自転車のシールを剥がしたい!綺麗に落とす剥がし方は?!

自転車についているシールやステッカー。

剥がしたいけれど、長く日にちが経っているものは、なかなか剥がれませんよね?

そんなシールを綺麗に剥がす基本的な剥がし方から、裏技までご紹介していきたいと思います!

自転車のシールの剥がし方といえば基本はこれ!

自転車についているシールにも剥がし方があります。
基本的にはドライヤーでシールの粘着部分を温めてからヘラ(スクレイパー)で剥がします。

そうは言っても意外と時間がかかるので根気良く剥がしていくことになるでしょう。
ドライヤーが使えないのであれば、熱湯でも良いです。
少しずつ熱湯を流して、シールだけでなく金属まで温めるように意識しましょう。

ちなみに、市販のシール剥がし、もしくはステッカー剥がしは粘着剤を柔らかくするものです。
そのため、シールは周辺から剥がれていき、特別短い時間で剥がせるものではありません。

シールが剥がれたら今度は残った糊を取り除きます。
アルコール(メチルアルコールや帯電防止剤)を使って拭き取りましょう。

それから反射シールを剥がすのは少し厄介です。
剥がす際に細かく切れてしまうので、より根気が必要になります。
しかし、上記と同じ方法ですのでしっかり剥がすことができます。

シールは一時的で、後から剥がす予定がある場合は、看板屋さんなどで手に入る剥離可能な透明シートを入手しておくことをおすすめします。

透明シートを下敷きにしてシールを貼れば、2年くらいは簡単に剥がすことができます。
その他の簡単な剥がし方としては、ライターの火であぶるという方法がありますが、大変高温になるので十分注意してあぶってください。

家にあるもので自転車のシールを剥がす!剥がし方とは?

自転車に貼ってあるシールを剥がすのに家具に貼ったシールの剥がし方が参考になります。
有名なのがお酢を使うという方法です。
酸にある粘着物質を溶かす作用を利用します。

脱脂綿や布やティッシュにお酢をしみこませてから、それをシールにくっつけ数分放置しましょう。
そうするとシールがペロっと剥がれると思います。
また、シール部分を温めることでさらに剥がれやすくなります。

その他の方法としてはハンドクリームも使えます。
脱脂綿などを使わずシールに直接塗ってしまって良いです。

数分置いてから剥がしてみるとペロっと剥がれると思います。
ハンドクリームの種類としては、できるだけ水分が多くサラッとしているものがおすすめです。

最後にご紹介したいのは食器洗い用洗剤です。
洗剤をシールの上に垂らしてからラップをして数分置いておきます。

そうすることで洗剤の界面活性剤が働いてシールの粘着力を弱めてくれるので、きれいにシールが剥がれると思います。

シールの剥がし方!自転車に使えるシール剥がし液

自転車の貼り付けたシールを剥がすには、シール剥がしを使うと良いでしょう。
これから自転車に使えるシール剥がしをご紹介していきます。

DAYTONAの「ステッカーはがし&ピッチクリーナー」は、塗装面を痛めずにシールの粘着部を溶かしてくれます。
あらゆるシールに対応していますし、ピッチクリーナーとしての機能を持っているためしつこい汚れを落とすこともできます。

武蔵ホルトの「ステッカーリムーバー」は、塗装を痛めずにシールを剥がせるものです。
シールを剥がして残った糊もきれいに取り除くことができます。
ゼリー状なので垂直面の作業も得意です。

TANAXの「ステッカーはがし剤」は、スプレーなので剥がし方や取り扱いが簡単になります。
シールを剥がした後の糊の残りを除去にも使えます。

ソフト99コーポレーションの「ステッカーはがし」は、ステッカー・シール・ラベル・テープと様々なものを剥がすのに使えます。
古い接着剤にも効果があって多目的に使えます。

自転車の防犯登録のシールは剥がさないほうがいいの!?

自転車の防犯登録シールは、法律では貼り付けておくことが義務になっているので、剥がし方もあるのですが、普通は貼っておいたほうが良いです。
防犯登録の具体的なメリットとしては、自転車が盗難にあったときに見つかりやすくするということが主です。

実際に何度が盗難されたことがある人でも、自転車が発見されたということで電話連絡がかかってくることがあります。

防犯登録を貼ることは、義務なのですが、実は罰則規定がないため防犯登録シールを貼っていないことで罰則を受けることはありません。
しかし、義務ではあるので、警察の職務質問にあったときに後で防犯登録してくださいと注意を受けます。

ネットで輸入でもしないかぎり自転車店でつけることになる防犯登録シールですが、そのときにカメラに収めておくことをおすすめします。
控えシールがあったとしてもなくしてしまうことがほとんどですし、自転車の貼った防犯登録が剥がれてしまうと防犯登録番号を確認するのが大変になります。

それを避けるためにもカメラに防犯登録シールを写しておきましょう。

自転車の防犯登録シールを剥がすとどうなる?

シールの剥がし方は色々あって、自転車の防犯登録シールを剥がすことも不可能ではありません。
無理やりこするだけでも跡が残るだけで剥がすことはできますので、実際に盗難した犯人が本人確認できなくなるように剥がすことがあります。

しかし、防犯登録は、シールに記載されている番号だけでなく、車体の色、車体のタイプ、メーカーなどまとめて管理しているため、防犯登録シールを剥がしても本人を確認できます。

逆に防犯登録シールを剥がした跡があると、盗品ですよと言っているようなものなので職務質問を受けやすくなります。

放置自転車でも同様のことが言えて、防犯登録シールが貼ってある放置自転車よりも、防犯登録シールがない放置自転車のほうが警察は目を付けやすいです。

防犯登録シールを剥がしていたり元々なかったりすると、警察は積極的に職務質問して、盗難品でないか確認しようとします。

そのため、防犯登録シールを剥がすことは、外観を良くなるというメリットはあるのでしょうけど、職務質問に時間を取られるので基本的におすすめできません。

自転車の盗難対策にシールやステッカーは効果的!

自転車にシールを貼ることは盗難対策になっています。

シールを貼った自転車というのは珍しく、しかも貼る箇所も個人によって異なるので、防犯登録に頼らず、見た目で自分の自転車であることを確認できます。

珍しいパーツを付けていて、それで自分の自転車だと考えることもできるのですが、珍しいパーツよりもシールを貼っているほうが防犯には良いです。

たとえば、窃盗犯が自分の自転車に乗っていたというときにシールという見た目から自分の自転車だと確信することができますし、自転車置き場に置かれている自転車でもシールという見た目から自分の自転車だと確信できます。

窃盗犯にしても目立った自転車を盗もうとは思いませんし、シールの剥がし方を知っていても剥がすのは面倒なので、シールを貼るだけで盗難対策になります。
盗難対策目的のシールは、多く貼る必要はありません。

できれば見て分かりやすいところに貼るのが良いでしょうが、気に入ったシールを1つ貼るだけで十分に効果を発揮します。
ホームセンターで買ってきた大量生産している自転車であっても、1枚シールを貼った瞬間から世界で唯一の自転車となります。

自転車のシールを剥がそう

いかがでしたか?

今回は、自転車のシールの剥がし方をご紹介しました。

なかなか剥がれなくて困っている方は、一度記事にあった方法を試してみてはいかがでしょうか。

また、防犯登録シールですが、剥がすと盗難車と間違われることもあるようですので、これは剥がさず貼っておいたほうがいいでしょう。