bianchiのクロスバイクは女性や小柄な人には向かないのか?

イタリアの老舗ブランド「bianchi(ビアンキ)」は、プロチームに機材を提供し続けるレーシングブランドです。

しかし、その一方で象徴の「チェレステ」カラーを活かした、鮮やかで明るいイメージの街乗り車も多く展開しています。

ただ、街乗り車の代表であるクロスバイクは、女性や小柄な人に合うサイズが無いと言われます。

本当にそうなのか?検証してみましょう。

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クロスバイクは女性にとってどういう自転車?

クロスバイクはMTBを乗りやすくして、普段使いやロングライドを出来る様にしたいという発想がスタートラインでした。

まずは、ストップ&ゴーの多い街中を想定し漕ぎ出しの軽さを重視する為に、タイヤを少し細目にして、ブロックからスリックに変えました。

また、車体やホイールにMTB程の頑丈さは必要ありませんので、軽量で反応の良いしなやかな素材が使われています。

さらには、ロングライドなどではスピードの維持が必要なので、ロードバイクと同じ大口径のホイールを使用しています。

しかし、ロードバイク程のスピードは要求されないので、前傾姿勢ではあるもののロードバイクよりはアップライドな姿勢で乗車出来ます。

特に、街乗りでは周りの自動車や歩行者に注意が必要なので、視線を上げるという意味でも前傾姿勢はゆるめが理想的です。

こういった仕様になっているので、クロスバイクはスポーツバイク初心者の方に向くと言われています。

また、他のスポーツバイクに比べ小さめのサイズがあるので、女性や小柄な人が選びやすいという事もあります。

今回の主役であるbianchiにも当然クロスバイクはありますので、確認していきましょう。

bianchiの看板クロスバイク!

bianchiのクロスバイクは、2018年より2種類になりました。

MTB寄りの性格を持つ【カメレオンテ】と、ロードバイク的な要素が多い【ローマ】です。

カメレオンテは車体が太いチューブで構成されており、タイヤもクロスバイクとしては32c(32ミリ)と太めです。

チェレステであれば緩和されますが、黒のボディーカラー車などは武骨なイメージを感じさせ、女性は少し躊躇するかもしれません。

車体から受けるイメージとは違い、アルミフレームらしいシャキッとした反応の良さも持ち合わせているので、ある程度のスピードも期待できます。

従って、通勤などの普段使いでそれなりのスピードが欲しい方にも、満足してもらえるものと思います。

また、フレームの素材が柔らかく衝撃吸収性があるので、サイクリングやツーリングなどの長時間走行も楽しめます。

さらに言えば、もし自分の脚力に自信が無くても、ワイドレシオな構成で、軽いギアが充実しているので安心です。

なお、2018年モデルでノーマル仕様は【CAMALEONTE 1】のみで、カメレオンテのもう一種類は電動アシスト付きです。

女性必見?!電動アシスト付きクロスバイク

bianchiのクロスバイク「カメレオンテ」の電動アシストモデルは、日本国内で販売されているbianchiのバイクで唯一のモーター付きという事になります。

ヨーロッパではロードバイクにも電動アシストモデルがあると聞きましたが、日本ではスポーツバイクの電動モデルは、まだかなりレアな方です。

日本でも、ママチャリの電動アシストタイプは、女性の方を中心にかなり普及していますので、スポーツバイクにもその波が来るかもしれません。

電動アシストモデル【CAMALEONTE E】の価格は、16.9万円と有名メーカーのママチャリモデルに15%~20%増しといったところです。

前輪にモーターが付いているので、自転車では極めて珍しい両輪駆動になります。

2.5時間の充電で平坦路メインなら、距離にして40㎞程度のアシストが可能になっています。

また、ハイパワーになる「坂道」モードや、アシストパワーを抑える「エコ」モードも選べます。

まだ試行錯誤的な部分も見られるので、安易におすすめとまでは言いませんが、将来を見据えた上では画期的な挑戦ですね。

bianchiのスピード系クロスバイク

bianchiのクロスバイクもう一方の雄は、「ROMA(ローマ)」シリーズです。

2018年はディスクブレーキモデルが3種(ローマ、ローマ2、ローマ3)、Vブレーキ仕様が1種(ローマ4)となっています。

今のクロスバイクのトレンドとも言えるスピード系の細身の車体で、ディスクブレーキモデルはシマノのロード用のフルコンポです。

ローマに関して、まず考えなければいけないのは価格で、ローマ4以外は正直クロスバイクの域を超えていると言っても過言ではありません。

ローマ3が9.8万円、ローマ2が10.8万円、ローマが11.8万円ですから、この価格であるとロードバイクをおすすめしたくなります。

ローマのフレームは飾り気こそないですが、見た目のすっきり感に加えて、カメレオンテ以上にシャキッとした反応があります。

スピード系クロスバイクとしては申し分ない車体なので、おすすめしている人が多いです。
あとは、ローマはトップチューブが地面と水平に近い角度で付いています。

その為、女性はスカートを履いている時などは少し跨ぎづらいかもしれませんので、その意味ではカメレオンテの方がおすすめです。

クロスバイクのサイズはここを見る

さて、ここからは冒頭で触れました「bianchiのクロスバイクは、女性や小柄な人向けのサイズが無いのか」ということについて確認しておきましょう。

スポーツバイクのサイズはフレームの大きさが基準であり、それに従って適正身長を明示しているメーカーもあります。

適正身長で大体の当たりを付けるわけですが、bianchiは適正身長を明示していませんので、別の手段でサイズ感を把握します。

bianchiのクロスバイクのサイズは、サドルのシートポストの下にある「シートチューブ」の長さです。

いわゆる、フレームの高さを示しているという事になります。

しかし、極端な場合は別ですが、高さはサドル(シートポスト)の伸縮である程度何とかなります。

難しいのは横幅であり、ハンドルとサドルの距離が重要になります。

クロスバイクはただでさえ前傾姿勢になる様に作られているので、この距離が遠くなりすぎると無理な姿勢になります。

そして、このハンドルからサドルまでの距離を示すのが、フレーム上端の横に伸びている「トップチューブ」の長さです。

bianchiのクロスバイクには女性に対応するサイズもある

前項でお伝えした様に、bianchiはサイズに対する適正身長を明示していませんので、ここは別のメーカーの物を参考にしてみます。

世界一の販売台数を誇る「ジャイアント」の、超人気クロスバイク「ESCAPE R3」を参考にします。

理由はbianchiと同じシートチューブの長さをフレームサイズとしていて、なおかつ一番小さなサイズがbianchiと同じ430(ミリ)だからです。

その「ESCAPE R3」の430サイズの適応身長は、155㎝~170㎝となっています。

日本人女性の平均身長が154㎝(2017年)という事なので、今回は女性も小柄な男性も適応できると判断させて頂きます。

そして、トップチューブ長は525ミリで、実はこれはbianchiのクロスバイク(カメレオンテもローマも)と同じです。

さらに言うと、ハンドルの高さに関わる「ヘッドチューブ」の長さまでぴったり同じなので、非常に近いサイズ感と判断できます。

ちなみにジャイアントの適正身長に、bianchiのクロスバイクを当てはめると以下の通りになります。

430サイズ…155~170㎝

470サイズ…160~175㎝

510サイズ…170~185㎝

あくまでも目安ですが、あとは購入時に店舗でまたがってみて、細かいフィッテイングをしながら最適なサイズを選ぶ事になります。

bianchiのクロスバイクは本格的過ぎるかも?

今回は、bianchiのクロスバイクについてお話しました。

乗る用途は人それぞれですが、普段使い+休日のサイクリングという事なら、少しオーバースペックなところがあります。

サイズに関してはそれほど極端ではないので、女性や小柄な方にも対応可能と思いますが、必ず実機にまたがってみてから購入して下さい。