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スペシャライズドのサドルでロングライド向きなのは?

2018.6.16

自転車は意外なほど身体に触れる部分が少ないものですが、それだけにそこに比重が集中します。

特にサドルはお尻が乗るので、快適な走行の大きなカギを握っています。

ロードバイクなどは、長い距離を乗るロングライドが多くなりますから、お尻が痛くなったのではたまったものではありません。

その点では、スペシャライズドのサドルがよいと耳にします。

そこで今回は、スペシャライズドのサドルについて検証してみましょう。

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ロングライドでもお尻が痛くなりづらいのがスペシャライズドのサドル

ロードバイクは基本的にロードレースの機材なので、組み合わされているパーツもいかにレースで速く走るかを前提に考えられています。

そのため、何よりも重視されているのは軽くすることであり、サドルも当然ながら軽量のものが使われています。

軽くするためには、単純に使う素材の量を少なくすればよいわけで、そうなるとサドルは薄くてペラペラのものになります。

全てがそうではありませんが、例えばママチャリなどと比較をすればその薄さは歴然ですし、重量が全く違います。

後述しますが、スペシャライズドのロードバイク用サドルで、割とクッション性があって座面の厚いものでも、ママチャリ用に比べれば300g以上は軽量です。

クッション性がなく薄いサドルは、地面からの衝撃をストレートにお尻に伝えてきますので、長時間のロングライドではかなり負担が掛かることになります。

そこで今回は、その悩みを解消したい多くのサイクリストがたどり着いている、スペシャライズドのサドルをご紹介していきます。

スペシャライズドのサドルで汎用性が高いのはこれ!

スペシャライズドのサドルは正規販売店であればどこでも購入可能ですし、他メーカーのロードバイクにも装着可能です。

したがって、今回はスペシャライズド以外のユーザーさんにも参考にして頂ければ幸いです。

それではモデル別に特徴をご紹介します。

【Toupé(トゥーペ)】

全体的に真っ直ぐな形状のため、走行中にお尻の位置を変えやすくなっています。

また、座面がしなるのでお尻の形に合わせやすくなっており、フィット感が強く快適に走行できます。

また、グレードによって座面のパッドの厚みを選べるので、レース用なら薄め、ロングライド用なら厚めなど、用途で選べるメリットもあります。

このような特徴から考えると、「トゥーペ」は用途が広いですし扱いやすいので、もしどのモデルにするか悩んだら、トゥーペを選んでおくと後悔が少ないかもしれません。

ロングライドに対応はするがよりレース向きなサドル

スペシャライズドのロードバイク用サドルをご紹介していますが、「トゥーペ」は汎用性が高く比較的使用する人を選ばないのが特徴です。

しかし、ここからは少し用途が限られ、乗り手を選ぶサドルになってきます。

【Romin Evo(ローミンエヴォ)】

座面がカーブしていて後ろが少しせり上がっているので、お尻の位置が固定しやすくなっています。

ロードバイクのサドルとしては一般的な形状ですので、これがレースモデルと言ってよいでしょう。

前傾姿勢がより深めに取りやすい形状になっているので、レース向きです。

しかし、ローミンエヴォはかなりレーシーな仕様であった「ローミン」の改訂版であり、先端部分を短くして溝を大きく切ってあります。

それによりデリケートゾーンの圧迫が減り、ロングライドにも対応できる仕様になっています。

また、パッドが厚めなので衝撃吸収性に優れており、その意味でも長い距離に対応できそうなのは確かです。

なお、姉妹モデルであった「ローミン」は、2018年のラインナップからは外れています。

前傾姿勢を長く取っても疲れないサドル

続いては、スペシャライズドのロードバイク用で一番人気のサドルをご紹介します。

【Power(パワー)】

ありそうでなかったタイプのサドルであり、かゆいところに手が届いた感じの仕様になっています。

前傾姿勢と快適性という、相反する部分を両立させたサドルで、非常に特殊な形状になっています。

まずノーズ(先端部分)がかなり短いので、前傾姿勢を取った際にレーシングパンツやズボンが先端に引っ掛からず、脚がスムーズに回せます。

また、サドル後方の幅が広いので、左右に動きやすくペダリングに力が込められるようになります。

しかしながら、左右に動かずとも、後方がせり上がっていますので、骨盤を安定させやすく、定位置でのペダリングにも対応しています。

そして、何と言ってもこのサドルの特徴は、お尻が痛くならないことにあります。

スペシャライズドは世界で初めての穴あきサドルを開発したエキスパートだけあり、長めに開いた穴が股間への圧迫を防いでくれます。

また、座面に大きな溝が彫られているので、深い前傾姿勢を取ってもお尻周りの血管や軟組織が圧迫されません。

そのため、長い時間前傾姿勢を取っていてもお尻が痛くなりづらいので、ロングライド向きと言えます。

なお、サドル幅が広いので、一般的に男性より骨盤の広い女性に適したタイプでもあります。

スペシャライズドのサドル選びで形状以外に大切な要素

ここまでご紹介してきたのが、スペシャライズドのロードバイク用サドルの主要モデルです。

ざっくりとですが、「トゥーペ」はオールラウンド、「ローミンエヴォ」はレース仕様、「パワー」はロングライド向きと言えます。

ここまでは主にモデル別の形状から考えてきましたが、それだけでは最適なサドルは見つかりません。

スペシャライズドのサドルには「パッティングレベル」という、座面のパッドの厚みを表す数値があります。

現在は、主に「1」か「2」で、クッション性を求めるのなら「2」、フィット感を重視するなら「1」となります。

同じモデルでもグレードによってパッテイングレベルが違いますので、自分に合う方を選ぶことになります。

そして、もう一つ大切な要素はサイズです。

サイズはお尻全体の大きさではなく、坐骨の幅によって決まります。

坐骨は座った時に当たる左右の出っ張った骨のことで、この左右間の幅が大切になります。

スペシャライズドの正規取扱い店では、座るだけで簡単に坐骨幅が測定できますので、一度測ってもらってみてください。

結論!スペシャライズドのサドルでロングライド向きなのはこれ!

今回は、スペシャライズドでロングライド向きのサドルを選ぶというテーマで、色々と考えてきました。

最後に結論ということになるわけですが、筆者個人的には「パワー」シリーズをおすすめしたいですね。

ご説明しました通り、何よりお尻が痛くならない仕様なのは、ロングライドには大きなメリットです。

また、前傾姿勢でも負担が掛からないので、一定のスピードで長い距離を走る「巡航」がしやすいのもアピールポイントです。

パワーシリーズには現在4種類ありますが、プロ仕様の「S-works」はパッテイングレベルが「1」です。

かなりフィット感が強く硬めなので、レーシングパンツを履かないと、衝撃に耐えられないかもしれません。

そのため、通勤やサイクリングなどでレーパンは履かないというのであれば、パッティングレベル2の「Power Expert」がおすすめです。

ポリウレタン入りで座面が柔らかめなので、当たりがソフトで乗り心地もまずまずです。

サドル一つで世界観が変わるかもしれない

今回はスペシャライズドのサドルで、ロングライド向きなのはどれかというテーマでお話しました。

比較的広い用途に対応するタイプが多いのでどれを選んでも満足度は高そうですが、最適なのは「Power(パワー)」かと思います。

スペシャライズドは、バイクを身体にフィットさせることを非常に重視しているメーカーなので、サドルもその一環として力を注いでいる部分です。

坐骨幅を測ってもらうだけでも世界が変わりますので、ぜひ一度正規取扱い店に足を運んでみてください。

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