クロスバイクのおすすめ5選と通勤の必須アイテムをご紹介!

満員電車の回避や健康維持のために、スポーツサイクルでの通勤を考えている方も多いかと思われます。

しかし、スポーツサイクルは多種多様でヘルメットやライトなどのアクセサリーも膨大な数があります。

そのため、自転車通勤に必要なスペックを満たすものはどれかよく分かりません。

そこでこの記事では、全くの初心者の方でも自転車通勤を始められるように、街乗り・通勤に必要なアイテムと、おすすめのクロスバイクを5台ご紹介します。

それらのクロスバイクはどれも、身近な自転車ショップである「サイクルベースあさひ」をベースにネットショップで取り扱いのあるものから厳選しています。

目次

クロスバイクの特徴

この記事では、通勤・街乗りにおすすめのクロスバイクをご紹介します。

この記事でご紹介するクロスバイクは、全国展開している自転車店「サイクルベースあさひ」で取り扱いのあるものです。

本題に入る前に、まずは「クロスバイクとは何か」、「街乗り・通勤に使うために必要なパーツ」について解説します。

クロスバイクとはさまざまな用途に使えるスポーツサイクルです。

さまざまな用途とは、通勤などの街乗りや週末のサイクリング、さらには数日間かかる長距離ツーリングを指します。

クロスバイクにはフラットバーハンドル(真っすぐなハンドル)が取り付けられています。

そのため、シティサイクルと同様の感覚でハンドルの操作が可能です。

クロスバイクのフレームは、ライダーの上体がやや起き上がったポジションになるように設計されています。

これによって、スポーツサイクルが始めての方でも無理のないポジションが保てます。

クロスバイクのブレーキは、Vブレーキおよびディスクブレーキです。

Vブレーキは通常の自転車用ブレーキに比べて、より強い制動力を発揮します。

ディスクブレーキは天候やコンディションによらず常に安定して制動力を発揮します。

クロスバイクのギアは前後に搭載されています。

ギアの段数は、フロントギアは3段、リアは8段が一般的です。

そのギア比は、MTBやロードバイクよりも軽いものが取り付けられています。

クロスバイクは基本的に、MTBおよびロードバイクがベースとなっています。

そのため、クロスバイクによってMTBのパーツが使われているかロードバイクのパーツが使われているか異なります。

クロスバイクで街乗り・通勤するために必要なアイテムとは?

クロスバイクで街乗り・通勤するにはいくつかの必要なものがあります。

詳細は次章以降に譲るとして、まずはその一覧を箇条書きで記します。

・ヘルメット
・ライト(前後)
・鍵
・空気入れ
・チェーンオイル
・六角レンチ
・裾止めバンド
・レインウエア(雨でも自転車通勤をする場合)
・泥除け
・自転車保険

自転車保険を除けば、これら全てサイクルベースあさひでそろえることが可能です。

ヘルメット、ライト、鍵については次章より具体的な商品と一緒に解説します。

空気入れ、および自転車保険について少し補足をします。

空気入れは、シティサイクル用のものでもアダプターを用意すれば問題ありません。

しかし、使い勝手を考えるとスポーツサイクル用に新しく購入することをおすすめします。

それは、クロスバイクのタイヤが通常のシティサイクルのタイヤよりも高圧であるためです。

空気入れの価格もさまざまですが、3,000~5,000円位のものをおすすめします。

自転車保険は非常に重要です。

自転車事故による高額賠償についてご存じであるかと思います。

クロスバイクなどのスポーツサイクルはシティサイクルよりもスピードが出ます。

つまり、非常に単純にいってしまえば自転車事故のリスクが高まります。

そのため、クロスバイクの街乗り・通勤において自転車保険の加入は必須です。

自治体によっては自転車保険の加入が義務となっています。

2018年4月時点においては、埼玉県、名古屋市、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、鹿児島県がそれにあたります。

クロスバイクに乗るときはヘルメットを着用!おすすめのヘルメット紹介

クロスバイクの街乗り・通勤にはヘルメットを着用します。

自転車の交通死亡事故の事例において、6割が頭部に大きな損傷を負っています。

死亡事故は免れても、頭部を損傷した場合には深刻な後遺症を残ることも考えられます。

さまざまな実験や統計などからヘルメットの効果を疑問視する声もあるのは事実です。

しかし、「転ばぬ先の杖」としてヘルメットの重要性は変わりないでしょう。

「ヘルメットの重要性は分かるが、見た目が好きではない」といった方も多いかと思われます。

確かに、以前の自転車用ヘルメットは工事用ヘルメットのようだったり、やたらと派手でした。

そのため、大人がかぶるには気乗りするものではありませんでした。

しかし、最近のヘルメットは違います。

近年は手ごろな価格でありながら、仕事着や普段着にも合うようなヘルメットが増えています。

そのようなヘルメットの例として、サイクルベースあさひで取り扱いのあるものから1つご紹介します。

コーフー:BC-GLOSBE-2 (BC-グロッスベ-2)

「送料無料」「コーフー」BC-GLOSBE-2 (BC-グロッスベ-2) ヘルメット

メーカー小売価格:15,120円(税込)

「コーフー」は日本のヘルメットメーカーであるOGKカブトのブランドです。

しかし、「コーフー」のヘルメットは本家のOGKカブトとはデザインが大きく異なります。

「コーフー」は街乗り・通勤に適するように落ち着いたデザインとなっています。

なおかつ、ベンチレーションホールやシェルのデザインはスポーティーさを感じさせます。

「大人に似合うヘルメット」をお探しの方には、このヘルメットをおすすめします。

安全のためにライトは必需品!サイクルベースあさひで購入できるおすすめライト

街乗り・通勤でクロスバイクを使用するためにライトは必需品です。

クロスバイク本体には基本的にライトは付属しません。

そのため、クロスバイク本体と別で購入する必要があります。

街乗りにおいてライトは道路を照らすのが目的ではありません。

市街地では街灯が多く設置されているため、ライトがなくとも視界はとくに問題ありません。

しかし、ライトなしの自転車は、夜間は目立たず視認性が低くなります。

とくに自動車のドライバーの視点では、ライトなしの自転車は非常に怖い存在であるといえます。

つまり、ライトは自分のためでけではなく他者のためにも非常に重要であるといえます。

それでは、その街乗り・通勤のクロスバイクに適したライトを、サイクルベースあさひで取り扱いのあるものから1つご紹介します。

キャットアイ:ライトキット VOLT200/RAPIDmini 前後ライトセット

「送料無料」「キャットアイ」ライトキット VOLT200/RAPIDmini 前後ライトセット

メーカー小売価格:7,560円(税込)

キャットアイの「VOLT」シリーズのライトは、スポーツサイクル用ライトの定番です。

この「VOLT200」は輝度が高すぎず暗すぎもしないため、街での使い勝手のよいライトです。

このようなライトは点滅モードでも使用可能です。

日中においても点滅モードでライトを点灯することで視認性が向上し、より安全性が高まります。

そして、この商品ではリアランプがセットとなっています。

「RAPID mini」は小型ながら輝度が高く、リアランプとして優秀です。

種類が豊富すぎるライト選びに迷ったら、「VOLT200/RAPIDmini 前後ライトセット」をおすすめします。

高価なクロスバイクには丈夫な鍵を!サイクルベースあさひで買えるセキュリティ性の高い鍵

シティサイクルには本体に鍵が取り付けられています。

しかし、クロスバイクにはそれがありません。

ライトと同様に別途購入が必要です。

クロスバイクなどのスポーツサイクル用の鍵は、ワイヤーロックやチェーンロックが一般的です。

ワイヤーロックやチェーンロックは安価な商品であれば100円均一でも購入可能です。

しかし、安価な鍵はセキュリティ性能に不安があります。

また、長期間の使用においてサビが発生し、ロックが解除しにくくなるなどの難点もあります。

そのため、少々高価に感じても品質のよい鍵の購入をおすすめします。

サイクルベースあさひで取り扱いのある商品から、クロスバイク用の鍵としておすすめの商品をご紹介します。

アデプト:Eddy 682 (エディ682) フォールディング ロック

「送料無料」「アデプト」Eddy 682 (エディ682) フォールディング ロック 長さ:820mm カギ式

メーカー小売価格:4,212円(税込)

この鍵はスチールプレートを連結したタイプの鍵です。

付属するブラケットにより鍵をダウンチューブやシートポストに取り付けられます。

走行中に鞄に鍵を入れたり、ハンドルに鍵を巻きつけたりしなくて済むため邪魔になりません。

この鍵はかなり「厳つい」見た目をしています。

この「厳つい」見た目というのは、「盗むのは難しそうだ」と思わせるためセキュリティ上役立ちます。

特に街乗り・通勤でクロスバイクを使う場合は必然的に駐輪時間が長くなります。

それだけ盗難する危険にさらされる時間が長いということです。

その長い時間を任せるには、このようなしっかりとした鍵がおすすめになります。

街乗り・通勤でおすすめのクロスバイク!フレームのよさを実感できる「ベルザスピード50」

ここから本題に移り、街乗り・通勤におすすめのクロスバイクをご紹介します。

最初にご紹介するのは、「元祖エアロロードバイク」で有名なメーカーのクロスバイクです。

フェルト:ベルザスピード50

「フェルト」2018 ベルザスピード50 クロスバイク

メーカー小売価格:60,264円(税込)

「フェルト」は、フレームの魔術師と呼ばれたジム・フェルトによって創設されたドイツのメーカーです。

フェルトのバイクは、ツール・ド・フランスなどの数々のレースで輝かしい戦績を残しています。

激しいレースで培われたテクノロジーはこのクロスバイクにも取り入れられています。

この「ベルザスピード50」は、スピードと快適性を重視するユーザーに向けたクロスバイクです。

このモデルではシートステーのパイプ径を前モデルに対して25%ダウンさせています。

それによりシートステーが積極的にしなるため、快適性が向上しています。

同様にダウンチューブ径も20%ダウンさせ快適性を高めています。

しかし、ただ全体的に剛性が低下したわけではありません。

ペダリングのパワーをしっかり受け止められるような剛性はしっかりと保っています。

例えばシートステーのパイプに注目します。

シートステーのパイプはシートチューブの接合部にて扁平しています。

これによって接合部の剛性が向上する効果が得られます。

このような工夫をフレーム全体に施すことで、適切な剛性の確保に成功しています。

サイクルベースあさひYahoo!店でも取り扱われています。

性能から考えて、非常にクロスバイクらしい1台であるといえるでしょう。

クロモリロードバイクのような乗り味を求める方におすすめ!「FREEDOM FLAT」

この章でご紹介するのは、スチールバイクに定評のあるメーカーのクロスバイクです。

ミヤタ:FREEDOM FLAT(フリーダムフラット)

「ミヤタ」2018 FREEDOM FLAT (フリーダムフラット) 「AFRT528」 クロモリフレーム クロスバイク

メーカー小売価格:61,344円(税込)

「ミヤタ」の技術は海外でも高く評価されています。

1970年代後半にはその実力が評価され、自転車の本場であるヨーロッパやアメリカにも製品の輸出を開始しました。

1981年のツール・ド・フランスではミヤタのロードバイクを駆った選手が区間優勝を果たしました。

伝統と技術力のある欧州のメーカーのロードバイクが大半のなかでの勝利です。

そのため、この活躍により「ミヤタ」のブランド力はさらに高まりました。

そのような由緒あるミヤタのロードバイクの特徴を、色濃く受け継ぐのがこのクロスバイクです。

フレーム素材は扱いやすさと耐久性に優れるクロモリ(クロームモリブテン)製です。

クロモリ製のフレームは一般に、衝撃吸収性に優れるといわれています。

フレームは2つの三角形からなる平行四辺形で、伝統的なロードバイクと同様の見た目をしています。

また、見た目だけではなく搭載されるパーツも多くはロードバイクのものです。

つまり、このクロスバイクはハンドルのみフラットバーにしたロードバイクであるといえるでしょう。

サイクルベースあさひYahoo!店でも取り扱われており、通常価格よりも少し安価に販売されています。

街乗り・通勤のシーンにおいてロードバイク並みの走行性能は大いに役立ちます。

クロスバイクでロードバイク並みの性能と乗り味を求める方に、このクロスバイクをおすすめします。

街乗り・通勤用アイテムフル装備!サイクルベースあさひの「オフィスプレススポーツ-G」

サイクルベースあさひからもオリジナルのクロスバイクが発売されています。

あさひ:オフィスプレススポーツ-G クロスバイク

「あさひ」オフィスプレススポーツ-G クロスバイク

参考価格:44,980円(税込)

「サイクルベースあさひ」といえばシティサイクルのイメージが強いかもしれません。

しかし、あさひブランドとしてスポーツサイクルも手がけています。

あさひのスポーツサイクルは手ごろな価格ながら基本的な性能をしっかり押さえた造りです。

そのように、走行性能を押さえつつ、実用性を最大限に高めたのがこの「オフィスプレススポーツ-G クロスバイク」です。

このクロスバイクには、ライト、鍵、かご、泥除け、スタンド、チェーンケースと街乗り・通勤で必要な装備が標準で付属します。

装備がシティサイクル同等に充実しているため利便性は抜群です。

服装やアクセサリー類の準備にわずらわされることはありません。

肝心の走行性能も、クロスバイクらしい走りを十分に堪能できるスペックです。

フレームの素材には、ロードバイクと同じアルミ素材が使用されています。

それによってフレームが軽くなり、軽快な走りを実現しています。

ドライブトレインは21段変速で、長い登り坂からスピードに乗った走行まで広く対応します。

ブレーキは他のクロスバイクと同じく制動力の高いVブレーキを採用しています。

これらから分かるように、クロスバイクとしての性能をしっかりと押さえています。

本体価格は標準的ですが、充実の装備品を考えるとコストパフォーマンスに優れたおすすめのクロスバイクです。

日本人の身体にフィットしたクロスバイク!エアロフレームが魅力的な「RIP」

ここからは、サイクルベースあさひYahoo!店ではなく、他のネットショップでも販売されているおすすめの自転車を取り上げます。

小径車でおなじみのメーカーからも、街乗り・通勤に適したクロスバイクが発売されています。

ターン:RIP

関西区域限定配送! 2018年モデル TERN ターン クロスバイク Rip リップ マットサンドシルバー

メーカー小売価格:85,320円 (税込)

「ターン」は最高のアーバンコミューターの提供を理念に掲げたバイクブランドです。

ターンのバイクは美的観点において優れるだけではありません。

ターンのバイクは小柄な日本人にフィットするようにデザインされています。

ターンのクロスバイク「RIP」も、当然その考えのもとにデザインされています。

一般的なクロスバイクはフレームのサイズによらず、700Cのタイヤサイズです。

そのため、フレームサイズが小さい場合、車体とタイヤのバランスが悪くなります。

一方「RIP」は、フレームサイズにあわせてタイヤのサイズを1段階落としています。

それによって、どのサイズにおいても見た目のバランスを保っています。

また、「RIP」のフレームは他のクロスバイクとは違うデザインを採用しています。

「RIP」のフレームのパイプは流線型、つまり前方が丸く後端に向けて薄くなるエアロ形状を採用しています。

シートチューブはタイヤに沿うようにしてパイプがえぐられるように変形しています。

このような特徴から分かるように、「RIP」のフレームの見た目はほぼエアロロードバイクです。

このような本格的なエアロ形状のクロスバイクはそう多くはありません。

それゆえにこのクロスバイクの魅力となっています。

しかし、この「RIP」はクロスバイクとしてはやや高価です。

それでもデザイン性の高さから、それに見合った価値は十分あるといえるでしょう。

「見た目がスポーティーなクロスバイクが欲しい」と考えている方に、このクロスバイクは大いにおすすめできます。

毎日使うからこそ高品質なクロスバイクを!「CITY SPEED 11」

最後にご紹介するのは、MTBを主力とするメーカーのクロスバイクです。

センチュリオン:CITY SPEED 11(シティスピード11)

CENTURION センチュリオン 2019年モデル CITY SPEED11 シティスピード11 [完成車]《P》

メーカー小売価格:203,040円(税込)

「センチュリオン」はトレッキングバイクの元祖、「アコードGT」を産み出したメーカーです。

センチュリオンは常に革新的な技術を取り入れたバイク開発をしています。

センチュリオンは先進的なサスペンションやハイドロフォーミング技術を、他社に先駆けて導入してきました。

常に新しい技術を積極的に導入する姿勢は、このクロスバイクにも表れています。

このクロスバイクには、先進的な内装11段変速のギアが搭載されています。

内装式ギアとは、歯車によって構成された変速機構をリアハブに内装したものです。

内装式ギアは変速機が露出しないため、転倒させてしまった場合でもトラブルが発生しません。

また、内装式ギアは基本的にメンテナンスフリーです。

そのため、チリや汚れや水滴の影響を受けず、日々の街乗り・通勤において良好な状態を保っていられます。

また、ブレーキは全天候において制動力が安定しているディスクブレーキが搭載されています。

雨が多い日本では、内装式ギアとディスクブレーキの組み合わせは大きなアドバンテージであるといえます。

クロスバイクとしては高価な部類であるといえます。

しかし、その分の効果は快適性といった形で必ず実感できます。

「普段こそ高品質なものを」と考えている方に、このクロスバイクを大いにおすすめします。

ここまでご紹介した自転車は、サイクルベースあさひYahoo!店や他のネットショップで取り扱いのある商品です。

しかし、売り切れなどにより取り扱いがなくなることもあること、ご了承ください。

最初によいものを購入すれば結果的に経済的!

自転車通勤において必要最低限なアイテムは、ヘルメット、ライト、鍵の3点セットです。

どのクロスバイクを購入するにしても、この3点分の金額が本体の別にかかることを考慮しましょう。

また、通勤など毎日クロスバイクに乗る場合パーツ類の消耗は避けられず、パーツ交換に費用がかかります。

アクセサリーやパーツ類の耐久性に関しては基本的に、価格が上がるにつれて向上します。

つまり、最初に少々高価なものを購入すれば結果的に出費が少なく済むでしょう。

必要に応じて、多めに初期投資を投じるのもよい判断であるといえます。