自転車の保管に倉庫や室内が最適!その理由とは?

ロードバイクやクロスバイクを日常保管する場所として理想的なのは室内だと言われています。

もちろん盗難のリスクが下がることがひとつ考えられますが、倉庫で保管することはいろいろなメリットがあったのです!

今回は倉庫保管する様々なメリットをご紹介していきます。

自転車を倉庫に保管すると盗難リスクが下がる

自転車を保管している間の一番のリスクは、盗難ですが、皆さんは大切な自転車をどこに保管しているのでしょうか。
自宅の玄関先あるいは、マンションの駐輪場でしょうか。
外の保管は危険です。

それでは、最も安全な保管場所はどこかと言いますと、それは倉庫です。
自転車は人目につくことで泥棒の標的にされてしまうものですから、人目につかない倉庫内が最も安全だと言えます。

また、泥棒が倉庫内に自転車があると知っていたとしても、屋外に置かれた自転車を持ち去るのに比べて、室内に侵入するのは明らかにリスクが高くなるため、避けると考えられます。

泥棒にとってリスクが高いという事は、持ち主にとってはリスクが低い、安全な場所だということになります。

また、保管中のリスクは、盗難の他にも破損があります。
ロードバイクやクロスバイクを駐輪場で保管すると、誰かに傷つけられる事もあります。
駐輪場は公共の場所ですから、当然色々な人が使用します。
駐輪場を利用する人は、ロードバイクやクロスバイクに興味がある人ばかりではありません。
ロードバイクが数十万円もする事を知らない人も多いです。

隣に高級なロードバイクがあったとしても、気に留めずにガンガンと駐輪していくものですし、故意でなくてもぶつかって倒してしまう事もあります。

倉庫保管ならそんな心配はありませんし、常に自分の目の届く範囲に愛車があるという状況ですから、絶対的な安心感が得られます。

倉庫保管は自転車の劣化を防ぐ

自転車を倉庫で保管する利点の一つは、汚れがつきにくいという事です。

屋外で雨ざらしの場合は言語道断ですが、たとえ屋根があったとしても、油断するとホコリですぐに真っ黒になってしまいます。
1週間で真っ黒になってしまう事もあります。

もちろん倉庫でも長期間放置しておけば同じ事ですが、倉庫で喫煙でもしない限り、そこまでひどくはなりません。

倉庫保管の利点はまだあります。
それは、劣化しにくいという事です。

劣化の大きな原因となるのは紫外線ですが、それが倉庫だとほぼ防ぐ事ができます。
屋外保管と比べ、タイヤやプラスチックパーツの劣化速度は、かなりの差が出てくるでしょう。

また、塗装も紫外線により劣化し、変色します。
特に白いフレームは黒ずみや黄ばみが目立ちますので、屋内での保管が一番です。

もちろんどんなに気を使ったとしても、汚れや劣化は避けられるものではありませんが、なるべく長い間綺麗な状態を保っておきたいと思うのであれば、倉庫など屋内での保管をおすすめします。

自転車の倉庫保管はメンテナンスが楽に行える

ロードバイクやクロスバイクを趣味とする人は、自転車に乗る事はもちろんですが、メンテナンスも同じくらい楽しいものです。

汚れたチェーンやフレームを綺麗にしたり、ワイヤー類のチューニングをしたり、注油したり、一日中でもいじっていたいくらいです。

自宅に倉庫があり、休みの日に気軽にメンテナンスができる生活は、憧れでもあります。
実際に倉庫でメンテナンスをすると場所を広く使うことができますし、汚れの対処もしやすいです。
そのため、倉庫で保管するメリットは、とても大きいです。

倉庫がない場合の室内の保管方法は、部屋の中に自転車を保管してしまうという方法です。
倉庫のようにメンテナンスを気軽にするというのはできませんが、クロスバイクを部屋に保管すると、部屋の雰囲気がすごくおしゃれだと感じる事があります。

恰好良いロードバイクやクロスバイクを部屋に置くと、まるでカフェのディスプレイのようにおしゃれな雰囲気になります。

そして何より、生活の中で常にすぐそばに愛車があるという事が、自転車を愛するものにとっては喜びなのです。
時間を見つけてはフレームを磨いてみたり、カスタマイズしたりする人もいるでしょう。

そして、愛車を眺め、あれこれ思いを巡らしながら酒でも飲めれば、それは至福の時間となるでしょう。

自転車を倉庫に保管したい人に!場所をとらずに保管する方法

自転車を倉庫に保管する場合、どのように置くのが良いでしょうか。

省スペースで保管する方法として簡単なのが、縦置きにする方法です。
専用のラックも売ってますし、畳半畳程度のスペースがあれば保管する事ができます。

ご自分のものはもちろん、家族の自転車があったりして、複数台の自転車を所有する人も少なくないでしょう。
そんな場合には、横置きで上下2段に置く方法があります。

縦置きで2台並べるものもあります。
同じくらいのスペースとなりますので、どちらがいいか好みで選んでもよいでしょう。

壁かけにするのも省スペースとなりますし、ディスプレイのようでおしゃれです。
他にも、部屋を見回してみると、壁や天井付近は意外と空いている空間である事に気づきます。

壁にフックを取り付けたり、柱を利用して自転車を設置できるかもしれません。

ロードバイクなどは軽量ですから、窓に吊り下げる事もできてしまいます。
人が出入りする掃き出し窓でなければ、案外邪魔にならないかもしれません。

自転車を倉庫や倉庫に保管できない人はカバーがおすすめ

日本の住宅事情もあり、自転車を倉庫や部屋など、完全に屋内で保管できる人は少ないと思います。
大抵の人は、自転車を屋外に保管していると思います。

屋外の駐輪場は、屋根がなければ「雨ざらし」となります。
屋根があったとしても、風雨とホコリの影響は避けられませんので、すぐに自転車が汚れてしまいます。

安価な自転車を購入し劣化したらすぐに処分するといった、ある種消耗品的な使い方をするのであれば、それでも構わないかもしれません。

しかし、自転車に愛着を持って、長く使いたいと思う人ならば、汚れや劣化は避けたいものです。
とはいえ、屋外で保管せざるを得ない場合がほとんどです。

そんな時に頼りになるのが、自転車カバーです。
良いカバーを利用すれば、屋内保管に近づける事が可能です。

高機能の自転車カバーは、紫外線や雨やホコリの影響から大切な愛車を守ってくれますので、おすすめです。

自転車を室外で保管することのリスク

自転車を屋外で保管する事の主なリスクは、次の2つが考えられます。

1つ目は盗難です。

自転車本体を盗むならまだしも、高価なホイールだけを盗むという悪質なケースも多くあります。
ホイールは誰れでも簡単に外す事ができるので、屋外に自転車を置くリスクはとても大きいです。

2つ目は劣化、特に変速用ワイヤーやブレーキワイヤーの錆びつきです。
ロードバイクは時速30キロ以上で走行しますので、ブレーキにも相当な圧力を必要とします。
もしブレーキワイヤーが走行中に切れたら・・・と考えると、大変危険です。

錆びつきの一番の原因は雨です。
自転車は転倒や接触などでボディに傷がついている事があります。

すぐに補修できれば良いのですが、そのままにしている事もあるかもしれません。
そこへ雨がかかると、水分が染み込んで錆びの原因になります。

錆びてしまうと、その部分の強度が下がりますので、大変危険なのです。
しかし、保管倉庫を設置したり、ロードバイクを部屋に置いたりという事ができない場合もあります。

その場合は、「輪行に使うバッグ」を使って、ホイールとフレームを分離してたたんで保管する事をおすすめします。
少々面倒ではありますが、その方が安全に保管できます。

自転車の保管場所はぜひ倉庫で

自転車の保管場所に倉庫が最適なのがお分かりでしょうか?

倉庫保管することで盗難リスクが下がり、自転車を劣化をさせずに長持ちさせることができます。

倉庫がなく室内に保管場合で、保管する場所がなくて困っている人は、室内に壁かけなどをして、対応してみてはいかがでしょうか。