クロスバイクに乗る人のブログから、その真の魅力を検証する

ロードバイクに本格的に乗る人は、クロスバイクを敬遠する傾向があります。
マウンテンバイクに本格的に乗る人も同じくです。

クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの中間的存在で、中途半端なイメージがあるのかもしれません。

しかし、スポーツタイプの自転車の中で、一番出荷台数が多いのはクロスバイクです。
そこで今回は、クロスバイクの本当の魅力を、実際に乗っている人のブログから探ってみました。

クロスバイクはどのように誕生したのか?

普段何気なく使っている「クロスバイク」という言葉、実はこれ和製英語です。
欧米では同型のモデルを、「ハイブリッドバイク」、または「トレッキングバイク」などと呼んでいます。

その名の通り、クロスバイクはロードバイクとマウンテンバイクのハイブリッドな自転車です。

イメージとして、一般道を快適に走るために、ロードバイクにマウンテンバイクの駆動系を組み込んだ感じです。

逆に、マウンテンバイクにロードバイク用のタイヤを組み合わせているとも言えます。

定義が曖昧なのは、クロスバイクによる国際的な競技がないため、明確な車両規定がないからです。
つまり、開発するメーカー各社による自由度が高いのが、クロスバイクの特徴です。

各社のコンセプトによって多種多様なモデルが生み出され、クロスバイクの魅力も広がっています。
ブログでも、クロスバイク選びを楽しんでいる人たちの様子が伺えます。

ブログで見る、シティサイクルからクロスバイクに乗り換えた理由

一般的にママチャリと呼ばれるシティサイクルは、生活の足として定着しています。
通勤・通学から近所の買い物まで、オールラウンドに活躍できるのがシティサイクルです。

以前なら、乗っているシティサイクルが古くなったら、新しいシティサイクルに買い替えるのが普通でした。
しかし、最近ではアニメなどの影響でロードバイクの人気が上がっています。

シティサイクルに乗っている人のブログを見ても、ロードバイクを気にしている人が多くいます。
でも実際は、乗ってみたいものの敷居が高くて躊躇しているようです。

そんな人たちにとって、クロスバイクは最適な選択肢となっています。
自転車ライフの幅を広げたいという人が、気軽に始められるスポーツバイクがクロスバイクです。

クロスバイクは見た目がシティサイクルに近いため、今まで乗っていた自転車と違和感がありません。

乗車ポジションもアップライトなため、初めて乗ってもふらつくことが無かったという声がブログで報告されています。

価格もロードバイクやマウンテンバイクに比べて高額ではないので、シティサイクルからの買い替えのタイミングでお手軽にクロスバイクを購入できます。

メインバイクとしてのクロスバイク

クロスバイクをメインバイクとして乗っている人は、さまざまな活用方法があるようです。
ブログでも、クロスバイクに乗る人は年齢や性別が幅広く、楽しみ方もいろいろとあります。

シティサイクルでは、難しかった自転車通勤に挑戦して、満員電車から解放された人も増えています。
クロスバイクの走行性能を活かせば、片道10km程度なら毎日の自転車通勤も苦になりません。

街乗りで一番困るのは、未舗装の道路や段差ですが、クロスバイクの衝撃吸収性の高さは問題にしません。
マウンテンバイクほどの安定性はありませんが、日本の道路にそこまでの悪路はないので大丈夫です。

さらに積極的な人は、休日に片道50km以上のロングライドに挑戦しています。

クロスバイクは車体が軽いので、長時間の走行でも疲れにくく、急な上り坂に遭遇しても余裕です。

さらにこの場合は、遠くまで走るということが目的なので、ロードバイクのように速く走るための空力性能は必要ありません。

クロスバイクであれば十分に景色の変化が楽しめて、行き先で撮った写真をブログに載せたりもできます。

このように、購入しただけで生活習慣を大きく変えられるのがクロスバイクです。

2台目としてのクロスバイク

ロードバイクに乗っている人が、クロスバイクをサブバイクとして購入するケースもあります。
そのような人は、相当な自転車好きだということがブログからも伺えます。

ロードバイクを乗りこなしている人でも、日常の買い物などでは出番がありません。
お店の駐輪場の問題や、帰りの荷物のことを考えると、ロードバイクは適していないとも言えます。

駐車場ですと、自転車が倒れてきて破損してしまったり、フレームの軽量化を意識していることもあって、キャリアを取り付けられないロードバイクもあります。

それでも荷物を乗せて遠くに行きたいという愛好家は、2台目のスポーツバイクとしてクロスバイクを手に入れることが多いです。

クロスバイクの多くには、フレームに荷台を取り付けられる仕様になっているので、荷物の問題は簡単に解決します。

クロスバイクの乗車ポジションはロードバイクに近く、ギアチェンジの楽しみもあります。

また、低速走行なら、ロードバイクと空力性能の違いはほとんど感じられないのもクロスバイクのメリットです。

靴をTPOに応じて履き替えるように、スポーツバイクも目的に合わせた車種に乗るという感じでしょうか。

買い物とはいえ、移動手段は自転車が一番という人には、サブバイクとしてのクロスバイクが人気です。

クロスバイクの楽しみ方をブログから探る

女性のライダーには、クロスバイクを使用している方も多いです。
これは、ブログから探ってもわかることです。

ブログから探ると、クロスバイクを使用している女性ライダーは、自転車もファッションの一環と考えて、乗っているようです。

おしゃれなイメージがクロスバイクにはあるため、普段着での走行が絵になります。
肩の力を抜きながら自転車にこだわりたい人にとって、クロスバイクは移動手段を超えた存在です。

クロスバイクはシンプルな構造なため、パーツをいろいろと交換して楽しんでいる人もいます。
工具さえあれば、グリップやサドルなどを自分の好みに合わせて簡単にカスタマイズが可能です。

自分だけのオリジナル自転車を作れば、愛着も湧いて大切に長く愛用したくなるでしょう。
実際、自慢の愛車写真をブログでご紹介している人もよく見かけます。

また、クロスバイクは分解が容易にできるので、誰でも気軽に輪行を行えます。
ホイールは工具がなくても外せて、輪行袋を用意すれば、電車に乗って旅行先でもサイクリングが楽しめます。

今まで行きたかった遠方のサイクルスポットや、地方都市での名所めぐりなど、行動範囲は無限に広がります。
クロスバイク仲間と一緒に全国をツーリングするのは、旅行の楽しさを倍増させてくれること間違いなしです。

ブログで見る、クロスバイクの人気モデル

クロスバイクは市場が大きいため、大手自転車メーカーからも多くの車種が販売されています。

世界一の自転車メーカーであるジャイアントもそのひとつです。
プロ用のロードバイクで実績のある同社は、クロスバイクの開発にも力を入れています。

街でもジャイアントのクロスバイクをよく見かけるように、ブログでも人気のメーカーです。

特にエスケープシリーズは手頃な価格にもかかわらず、ロードバイクの機能を備えいるので、多くのユーザーがいます。

プロの世界での実績でいえば、トレックも負けてません。

同社はクロスバイクにもカーボンフレームを積極的に取り入れており、妥協のない姿勢が支持を集めています。。

トレックのFXシリーズはクロスバイクのロングセラーモデルで、グレードに応じてフレームをアルミからカーボンまで選べるので人気となっています。

また、女性から絶大な人気を集めているのは、ルイガノです。

同社のクロスバイクはデザインを重視しており、ファッション性を兼ね備えたスポーツバイクというブランドイメージを築きました。

フレームに描かれているルイガノのロゴもおしゃれで、お気に入りの服と一緒の写真をブログに載せている女性もいます。

自転車とは関係のないファッション雑誌によく登場するのも納得です。

クロスバイクはすべての人を満足させるスポーツバイク

クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの中間的な存在ですが、中途半端という意味ではなく、両者の長所を凝縮させたスポーツバイクといえます。

ブログからも、クロスバイクの利用方法は幅広く、どんなシーンにもフィットします。

自転車の買い替えのタイミングの際には、クロスバイクを検討してみてはいかがでしょうか。