ラレーのロードバイク「crn」か「crf」で迷ったら?

ロードバイクを購入するときに、欲しいメーカーは決まったけど、ラインナップが豊富な場合、何を選んだら良いか迷うでしょう。

ラレーの「カールトン」にも2018年には完成車が6機種ありますが、中でも「crn」か「crf」で迷うかと思います。

そこで今回は、2機種を比較して、性能を確認してみましょう。

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日本の「ラレー」ブランドは「アラヤ工業」の企画・製造

ラレーは1888年創設のイギリスの老舗自転車メーカーですが、現在日本で展開されているラレーブランドの設計・製造に本家はノータッチです。

日本の鋼管メーカーである「新家(アラヤ)工業(以下アラヤ)」がライセンス契約を結び、ブランド名を使用して展開をしています。

アラヤはホイールのリムにおいては日本で屈指の存在であり、唯一競輪用のリムを製造しているメーカーです。

自転車製造においても世界初の量産型MTBである、スペシャライズドの「スタンプジャンパー」のOEMを手掛けいたのは有名な話です。

その影響から日本でMTBを初めて投入したのを皮切りに、現在もラレーと共に、自社ブランドの自転車の販売も継続しています。

アラヤが製造している「crn」「crf」などのラレーブランドのロードバイクは、「クラシック」という言葉がしっくりくるものです。

カーボン・アルミ全盛時代に、クロモリを中心としたスチールフレームのみの展開です。

フレーム形状は昔ながらの完全ホリゾンタルスタイルで、シックなボディカラーのバイクが多くなっています。

しかし、本家ラレーにはこういった昔ながらのクロモリレーサーのようなバイクは見られず、アラヤが独自に伝統を引き継ぐ形になっています。

ラレーのロードバイクの看板「Carlton(カールトン)」

アラヤ・ラレーのロードバイクには「Carlton(カールトン)」の冠が付いており、crnやcrfの「cr」はCarltonの略です。

1960年代にラレー傘下となった、イギリスのレース車専門のワークスショップ「カールトン」の名を残しています。

2018年はラインナップが増え、完成車6機種、フレームが2セットになりました。

2018年から新たに加わったのは、「シマノ・アルテグラ」をメインコンポに据えた「crr」。

そして、クロモリロードにしては珍しい、35cのブロックタイヤにディスクブレーキ搭載のグラベルロード「crc」です。

特にcrrはホイールまでアルテグラグレードの「wh-rs500」になっており、唯一の完組みホイール搭載車になっています。

その中で今回取り上げる「crn」と「crf」は、ホームページによると2014年モデルにもラインナップされているので、ロングセラーと言って良いでしょう。

ラレー「crf」のスペック

それではアラヤ・ラレーのロードバイク「crn」と「crf」を紹介していきます。

まずはcrfからですが、フレームの素材に注目です。

イギリスの老舗チューブメーカー「レイノルズ」の、「マンガンモリブデン鋼」のチューブを使用しています。

クロモリに似た特性がありますが、そこにさらにしなやかさを加えたのがマンガンモリブデンの特徴と言われています。

また、crfはカーボン製のフロントフォークを採用していますので、衝撃吸収性をかなり意識した仕様になっています。

完全ホリゾンタルのフレーム形状ですが、トップチューブが短めな上に、ホイールベースがゆったり取ってあります。

その他にも全体的に上体を起こした姿勢で乗車出来るようになっていますので、長距離向きのエンデュランスモデルと言って良いでしょう。

シマノ・105のフルコンポで、アラヤ独自の手組みホイールのハブにまで105を採用しています。

専用の小型のキャリアや泥除けが装着出来る仕様にもなっていますので、普段使いにも嬉しい実用機能があります。

2018年モデルのメーカー公表価格は、¥162,000(税抜き)となっています。

ラレー「crn」のスペック

次に紹介するのはアラヤ・ラレーの「crn」です。

こちらは普通のクロモリ素材のフレームに、クロモリのフロントフォークです。

リア10速ティアグラのフルコンポで、ハブもティアグラです。

ジオメトリはcrfとほぼ変わりませんが、10mmほどサイズが大きくなっています。

ダウンチューブに昔ながらのシフターである「Wレバー」用の台座があるので、さらにクラシックなロードバイクにカスタマイズすることも可能です。

メーカー公表価格は、¥120,000となっています。

クロモリはカーボンやアルミに比べ衝撃に強く耐久性があるので、錆びにさえ気を付ければ長く乗り続けることが可能です。

そのため、このスペックでの価格は、他メーカーのアルミフレームなどと比較して少し割高に映りますが、長い目で見ればコスパは高いと判断出来ます。

ラレーcrnとcrfの違い

ラレーのロードバイク「crn」と「crf」のスペックを確認しました。

両者の違いですが、まず明確なのはフレームの素材です。

世界中のスチールフレームのチューブを生産している、「レイノルズ」製のチューブを使用しているのがcrfです。

スチール製のフレームは、カーボンやアルミにはないバネのようなしなりがあります。

クロモリでもそのしなりが独特の乗り心地の良さと評価されることが多いので、さらにしなやかなマンガンモリブデンともなれば快適さは間違いのないところです。

そして、コンポが11速105と、10速ティアグラの違いです。

市場価格では、フルコンポで105の方が2万円ほどティアグラよりも高額です。

ホイールのアラヤ製リムも、パナレーサーのタイヤも、他のパーツはほぼ同じものを採用しています。

そのため、約4万円近い価格の差はフレームの素材とコンポのグレードの差と見て良いでしょう。

crnとcrfはどちらを選べば良い?

ラレーのロードバイク「crn」と「crf」ですが、最終的にどちらを選んだら良いのかを考えてみましょう。

どうしても11速のロードバイクにこだわるという人は、crfということになります。

ただ、同じシマノの11速用コンポでも「アルテグラ」なら優位性はあります。

しかし、正直105とティアグラを比較した場合、そこまでの差はおそらく感じられません。

ティアグラはリニューアルで性能アップが著しく、かなり高い評価を受けています。

しかも、個人的な考えですが、レースに参戦するならまだしも、ホビーライダークラスでは10速あれば十分と思っています。

そのため、crfの方を選択する理由は、やはりレイノルズ製のマンガンモリブデンのフレームということになります。

マンガンモリブデンはクロモリよりも柔らかいと言われていますので、さらにバネ感のあるマイルドな乗り心地を求めるなら「crf」です。

しかし、クロモリくらいのバネ感でちょうど良いと思っている、またはスチールフレームが初めてという方は「crn」で良いかと思います。

コンポなどはあとから換装すればどうにかなりますので、最初からリーズナブルな方を選択するのも悪くありません。

「crn」と「crf」の違いはフレームとコンポ

今回はアラヤ・ラレーのロードバイク、「crn」と「crf」の違いと、それぞれを選択する理由について考えてみました。

フレーム素材とコンポのグレード差が主な違いですので、そこを考慮して選択をしてください。

スチールフレームは寿命が長いので、後々のことまで考えてベストな選択をしていただきたいと思います。