ロードバイクのパンクを修理!必要なアイテムを取り揃えよう

ロードバイクの走行中にタイヤがパンクしてしまう、という経験をお持ちの方は多いかと思います。

ロードバイクは長距離を乗ることも多く、見知らぬ地でパンクをしたために立ち往生をしてしまったというエピソードは定番ですし、筆者も経験があります。

しかし、タイヤの種類にもよりますが、ロードバイクのパンク修理は、必要なアイテムさえそろっていればそこまで難しいものではなく、場所が出先の路上であるとしても、緊急処置も含め行うことが可能です。

そこで今回は、ロードバイクのパンク修理に必要なアイテムをご紹介していきます。

目次

ロードバイクタイヤのパンクの種類

ロードバイクのタイヤのパンクはタイヤ自体に原因がある場合と、チューブタイヤではチューブに穴が開くパンクがあります。

これらのパンクの種類について知っておきましょう。

まずは、タイヤ自体に原因があるパンクからです。

●貫通パンク

本体が傷ついてしまうパンクの中でも多いのが「貫通パンク」です。

路上に落ちている鋭利なものを踏みつけてしまい、それが表面のゴムを突き破ってしまうことでパンクします。

クギなどの明確のものが刺さっていることは少なく、ガラス片や画鋲など小さなものが刺さっていることのほうがむしろ多いです。

また、一発でパンクしてしまうのではなく、表面に刺さっていたものが、走行中に徐々に内部に食い込むようにしてパンクする場合もあります。

●バースト

貫通パンクよりは少ないですが、チューブが変形して破裂し、タイヤが内側から裂けてしまうパンクです。

これはチューブに空気を入れすぎてしまったり、チューブ交換時にねじれた状態や、ホイール、タイヤに噛み込んだまま空気を入れてしまうことで起こります。

次に、チューブタイヤに起こるチューブの破損として多いパンクをご紹介します。

●内部摩擦パンク

チューブタイヤは文字通りタイヤの中にチューブを入れますが、タイヤ内部の繊維層「カーカス」とチューブがこすれていきます。

このこすれによって、チューブが削られてしまい内部摩耗パンクを起こします。

パンクの修理をしたばかりでまたパンクしてしまうような場合は、内部摩耗が最も疑わしくなります。

●リム打ちパンク

リム打ちパンクは、チューブに入っている空気が少なく、チューブが柔らかくなっていることで、ホイールのリムと地面の間に挟まって穴が開くパンクです。

チューブにヘビの前歯に噛まれたような2つの穴が開くことから、「スネークバイト」と呼ばれたりもします。

空気をこまめに入れていれば防げるパンクですが、ロードバイクのパンクの原因としては多いほうです。

他にもチューブがホイールのニップル穴や金属のバリに引っかかることや、チューブの自然劣化で起こる摩耗などもあり、チューブが原因となるパンクは非常に多いと言えます。

そして、パンク修理は出先などで応急処置として行うことと、根本的な解決策として、タイヤやチューブそのものを交換することもありますので、今回は修理方法や必要アイテムをお伝えしていきます。

ロードバイクのパンク修理にはホイールとタイヤを外す必要がある

ママチャリしか経験のない方には、自転車のパンク修理は自転車屋さんに任せるものという認識があるかと思います。

ホイールが本体にボルト留めされている自転車では、パンク修理のためにホイールを外そうと思えば相当な手間が掛かりますので、普通はあまり自力で行うようなことではありません。

しかし、ロードバイクのようなスポーツタイプの自転車はそもそもホイールが簡単に脱着できるため、自力でのパンク修理やチューブの携帯が推奨されます。

そこでここでは、パンク修理に先立って、まずタイヤの外し方についてお話をしておきます。

ロードバイクのホイールの固定方法は主に「クイックリリース」と「スルーアクスル」で、どちらも工具なしで簡単に外すことができます。

ホイールを外したらなるべく安定するところに持って行き、タイヤを外す作業を行います。

空気が入ったままですとタイヤは外せませんので、バルブ口の固定リングを緩めてチューブから空気を抜きます。

チューブの修理、交換の場合は、タイヤがホイールのリムにはまっている部分の片側だけを外せばチューブが抜き取れますので、片側にのみ下記のような「タイヤレバー」というアイテムを差し込みます。

AZ(エーゼット):自転車用 タイヤレバー


AZ(エーゼット) 自転車用 タイヤレバー3本セット CB002

レバーを10cm程度の間隔に2本差し込んでタイヤのビードを浮かせるようにしながら、もう一本のレバーをぐるっと一周させていくとタイヤがリムから外れていきます。

なお、片側が外れれば反対側は素手で外れますので、タイヤ本体を修理する場合は完全に外してしまってください。

あとはタイヤ、チューブを修理、交換することになりますので、必要アイテムを次項からご紹介していきます。

ロードバイクのチューブタイヤのパンク修理に欠かせないアイテム

それではここから、ロードバイクタイヤのパンク修理についてお伝えしていきます。

まずは出先や旅先での突然のパンクへの対処法からですが、チューブタイヤでも「クリンチャー」と「チューブラー」で違いますし、チューブを必要としない「チューブレス」は根本から対処法が変わってきます。

そのため、段階を踏みながら、それぞれのタイヤの種類についての対処法や必要アイテムをご紹介していきます。

まずチューブタイヤの中でもタイヤの中にチューブを入れてあるだけのクリンチャーは、チューブの交換をすれば普通に走行できる状態になる可能性が高いです。

一方チューブラーは、タイヤの内部にチューブを縫い付けてある構造ですので、交換は縫い付けをほどく必要があります。

そうなりますと、チューブを新調するにしても自力で縫い付けることはほぼ不可能ですので、チューブラータイヤのパンク修理は基本的には交換しかありません。

そのため、チューブラータイヤを使用されている場合は、予備のタイヤを携帯しておくことが最も確実な対処法と言えます。

そして、チューブレスタイヤですが、タイヤの中にチューブを入れてクリンチャーのような使い方ができるようになっているものもあります。

そのため、チューブラータイヤ以外では、予備のチューブを携帯しておくということが必要になります。

もし自分で交換ができないとしても、チューブさえ持っていれば親切な方が交換をしてくれる可能性もありますので、とにかく携帯をしておけば何とかなる可能性が高くなります。

以下に筆者おすすめのチューブをご紹介しておきます。

Panaracer(パナレーサー):サイクルチューブ W/O700x23~26C/27×1.00


パナレーサー(Panaracer) 日本製 チューブ [W/O700x23〜26C/27×1.00]

Panaracer(パナレーサー):R’AIR W/O 700×23~28C 仏式ロングバルブ(48mm) TW723-28LF-RA


パナレーサー チューブ R’AIR [W/O 700×23~28C] 仏式ロングバルブ(48mm) TW723-28LF-RA

ロードバイクのチューブがパンクした際の応急的な修理に必要なアイテム

前項ではクリンチャータイヤはもちろん、チューブレスタイヤでも新品のチューブがあれば、ロードバイクのパンクに対処できる可能性があるため、まずチューブを携帯することをおすすめしました。

続いては、チューブを修理することを考えていきます。

チューブを携帯していない場合や、チューブを再利用したい場合には、タイヤの修理キッドが便利になります。

チューブの穴をパッチでふさぐという方法で、修理キッドは100均などでも販売されているくらいですので、ポピュラーなアイテムになります。

ただし、チューブの修理時には穴が開いている箇所を特定する必要がありますが、目視では難しく、水に浸して穴の開いた箇所から泡が出てくることで分かるというのが一般的です。

そのため、出先でパンクした場合には、少し難しい修理方法であることはご了承いただきたいと思います。

ParkTool(パークツール):パンク修理用パッチキット ヤスリ付 VP-1C


パークツール(ParkTool) パッチキット パンク修理用パッチキット ヤスリ付 VP-1C

穴をふさぐパッチがサイズ別に計6枚、パッチを貼るための接着剤と、貼り付きやすくするために表面をならす紙ヤスリがセットになっています。

ケース付きですので携帯にも便利です。

Panaracer(パナレーサー):タイヤレバー&パッチキット


パナレーサー パンク修理 タイヤレバー&パッチキット

パッチ6枚と紙やすり、そして先ほど触れました「タイヤレバー」が付属しています。

そして、パッチの裏面にノリが付いていますので、接着剤は不要です。

また、接着剤が乾くのを待つ必要がありませんので、修理の時間短縮になります。

ロードバイクのパンク修理に必要な空気入れ

ロードバイクのタイヤのチューブが原因であるパンクについてお話ししていますが、新品に交換するにしても、パッチで修理するにしても、その後走行を可能にするには空気を入れ直す必要があります。

そこでここでは、ロードバイクの空気入れについてお話しします。

ロードバイクの空気を入れる空気口は「仏式バルブ」で、ママチャリとは異なる形状になります。

そのため、ご家庭に空気入れがあったとしても適応できない場合もありますし、スポーツ自転車を取り扱っていない自転車屋さんには置いていない可能性があります。

ロードバイクのタイヤは細くチューブに多くの空気を充填できませんし、性能の維持やリム打ちパンクを防止するためにも、こまめに空気を入れる必要があります。

そのため、ロードバイクを購入すると同時に自宅常備の空気入れを用意しなければなりませんし、出先でのパンクに備えるため、携帯用の空気入れも必要です。

SERFAS(サーファス):自転車 高圧空気入れ FP-200


SERFAS(サーファス) 自転車 高圧空気入れ エアフロアポンプ

こちらは常備用のスタンドタイプで、空気圧計が付属しています。

11気圧、160psiまで測定できますので、高圧なロードバイクタイヤには最適の空気入れです。

仏式バルブに加え、MTBに採用されている米式にも対応しており、付属のアダプターを使用すればママチャリの英式にも使用できます。

また、ボールなどに空気を入れるためのアタッチメントも付属しているので、広く様々な用途にも使えます。

BRIDGESTONE(ブリヂストン):フレームポンプ ゲージ付 ブラック PMSP81.A


BRIDGESTONE(ブリヂストン) フレームポンプ ゲージ付 ブラック

ダウンチューブのボトルケージの台座に取り付けることができる、携帯用のポンプです。

携帯用でありながら空気圧計付きで、10気圧まで測定が可能です。

なお、バルブ口は仏式と米式に限られますので、スポーツ自転車専用と考えてください。

TNI:CO2 インフレーター ボンベセット


TNI CO2 インフレーター ボンベセット エアバルブ 米式 仏式兼用 CO2ボンベ16g×4本

チューブに空気の代わりにCO2を充填するアイテムで、ボンベが4本付属しています。

ボンベ1本で7気圧まで空気圧が上がりますので、1~2本携帯しておけば急をしのぐことができます。

なお、あくまでも緊急時の対応になりますので、帰宅後にはCO2を抜き空気を入れ直してください。

タイヤ本体のパンク修理に必要なアイテム

前項まではロードバイクタイヤのチューブのパンクについてお話ししましたが、ここではタイヤ本体が原因のパンクについての対処法をご紹介します。

まず基本的にですが、タイヤは小さな穴や細かなサイドカットであれば修理は可能ですが、バーストして完全に裂けてしまったり、表面のゴムが摩耗して中のカーカスが露出してしまったりすれば交換しか手立てがありません。

しかも、修理可能な小さな穴や切り傷でも、それが原因で貫通やバーストの原因にもなりますので、あくまでも修理は応急処置であり、交換の時期が極めて近いと考えておく必要があります。

ただし、チューブレスタイヤには非常に効果的な修理方法ではありますので、今後注目度が増していく可能性が高いです。

そこで今回は、応急処置用の「タイヤブート」と、シーラントタイプの「液体修理剤」をご紹介します。

ParkTool(パークツール):タイヤブート


パークツール(ParkTool) タイヤブート 3枚入 TB-2

タイヤのサイドが切れてしまったり、表面を貫通してしまっている場合に、タイヤの裏から貼り付ける補修アイテムです。

あくまでも緊急用ですが、レビューを見ると修理後50Km程度の走行にも耐えたというものもあり、緊急用としての耐久性は高いと言えます。

Maruni(マルニ):クイックショット K-600


マルニ(Maruni) クイックショット K-600 仏式バルブ用応急瞬間パンク修理剤

バルブ口から天然ゴム系の液体を注入して、タイヤの内部から穴や切れ目を補修します。

液体を注入すると同時に空気も充填されますので、緊急時にはとてもありがたいアイテムです。

1回の修理に付き1本使用しますのでコスパが高いとは言えませんが、600円前後で販売されていますので、お守りの意味で1本持っておくのもよいかと思います。

なお、空気が足りないというレビューもありますので、携帯用のポンプやCO2インフレーターとの併用がおすすめになります。

パンク修理に必要なアイテムをロードバイクに携帯するためのバッグ

さて、ここまでいくつか携帯用のアイテムをご紹介してきましたが、ロードバイクにはそれらをどのように携帯するかが問題になります。

かごは付いていませんし、普通のバッグではハンドルに引っ掛けても邪魔になるだけですので、考えられるのはリュックなどで背負うか、ウェアやズボンに入れることになります。

しかし、実際に走ってみるとお分かりになると思うのですが、荷物を背負うのは想像以上にうっとうしく感じるものですし、ポケットなどに入れておくと、振動や衝撃で走行中に落としてしまう可能性もあります。

そこでおすすめなのが、サドルやシートポストに取り付ける「サドルバック」です。

サイズは色々とありますが、パンク修理用品やスマホなどの小物程度であれば、そこまで大きいものも必要ありませんので、重さも含め走行の邪魔に感じることもありません。

また、見た目以上に収納スペースが広いものが多く、雨具やタオルなども入りますので、ツーリングに出掛けるにも利便性が高いアイテムです。

TOPEAK(トピーク):エアロ ウェッジ パック(ストラップ マウント) M


TOPEAK(トピーク) エアロ ウェッジ パック(ストラップ マウント) M

小物アイテムを収納するサドルバックを扱う中でも、トピークは基本中の基本とも言える定番メーカーです。

使用者によると、こちらのMサイズには以下のものが収納可能と言われています。

・予備チューブ2本
・パンク修理キッド
・タイヤレバー3本
・タイヤブート3枚
・携帯用工具セット
・CO2リフレクター+ボンベ2本
・ワイヤーロック

これでもまだ少し余裕があるそうで、ポケットティシュやハンドタオル程度はいけるとのことです。

少なくともこれだけ入れば、パンク修理に必要なものは大方カバーできますので、取り付けて損はないでしょう。

タイヤをパンクさせない意識も重要

ここまではロードバイクタイヤのパンクについて、交換や修理という観点からお話ししてきましたが、パンクを未然に防止することも確認しておかなければなりません。

まずタイヤとチューブはゴム製であり、ゴムは紫外線や雨水に弱く、経年劣化もあります。

「オゾンクラック」と言われるひび割れや、ゴムが硬化してパンクしやすい状態になりますので、なるべく野ざらしにしないことがパンク防止の第一歩と言えます。

また、先ほどもお話ししましたが、空気を常に充填しておくことが必要になり、リム打ちパンクはこれによって飛躍的に発生する確率が低くなります。

また、高圧でタイヤが硬くなっていれば、高速で車輪が回転するロードバイクの場合、小さな金属片や小石程度は刺さる前に弾き飛ばす可能性のほうが高いです。

そして、タイヤには適正の空気圧が決まっており、それがタイヤに印字されていますので、空気入れは確認しながら空気を充填できる、空気圧計付きのアイテムが推奨されます。

さらに、空気を入れる際にタイヤの表面を確認することで、異物の刺さりや傷に気が付くことができますので、大がかりなパンクを未然に防げる可能性もあります。

そして、乗り方でもタイヤのパンクをある程度は防止することができます。

リム打ちパンクは段差を超えるときなどに起こりやすいので、明らかな段差では端の低いところを意識して通ることも必要ですし、スピードを落とすのも効果的です。

パンクに強いロードバイク用クリンチャータイヤ

ロードバイクのタイヤは、それぞれに個性とも言える特徴があります。

軽量で転がり抵抗の低いタイヤはレース向きですが、表面のゴムが極端に薄かったり、サイドにゴムを貼らないものもあり、正直パンクしやすいタイヤとも言えます。

また、あまりグレードの高くないものですとカーカスがヤスリのようになってしまい、チューブの内部摩耗が進むことがあります。

そのため、ある程度のグレードのタイヤを使用することも必要なことですし、耐久性を重視したタイヤにすることでパンクの頻度を減らせる可能性はあります。

そこでここからは、特に耐久性、耐パンク性に優れたロードバイク用のタイヤをご紹介していきます。

Continental(コンチネンタル):GATORSKIN


Continental(コンチネンタル) GATORSKIN ブラック 700×25C

「耐久性の化けもの」などという異名を持つドイツのタイヤメーカー「コンチネンタル」の中でも、特に耐パンク性に優れたクリンチャータイヤです。

表面のゴムが頑丈なため、貫通パンクに強い上、擦れに強いポリアラミド繊維を網状にしてカーカスの外側に配置しているので、摩耗も少ない仕様になっています。

ご紹介したのは幅25cですが、他に23c、28c、32cが用意されています。

SCHWALBE(シュワルベ):マラソン


シュワルベ SCHWALBE【正規品】マラソン 700×25C クリンチャータイヤ

幅25cで520gというヘビー級で、耐久性、耐パンク性に特化させたタイヤであり、その名の通り長距離走行向けのアイテムとして認知されています。

また、表面のゴムはグリップ力がある上に、摩耗にも強く、一歩間違えると相反する性質になる特徴を、上手く両立させたバランスのよいタイヤでもあります。

そして、真骨頂は厚さ3mmの耐パンクベルト「グリーンガード」にあり、並大抵のものは貫通させない強さがあります。

さらに、タイヤサイドは経年劣化によるひび割れや硬化を抑える「アンチエージングサイドウォール」になっており、修理の不手際によるバーストや、サイドカットも防止してくれます。

修理ができないチューブラータイヤはより一層耐パンク性を重視!

前項に引き続き、耐久性、耐パンク性に優れたタイヤをご紹介しますが、基本的にパンク修理が利かないチューブラータイヤは、耐パンク性を高める必要があります。

しかし、チューブラータイヤはタイヤをリムに貼りつけて固定するため、真円度が高く走行中のロスが少ない転がりの良いタイヤです。

そして、タイヤ内部にチューブが固定されていることもあり、コーナーでタイヤを傾けてもリム打ちが起こりませんので、限界までロードバイクの性能を引き出せます。

そのため、レース向きのアイテムであり、基本的には表面のゴムが薄く、しなやかさ重視なのでサイドも強化していないものが多くなります。

そうなりますと、耐パンク性は相反する特徴になりますので、ツーリングや普段使いにチューブラーを使用する際は、そのバランスを取ったタイヤを選ぶことが大切になります。

Panaracer(パナレーサー):RACE D EVO3 チューブラー


パナレーサー(Panaracer) チューブラー タイヤ [700×23C] レース D エボ3

パナレーサーの「RACE」シリーズでも、ロングライド向けモデル「D」のチューブラータイヤで、チューブラーでは特に重要となるサイド部の耐久性を上げているモデルです。

パナレーサー独自の超高強度の補強材である「プロタイトシールド」をサイドに配し、さらにカーカスにもプロタイトを使用することで構造を強め、貫通パンクに対する強度を上げています。

また、冒頭でもご紹介したチューブですが、内部摩耗に強い「R’AIR」をインナーチューブに採用していますので、より一層耐久性が高くなっています。

パンクは避けらないからこそ対処が重要

ロードバイクのタイヤは唯一地面と接していますので、パンクは避けられないことでもあります。

そのため、大切なのは対処法をしっかりと把握して、緊急時に備えるためのアイテムを携帯しておくことです。

中でもチューブはクリンチャータイヤはもちろん、チューブレスタイヤでもチューブを入れて使えるものもありますので、携帯必須と言えます。

また、パンクしにくいタイヤを使用することや、保管場所や乗り方にも注意をして、パンクを予防することも重要です。