく行う手法なので、最も無理のない方法ですね。

ホイールが軽くなる上で一番効果が高いのは、タイヤをはめる部分である、リムを軽くすることです。
そのため、ロード用の軽量リムでホイールを組むのは、とても効果があります。

これも、先ほどのセンター出し同様に自力で行うのか、ショップに依頼するかの判断ですが、自分でホイールを組むという人は結構多くいます。

しかし、最初は、ショップに依頼をして組んでもらうのが賢明でしょう。
あらかじめ予算を言っておけば、予算内でパーツを揃えて見積もってくれます。

もし何か希望があれば、話し合いながら作っていけば良いので、やはり最初はショップにお願いしましょう。

リムやハブのグレードにもよりますが、パーツを全て新調するとしても、工賃込で2~3万も出せば結構なレベルのホイールが作れます。

あくまでも今回は、クロスバイクに取り付けるホイールですので、このくらいのレベルで十分だと思います。

エンド幅に関するカスタムはショップに相談するのが最善!

今回は、エンド幅について考えてきました。

ロードバイクでもMTBでも、互換性を考える必要がなければ、エンド幅は特に気にするようなものではありません。

ロードバイク用のホイールを、MTBやクロスバイクで使用したいときに考える問題になります。

いずれにしても、一度ショップを回って、相談できる店員さんを見付けて話をしながら、カスタムしていくのが賢明です。

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