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ルイガノシャッセのタイヤサイズは妥当なのか?それとも?

2017.12.2

ルイガノのクロスバイク「CHASSE(シャッセ)」には、通常のタイヤサイズ700cと24インチの子供用がラインナップされています。

一般用に370サイズ(適応身長150cm~)が用意されており、女性にも乗ってもらいたい1台です。

それだけ人気があるというシャッセを、今回は掘り下げてみます。

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日本のルイガノはアキコーポレーションのブランド

ルイガノとライセンス契約を結んでいるアキ・コーポレーションは、日本での【ルイガノ】ブランドの企画、製造、販売を全て行っています。

シャッセに代表される街乗りの自転車を中心に、低価格で大衆受けする製品作りが上手な会社という印象です。

ひとつ例を挙げれば、同じカテゴリーの自転車にいくつものタイヤサイズがあるのが、その象徴でしょうか。

クロスバイクでも【シャッセ】は700×28c、【BTN】は700×35c、【RSR】シリーズは700×25cと、用途によってバラエティに富んでいます。

2017年よりMTBカテゴリーがなくなり、クロスバイク・ロードバイク・ミニベロ・キッズバイクが中心になりました。

さらに2017年アキ・コーポレーションとルイガノは、日本での販売強化を狙い【サイクルベースあさひ】と日本総販売代理契約を締結しました。

企画・開発にも携わってくるようなので、今後のモデルがどう変化していくのか楽しみなところです。

ルイガノ・シャッセのスペック

では、今回の主役【シャッセ】を詳しくみていきましょう。

ルイガノのクロスバイクの中で、最も低価格なのがシャッセです。

そのため、エントリーグレードを意識したスペックですが、意外とまともなパーツで揃えてあるという印象です。

フレームに使われている6061アルミニウム合金は「クロスバイクの代名詞」とまで言われる、ジャイアントの「escape R3」と同様です。

また、シマノのMTB用コンポ「アセラ」をメインとしています。

リア8速で、5万円台前半のスポーツ自転車に付くコンポとしては、標準的です。

リアホイールのハブがシマノ製だったり、ヘッドパーツにFSA製を採用するなど、各所にキラリと光るパーツを配しています。

タイヤサイズは太めの32cが採用されているので、ママチャリからの乗り換えにもスムーズに入っていけます。(なおここからは、タイヤサイズという言葉は、タイヤの太さを示すものとして使用します)

後ほどお話しますが、タイヤのレベルは高くないので、交換は視野に入れておいた方が良いでしょう。

ジオメトリを見ても、ホイールベースが少し長めにとってあり、安定感を重視しています。
そうなると、やはりママチャリからの乗り換えを意識しているのだと推測できます。

シャッセのタイヤサイズを変更する

ルイガノのシャッセは、今までママチャリに乗っていたけど、スポーツ自転車にしてみたいという人向けに最適と思われます。

また、カラーバリエーションが独創的というか奇抜と言うべきか、他メーカーにはないような色使いをしています。

賛否はありますが、カラータイヤも採用しており、ファッション性にもこだわっています。
そのため、街乗りでおしゃれなクロスバイクに乗りたい人にも良いでしょうね。

ただ、慣れてくると物足りなさを感じてくることを、覚悟しておいた方が良いです。

まず、もっとスピードを出したいという欲求が芽生えた場合は、タイヤサイズを細くする必要があります。

ロードバイクならホイールの質を上げることを考えるのですが、エンド幅135mmのクロスバイクには、質の高い完組みホイールはほとんどありません。

そのため、まずはタイヤということになります。

シャッセの32cは、それこそママチャリ並みの太さなので、少し細くすることを考えます。
クロスバイクの標準は28c、ロードバイクの主流は25cですから、そこまでなら細くして問題ないです。

また、その際に耐久性や走行性能を考えるなら、カラータイヤは避けるべきです。
そうなると、シャッセの良さが消えてしまう気もしますが…

シャッセはブレーキも交換した方が良い!

ルイガノ・シャッセのタイヤサイズを見直したら、次はブレーキでしょう。

エントリーグレードの自転車は価格を抑える必要があるので、パーツでコストダウンを図らなければなりません。

その際に、真っ先に標的とされるのがブレーキです。

シャッセにも、コストダウン専用と言われているようなブレーキが付いているので、交換を視野に入れるべきでしょう。

メーカーに特にこだわる必要もないですが、ここは安定のシマノ製にしておきましょう。

ルイガノでも、少し上のグレードの完成車に付いているVブレーキ【BR-T4000】なら、レビューの評価が高いので間違いないところです。

あとはコンポですが、言葉は悪いですが、個人的にはシャッセのレベルでコンポまで換える必要はないと思います。

コンポは連動しているので、ひとつ換装すると、次から次へとコストがかさんでしまいます。

それに見合うだけのフレームであれば良いのですが、残念ながら、シャッセにその価値があるかと言われれば微妙です。

ルイガノ・TIREUR(ティラール)はタイヤサイズ28c

ルイガノのシャッセを考えていますが、2016年よりラインナップされた【TIREUR(ティラール)】と、よく比較されます。

価格は、ティラールの方が6,000円ほど高いです。

シマノのコンポの位置付けとしては、ティラールが採用している「アルタス」の方が低いグレードになりますが、大差ないと考えて良いでしょう。

ただ、ホイールがシマノのロードバイク用で、ブレーキが上記でご紹介したシマノのVブレーキ、クランクまでシマノ製です。

そのため、そこに6,000円差の価値があると言えるかもしれません。

また、タイヤサイズが28cで、ジオメトリもシャッセよりは前傾姿勢の掛かる、スポーツ自転車らしいものになっています。

ほかにも、シャッセより500g程度軽いのも見逃せないポイントです。

そのため、最初からスポーツ自転車の醍醐味を味わいたいのであれば、ティラールの方がおすすめになります。

クロスバイクのタイヤサイズに28cが多い理由

最後に、なぜ今のクロスバイクは、タイヤサイズ28cが主流なのかを説明します。

スポーツ自転車のタイヤは、用途によって最適なものを考えていきます。

ひたすら真っ直ぐで平坦な道を高速で走るということなら、地面との摩擦(転がり抵抗)の少なさを重視し、スピードを優先させます。

その代わり、乗り心地や安定感は二の次です。

一方で、山道や砂利道などの悪路を速く走るためには、地面とのグリップ力や安定感が必要になります。

クロスバイクは、この中間くらいの用途になりますかね。
普段の街乗りに想定されるのは、山道ほど悪路でもないですが、平坦な道だけでもないでしょう。

タイヤサイズは太いほど、グリップ力が強くなり、車体を安定させて走行することができます。
反対に、細いタイヤは転がり抵抗が低くなるので、スピードが上がります。

そのため、この両面のバランスを取っているのが、現状のクロスバイクに多く採用されている、28cということになるのです。

ルイガノで言えば、シャッセは32cなので安定感重視、ティラールは28cなのでバランス重視なんですね。

ルイガノのハイエンドモデルである「RSR1」は、コンポにシマノ・105を搭載した、本格志向のスポーツ自転車です。

そのため、タイヤも細めの25cが採用されており、スピード寄りの仕様になっています。

ルイガノ・シャッセはママチャリからの乗り換えに最適です

今回は、ルイガノのシャッセについて考えてきました。

スポーツ自転車としての醍醐味にはやや欠けますが、ママチャリよりちょっとスポーティと考えれば良いと思います。

その分、身構えずに乗っていただけますので、スポーツ自転車デビューには良い1台だと思います。

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