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中国製のタイヤがバーストしやすいとは限らない!原因って?

2018.5.5

皆さんはタイヤをバーストさせたことがありますか?
そのとき、タイヤを確認すると中国製だった、というご経験があるかもしれません。

しかし、この「タイヤが中国製」というのは、バーストにはほとんど関係がありません。

バーストにはもっと別の原因があるのです。

今回は、そのバーストの原因と対処法について、ご紹介します。

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そもそもタイヤのバーストって?中国製は多いの?

まずは、「バースト」という現象が何を指すのか、おさらいしておきましょう。

もしかしたら、「大きな破裂音がするもの全てがバーストだ」と考えている方もいるかもしれません。

しかし、もっと詳細を知っておけば、バーストが起こることを防ぐことができるでしょう。
ですので、ここで詳しく「バーストとは何か」ということをご説明します。

そもそも、「タイヤのバースト」という言い方をすることが多く、この記事でもそのように書いていますが、バースト、つまり破裂しているのは、中にあるチューブです。

タイヤの中にあるチューブが多種多様な理由により、破裂してしまうことなのです。

その理由の中でも、「タイヤの劣化が激しくタイヤからチューブがはみ出てしまった」という原因が多いでしょう。

この場合は、大きな音が出るため、バーストだということがわかります。
このとき、中のチューブは星型に裂けているケースが非常に多いです。

ただ、少し穴が空いただけのケースもあり、これも「小さいバースト」と呼べるでしょう。

いずれにしても、チューブが破裂して空気が溜められない状態のことを、バーストと呼んで差し支えありません。

そんなタイヤのバーストですが、基本的にはタイヤの交換を適時行うことで防げます。
しかし、それでも尚、バーストすることがあります。

また、バーストの理由が「やっぱり中国製だから…」と考える方もいるのですが、それは誤解なのです。
次はその根拠をご説明します。

日本の自転車のタイヤはほとんどが中国製

実は、現在の日本の自転車のタイヤは、そのほとんどが中国製です。
一般的な自転車には、中国製のタイヤがほぼついている、とお考えください。

多くのメーカーが、今は中国製のタイヤを使用していますが、どのメーカーも日本で使うタイヤに基準を設けています。

つまり、検査を行い、このレベルなら日本の自転車として使用しても大丈夫だとメーカーが判断した上で、タイヤを作っているのです。

ですので、中国製のタイヤだからといってバーストが起きやすい訳ではありません。

バーストしやすいタイヤというのは、価格帯や購入元など、さまざまな原因が考えられます。
その中でも意外な原因としては、タイヤの色にもよることがあります。

タイヤの色は基本的に黒が多いですよね。
これは、タイヤがゴムとカーボンを用いて作られているからです。

自転車以外の自動車や飛行機のタイヤも黒が多いです。
これは、ゴムとカーボンを合わせる事で、適した強度を得られているのです。

ただ、自転車においてのタイヤは、黒一色だけでしょうか。
これは、よくよく思い出してみると、違うとご理解いただけると思います。

例えば、自転車には白いタイヤが存在します。
自転車全体のデザインを考慮して、見栄えをよくしている自転車です。

こういったタイヤは、非常にオシャレでカッコイイと思います。
もちろん、白いタイヤにもメリットがあり、全否定する訳ではありません。

ただ、こういったタイヤにはカーボンが入っていないことが多いです。
そのため、カーボンが入っていない場合は、どうしてもタイヤとしては弱くなってしまいます。

さらに、地面に当たる部分は黒いのに側面に白色や茶色のラインが入っているタイヤもあります。

このタイヤは、地面に当たる部分は通常の強度を持ちます。

しかし、側面に色がついているということは、その部分にはカーボンが入っていないことがあるということです。

すると、タイヤの黒い部分と、色の入っている部分の境目から亀裂が生じることが多くなります。
そして、その亀裂がバーストの原因になることもあります。

色の入っている部分は、基本的に強度を長くは保てないのです。

この事実を踏まえて、何故、タイヤの強度が弱いとバーストが起こるのかをご説明します。
タイヤのバーストには、起こりやすい三つの事例があります。

中国製は関係なかった!タイヤのバーストの原因・夏場編

タイヤのバーストが起こる原因として、季節も関係しています。

日本の夏は、30度を超えることもあります。
もっと暑いところでは、連日35度を超える事が日常になっているところもありますね。

この暑さがタイヤに影響を与え、熱に当たると柔らくなり、伸びた状態になってしまいます。

特に、夏場のタイヤは熱を持ったアスファルトに接し、摩擦熱でさらに熱されるため、非常に緩んだ状態になります。

そのため、少しの亀裂が入っているタイヤの場合は、その亀裂が徐々に大きくなってしまいます。
その結果、最終的にその亀裂からチューブが出てしまい、破裂することになります。

これが、バーストの原因になることが多いのです。

このとき、小さい亀裂が入りやすいか、入りづらいかは、タイヤの強度によって変わります。
先ほどご説明したように、黒一色であれば、亀裂が入らない可能性が高いと考えられます。

このように気温による影響やタイヤ自体の強度が主な原因のため、やはり中国製かどうかは関係ないのです。

中国製は関係なかった!タイヤのバーストの原因・空気入れ編

さらに、バーストの原因として多いのが空気の入れすぎによる破裂です。

タイヤの空気入れには適切な空気圧が存在します。
それを、まずはご理解いただければと思います。

ほとんどのタイヤは、中国製や日本製に関わらず、タイヤの側面に空気圧の範囲か上限が表示されています。

タイヤごとに違いがあるため、一度、ご確認してみてください。

それでも、空気を入れるときに空気圧が分からない、という方もいらっしゃると思います。

そのような方は、空気圧計がついた空気入れも販売されているので、そちらを使用してください。
また、タイヤのバルブに取りつける空気圧計もありますので、そちらを使用するのもいいでしょう。

自動空気入れの場合であれば、元々空気圧計がついていると思います。
そちらから調整してください。

空気圧計がない場合は、バルブに取りつける空気圧計をオススメします。

適切な空気圧は、感覚的には、タイヤを指で押せばわずかに沈むくらいの空気圧です。

また、実はタイヤそのものではなく、ごく稀にですが、色つきのチューブが中に入っている場合があります。
この色つきチューブにもカーボンが入っていないため、どうしても弱いチューブになっています。

こういったチューブの場合、タイヤの空気圧をしっかりと調整しても、バーストが起こる可能性があります。
タイヤは、デザインに合わせて色を変更してもいいかもしれませんが、チューブは黒を使用したいですね。

タイヤ交換がタイヤのバーストの原因!?

次にご紹介したいのは、タイヤ交換の際に起こるバーストです。

これは、色つきタイヤは関係ありません。
注意していれば、必ず防げるバーストですので、覚えておいてください。

まず、タイヤ交換の際に起こるバーストは、タイヤの車輪の間にチューブが挟まってしまうことが原因です。

タイヤをはめ込むときに、チューブが中に入りきらないまま空気を入れてしまうと破裂してしまう、ということ頭に入れておきましょう。

いわゆる、作業ミスですね。
これに関しては、空気を入れる前にタイヤと車輪の間を一通り確認していただければ防げます。

タイヤから少しでもチューブがはみ出していれば、そこをもう一度入れ直す、という手順で構いません。

また、タイヤが硬すぎてタイヤを車輪にはめ込むのが上手くいかない、というパターンも多いようです。

これは中国製でもあるのですが、「ハードタイヤ」と呼ばれる電動自転車等に使用されるタイヤです。
こちらはチューブをタイヤに挟んでしまう可能性が高くなります。

これを防ぐためにタイヤの側面に、水または石鹸水を注して、タイヤ交換を行う方法があります。

はめ込みが上手くいかない一箇所だけで大丈夫です。
霧吹きなどで、そこだけに注してみてください。

そうしますと、しっかりとしっかりとチューブを中に入れてタイヤをつけることができます。

タイヤがバーストしてしまったときの対処法!

タイヤがバーストしてしまった際、いろいろな原因があることを考えず、「チューブ交換だけでいい」と考える方も、初心者の方も中にはいらっしゃいます。

チューブが破裂してもタイヤには何も問題がない、と一見すれば感じられるかもしれません。

ですが、これは非常に危険です。

そもそも、タイヤと車輪はしっかりと取り付けられるため、簡単には外れない仕組みになっています。
これは、中国製だとしても、どのタイヤでも同じです。

しかし、バーストすると、タイヤを押しのけてチューブが外に飛び出します。
この外に出る勢いで、タイヤも多かれ少なかれ損傷することがあるのです。

そうすると、もうタイヤと車輪の本来の機能が上手くいきません。
一見、普段通りに見えても、タイヤは外れやすくなってしまうことがあるのです。

こうなると、大変危険です。
ですから、バーストした際は、必ずタイヤとチューブの交換を行ってください。

タイヤのバーストを防ぐ最も単純な方法!

バーストの原因は中国製ではないことを、ご理解いただけたかと思います。

実は、簡単な、バーストを防ぐ方法はあります。
それは、単純な方法ですが、タイヤをよく見ておくことです。

例えば、タイヤが何かにぶつかったり、変な音がしたよきは、少しの時間でもいいのでタイヤを確認してください。

目視の点検だけでもタイヤに異常があるかどうかが、分かるかもしれません。

また、乗る前に、タイヤは大丈夫かを確認するだけでもいいのです。
定期的に、タイヤを確認するようにしましょう。

 - タイヤ, 自転車のパーツ, 自転車全般