スポーツ自転車は、ロードバイクだけでなく、クロスバイクも人気があります。
bianchiのきれいなグリーンの車体に乗ってみたいという方も多いのではないでしょうか。
ですが、スポーツ自転車を買う場合、サイズの選び方を知っておく必要があります。
今回は、自分に合うサイズを選ぶ重要性や、その選び方についてお伝えします。
bianchiの歴史とbianchi製クロスバイクの特徴!
現在まで続く、自転車ブランドの中で最も長い歴史を持つのがbianchi(ビアンキ)です。
bianchiが出した、ダンロップが開発した空気入りゴムタイヤを履いた自転車が、現在の自転車のもとになったのは有名な話です。
また、bianchiのクロスバイクの性能ですが、ロードバイクレースで培われた技術を最大限に利用しているので、ロードバイクにも引けをとりません。
そのため、クロスバイクに求められる快適さを武器に、さまざまな路面状況に対応できるのが強みです。
また、ブランドのイメージカラーであるbianchi独特のエメラルドグリーンは「チェレステ」と呼ばれる色で、イタリア語で「青空」という意味です。
性能面でもデザイン面でもファンが多いのが、bianchiのクロスバイクの特徴です。
ですが、人気に対して全体の生産量が少ないので、発売するとすぐに完売というモデルも多いです。
ですので、雑誌やお店で気に入ったクロスバイクが自分に合うサイズだったなら、すぐに予約や取り置きなどで確保しておきましょう。
bianchiのクロスバイクをご紹介!
では、そんなbianchiから出ているクロスバイクをご紹介しましょう。
1~5は快適さ重視、6~11は速さ重視で作られたモデルです。
1.ROMA 4
普段乗るのに最適なクロスバイク入門機です。
2.CAMALEONTE 1 ALU
カラーが豊富で安定感もあります。
3.CIELO
道を選ばずに走れる、定番のクロスバイクです。
4.CAMALEONTE 2 ALU
安定のスペックと手頃な価格を両立させたモデルです。
5.CAMALEONTE 3 ALU
油圧式ディスクブレーキを採用しているので、上質な乗り味を体感できます。
6.ROMA 3
お手頃価格ですが、ロード向けのコンポ搭載でスピーディーに走れます。
7.ROMA 2
ロードバイクのコンポ搭載なので、スピード走行を楽しめます。
8.CAMALEONTE 4 ALU
2016年モデルからは、油圧式ディスクブレーキを採用しています。
9.ROMA
ディスクブレーキ採用の、ROMAの最上級モデルです。
10.CAMALEONTE 5 ALU / CARBON
ロードコンポ搭載の本格的なスピードクロスバイクです。
11.CAMALEONTE 6 ALU / CARBON
カメレオンテシリーズの最上位のクロスバイクです。
では、次は、サイズについてみていきます。
スポーツ自転車では、どうしてサイズ選びが重要なの?
bianchiのクロスバイクで、欲しい一台が見つかったら次はサイズ選びですね。
スポーツ自転車には、一つのモデルに複数のサイズがあり、サイズ選びが重要と言われます。
スポーツ自転車は、身長や足の長さ、腕の長さなどによって適正サイズが変わりますが、クロスバイクは普通の自転車と同じく、サドル位置を上下させてサイズ調整が可能です。
また、サイズが合えば、クロスバイクは最大のパフォーマンスを発揮してくれます。
ただ、サイズ選びで難しいと感じるのは、体に合うかだけでなく、目的によってもベストなものが違うので、そういったことも、考慮して選ぶ必要があるという点です。
例えば、身長や手の長さなどが同じでも、通勤で短い距離を乗る方と、趣味で長い距離を走りたい方とでは、目的が違うので、自転車の選び方は異なります。
短距離の通勤なら、少しくらいサイズが合わなくても大丈夫ですが、長距離の場合は、疲れや痛みにつながるので、サイズを合わせる必要があるのです。
合わない自転車に乗っていると、バランスが悪く事故の危険も高まります。
そうした自転車での、事故やケガを減らすためにも、自分に合ったサイズの自転車をしっかり選んで買うことが重要なのですね。
スポーツ自転車のサイズ選びに必要な適正身長の出し方
スポーツ自転車のサイズ選びでは、独特なサイズの見方をします。
普通の自転車の場合、サイズはインチで見ますが、bianchiなどのスポーツ自転車のサイズは、フレームで見るのが大きな違いです。
フレームとは、シートチューブ(サドルの下のチューブ)のことです。
お店で購入する場合は、大抵、フレームのサイズと適正身長が書いてあるので、それを見ながら選びます。
ですが、適正身長の何cm~何cmはそのまま当てはめるのではありません。
フレームサイズから見る、適正身長をより的確に知る方法は、大きい数字と小さい数字を足して2で割ることです。
つまりフレームサイズの適正身長が、150cmから180cmの場合は、150+180=330。
この330を2で割ると、165となります。
つまり、適正慎重は、165cm前後の方に適しているものだと、分かります。
分かりにくい場合は、またがってペダルに足をつけて確認しましょう。
跨ってペダルに足をつけた状態で、膝が少し曲がるのがちょうど良いと言われています。
ですが、自分にぴったりのサイズを見つけるのは、長年の経験が必要で初心者には難しいです。
ですので、クロスバイクなどのスポーツ自転車に乗りはじめてすぐの頃は、お店で売っている完成品から選ぶのがいいでしょう。
bianchiのクロスバイクのサイズ表記と向くタイプ
では、いよいよbianchiのクロスバイクのサイズをみていきます。
bianchiのクロスバイクのサイズは、例えば、「CAMALEONTE 2 ALU」の場合、430・470・510・550というようになっています。
スポーツ自転車はサイズが重要といっても、何十種類もあるわけではなく、3~5種類くらいです。
ですので、最終的には、サドルやハンドル角度を変えるなどしてサイズを合わせます。
気をつけたいのは、「適正身長」の範囲でも、股下や腕、胴の長さは個人差があるので、それが自分に最適かはわからないという点です。
インターネット通販などで自転車を購入する際は、特に注意する必要がありますね。
そして、フレームサイズが510の場合、フレームのサドル下に来るチューブの長さが510cmであることを表しています。
大抵、この数字が大きいほど身長が高い人向けで、短いほど小柄な人向けになっています。
ですが、フレームの形によっては、長さが同じでも適切な身長が異なることがあるので、自分に合うサイズだと思っても、店員さんに一度相談してから決めるようにしましょう。
女性には、女性向けに作られたクロスバイクがおすすめ!
また、女性がクロスバイクを選ぶ場合には、他にも注意点があります。
まず、女性の場合は、男性に比べて筋肉が少ないので、サイズの大きいクロスバイクは避けた方が無難です。
また、安全のために、急ブレーキをかけた場合でも、すぐに両足が着くものから始めるのがおすすめです。
選び方としては、サドルに跨り、片足をペダルに乗せて、自力で支えられるものを探してください。
以前は、自転車のサイズが男性向けばかりで、女性が選べるものが少なく、困ってしまうといったこともありましたが、最近は、bianchiに限らず多くの自転車メーカーが、女性用のモデルを製造しているので、選びやすくなっています。
また、クロスバイクのフレームの形状は、トップチューブが地面と水平の「ホリゾンタルフレーム」、トップチューブが斜めになっている「スローピングフレーム」と、それよりトップチューブが斜めの「ミキストフレーム」に分かれます。
ホリゾンタルフレームの場合、見た目はかっこいいのですが、女性や身長が155cm未満の方だと、足が地面に着かないことも大いに考えられます。
ですので、女性や小柄な方には、フレームがまたぎやすくサイズも豊富な「スローピングフレーム」や「ミキストフレーム」がおすすめです。
自分に合うサイズを探したり、調整するのもスポーツ自転車の面白さ!
今回は、bianchiのクロスバイクについて、そのサイズと選び方を中心にお伝えしました。
bianchiに限らず、スポーツ自転車のサイズ選びは、安全面や走りやすさの上でとても重要です。
また、近年では、女性向けのモデルも出ているので、女性でも楽しく選べそうですね。
自分に合うクロスバイクを選んで、サイクリングを楽しんでみてください。