クロスバイクのタイヤですが、最初から付属しているものなので、パンクなどをしない限り一度も交換したことがないとしてもおかしくはありません。
しかし、タイヤは自転車において唯一地面と接しているため、摩耗の激しい消耗品ですし、様々な情報を伝えてきますので、交換することで得られる効果も大きい部分です。
そこで今回はクロスバイクのタイヤについて、種類やサイズなどの選び方や、筆者おすすめのタイヤをご紹介していきます。
クロスバイクタイヤの選び方の前提とは?
クロスバイクのタイヤは単体では運用できず、ホイールにはまって車輪としての体を成すものです。
そのため、まず大前提としてタイヤ交換の際には、ホイールの規格やサイズに合わせる必要があります。
なお、選び方ですが、タイヤはホイールの外径に合わせる必要はありますが、幅は範囲内であれば、自由に選択することが可能です。
【Panaracer(パナレーサー):リブモ 700×25c】
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [700×25C] リブモ F725PS-RB-B2 ブラック
【Panaracer(パナレーサー):リブモ 26×1.5】
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [26×1.50] リブモ F265PS-RB-B2 ブラック
上記2つのタイヤはクロスバイクにもよく使用されるパナレーサーの「リブモ」ですが、サイズの表記が違っていますね。
タイヤのサイズ表記は外径×幅(太さ)で表示されるのですが、前者がミリ表記でロードバイクに多いWO(ワイヤードオン)のフランス規格、後者がインチ表記でMTBに多いHE(フックドエッジ)規格です。
両者はホイールにはめ合わせる部分であるビード部分の形状も違うので、互換性もない全くの別物です。
また、WOにはもう一種類ママチャリに多く採用されているイギリス規格もあり、インチ表記ですが外径は整数、幅は分数表記になります。
このように自転車のタイヤは、規格が違うと表記の仕方まで変わってしまうので少しややこしいのですが、表記だけでも統一させようということで誕生したのが「ETRTO」です。
外径と幅をミリ表記に統一したもので、表記は幅×外径になります。
このETRTOの外径と、WOかHEかどうかを見極められればタイヤの互換性が判断できるので、ETRTOは交換時の参考におすすめになります。
クロスバイクに多いのはロードバイクの規格であるWOのフランス規格ですが、タイヤのサイズはWOやHEの独自規格と、ETRTOの両方が側面に印字されていますので、念のため交換前に必ず確認をしてください。
クロスバイクのタイヤの選び方でキーポイントになるのは「太さ」
前項では、クロスバイクのタイヤはホイールの外径に合わせることが前提とお伝えしました。
また、太さ(幅)はある程度自由が効くとしましたが、決まっている規格に合わせるだけの外径と違い、選び方のポイントとしてはむしろこちらの方が重要です。
クロスバイクのタイヤの太さの種類は、WOフランス規格では28c(28mm)、32c、35cあたりが多く、ロードバイク寄りの機種では25cも珍しくありません。
ちなみに、WOのイギリス規格では1-1/8や1-1/2、HEでは1.25や1.5が主流です。
今回はクロスバイクに最も多いWOのフランス規格でお話を進めますが、タイヤは太さを変えると、走行性能や乗り心地などの重要な部分が変化をします。
太いタイヤは中に入る空気量が多くなりクッション性が出ますので、衝撃吸収性が増して乗り心地がよくなります。
しかし、空気量が多くなると空気圧が下がりますので、クッション性は出ますが、タイヤが柔らかくなり変形によるロスが生じやすくなります。
少し大げさに表現すると、タイヤが地面にへばりつくようにして転がりますので、スピードが出なくなります。
28cや32cはロードバイクの経験者は別として、まだそこまでスピードへの影響は大きく感じられないはずですが、35cや38cになってくると体感できるようになります。
反対にタイヤが細くなりますと空気量が少なくなるので、真円形を保つために高圧で空気を入れます。
そうなると、タイヤが硬くなり転がりに対するロスが少なくなりますので、よく転がるようになりスピードが上がります。
しかし、クッション性が無くなるので衝撃を吸収できず、路面の状況がストレートに伝わってきます。
そのため、乗り心地はハードになります。
いわゆる乗り心地とスピードはタイヤにおいては両立の難しい相反する部分であり、人におすすめされるというよりは、自分の用途や目的に合わせてどちらを取るかを考えることになります。
クロスバイクに使用されるタイヤの種類
クロスバイクなどに使用される自転車のタイヤにはいくつか種類があり、サイズと共に注意をしなければなりません。
大まかに分けますと、「チューブタイヤ」と「チューブレスタイヤ」で、チューブを必要とするかどうかの違いです。
クロスバイクに限らず最も多く使用されているのが「クリンチャータイヤ」であり、チューブに空気を入れることでタイヤを膨らませて、淵のビードをホイールにはめるタイプです。
最も普及しているタイヤなので汎用性が高く、特にスポーツバイクの中でも安価でレース色の薄いクロスバイクはクリンチャーが多くなります。
広く普及しているので種類やサイズも多く、転がり抵抗の低いものや、耐パンク性に優れたものなど、性質の違いによる選び方もできます。
デメリットは構造上の問題もあり、チューブから空気が抜けて空気圧が下がり、それによってパンクが起こりやすくなることです。
しかし、空気圧を管理していればある程度は防げますし、トラブルでもチューブを交換すれば性能がよみがえることが多く、修理も比較的容易なのでクロスバイクにはおすすめのタイヤです。
チューブタイヤの元祖でもあるのが「チューブラー」で、チューブをタイヤの内側に縫い付けて、ホイールにははめるのではなく、接着剤やテープで貼り付けて固定をします。
ロードレースでは今も主流のタイヤですが、専用のホイールが必要であり、タイヤも種類が少なく、クロスバイクではまず見られないので詳細は割愛します。
そして、チューブの代わりに、タイヤの内部に空気を保持しておける層を設けてあるのがチューブレスタイヤです。
強い密閉力が必要になりますので、リムが複雑な形になる専用ホイールとの組み合わせで運用されます。
MTBではほぼ独占状態、ロードバイクにも専用ホイールが増えてきており、今後クロスバイクにもその流れが来ることが十分に考えられます。
チューブがありませんのでパンクのリスクが大幅に少なくなりますし、空気圧を低くできるので、太いタイヤと同じ原理で乗り心地がよくなります。
そして、チューブタイヤに肩を並べるほど普及するかどうかが不透明な中で、最近多くなってきたのが「チューブレースレディ」です。
中にチューブを入れればクリンチャーとして使用できるタイヤで、チューブレスとしては「シーラント剤」という液体を入れて使用するタイプが多いです。
サイズや種類が多いクロスバイク定番のおすすめタイヤ
それではここから、筆者がおすすめするクロスバイク用タイヤをご紹介していきますが、その中で、タイヤの選び方として補足する事項もありますので、合わせてお伝えします。
【Panaracer(パナレーサー):パセラブラックス】
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [700×32C] パセラ ブラックス 8W732-18-B ブラック
パナレーサーでは、街乗りや趣味のライドを意味する「アーバン」というカテゴリーに属するタイヤです。
レース以外の用途としてツーリングから通勤通学まで幅広く対応しており、こちらは700×32cのWOフランス規格ですが、イギリス規格やHE規格のサイズもありますので、様々な選び方ができます。
パセラというシリーズがパナレーサーのアーバンでは定番なのですが、そのパセラのタイヤ側面までをゴムで覆っているのがブラックスです。
そのため、コーナリングなどは若干もっさりしますが、サイドカットなどのトラブルの可能性が低くなっており、耐久性に優れています。
また、アーバンのカテゴリーらしく高めの空気圧でもタイヤが硬くなりすぎず、適度な弾力があるので、乗り心地の評価が非常に高いです。
ただし、こちらのタイヤはバランスを重視しているタイプのため、全てが標準的です。
そのため、舗装されていない道を頻繁に通るなどハードな環境で乗る方には、もう少し耐パンク性を強化した下記のような種類の方が向いている場合もあります。
【Panaracer(パナレーサー):パセラ ジャケット】
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [700×32C] パセラ ジャケット F732-PJ-18 ブラック
タイヤ内部全面に耐パンク補強材を配し、リム打ちパンクを防止するとともに、摩耗に強いコンパウンド(タイヤ表面のゴム)を使用しており、未舗装路に強い仕様になっています。
自転車通勤用のタイヤの選び方の観点から見て最適な種類の1本
前項に引き続き、パナレーサーのアーバンカテゴリーから、クロスバイクにおすすめのタイヤをご紹介します。
【Panaracer(パナレーサー):ツーキニスト】
パナレーサー(Panaracer) クリンチャー タイヤ [700×28C] ツーキニスト 8W728-TKN
近年は自身の健康や環境に配慮して、通勤の全工程に自転車を使用する方が多くなっています。
このような人を総じて「自転車ツーキニスト」と呼ぶようなこともあり、そこからこの製品名が付けられたと言われています。
自転車通勤における最大の敵はパンクであり、朝の忙しい時間帯にパンクをして立ち往生することにでもなれば、目も当てられない事態になることは明白です。
そのため、自転車通勤用のタイヤの選び方としては、まず何より耐パンク性の高さを重視したいところです。
そんな自転車通勤のためのこのタイヤは、とにかくメーカーの狙い通り耐パンク性能の評価が高く、クロスバイクのみならず、ロードバイク乗りにも人気のタイヤになっています。
クリンチャータイヤのパンクの種類として、リム打ちパンクやサイドカットなどと並ぶくらいに多いのは、タイヤ内部の繊維層とチューブが擦れて起こる「内部摩耗パンク」です。
ツーキニストは内部摩耗を防ぐために、内面を水平に加工してチューブと繊維が擦れにくくなる仕様にしています。
また、耐久性に優れたコンパウンドと、サイドに800デニールという太いナイロンのコードが配されており、あらゆる角度からタイヤがガードされています。
なお、用意されているサイズは700cが25c~35c、HEにも1.50と1.75がありますので、ロードバイクやMTBでの通勤にも最適です。
低価格帯の中でのおすすめタイヤ
クロスバイクはスポーツバイクの中でも比較的安価なのが魅力の1つですので、タイヤも低価格のものにするという選び方も理にかなっています。
そこでここでは、低価格帯のおすすめタイヤをご紹介します。
【ギザプロダクツ:タイヤ 214 700×35C ブラック】
GP(ギザ プロダクツ) タイヤ 214 700x35C ブラック
ギザプロダクツは日本の大手自転車商社である「マルイ」のオリジナルブランドで、タイヤの他にサドルやハンドルなども低価格で扱っています。
こちらのタイヤは表面のトレッドが非常に肉厚で頑丈に作られており、重量はかなりありますが、耐久性の高いタイヤです。
通勤にも毎日使い、週末も自転車で出かけるような、高頻度で乗る方におすすめのタイヤです。
【DURO(デューロ):DB-7044 Cordoba 700×35C】
DURO(デューロ) DB-7044 Cordoba 700×35C
デューロは創業70年以上の老舗タイヤメーカーで、自転車王国台湾に本拠を構えています。
オートバイのタイヤでは日本のヤマハの純正タイヤに採用されたこともありますし、ダンロップのOEMを請け負い、ダンロップ製品の一部を自社の名前を出さずに製造しています。
こちらのタイヤも含め自転車用の種類は、太めで耐久性に優れた普段使い用が多く、市販品は2,000円前後になりますので、汎用性が非常に高いです。
国産メーカーのおすすめタイヤ
タイヤはメーカーごとの特徴がはっきりしていますので、メーカーを優先する選び方も推奨されるのですが、日本人は日本のメーカーにこだわりたいという気持ちもあろうかと思います。
先ほどご紹介したパナレーサーが国産を代表するメーカーですが、ここではその他の国産メーカーのおすすめタイヤをご紹介します。
【IRC:METRO メトロタイヤ】
IRCは1926年創業の老舗タイヤメーカーで、「井上ゴム工業」という名でも通っています。
老舗メーカーとしては珍しく自動車用のタイヤを扱っておらず、種類としては自転車やオートバイ、車いす用の車輪などを扱っています。
自転車用タイヤは、ママチャリにも対応する一般的なものから、ロードレーサーにも愛用される高品質なものが揃っています。
こちらのメトロは街乗り車向きのタイヤで、側面までしっかりとゴムでカバーしてあるので、非常に耐久性に優れています。
また、側面までがっちりガードしてあると少しタイヤが硬くなるのですが、こちらはタイヤ内部の繊維層にしなやかな糸を使用していますので、衝撃吸収性が高く乗り心地がよい仕上がりになっています。
サイズは700cのWOフランス規格の他にも、26インチのHEも用意されていますので、クロスバイクにも合わせやすくなっています。
【ブリヂストン アンカー:DISTANZA タフ】
ブリヂストン アンカー(BS ANCHOR) DISTANZA タフ
総合的なタイヤの販売数では世界一とも言われる、ブリヂストンのスポーツバイクブランドが「アンカー」です。
ロードレースではオリンピックに参加したこともある実力派のブランドで、日本人の体形、思想、地形なども考慮に入れた、繊細なもの作りが特徴です。
こちらのタイヤは通勤、通学や普段使いの街乗りが意識されているモデルで、特にこのタフはトレッド面を独自のパンクプロテクターで覆っています。
クロスバイクにもベストパートナーとなり得るおすすめタイヤ
クロスバイクには、ロードバイクであればドロップハンドル、MTBであればサスペンションにブロックタイヤなどという決まった定義はありません。
そのため、どんなパーツでも合わせやすいですし、使用される目的や用途も様々になります。
そんな汎用性が高く、幅広い用途に対応するクロスバイクにうってつけなのが、シュワルベの「マラソン」です。
70000Km以上に及ぶ実走でのテストを繰り返して得た、様々なデータを凝縮して作られているため、とにかくオールラウンドなタイヤです。
ママチャリ、ミニベロから、MTB、ロードバイクまで、ほぼ全ての自転車の種類に対応するサイズ、仕様が用意されていますし、スタンダード以外にも様々なタイプがありますので、多種多様な選び方ができます。
非常に頑丈で硬いタイヤですので最初ははめにくさがあるかもしれませんが、一度はめてしまえば滅多なことではパンクしませんし、表面のコンパウンドも抜群の耐久性なので寿命も長いです。
【SCHWALBE(シュワルベ):マラソン】
シリーズのスタンダードモデルで、最も人気があり、多く使用されているおすすめのタイヤです。
グリーンガードと呼ばれるマラソン特有の3mm厚の耐パンクベルトは、粘りのあるスポンジ状のラバーで、クギやガラス片を貫通させにくくしています。
また、側面には経年劣化や紫外線の影響で起こるひび割れに強い素材を使用しており、やむなくクロスバイクが屋外保管になってしまっても、劣化のリスクが低い仕様です。
【SCHWALBE(シュワルベ):マラソンプラス】
SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】マラソン プラス 700×35C クリンチャータイヤ
スタンダードの3mm厚の耐パンクベルトを5mmにして、耐パンク性に特化させたタイヤです。
日本一周クラスのロングライドには、とても強い味方になってくれること間違いなしです。
種類が豊富なロードバイク用タイヤから選ぶのもおすすめ
クロスバイクはロードバイクとMTBの中間的な存在ですが、タイヤのサイズ、特に外径はここまでお伝えしている通り、ロードバイクと同じものが多いです。
そのため、ロードバイク用として扱われているタイヤが使用できますから、そこから選んでいくのも効率的な選び方です。
ロードバイク用タイヤは扱っているメーカーも多く、コンパウンドの種類なども豊富で、様々な性質を持つタイヤが揃っていますので、クロスバイクに最適なものも見つかりやすいと言えます。
【Continental(コンチネンタル):UltraSport2】
Continental(コンチネンタル) UltraSport2 ウルトラスポーツ2 クリンチャー 700c 2本セット [並行輸入品]
コンチネンタルは、ロードバイク用のタイヤの耐久性では、世界に右に出るものはいないという評価もあるドイツのタイヤメーカーです。
プロチームにも供給されているモデルも多い一方、ツーリングやサイクリングなど趣味向きのタイヤにも力を入れている汎用性の高さが売りです。
こちらはどちらかと言えばツーリングなど、スポーツライクな使用に向くタイヤなので、クロスバイクにもおすすめです。
ここまでご紹介してきたタイヤに比べ軽量かつしなやかさがありますので、転がりがよく標準装備のタイヤからの交換であれば、スピードアップが体感できます。
ただし、パンク耐性に関してはそこまで強化されているわけではなく標準レベルなので、クロスバイクには32cの太さがおすすめになります。
クリンチャータイヤはチューブも同時に交換すると良い
ここまで、筆者おすすめのクロスバイクのタイヤをご紹介してきましたが、全てクリンチャータイヤでしたので、同時交換が推奨される「チューブ」も何種類かご紹介します。
チューブもタイヤと同じくゴム製ですから、経年劣化もありますし、内部で繊維層とこすれて摩耗していきますので、一種の消耗品であり、タイヤと同じタイミングで交換するのがおすすめです。
チューブの選び方ですが、タイヤの仕様によって空気を充填するバルブ口の形状が違いますので、まずは自分のタイヤの規格を確認してください。
WOのイギリス規格は英式バルブ、フランス規格は仏式バルブ、HEは米式バルブになります。
また、タイヤの太さによって対応するチューブも違いますので、タイヤの太さに合わせるようにしてください。
そして、クリンチャータイヤの場合はお伝えしている通り、パンクの際もチューブを交換すれば走れる可能性が高いので、予備を携帯しておくことが推奨されます。
そのため、交換の際は予備用にあと1、2本購入しておくのが賢明です。
【パナレーサー:サイクルチューブ(W/O 700×27~31C/27×1 1/8】
パナレーサー チューブ [W/O 700×27~31C/27×1 1/8]
スタンダードなチューブならパナレーサがおすすめで、自転車の種類を問わず、ほぼ全ての太さや仕様に対応するチューブが揃っています。
【シュワルベ:チューブ(700×18‐28C 仏式 40mm バルブ 15SV) 2個セット】
SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】700×18-28Cチューブ 仏式 40mm バルブ 15SV 【2個セット】
タイヤのマラソン同様、シュワルベはチューブの耐久性も高評価されています。
予備用と考えた場合、前後用で2本持っておくのが万全と言えますので、購入する際は2個セットになっているものに越したことはありません。
タイヤの交換はクロスバイクにおいて優先したいカスタムである!
自転車のタイヤは唯一地面と直接触れていることもあり、走行性能や乗り心地に直接影響を及ぼす部分です。
クロスバイクにおいては、ホイール次第でロードバイク、MTBのタイヤが使用できるので、様々な用途、目的に対応させることができますし、自由度が高いのでタイヤの選択肢も多くなります。
タイヤはホイールはもちろんのこと、コンポやサドルに比べて安価であり、高級なものでもそれなりの価格で収めることができますので、積極的にカスタムをしていただきたいところです。