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自転車のホイールやハブのメンテナンスをすることで快適に!

2017.9.15

自転車屋さんには、このような張り紙をすることがあります。

「自転車は小まめなメンテナンスで長く乗れる乗り物です」

この言葉のとおりでしょう。
しかし、普段どれくらいの人が自転車のメンテナンスを意識しているでしょうか?

タイヤの空気を入れることや、チェーンに油をさすのも重要なメンテナンスですが、今回はホイールやハブに焦点を当ててご紹介していきます。

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自転車のホイールやハブとはどういう物?

さて、では自転車のホイールやハブについてご説明をしていきます。

●フロントホイール

名称の通り、前輪部分のホイールです。

中心の軸の部分がハブと呼ばれており、フロントのフォーク部分に固定されています。

中心部のハブから伸びている針金のような細い物をスポークと言い、ホイールの外側の金属部をリムと呼びます。

●リヤホイール

後輪のホイールです。

おおまかな作りはフロントホイールと同じですが、後輪のホイールには自転車を駆動させる為の大切な部品であるスプロケットが装着されています。

スプロケットとは、タイヤの軸とチェーンの動きを連動させる為の歯車のことです。

●ハブ

上で少し出ましたが、ホイールの中心部の部品のことです。

車輪の中心部から伸びるスポークでリムの部分と繋がっています。

中心にはハブシャフトという部品が軸として通っており、その周りにはボールベアリングが配置され、走行時のハブとシャフトの摩擦を軽減しています。

ホイールとハブを長く使うには、もちろんメンテナンスが効果的なのですが、それを怠るとどういったことが起こるのでしょうか?

ホイールハブのメンテナンスをしたことはありますか?

普段のお買い物やちょっとした移動に自転車を使っている方は、タイヤの空気を入れたり、チェーンに注油をしたことはあるかもしれません。

しかし、ホイールハブのメンテナンスに関しては、言われてもピンと来ない人も多いのではないでしょうか?

長く使い続ける物には、メンテナンスは欠かせません。

今では、スポーツタイプのバイクなどは、ボールベアリングではなく、シールドベアリングが主流になりつつあり、メンテンナンスフリーな物も増えました。

それでも多くのホイールハブは、年に1度くらいの目安でのメンテナンスが推奨されています。

ボールベアリングに使われているグリスは、普通に使用していても消費してゆき、雨天での使用などでは、その消費量はさらに増加します。

グリスが切れると、ボールが徐々に錆びていき、車軸から異音が鳴るようになります。

また、長く使用していると、ゴミがハブの中に入り込み、ベアリングやコーンを傷付けてしまい、最悪の場合は、ハブそのものの交換を余儀なくされるケースもあります。

そんなことにはならないよう、定期的なメンテナンスをしたいところですが、ではどういったメンテナンスがあるのでしょうか?

ホイールハブのメンテナンスにはどんな種類が?

ホイールとハブのメンテナンスと言っても、その要となるのは、やはりハブの部分となります。

そして、ハブのメンテナンスと言えば、グリスアップや玉当たり調整のことを指すことが大半です。

グリスアップとは、ハブの内部のグリスを入れ替える作業で、これをすることにより、車輪の転がりが軽くなり、より軽快な走行が可能となります。

そして、玉当たり調整というのは、カップアンドコーン方式のハブの中の玉押し圧力を調整する整備のことを言います。

この玉当たり調整も、車輪が抵抗無く転がる為の重要なメンテナンスな為、ある程度定期的に点検するのが推奨されています。

これらのメンテナンスですが、やはり車輪部分の分解をする必要があります。

次は、具体的なメンテナンス方法をご紹介します。

ホイールハブのメンテナンス方法(グリスアップ編)

ではまず、ホイールハブのグリスアップメンテナンスについてご説明していきましょう。

車輪をフレームから外し、ハブ部分のロックナットを緩めるのですが、この時、反対側の玉押しを固定するのを忘れないで下さい。

ロックナットを外して、玉押しも外します。

玉押しを外すと、中に金属のボールがいくつか入っているのが見えるはずです。
その後、慎重にハブシャフトを抜き、その後、中のボールを取り出します。

この際、注意しなければならないのは、ボールを何かのはずみで紛失してしまうことです。

屋外で作業をしていて、ボールが全て排水溝に…みたいなケースもあります。
ボールを取り出す際は、何かしらの受け皿を用意するのが安全です。

また、ピンセットや耳かきなどの道具を使うと取り出しやすいです。
人によっては磁石を使用する人もいます。

また、取り出したボールはディグリーザーとウェスで綺麗に掃除し、左右で分けて管理して下さい。

ハブのカップの部分についた古いグリスも綺麗に拭き取り、外した各部品もボールと同じようにディグリーザーで綺麗にして下さい。

その後、ハブのカップ部分に新しいグリスを塗り、取り出した時と同じようにボールを1つずつカップ部分に設置していきます。

そして、ボールが転がらないように玉押しを当て、ハブシャフトを挿入します。
その後ロックナットを締めて完了です。

ホイールハブのメンテナンス方法(玉当たり調整編)

上でご紹介したグリスアップの時に合わせて行いたいホイールハブのメンテナンスに、玉当たり調整があります。

玉当たり調整とは、車軸部分のベアリングボールの調整のことで、人によって好みが少々分かれますが、一般的にはキツくも緩くもないところで調整するのが良いとされているようです。

この調整にはハブコーンレンチとモンキーレンチが必要となります。

車軸部分をそれらで交互に締めたり緩めたりで、ちょうど良い感触の部分を探し出す作業となるのですが、締め過ぎるとハブ軸とボールベアリングの当たりが強く、車輪の転がりがゴロゴロした感じになります。

逆に、緩すぎるとハブ軸とカップ部分がガタガタし、破損の原因となることがあります。

シティサイクルやスポーツバイクでは、ハブ周りの部品に多少の違いが出てくるケースがありますが、作業の基本部分は同じとなります。

次は、これらのメンテナンスにかかる費用について触れていきます。

あなたはお店でメンテナンス?自分でメンテナンス?

ホイールハブのメンテナンスも自転車屋さんでお願いするのと、自分の手で行うのとで、その費用も違ってきます。

自転車屋さんでメンテナンスをお願いする場合、お店にもよりますが、フロントホイールとリアホイール合わせて\4,000前後が相場となっているようです。

ただ、スポークの調整や車輪の振れ取り調整などがセットとなっているお店があったりし、その場合は\7,000前後と、一概には料金の比較はできません。

自転車屋さんにお願いする場合は、どういった金額になるかを確認した方が良いでしょう。

では、やはり自分でメンテナンスした方が安いのでは?と思う方もいると思います。

自分でメンテナンスする場合、必要になる物がいくつか存在します。

パブコーンレンチやスプロケット外しなどの専用工具、その他にはモンキーレンチや、ディグリーザーやウェスのようなクリーニング用具、あとは注入用のグリスも必要となります。

これらはリーズナブルな物で揃えれば\4,000でおつりが来る上、その後のメンテナンスでも使うことができます。

将来的に見れば、やはり自転車屋さんでお願いするよりもお安くメンテナンスできるのではないでしょうか。

人によって得手不得手があると思いますので、自分にあったメンテナンス方法を試してみてください。

適度な周期のメンテナンスがホイールハブを守る

自転車のホイールハブのメンテナンスは普段あまり気にされない方も多いと思います。

実際、何年も乗っていても全く手を入れたことが無いという話もあるようです。

ですが、やはり日常的に使う物であれば、適度にメンテナンスをすることで、より長く使うことができます。
特にハブのメンテナンスは直接快適な走行に繋がります。

これまで意識してなかった方も、この機会に是非メンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?

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