オススメ!大磯クリテリウムのビギナークラスに参加しよう!

自転車を趣味にしてから少し経つので、そろそろ一度くらいレースに参加してみたいけれど、玄人ばかりのレースに参加する勇気がない・・・。
そんな方も多いのではないでしょうか。

そんなみなさんは、大磯クリテリウムをご存じですか?

今回は初心者向けのレース、大磯クリテリウムのビギナークラスについてご紹介します。

大磯クリテリウムとは

大磯クリテリウムは、ビギナーである初心者が自転車競技を始めるときに、安全にかつ、基本的なスキルを得られる、簡単なコースレイアウトを設定しています。

レースに出る前には練習は必須です。

レースは競争ですから、技術的な習得も必要であり、自転車は運動なので、高いレベルの運動で身体を壊さないために、まず、身体を鍛えておく必要があります。

大磯クリテリウムでは、初歩的なライディングスキルをレースでも生かせるように確実に習得できるよう、ストレートと二箇所のコーナーでできたシンプルなコースレイアウトになってます。
コースはシンプルですが、乗り手の技術が足りなければ安全とはいえません。

道幅が広いストレートラインは、まっすぐライン通りに走るという基本的な技術とマナーが必要です。
でなければ、選手同士が速い速度で接触し、事故に繋がってしまうからです。

この二箇所のコーナーは、減速が必要なヘアピンと一定の速度で曲がることのできるコーナーで、コーナリングのラインや速度のコントロールの技術が必要になります。

自転車には、練習だけでなく、レースでしか得られないものもありますので、参加してみるのも良いですよ。

大磯クリテリウム ビギナークラスについて①

ロードレースといえば、ツール・ド・フランスと、国内は宇都宮のジャパンカップが有名です。
どちらかというと、両方とも観戦スポーツとして有名です。

ロードバイクに乗っている人も、ロードレースに出るのは決断が入ります。

そもそもどこで、どのように練習したら良いのかという疑問がでてきますよね。

ロードレースのビギナー対象のイベント大磯クリテリウムのピュアビギナーレースがあります。
ロードレースでは、集団で走る技術が必要になってきます。

隊列を組み、走ったり、コーナリングをしている最中は抜かさないというのもあります。
ですが、そのような練習をしたりすることも、場所もないし、教えてくれる人もなかなか見つかりません。

そこで、このピュアビギナーレースでは、レース方法を習うことができるのです。
一周1Kmのコースを10周します。

ルールがあり、初めの5周はアタックは禁止、また、スタッフからの速度コントロールを実施します。
そして、少しずつスピードを上げ、残りの5周でリアルなレース展開になります。

最終的には、通常のレースのように着順を競うレースになります。
有名なコーチの指導の下で集団走行をして、隊列を組み、先頭は交代しながら経験をすることができ、安全にレースを体験できます。

大磯クリテリウム ビギナークラスについて②

ピュアビギナーレースでは、レースの半分の5周まではレースですが、競争はせず、オフィシャルライダーの速度コントロールの中で集団走行を体験できるクラスです。

今までは、自転車レースをやってみたいというビギナーの人は、公道では前後左右密集した集団走行が練習できず、いきなり参加するレースでやらなくてはいけませんでした。

大磯クリテリウムでは、ピュアビギナークラスだけでなく、早朝に集団走行練習会も行っています。

レース初めての人のためのイベントとなっているのです。

ピュアビギナークラスでは、早朝の集団走行練習のほか、レースの前半は基本である集団走行をし、後半の半分を実際にレースとして行っています。

大磯クリテリウムは、ビギナーの人だけが楽しめる対象というわけではありません。
シンプルなコースの中でも、選手の能動的な動きでレース展開されていきます。
集団心理によって、ビックエスケープが起こることもあります。

上級クラスでは、積極的な動きがより多く行われます。
毎月行っているので、アタックや戦術にも思い切って挑戦することができ、積極的なレースを見ることができます。

大磯クリテリウムのその他のポイント

大磯クリテリウムの基本的なコーススタイルは変わりませんが、落車やそれに繋がりかねないアクシデントを一つ一つ考えて、小さなことも丁寧に何度も調整を行ってきました。

コーナーの角度、またパイロンの置く位置も念入りに検討しています。

ライダーズミーティングを行うようにもなりました。
ライダーズミーティングで、レース場の走り方の説明だけでなく、ヘルメットのちゃんとしたかぶり方の説明もあります。
その中で、あご紐の締め方の重要性を話したりします。

ライダーズミーティングは参加必須ですが、上級者の参加率が悪いということもあります。
ビギナーだけに落車が起こるのではなく、上級者はトレーニングは、脚力があるためスピードが出て、転倒をする事により、ビギナーよりダメージがあります。

クラスが上がったら、またそのクラスに合うスキルだけでなく、安全への意識を高めることが大切です。
そのため、きちんとライダーズミーティングに参加してもらいたいものです。

大磯クリテリウム及び、ウォークライドのイベントは多くのボランティアの皆さんに支えられています。
ボランティアの皆さんは特典としてレース参加もでき、レースの裏側も見ることができます。

大磯クリテリウム ビギナー参加レポ

大磯クリテリウムに参戦してきたときの感想を書いていきます。

私は、大磯クリテリウムでの参加が二回目で、高尾から大磯まで高速でだいたい一時間程度です。

自転車のイベントは地方で行われることが多く移動距離に時間がかかってしまうので、私にとって大磯クリテリウムのように比較的近場にあるのは、ありがたいことです。

レース前日は雨でしたが、当日はお天気も良く、気温も上がり、三本ローラーでウォーミングアップすると、寒い季節だと言うのにあっという間に汗だくになりました。

エントリーしていたのはビギナー1です。
大磯クリテリウムでは、ビギナーのクラスだけで3クラスあります。

ピュアビギナーは、初めてのレースをする人のクラスです。

ビギナー1は、レース経験はあるけれども、脚力に自信がなく、トレーニングしたい人向けとなっています。

ビギナー2は、レース経験2年程度ある人のクラスです。

このように3つのクラスに分かれているので、エントリーしやすいですね。
ビギナー1クラスは、1周だいたい1Kmを10周するレースになります。

スタートから半周はローリングスタートなっているので、このときは早めにスタート地点に行き、前から3列目につけました。
その後なんとか先頭集団についていくことができ、コーナーで息が乱れても直線では息を整えることができました。

大磯クリテリウム ビギナー参加レポ続き

先程もお伝えした通り、大磯クリテリウムは、ビギナークラスが3つに分かれています。
ここでは、ビギナー1でレースを行ったときの感想の続きをお伝えします。

その後、レース中にサイコンの画面とスクリーンが被り、心拍やペースを確認できず、どのくらいのペースで走っているのかわかりませんでした。

更に進んでいくと落車している人を見かけましたが、巻き込まれず、集中して周回を重ねていくことができました。

残り2,3周回で一人飛び出し、集団にすぐに追いつくことができました。
しかし、最終ラップは全体的に周りのスピードが上がり、1コーナー抜けたときには半分くらい順位が下がってしまいました。

疲れが溜まっても、もうひと頑張りできる体力がほしいと思ったものです。

最後の直線で少し前に出て、更に最終コーナーで少し前に出ることができて、ゴールすることができました。

ゴール後にチップとゼッケンを返却し、順位が行われて終了です。

タイムを競うのではなく、リザルトでゴール順位がはっきりわかるのは、嬉しくもあり、悔しくもあります。
シンプルなレースですが、熱くさせるレースです。
これからも参戦したいと思います。

皆さんも良い刺激を得ることが出来るので、レース初心者でも是非参加してみてください。

大磯クリテリウムに参加しよう

いかがでしたか?

大磯クリテリウムのビギナークラスは、初心者にはぴったりのレースです。

レースをしたことがない人も、これを機会に参加してみてはいかがでしょうか?

意外と良い記録が出るかもしれませんし、これを機にいろいろなレースに参加してみたくなるかもしれませんよ。