最近、ジオスという自転車メーカーから出ているミニベロが人気です。
なぜ、人気なのかということや、どんな特徴があるのか、知りたいと思われませんか?
今回は、そういった方に向けて、ジオスのミニベロについてご紹介します。
また、ミニべロは主に街乗りとして使いますが、より安全に街乗りを楽しめるようにカスタムする楽しさもあります。
それについてもご紹介しますので、参考にして下さい。
ジオスのミニベロが人気なのはなぜ?
ジオスは、イタリアの自転車メーカーで、トルミーノ・ジオス氏により1948年に創業されました。
その車体に使われている鮮やかな青い色はとても美しく、「ジオスブルー」と呼ばれます。
また、ジオスのミニベロは、性能の高さで人気を集めています。
現在、日本国内で販売されているフレームは、ほどんどが台湾製となっていますが、その技術力は素晴らしいものがあります。
ですので、イタリア製のフレームでなくても、その性能には一定の評価がついています。
ジオスのミニベロは、その軽さや見た目のおしゃれさ、小回りが利き街乗りに便利であることや、収納にも困らないといったミニベロの長所に加えて、安心して乗れるという点でも人気なのです。
また、ジオスに限りませんが、ミニベロは様々なカスタムが可能です。
タイヤやホイールを変えれば、走りの性能が上がりますし、見た目を自分好みに変えていくことも出来ます。
そうした「カスタム」を楽しみたい方にとっては、ミニベロは魅力的な自転車です。
パーツを変えて快適さを追求できるジオスのミニベロは、そうした方からも支持を集めています。
ジオスのおすすめミニベロは?
先ほど、「ジオスのミニベロはその性能の高さで人気を集めている」ということをお伝えしました。
ここでは、その中でもおすすめのモデルをご紹介します。
●ミグノン
ミグノンは、クラシックな魅力のあるミニベロです。
フレームが細いので、とてもおしゃれな雰囲気になっています。
また、タイヤが20インチなので、安定した走行が出来、女性でも扱いやすいのが嬉しいですね。
●アンティーコ
アンティーコもおしゃれで、ミグノン同様、クラシカルなデザインが人気です。
レバーにWレバーを採用していることも、見た目の美しさに関係しているでしょう。
もちろん、見た目だけでなく、安定した走りも手に入れられます。
●フェルーカ
フェルーカは、新型ソラを採用したモデルです。
そのため、ミニベロですが、ロードバイクのような走りを体感できます。
性能が高いと価格も高くなりがちですが、コストの面でも優秀なので、多くの方に支持されています。
こうしたジオスのミニベロは、そのまま街乗りに使っても十分映えます。
ですが、少しのカスタムでさらに自分好みに出来るので、その方法を見ていきましょう。
ジオスのミニベロ「ミグノン」のカスタム!
では、早速、ジオスのミニベロをカスタムについて見ていきましょう。
まずは、「ミグノン」のカスタムです。
ミグノンは、日本語で「可愛い」という意味があります。
そのため、街乗りや軽いサイクリングを楽しみたいという方に人気があります。
また、通勤手段として使われることも多いので、乗っているうちに「もう少しスピードが欲しい」と思うようになる方もいるようです。
その場合、どのようなカスタムをするのがいいでしょうか。
状況にもよりますが、今のギアよりも上のギアにしたいなら、チェーンリングを交換する方法があります。
これ自体は簡単なカスタムなので、チャレンジしやすいと思います。
歯数(スプロケ)は、52Tくらいがいいでしょう。
その際に選ぶパーツメーカーは、やはりシマノなど有名メーカーがおすすめです。
ただし、歯数を増やすと、チェーンのコマ数も増やす必要があるので注意が必要です。
また、速度の範囲を広くしたい場合には、前側のチェーンリングをダブルにすることで、それを叶えることが出来ますよ。
ジオスのミニベロ「アンティーコ」のカスタム!
では、次に、「アンティーコ」のカスタムについてご紹介します。
はじめにご紹介した通り、ジオスのミニベロの中でも、シフターがWレバーになっているのがアンティーコの特徴です。
走行性能もよく、見た目のインパクトもあるアンティーコをカスタムする目的は何でしょうか。
クラシックな見た目に一役買っているアンティーコのWレバーですが、その実用性が気になる方の場合、それをにSTIレバーにカスタムすることがあります。
もちろん、街乗り用の自転車であるミニベロに付いているわけですから、Wレバーが危険ということではありません。
普通に乗るなら、十分操作出来るレバーです。
しかし、
・ある程度のスピードで走りながら変速し、スピードを上げたい方
・坂道を走る時に、Wレバーだと操作しにくいと感じる方
などは、STIに替えることが多いようです。
また、街中でも、変速しながら乗る方は多いですよね。
アンティーコのリアのスプロケットは、走りの快適さを追求できるよう、細かい調整が可能な作りになっています。
ですので、走りを変えたい方は、それを生かして調整してみると、さらに快適に走れるかもしれません。
ジオスのミニベロ「フェルーカ」をカスタムしてみよう!
続いては、「フェルーカ」のカスタムのご紹介です。
ジオスのフェルーカがミニベロデビューという方の場合、ハンドル操作に不安があるという方もいるのではないでしょうか。
その場合、自分が操作しやすいハンドルにカスタムしてみましょう。
人によっては、ドロップハンドルのまま乗るよりも、フラットバーハンドルにした方が乗りやすいということもあるようです。
交換の方法が分からない方は、自転車屋さんに相談するのが安心で確実でしょう。
また、フェルーカに履かされているタイヤは、「20×1 1/8」が標準装備となっていますが、このタイヤを変えるとどうなるでしょうか。
というのも、街乗りに使う場合を考えると、もともとの「20×1 1/8」というサイズは細いため、段差を乗り越えたりする際に危険があるのです。
そこで、「20×1 3/8」などのサイズのタイヤに交換してみると、タイヤが太くなった分、走行時の安定感が増します。
これなら、段差の乗り越えが、以前より安全に出来そうですね。
タイヤの交換は乗り心地に影響するので一概には言えませんが、フェルーカで街乗りしていて段差に出くわし、危ない思いをしたことのある方は、タイヤを交換してみるのもいいかもしれませんね。
ジオスのミニべロをカスタムする際の注意点は?
ここまで、ジオスのミニベロの特徴やおすすめのミニベロ、そのカスタム方法などをご紹介してきました。
ですが、ジオスのミニベロでは、カスタムするのに向かないものもあります。
パーツを変えるにしても、折り畳み式のミニベロはもともと重いですし、一部の車種では、カスタムする余地すらないことがあります。
ですので、カスタム目的でミニベロを購入する際は、自分がどのくらいカスタムしたいのか、購入するミニベロはそれが可能な車種なのかを事前に確認しておきましょう。
そして、ミニベロは、目的によってもカスタムする部分が異なります。
・スピードを上げることや走りに重点を置くなら、タイヤ、チェーン、ハンドルをカスタム
・デザインを自分好みにしたいなら、フレームやサドルをカスタム
また、ミニベロを選ぶ際も、
・見た目が気に入っても必ず試乗する
・サイズの合っているものを購入する
・あまりにも安いものは性能が悪いことが多いので、5万円以上のものを選ぶ
などの基本事項を守ることが重要です。
もともとの性能に不安があり、安全に乗れない自転車では、いくらカスタムしても意味がありません。
カスタムするにしても、そのまま乗るにしても、必ず試乗して安全に乗れるものを選びましょう。
ミニベロは、小さくてもよく走ってくれる、街乗りに最適な自転車です。
その特性をよく理解した上で、乗りやすく魅力的になるようなカスタムをしましょう。
ジオスのミニベロをカスタムして、街乗りを楽しもう!
今回は、ジオスのミニベロについて、その人気の秘密や魅力をご紹介しました。
おしゃれで小回りしやすいミニベロは、ストップ&ゴーの多い日本で街乗りするのにピッタリです。
また、さらに自分仕様にカスタムすることで、より快適に乗れる効果もあります。
ぜひ、ご自身の目的に合ったカスタムをして、長くミニベロを楽しんで下さいね。