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メリダ・グランスピードのグレード選び!それぞれの評価は

2018.11.15

メリダの「GRAN SPEED (グランスピード)」は、クロスバイクのカテゴリーになりますが、メリダでは「フラットバーロード」と呼んでいる機種もあります。

クロスバイクは、以前は街乗り専門というイメージがありましたが、今では本格的なスポーツバイクとしての用途にも十分対応できるものが増えてきました。

メリダのグランスピードも、そういった評価をされているモデルです。

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メリダが歩んできたトップへの道

メリダは台湾に籍を置く自転車メーカーで、出荷台数は世界第2位と言われている、ビッグカンパニーです。

1972年創業でヨーロッパの老舗に比べればキャリアは中堅といったところですが、OEM(ブランド名委託生産)で培った技術を元に、着実に自社ブランドを確立してきました。

キャノンデールやシュウインといった、アメリカメーカーのOEMを手掛けていたこともあります。

そして、自社ブランドで最初に高い評価を受けたのはMTBでした。

早くから世界トップクラスのチームに機材を提供し、オリンピックの金メダリストや、世界選手権の優勝者を輩出しています。

メリダの基軸となっている部分だけあり、MTBは今も実に豊富なラインナップになっています。

一方の雄であるロードバイクですが、MTBには少し遅れましたが、近年は世界最高峰のUCIワールドツアーに参戦するチームのスポンサーとなり、2018年にはツール・ド・フランスでチーム総合2位の成績を上げています。

また、1998年にドイツの「センチュリオン」と提携したことをきっかけに、開発部門をドイツに移管したことが大きな転機となり、特にロードバイクはデザインが洗練されたことで、販売台数を大きく伸ばした経緯があります。

このようにMTBもロードバイクにも精通しているメリダですから、そのノウハウが詰め込まれたグランスピードなどのクロスバイクも、当然ながら高い評価を受けています。

メリダのクロスバイク~シリーズごとの評価

クロスバイクはよい意味で曖昧なところがあり、ロードバイクはドロップハンドル、MTBはサスペンションなど、固有の定義はあまり存在しません。

ただ、機種によってどちらかと言えばMTB寄り、ロード寄りという特徴はあります。

メリダの場合は、グランスピードシリーズと、「CROSSWAY(クロスウェイ)」シリーズがあり、フレーム形状や付属パーツから、グランスピードはロードバイク寄り、クロスウェイはMTB寄りとなります。

また、グランスピードは冒頭でもお話ししたように、ロードバイク的なツーリングや通勤など、長距離にも十分対応する仕様です。

やや高額な価格も含め、本格的なスポーツバイクとして評価されており、ロードやMTBに肩を並べる存在です。

一方クロスウェイは跨りやすく、急な際にも足が地面に着けやすい仕様になっていたり、非常に軽いギアが用意されており、昔ながらの街乗りの要素が強いクロスバイクという評価です。

メリダ・グランスピードは有用性が評価されているディスクブレーキ搭載

それではここから、メリダ・グランスピードシリーズをご紹介します。

2019モデルのグランスピードは全4機種がラインナップされており、内3機種が油圧式のディスクブレーキを装備しています。

今はクロスバイクにもディスクブレーキが当たり前となり、以前は限られた上位機種のみだった油圧式もだいぶ浸透してきました。

油圧は自動車をボタン一つでジャッキアップしてしまうほどのパワーがありますので、軽いタッチでも強力な制動力が得られます。

通勤などで天候や路面状態に関わらず乗ることもあるクロスバイクには、ディスクブレーキの有用性が評価されています。

しかも、油圧式はパッドとローターの間隔を自動的に調整してくれるので、トラブルも少ないですし、メンテナンスの手間も大幅に省けますから、キャリアが浅い人にも扱いやすいです。

そして、フレームは全車共通、カーボン製のフロントフォークも同じものです。

フレームはメリダのアルミ最高グレードである「6066」系を使用し、チューブ内に厚さの違う箇所を設ける「トリプルバテッド」の技術を盛り込み、油圧で型に付けるハイドロフォーミング製法で成形しています。

これにより、アルミらしいシャキッとした乗り心地を残しつつ、適度なしなやかさもある、バランスのよいフレームになっています。

メリダ・グランスピードシリーズのグレード別評価~最上モデル

それでは、メリダ・グランスピードシリーズを機種ごとにご紹介します。

【GRAN SPEED 300-D】

参考価格:¥127,332(税込)

グランスピードの最上位モデルで、これに関してはメリダがはっきりとフラットハンドルの「ロードバイク」と断言しています。

確かにドロップハンドルにすれば、タイヤが若干太いくらいで、見た目は普通のロードバイクと変わりないでしょう。

そう謳っているだけあり、インプレ評価では走りの軽さや、キビキビとした加速感が伝えられています。

注意点を挙げるとすれば、MTBでもスピード系のXC(クロスカントリー)レースによく使用される、フロント1速、リア11速の「1×11」のコンポになっている点です。

フロントがシングルギアといっても、そこまで極端な歯数のものではないので、よほどの山間部でアップダウンを繰り返すような乗り方でなければ、不便はないかと思います。

ただし、常時軽いギアで走るという乗り方であるなら、フロントは少し重めの設定なので、別の機種を考えた方がよいでしょう。

メリダ・グランスピードシリーズのグレード別評価~他3機種

前項に引き続き、メリダのグランスピードシリーズをご紹介します。

【GRAN SPEED 200-D】

参考価格:¥102,492(税込)

上位モデル300-Dとの違いは、コンポがフロント2速リア9速のシマノ・SORA(ソラ)になることです。

ソラはフロント変速の評価が高く、スムーズさでは上位グレードをしのぐとまで言われています。

また、より軽いギア比を持ちますので、路面状況がコロコロ変わるような場所を走るのであれば、こちらを選びたいところです。

また、ロードバイク用のコンポのため、互換性を考えずにグレードアップができるのもメリットです。

【GRAN SPEED 100-D】

参考価格:¥86,292(税込)

こちらのモデルは付属パーツのレベルを相応にすることで、価格を抑えたものです。

しかし、上位モデルと同じ油圧式のディスクブレーキですから、安全面に心配はありません。

一般的なクロスバイクのフロント3速、リア8速の24段変速ですから、街乗りには十分過ぎるくらいですし、坂も十分にこなします。

【GRAN SPEED 80-MD】

参考価格:¥79,812(税込)

「MD」というのは、「メカニカルディスクブレーキ」の略です。

油圧でピストンを動かすのが油圧式ですが、メカニカルはワイヤーでパッドを動かす従来型の仕組みです。

油圧式に比べ制動力が少し落ちますし、メンテナンスも必要です。

上記100-Dとはほぼブレーキの違いだけと見てよいので、約6千円の価格差であれば、筆者は油圧式搭載の100-Dをおすすめします。

メリダ・グランスピードの機種別の判断基準

ここまで、メリダのグランスピードシリーズを機種別にご紹介しました。

フレームとフロントフォークが同じものなので、価格の差は付属パーツのグレード差ということになります。

お伝えした通りブレーキは80-MD以外は同じですし、ホイールも実は80-MDも含めて全て同じものなので、あとはコンポの差だけを評価すればよいでしょう。

300-Dは「1×11」のギア構成で、しかも一番軽いので、平坦路メインでスピード優先の方は最有力候補です。

200-Dは全てロードバイク用のコンポで統一されており、300-Dよりも軽いギアを持てるというメリットがあります。

そして、100-Dはコンポのグレードは下がりますが、必要十分なギア構成に、あの価格で上位グレードと同じ油圧式ディスクブレーキ搭載はコスパが高いです。

さらに、80-MDは、ディスクブレーキが油圧式ではない点をどう評価するかです。

上記のようなことを考えて、自分の用途や目的と照らし合わせてみると、自分に最適の一台が見付かりやすいかと思います。

グランスピードは用途が広いので人を選ばない

今回はメリダのクロスバイク「グランスピード」をご紹介しました。

メリダ最高グレードのアルミフレームにカーボン製のフロントフォーク、ディスクブレーキに、必要十分なコンポの組み合わせは、本格的なスポーツバイクと呼ぶに十分なものです。

通勤からツーリングまでこなせるクロスバイクとして、広く活躍してくれることでしょう。

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