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ロードバイクのホイールからの異音にどう対処する?

2018.7.21

ロードバイクに乗っていると異音が気になることが多いです。

どこから音がしているのかを特定するのも難しく、多くの部分を点検しても原因が突き止められず大きなストレスになることもあります。

特にホイールは異音がする可能性が多いので、色々な原因を知っておくことで対処出来るようになります。

そこで今回は、ホイールの異音の原因を紹介していきます。

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ロードバイクのホイールからするラチェット音は異音ではない

ロードバイクなどの自転車は一部の例外を除き、クランクを進行方向に回したときにしか車輪に動力が伝わらない仕組みになっています。

坂の下りや押し歩きなど、惰性で車輪が回転している場合にクランクが回らないのはそのためです。

これを可能にしているのが「ラチェット機構」という仕組みであり、リアホイールのハブに内蔵されています。

そして、このラチェット機構が働くときに「カラカラ」という甲高い音がするのですが、これを「ラチェット音」と言います。

ホイールからする音で最も多く、構造上の問題なのでトラブルで出ることの多い「異音」の類ではありません。

メーカーによって大きさが違ったりしますし、個人の好みで異音と感じる人もいれば、好きな音と感じる人もいます。

ハブの中にあるラチェット機構の爪や歯車に潤滑油(グリス)を挿せば音が小さくなる可能性はあります。

しかし、今回の話の前提として、いくら大きな音がしたとしても異音ではないということを覚えておいてください。

ロードバイクのホイールからの異音はブレーキ周りを疑うべし

前項ではロードバイクのホイールを空転させたときに出る音が、異音ではないということをお伝えしました。

ここからは異音の症状別に見ていきますが、まずは「シュッシュッ」と何かが擦れているような音がする場合です。

ロードバイクのキャリパーブレーキは、ゴムや樹脂でできたブレーキシューをホイールのリムに押し付けて制動を止める仕組みです。

ブレーキを掛けたときにシューとリムが接触する仕組みのものが、走行中に常に触れてしまっていることで擦れたような異音がするというものです。

これはリムが歪み左右どちらかに寄ってしまったことで常に接触状態になったか、ホイールの固定が甘くガタついていることが原因と考えられます。

これらに関しては話が長くなりますので後述しますが、ブレーキシューに関しては取り付け角度が原因で異音がする可能性もあります。

擦れたような音ではなく「キーキー」という金属音のようなものがする場合は、ブレーキシューの角度を確認してみましょう。

シューをホイールに対して並行に取り付けるのではなく、進行方向に向かって後ろ側を0.5mm~1mm程度広げて付けると音が小さくなる可能性があります。

前から見てブレーキシューが「ハ」の字の角度になっているのが良く、ブレーキシューの全面をリムに当てるための調整でもあります。

ロードバイクのホイールハブの調整で異音が解消?

ロードバイクのブレーキにまつわる異音がする場合は、ホイールの歪みと固定の甘さというお話をしました。

まずホイールの固定の甘さは、ガタつきが出ているということなので、ハブの玉押し調整をしなくてはなりません。

これに関しては、ハブの種類によって調整ができないものもありますし、専用の工具も必要です。

特に後輪は、ギアの歯車であるスプロケットを外す必要もあります。

ハブには「ベアリング」という回転軸をスムーズに回すための受けがあり、摩耗を防ぐためにグリスを挿す必要があります。

そういったこともあり、ハブの調整は異音がしなくても定期的に行うものですから、自分でできるようにしておきたいです。

方法については一記事書けてしまうほどなので別記事を参照していただくと幸いですが、とにかくガタ付かない程度に調整するのが重要です。

ホイールが歪んでいると異音がする!

ホイールとブレーキシューが擦れて異音がする場合、リムの歪みも原因のひとつと考えられます。

ホイールは外周部分であるリムを、屋台骨であるスポークが支えています。

スポークはハブの左右に分かれて支持されており、それぞれが引っ張り合うことでリムの真円状態を保っています。

スポークはニップルという留め具でリムに支持されていますが、ニップルは走行中にどうしても緩んできてしまいます。

ニップルが緩むと引っ張り合っているスポークの左右のテンションが崩れて、リムが歪んでしまいます。

このリムが歪む現象を「振れ」と呼び、ホイールのグレードに関係なくどんなものでも起こる可能性があります。

特にロードバイクのホイールは軽量を意識しすぎて強度に欠けるものがあるので、振れが出やすいとも言えます。

振れが出るととブレーキシューに対してリムが左右どちらかに寄ってしまうので、走行中に触れて異音がすることになります。

振れは自力で修正することもできますが、高いレベルを求めると初期投資がかなり掛かるのでショップにお願いするのが賢明でしょう。

お店にもよりますが、ホイール1本につき1,000円~1,500円で行ってくれます。

ホイールからの異音の原因で盲点になりがちなこと

ロードバイクのホイールからの異音について考えていますが、意外と簡単なことが盲点になっている場合があります。

これは私自身も経験したことですが、スポークに取り付けていた反射板が干渉して異音がしていたことがありました。

今になって考えれば「なぜそこに気が付かなかったのか?」という話ですが、慣れていないうちはこういったこともあり得ます。

ライトなども走行中にずれてしまうことがありますので、異音の原因として割と多いことです。

また、ブレーキシューに異物が挟まっていることもあります。

ブレーキシューはゴムや樹脂なので、金属やガラス片が刺さってしまうのです。

「ガリガリ」と削れるような音がする場合はこの可能性が高いので、確認してみてください。

また、リムが汚れているだけでも異音がする場合もありますので、ブレーキシューとリムは定期的にメンテナンスすることが重要ですね。

ホイールからの異音は重大なトラブルの前兆かもしれない!

ロードバイクのホイールからする異音を紹介してきましたが、それでもまだまだ可能性が考えられる場所はあります。

特に後輪はブレーキ以外にもスプロケットやリアディレイラーも取りつけられていますので、その辺りのネジ1つ緩んでいても異音がするケースがあります。

また、タイヤも空気圧が低い状態であったり、摩耗によって変形しているとフレームや泥除けに干渉して音が鳴ることがあります。

とにかく、ホイールには冒頭でもお話したように、異音がしてしまう可能性のある箇所が多いのです。

そのため、今回紹介したような自力でできる限りの修正はするべきですが、おそらく原因が特定できず途方に暮れてしまうこともあるでしょう。

ホイールからの異音は重大なトラブルに発展してしまう可能性がありますので、そういった場合はショップに持ち込んで徹底的に点検してもらいましょう。

工賃が発生することもあり得ますが、トラブルを放置しておくわけにはいきませんのでお金の問題ではありません。

ホイールからの異音は原因が多すぎる!

今回はロードバイクのホイールからの異音について考えてみました。

最も可能性が高いのがブレーキ周りのことで、その原因が「振れ」や「ハブのガタつき」であるということです。

しかし、それ以外にも様々なパターンの異音があり、対処法もまちまちですから、オーバーホールの意味合いも込めて一度ショップに持ち込むのが賢明でしょう。

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