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スポーツ自転車のステムのサイズの測り方をご紹介します!

2017.12.27

ハンドルをフレームに支持するステムですが、特にスポーツ自転車では、ポジションを決める上で大きな役割を担います。

ステムを選ぶ際は、ハンドルとフォークコラムのサイズに注意が必要です。

また、突き出しの長さや角度も考えなくてはなりません。

そこで今回は、ステムのサイズの測り方やおすすめを、ご紹介していきます。

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スポーツ自転車のサイズの測り方

スポーツ自転車のサイズはママチャリとは違い、フレームの大きさを表しています。
そのため、大体のメーカーではシートチューブの長さがサイズとなっています。

そのサイズに応じて、目安の適応身長が示されており、それを参考にします。

しかし、同じ身長でも人それぞれで肩幅や腕の長さが違うので、それだけでは決められません。

スポーツ自転車のサイズの測り方で重要視したいのは、トップチューブの長さです。
トップチューブは、ヘッドチューブからシートチューブに向かって伸び、自転車の一番上に位置しています。

この長さは主に、ハンドルからサドルまでの距離を表すものですが、同じサイズでも機種によって長さが変わります。

チューブが長ければ、ハンドルとサドルの距離が長くなり、サドルにまたがったときに、より前傾姿勢になります。

反対に、短ければ上体は起きてきます。

ハンドルまでの距離は、ステムでも調整しますが限度がありますので、トップチューブの長さは乗車姿勢を大きく左右します。

ステムはハンドルとフォークコラムの径にサイズを合わせること

ステムはハンドルをフレームに支持し、フロントフォークを固定する役目があります。

スポーツ自転車のヘッドチューブ周辺の構造を、簡単に説明します。

前輪と繋がっているフロントフォークのコラム(胴体部分)が、ヘッドチューブを貫通します。

そこに、ハンドルの高さを調整するためのスペーサーを入れ、その上からステムを被せて、フォークコラムを固定します。

さらには、フォークコラムの中に打ち込まれているナットと、ステム上部に取り付けられたボルトで、ステムとヘッドチューブの当たりを調整します。

これによって、ハンドルがガタガタするのを防いだり、回転がスムーズになったりします。

ステムは、フォークコラムとハンドルに取り付けるための、2つの穴を持つパーツです。
この2つの穴の径のサイズに併せないと適合しません。

後ほど詳しくお話しますが、ハンドルもフォークコラムも大まかな基準があるので、それほど厳密な測り方をしなくても適合させられます。

むしろ、ポジション決めには突き出しの長さや、角度が重要になります。

ステムのサイズの測り方①~突き出しの長さ

ステムには、主にママチャリなどの軽快車に採用されている「スレッドステム」。
多くのスポーツ自転車に採用されている「アヘッドステム」の2種類があります。

スレッドステムは、長い柄の部分をそのままフォークコラムに突き刺すような格好で、はまっています。

そのため、ハンドルの高さ調整の幅が広いのがメリットです。
しかし、固定力が弱いので、スポーツ自転車では耐えられず、ほとんど採用されなくっています。

それによって生まれたアヘッドステムは、上記で説明したように、固定力が強く玉当たりの調整も可能なので、メリットが多いです。

今回はロードバイク中心の話になりますので、アヘッドステムの話のみとさせていただきます。

ステムのサイズは、主に長さと角度が重要になります。

長さの測り方はハンドル径の中心から、フォークコラムの中心までの長さです。
この長さによって、ハンドルがどのくらい前方に突き出るかが決まります。

長ければサドルとの距離が遠くなるので、より前傾姿勢がきつくなり、短ければ距離が縮まり、上体が起きてきます。

先述したトップチューブの長さ同様、乗車姿勢に大きく影響を与えることは確かです。

ステムのサイズの測り方②~角度

次にサイズの測り方で注意したいのは、角度です。

これは、スポーツ自転車のヘッドアングルにも関係してきます。
ヘッドアングルは簡単に言えば、フロントフォークの取り付け角度です。

73度が平均的で、それよりも角度が大きくなればハンドルにキレが出るので、高速域でのハンドル操作がしやすくなります。

しかし、低速域では安定感を欠きますので、街乗り車は角度が控えめになっています。

この角度とステムの角度を照らし合わせて、見た目が水平になるようにすると良いです。

ヘッドアングルが73度だとすると、90度-73度=17度となり、ステムに17度の角度が付いていれば、地面と水平になるということです。

その他には、少し角度を付けるなら6度、大きく角度を付けたいなら35度もあります。

90度から上記の角度を引いた、84度や73度と表記されていることもありますが、意味は同じです。

また、上下をひっくり返して使えるものも多いので、ハンドルの上げ下げの調整ができます
さらには、角度を任意に調整できるアジャストステムもありますが、構造的に剛性が劣りますので、検討の余地ありです。

ステムのサイズの測り方③~クランプ径

ステムのサイズの測り方を突き出し長と角度の観点から見てきました。

最後に確認しなければいけないのは、選んだステムが取り付けられるかどうかです。

まずハンドル側ですが、ハンドルの外径、いわゆる太さに関係してきます。

現在の主流はMTBやクロスバイクのストレートタイプが25.4mm、ロードバイクのドロップハンドルが31.8mmです。

それ以外の規格もありますが、概ねこのサイズで大丈夫でしょう。

次にフォークコラム側ですが、これはコラム径に依存します。

スポーツ自転車はオーバーサイズと呼ばれる、28.6mm(1-1/8インチ)が定番になります。

25.4mm(1インチ)サイズもありますが、ステム単体としては珍しく28.6mmサイズのステムにシム(スペーサー)を噛ませて使用します。

いずれにしてもクランプ径は規格なので、サイズを間違えないようにしてください。

ステムの選び方

ここまで、ステムのサイズの測り方をご紹介してきました。

最後に、ステムを選ぶ際の注意点をお話します。

現在のハンドルポジションに満足していて、ステムだけを交換する場合は、突き出しの長さや角度を、できるだけ現状のサイズに近付けなくてはいけません。

たかが長さ10mm、角度10度と思っていると、大きな変わり様に驚くはずです。

そのくらい、ハンドルポジションは繊細なので、注意してください。

また、繊細なだけに突き出しの長短で乗車姿勢を変えられるのは、メリットとも言えます。
突き出しの長さは、短いもので40mm以下のものもあれば、長いもので150mm以上のものもあります。

さすがに100mm以上変更することはないとしても、自分の理想に近付けることはできます。

今は、完成車でステムの長さを選択できるものもあります。

上体を起こして楽な姿勢で運転したければ、短めのステムを選びましょう。
突き出し長が70mm以下であれば、短い部類です。

特に、ストレートハンドルからドロップハンドルに換装したときなどは、かなり遠く感じるはずなので、ステムを短いものに交換すると良いです。

反対に、前傾姿勢をきつくしたければ、長いステムを選びましょう。

特に、これからロードレースを目指す人は、高速巡航の機会が多くなりますので、ステムで調整してみましょう。

ステムは非常に大切なパーツです

ステムはフレームにハンドルをクランプし、フロントフォークを固定する大切な役目を担っています。

突き出しの長さや角度によって、ハンドルのポジションが変わりますので、サイズ選びは重要です。

また、クランプする場所が2つあるので、それぞれのサイズを間違えないようにしてください。

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