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自転車のブレーキやハンドル周りからする異音の対処法!

2018.4.29

自転車に乗っていると多かれ少なかれ、色々な部分から音が鳴ることがあります。

構造上仕方のない物であったり、故障の前触れだったりしますが、とにかく原因が多く特定するのが難しいのが「異音」です。

今回はピンポイントではありますが、代表格とも言える「ブレーキ」や、意外と知られていない「ハンドル周り」の異音について考えていきます。

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自転車の「キーキー」音の正体はブレーキ

自転車における異音といってすぐに思い浮かぶのは、ママチャリの後輪からする甲高い「キーキー」音ではないでしょうか?

これは、「音鳴りブレーキ」などという有り難くない異名がある「バンドブレーキ」からする異音です。

ハブに組み込まれたドラムをゴム製のバンドで締め付けることで制動する仕組みになっていますが、精度が悪い物では、新品から1ヶ月もしない内に音が鳴り始めます。

基本的にはメンテナンスが出来ないので、異音の解消はブレーキの交換しかありません。

それを見越して最近では、バンドブレーキが採用されている自転車の取り扱いを見送る自転車店もあると聞きます。

酷い物になると耳をつんざかんばかりの爆音ですから、ブレーキを掛けるのが、はばかられるほどです。

とは言え、もちろんブレーキを掛けないで運転することなどあり得ません。

そのため、最初からバンドブレーキ以外が使用されている自転車を選択するのもうなずけます。

私もママチャリに乗っていた頃は、ハンドルにまでブレーキからする音の振動が伝わってくるような感覚になり、やむなくブレーキを交換したことがあります。

リムブレーキからの異音

ママチャリに限らず、スポーツバイクにおいてもブレーキは異音の対象になりがちです。

特にホイールのリムにゴムや樹脂で出来た「ブレーキシュー」を押し付け、摩擦を起こして制動する「リムブレーキ」は音が鳴りやすいと言えます。

バンドブレーキほど大きな音はしませんが、「カチッカチッ」という接触音のような物や、「シュッシュッ」という、何かが擦れたような音がすることがあります。

特にロードバイクなどの「キャリパーブレーキ」は、ブレーキシューとリムの間隔が元から狭いので、位置がずれて常時接触していることが考えられます。

その接触により、「シュッシュッ」という擦れ音が発生している可能性が高いです。

この場合は、ブレーキのワイヤーのテンションを緩めればアームが動くので、位置の修正が出来ます。

しかし、リムが歪んでしまっていることが原因の場合もあるので、一度、ショップに見せた方が賢明です。

また、ハンドルレバーからブレーキを掛けた時に「カチッカチッ」という音がする場合は、ブレーキシューに挟まった異物がリムに当たっていると思われます。

ブレーキシューはゴムや樹脂製で金属片やガラスの破片などが刺さりやすいので、割と良くある事例です。

そのため、定期的に確認をして、刺さっている異物を取り除く必要性があります。

リムブレーキの異音対策

自転車のリムブレーキからの異音は、構造上の問題で致し方ない場合もあります。

その対策の一つに「トーイン」という方法があります。

ブレーキを掛けた時にブレーキシューとリムを全面的にベタッと接触させるのではなく、先に前側を接触させて、時間差で後ろ側を接触させる方法です。

科学的根拠は難しくて今一つ分かりませんが、今や定説になっている異音防止対策ですので、行ってみる価値は十分にあります。

調整方法はブレーキシューをアームに固定しているボルトを緩めて、シューがグラグラになる状態にします。

そして、シューとリムが1㎜以上離れている状態を確認したら、ハンドルから見て後ろ側に厚さ1㎜の物を挟みます。(普通紙を四つ折りにすると大体1㎜程度の厚さになります)

その状態でブレーキレバーを強く握り、ブレーキシュー前方とリムが接触したら固定ボルトを締め込みます。

挟んだ物を取り除き、ハンドル側から見てブレーキシューがカタカナの「ハ」の字のように、後ろ側が少し開いていれば調整は成功です。

ハンドルからの異音はベアリングを疑うべし

自転車のブレーキに関する異音についてお話しましたが、ここからは、ハンドル周りの異音について考えていきます。

自転車はクランクを回転させることで車輪が動き前に進む仕組みですから、動力源は回転力です。

したがって、足回りの主要部分には至る所に回転軸があり、軸をスムースに回転させるための軸受けである「ボールベアリング」が内蔵されています。

このボールベアリングは非常に小さな球状の物なので、単体では支持できないので受け皿が必要になります。

この受け皿とボールは共に金属製なので、自転車の走行中にこすれ合って摩耗してしまいます。

その摩耗を防ぐためにべアリングには、「グリス」という粘度の高い潤滑油が必要です。

そして、ベアリングは完全密閉というわけにはいかないので、走行中に飛んでしまったり、長年の使用で溶けだしてしまうことがあります。

このようなグリス切れの状態になると、「ミシミシ」、「キシキシ」という軋み音が出ることがあります。

ハンドルは動力とは関係ありませんが、回転はしますのでベアリングが使用されています。

したがって、ハンドル周りから軋み音がする場合は、ベアリングからのグリス抜けである可能性が高くなります。

ハンドルのガタ付きも異音の原因に成り得る

自転車のハンドル周りからの異音は、ハンドルの「ガタ付き」の可能性もあります。

フロントブレーキ(ハンドル右側のレバー)を握った状態で、前後左右に自転車を揺さぶった時に、フロントフォーク周辺がグラグラしたらガタ付きが出ています。

ステムの固定ボルトを一旦緩めてから、トップのアジャストボルトを締め直します。

玉当たりの問題もあるので、あまり極端に締めすぎるとゴリゴリ感が出ますが、ガタ付きはベアリングの破損などにも繋がり、極めて危険です。

したがって、上手くバランスが取れない場合は、ガタ付きを無くすことを優先してください。

また、ハンドル周りの異音では、ブレーキを掛けた時に「ギューギュー」という、詰りというか渋い音がする場合も多いです。

これはブレーキを掛ける度に、ワイヤーがねじれてアウターとこすれている音です。

この場合は、ブレーキワイヤーにグリスを塗ると音がしなくなります。

ハンドルからの異音はショップに確認してもらう

また、これは以前私が経験したことですが、ハンドルを左右に切ると「パキッ」という異音がするのですが、原因が全く分かりませんでした。

色々と調べて原因と思しきところを潰していっても一向に直らず、あきらめてショップに持って行ったところ、僅か半日で解決しました。

結論はブレーキワイヤーのアウターが、フレームに干渉していただけでした。

こういった簡単な原因だったとしても見逃してしまうことがあるのは事実で、もっと簡単な原因もあります。

常時「カラカラ」「カタカタ」のような音がするので重大な異音と思いきや、反射板やサイクルコンピューターのセンサーがスポークに引っ掛かっていただけ…。

笑い話のようですが、これが意外と多かったりするのです。

自転車の異音は原因箇所が多く特定しきれないので、多角的に考えないといけません。

しかし、それではストレスが溜まるばかりですので、オーバーホールも兼ね、一度ショップに持ち込んで点検してもらうのが賢明かと思います。

日頃から自転車からする「音」に注意!

今回は自転車からする異音について、主にブレーキとハンドル周りについてお話ししました。

ブレーキは異音がする箇所としては、自転車の中で最も多いと言っても過言ではありません。

そのため、異音がする場合はまず、ブレーキを確認すると良いでしょう。

また、ハンドル周りはメンテナンスを忘れがちな部分なので、異音などのトラブルが起こりやすいです。

日頃から少し注意を向けるだけで随分と違ってきますので、意識しておきましょう。

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