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シマノのロードバイク用ホイールWH-R501は価格通りの評価?

2019.1.21

シマノのロードバイク用ホイール「WH-R501」は、シマノで唯一の8、9、10速用です。

また、最も価格が安いモデルでもあり、比較的安価な完成車に付属していることも少なくありません。

これからロードバイクを始める、また始めたばかりという方ですと目にする機会も多いホイールかと思いますので、今回はWH-R501について詳しくお話ししていきます。

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シマノ・WH-R501はリア8・9・10速用のホイール

今回の主役であるシマノのロードバイク用ホイール「WH-R501」は、冒頭でもお伝えしましたが、シマノで最も価格が安いモデルです。

ただし、価格が安いという前に、このホイールはリア11速に対応していないという点をお伝えしておかなければなりません。

多段化されている自転車は、後輪のハブにリアギアであるスプロケットを取り付けます。

その取り付ける部分を「フリーボディ」と呼びますが、ここにスプロケットが何枚付属しているかでリアの変速段数が決まります。

シマノ製のロードバイク用コンポの最多はリア11速なので、ホイールがそれに対応するには、フリーボディに11枚のスプロケットを取り付ける幅が必要です。

いわゆる、8、9、10速用のWH-R501は、フリーボディにスプロケットを11枚装着できる幅がないということになります。

そのため、コンポをリア11速で運用していくなら、このホイールは選択肢から外さなくてはなりません。

シマノ・WH-R501は安い価格でも正真正銘の「完組みホイール」

前項では、シマノ「WH-R501」がリア11速に対応していないホイールであるとお伝えしました。

それが価格が安いということにも繋がっていますが、ホイールの価格はグレードに準じていると考えて、まず間違いありません。

そのため、WH-R501はシマノの中でも、グレードは正直低い部類となります。

しかし、このホイールが完成車に付属していたとしても落胆することはありませんし、むしろ歓迎すべきかもしれません。

ロードバイクのホイールは全体的に単価が高いので、安価な完成車では高価なホイールは装備できません。

そのため、フレームメーカーはコストを下げるために市販の安価なホイールを採用するか、自社で作るかのどちらかになります。

そこに採用される市販のホイールはWH-R501などですが、問題はメーカーが独自に作るホイールです。

一概には言えませんが、そういった類のホイールが市販製品のレベルよりも上とは考えにくく、比較対象がシマノでは低いレベルのWH-R501だとしても同じことが言えます。

手組みホイールとシマノ完組みホイールの違い

前項でお話しした、安い価格の完成車に付属していることの多いホイールについて、もう少し掘り下げてお伝えします。

シマノのWH-R501は、ホイールを形成するリム、スポーク、ハブなどのパーツが全て専用設計されている「完組みホイール」です。

文字通り完成形の状態でフルに性能を発揮する目的で設計から製造までされていますので、軽量で高性能にすることができます。

一方、フレームメーカーが独自に作るものは「手組みホイール」で、これは市販されているパーツを集めて完成形に組み上げます。

もちろん正常に機能しますので互換性は問題なしですが、パーツ同士に連動性がないので性能が断片的になってしまいます。

また、パーツに連動性がないと強度が保てないので、やたらと頑丈で金属の密度が濃いリムを使用したり、完組みの1.5倍程度スポークが必要だったりしますので、重量がかなり嵩んでしまいます。

そのため、性能面も重量も完組みには一歩も二歩も譲りますので、安価な完成車はホイールを酷評されることも少なくありません。

ただし、そういったホイールとWH-R501は一線を画しているので、同じように考えない方がよいかと思います。

シマノ・WH-R501の価格とスペック詳細

それではここで、シマノWH-R501の価格やスペックをご紹介します。

【WH-R501】

重量:1889g(フロント・820g リア・1069g)

参考価格(税抜):¥12,704

リム高:24mm(WH-R501)

リム幅:20.8mm

リム内幅:15C

【WH-R501-30】

重量:2039g(フロント・893g リア・1146g)

リム高:30mm

その他スペックはWH-R501と同じ

【WH-R501-A(エアロスポークタイプ)】

参考価格(税抜):¥13,483

その他スペックはWH-R501と同じ

繰り返しになりますがシマノでは最も価格が安いホイールです。

その中でも特に注目していただきたいのは重量で、軽量とまでは言えませんがこの価格帯で1900gを切っているのは特筆しておきたいレベルです。

先ほどお伝えしましたメーカーの手組みホイールでは、同じリム高24mmであれば2000gを超えるのが常ですし、2500gに届くようなヘビー級も少なくありません。

そのため、そういった手組みホイールからの交換であれば、走りが軽くなるのを十分に体感できます。

また、少し価格は上がりますが、エアロスポークタイプのWH-R501-Aは、空気抵抗の低減が期待できますので、転がりがよく、軽い走りが実現可能です。

シマノ・WH-R501はコスパは高いが将来的に物足りなくなる可能性も!

前項ではシマノ・WH-R501のスペックをご紹介しましたが、リア11速にする予定がない方にとってはコスパが高いホイールと言えるかと思います。

価格の割には重量が軽いですし、シマノはハブの回転力に定評があり、このグレードでもよく転がってくれます。

また、デザインもシンプルではありますが、手組みホイールにありがちな厚ぼったさはありませんので、ロードバイクの美観を損ねるようなこともありません。

そのため、もし現在のホイールがこのホイールよりも重く、転がり(スピード)や加速力に物足りなさを感じているのであれば、筆者は交換の候補としておすすめします。

しかし、何度も言うようですが、WH-R501は11速に対応していません。

ロードバイクで将来のご自分の用途や乗り方を考えたときに、リア11速を必要とする可能性も十分にあるはずですから、別の選択肢も確認しておきたいところです。

そこで次項では、WH-R501と同価格帯のリア11速対応のホイールをご紹介します。

WH-R501と同価格帯のシマノホイール

それでは最後に、WH-R501と同価格帯リア11速対応のシマノホイールをご紹介します。

【WH-RS010】

重量:1920g(フロント・818g リア・1102g)

参考価格(税抜):¥14,896

リム高:24mm

リム幅:20.8mm

リム内幅:15C

このホイールが正にWH-R501と同グレードになります。

初めてのリア11速化は何かと費用が嵩みますので、安価でもコスパの高いこのホイールが重宝されることも多いと聞いています。

【WH-RS100】

重量:1897g(フロント・805g リア・1092g)

参考価格(税抜):¥13,411

リム高:24mm

リム幅:23.2mm

リム内幅:17C

グレードではWH-R501よりも少し上ですが、価格が示す通りそこまでの差はありません。

このホイールは、今のロードバイクのトレンドでもある太めのタイヤに対応するために、リムの内幅を広げた「ワイドリム」になっています。

そのため、特に25C以上のタイヤを履きたいという方は、こちらがおすすめになります。

WH-R501を安価なホイールと十把一絡げにしてはいけない!

ロードバイクのホイールは、スピードや乗り心地といった性能による効果が分かりやすいパーツです。

そのため、性能がよくないとすぐに酷評の対象になり、WH-R501もそれに巻き込まれてしまっている傾向にあります。

しかし、本文でもお伝えしました通りコスパは高いですから、普通に走っている分には酷評されるレベルではありません。

ただ、ホイールは上記のようにグレードを上げるとすぐに効果が体感できますので、質を高めるとなると価格だけでは語れず、別の選択肢もあるということになります。

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