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ロードバイクを教えたい!知識と技術の違いを理解しよう

2017.8.29

ロードバイクを始めたばかりの仲間が、練習方法やパーツ交換についていろいろと聞いてくることがあるかもしれません。

また、親の趣味に興味を持った子供が自分もやりたいと言い始めることもありますよね。

知識を得る場合とは違い、技術の習得には時間と根気が必要です。

また、ロードバイクの技術を教える前に必ず身につけなければならない基礎知識をしっかり伝えることが何よりも大切なことです。

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知識はあるのに技術が追い付かなくては説得力がない

多くの人は、ロードバイクの上達への熱意や、後輩への的確なアドバイスのために、練習方法やセッティング、ポジショニングなどの知識を得たいと思うものです。

しかし、現代は情報社会ですから、本や雑誌、インターネットに気になる情報が溢れていて、気が付くと頭でっかちになってしまう人も多いです。

筆者も、どちらかというと調べすぎて実践できないタイプです。

調べているときは不思議と満たされた気持ちになるのですが、技術が追い付かないので、嫌になってしまいます。

初心者であってもベテランであっても、ときどき、知識を活かすことができているのか、自問自答してみることが大切なのです。

いつまでも素人のような走りをする人が、うんちくを語り、他人に教えようとしたところで効果はありません。
太っている人がダイエット本を出しても説得力がないのと同じです。

ですから、誰かに教えよう、アドバイスをしようと思う前に、知り得た知識を無駄にしないようにしっかり練習して、自分もレベルアップしましょう。

正しい知識は自身のトレー二ングも充実させてくれますし、いろんな練習方法を試すことで飽きずに続けることができます。

また、レベルアップすることによって、正しい知識と間違った知識の違いが分かるようにもなるのです。

知識と技術の違い!両方のバランスが大切

「あの人は教えるのは上手だけど、乗るのは下手だ」と言われるのは、「知識」と「技術」のバランスが崩れているからかもしれません。

では「知識」と「技術」の意味の違いについて考えてみましょう。

「知識」の意味は「客観的かつ確かに認識した情報」ということです。

本や雑誌、インターネットの情報を流し読みするだけでは知識を得たことにはなりません。

自分の頭でしっかり理解し、記憶したものが知識として残ります。

また、「技術」の意味は、「取り扱いや処理するときの方法や手段、それを行うわざ」です。

ロードバイクを教えるうえでは、走行技術はもちろん、メンテナンス技術などが当てはまるでしょう。

この二つの言葉の意味をより分かりやすく、一言で表現すると、「知識」は「分かる」ということ、「技術」は「できる」ということです。

つまり、頭を使うのか、体を使うのかということになります。

知識だけがあって技術の習得にいたらないと空しいですし、技術はあるのに知識を増やす努力をしないとさらにレベルアップすることは難しくなります。

この二つのバランスが、上達には欠かせないのです。

正しく、自分に合った練習知識を得て、何度もトレーニングして鍛錬を積み、悪戦苦闘しながらやっとできるようになります。

ですから技術の習得に至っていない場合、知識をひけらかすのはおすすめできません。
知識だけを教えても身に付きません。

また、逆に技術だけを見せて、なぜできるようになったのかを説明できないのも頼りないものです。

自分の練習のときだけではなく、誰かに教えていく場合でも、知識と技術をバランス良く使いたいですね。

技術は知識と経験から!まずは正しい乗車姿勢を

ロードバイクの技術は、知識だけではなく経験と鍛錬によって磨かれていきます。

ですから、教えたことがすぐに身に付かなくても、仕方ありません。

では、子供や後輩にロードバイクを教えるときに、忘れてはいけない基本的なことから、一つずつご説明していきます。

●正しい乗車姿勢

ロードバイクはママチャリとは違い、長距離を高速で走るため、前傾姿勢を取ります。

サドルとハンドルセッティングが正しければ自然と前傾姿勢で乗ることができますので、チェックしてみましょう。

◆正しい姿勢のチェックポイント

・腕は伸ばし切らず、少し余裕がある状態か。
・背中は反らさず自然な弧を描くようにして、お腹と腰の両方で上半身を支えているか。
・ペダルは土踏まずではなく、足のつま先寄りの親指の付け根のふくらんだ部分で踏み込んでいるか。
・手のひらとお尻に体重を分散できているか。

こうしたことを教えても、初心者のうちは慣れない態勢に違和感を感じますし、疲れてくると背中が反り、アゴが前に出てしまったり、腕に重心をかけすぎて突っ張ってしまったりします。

こうなると、すぐにアドバイスしたくなるかもしれませんが、慣れてきて自分の事を客観的に意識できるようになると自然に直る場合もありますので、こと細かく矯正しないほうが良いでしょう。

まずは、ロードバイクの楽しさを共有することが大切です。

技術を教える前に!ロードバイクとママチャリの違いと走る場所

技術うんぬんの前に、教えなければいけないロードバイクの基礎知識は他にもあります。

●乗車方法・停車時の姿勢

ママチャリしか乗っていなかった人が違いを実感することが、ロードバイクの乗り方です。

始めは、高めのサドルに戸惑い、ふらついてしまうことがありますのできちんと教えましょう。

乗車方法は、ご存知かとは思いますが、ロードバイクをあらかじめ傾けて後ろからまたぎます。

また、止まっているときは、サドルから降り、フレームをまたいで片足を着きます。

そして、その状態から走り始めるときは、ペダルを踏み込みながらお尻を乗せるようにします。

ロードバイクに乗っている人の中には、きちんとした知識がないのか、それとも面倒なのか、停車時にサドルから降りない人もいます。

見た目もカッコ悪いですし、よろけて転んだりする危険性もありますので気をつけましょう。

●どこを走るのか

ご存知かもしれませんが、自転車は道路交通法上は「軽車両」として扱われます。

初心者は、知らずに歩道を走ってしまいがちですが、「自転車は車道の左端を走行する」のが原則です。
車と同じく左側通行なのです。

ロードバイクはママチャリと違い、スピードが出ますので、歩道を走り歩行者にぶつかると大怪我を負わせてしまう危険性が高まります。

渋滞や信号でも歩道を走るのはいけません。

また、たまに逆走している人もいますが、もちろん違反ですし、たいへん危険です。

ロードバイクで街中を走行する前に、正しい知識を伝えるのはとても大切な事です。
マナーが悪いと、サイクリスト全体の評判も悪くなります。

練習を積んで習得した高い技術も台無しに見えてしまいますから、相手が理解するまでしっかり教えましょう。

ロードバイク基本知識!違いを実感する初歩的なトレーニング

初心者に、技術の前に教えたい、交通ルールの知識についてもう少し見てみましょう。

自転車は「軽車両」ですが、走り方は車と違いますので注意が必要です。

●交差点・追い越しの時の走り方

・信号のある交差点

右折するときは斜めに進まず、道路の左側を走り反対側に移動してから横断します。
直角に、二段階で右折するといったように教えると良いでしょう。

・歩行者や自転車専用信号機、横断帯がある交差点

歩行者や自転車専用信号機がある場合、そちらに従います。
また、自転車横断帯がある場合はそこを走るようにしてください。

・左折通行帯のある交差点

左折通行帯のある交差点で直進したい場合、直進の通行帯を走るのではなく、左折車通行帯で直進します。
ただし、危険を感じたら無理をせず、歩道に上がって自転車を降り押して歩きます。

・追い越しするとき

車道を走っていると、路上駐車を追い越す場合があります。
その際は、「急にドアが開くかもしれない」と考え、車との距離を取って走るようにします。

また、後方の車との距離を確認することも重要です。
無理な追い越しはしないで、減速し、ときには立ち止まって安全確認をしっかりすることを教えましょう。

●手信号

手信号は、後続のクルマなどに進行の意思を伝え、事故を防止するためにとても重要なものなので、しっかり教えましょう。

また、仲間同士でも、減速時や障害物のときに合図がある場合は伝えましょう。

ベテラン同士で走っていて、合図を決めていない場合、初心者が走りやすいように新しく合図を作るのも良いかもしれませんね。

安全に走るために教えたい技術

ロードバイクはママチャリと違い走行速度が速く、爽快感や達成感を味わえますが危険も伴います。

ですから、技術を教える前に前述した基本知識をしっかりと体で覚えさせ、事故がないように指導することが重要です。

では最後に、落車を防ぐために教えたい技術についてご紹介します。

練習する際は公園や、交通量の少ない道で行いましょう。

●一直線に走る技術

フラフラせず、道路に白線を引き、走り続ける練習です。

集団内では、自分の位置をキープしなくてはいけませんし、周囲に迷惑をかけないよう、落車することなく安全に走るためにも習得しておきたい技術です。

●手放し走行

手放し走行ができれは、バランス感覚も向上し、走りながら補給食を食べたり、上着を着たりすることもできるようになります。

片手放しから練習し、それに慣れたら両手放しも練習します。

ただし、この手放し運転は、危険運転の一種です。
運転の技術を向上させる目的以外、また公道での手放し運転はしないことも教える必要があります。

●低速走行

低速でもふらふらせず走り続けることができる技術は、交通安全に役立ちます。

●バニーホップ

簡単に言えば、ロードバイクでジャンプすることです。
やや難しいですが、障害物を避けるため、段差に乗り上げるときに役立つ技術です。

ロードバイクを教えるときは、まず安全に走るための知識から

知識を教えるのとは違い、ロードバイクの技術的なことを教えるのは難しいものです。

自分の走りに満足している方は少ないですし、人によって体力や体の使い方は違うからです。

まずは無理なく、かつ安全に走れるように乗車姿勢や交通ルール、手信号など基本的なルールをしっかり教えましょう。

また、安定した走りをするための練習方法もいくつかご紹介しましたので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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